日台提携で東京五輪「チャイニーズタイペイ」呼称追放運動を!ー台湾に届いた日本からの訴え(付:動画―台湾チャンネル第54回)
2014/11/07/Fri
五輪や国際競技会で台湾代表が「チャイニーズタイペイ=中華台北」の名義でなければ参加できないのは、中国がそれを求めているからだ。
台湾最大手紙自由時報に掲載された8陣デザイン製のプラカード。東京五輪
では「チャイニ―ズタイペイ」(中華台北)でなく「台湾」の代表を歓迎したいと
書かれており、同国で感動を呼んでいる
こちらは三立テレビのニュースサイト。日本語入りバージョンのプラカードが紹介
されている
台湾併呑を正当化するため、「一つの中国」(台湾は中国領土)との虚構宣伝を展開する中国にとり、「中華民国」との国名使用を許せば「二つの中国」を容認することになるし、「台湾」との地域名を認めれば「一つの台湾・一つの中国」という現実が世界に知れ渡ってしまう。
そこで「チャイニーズタイペイ」、つまり「中国の台北」と名乗らせているわけだが、台湾ではかつての国民党独裁政権がやはり「一つの中国」の立場から、この呼称を受け容れてしまったのだ。
同党は「中華台北」を「中華民国の台北」を意味すると解釈し、そのように国民に信じ込ませているが、しかし台湾以外の国々には「チャイナ(中国)の台北」としか聞こえない。もちろん「チャイナ」とは中華人民共和国だ。
要するに台湾の選手が競技で活躍すればするほど、「台湾」の代わりに「チャイニ―ズタイペイ」の名が上がり、「台湾は中国の一部」だとの虚構宣伝がますます広まる仕組みになっているのだ。
だがこのような不条理に日本人のどれほどが気づいているのだろうか。テレビ各局などはしばしばスポーツ中継で長たらしい「チャイニーズタイペイ」を連呼する始末。短く「台湾」と呼ぶ方が実況は楽なはずだし、そもそも視聴者にはわかりやすい。それでもあえてそうしないのはいつもながらの中国への過剰な配慮のためだ。台湾の選手に対する侮辱とも受け取れる。
そこで昨年九月、二〇二〇年の夏季五輪の開催地に東京が選ばれたのを受け、我が台湾研究フォーラムは東京五輪で世界一の友邦である台湾の選手団を「台湾」代表の名で歓迎しようと呼びかける「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」を開始した。
東京五輪が開幕するまで、テレビ局などに呼称の改正を訴えつつ、「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべき」との認識を国民間に広めようというものだ。
台湾代表を「台湾代表」と呼んで東京五輪は正真正銘の平和の祭典というこ
とになる
これは中国の危険な「一つの中国」宣伝への反撃としての「一つの台湾・一つの中国」宣伝運動でもあるのだが、ここにおいてどうしても必要なのは、当の台湾国民による呼応なのだ。
しかし残念ながらあの国の多くの人々は、前述のように国民党に騙され、「中華台北」を「中華民国の台北」の意だと思い込み、必ずしも危機感はない。
そこで私は台湾紙に投書し、「二度と『中華台北』と自称するな。二〇二〇は台湾が国際社会に向けて声を発する良い機会。台湾人自らが『台湾は中国の帰属しない』と声を上げて」と訴えるなどしたのだが、果たしてどれほどの人が読んでくれたのか…。
「東京五輪で『中華台北』は見たくない」と題する投書。「チャイニーズタイペ
イ」(中華台北)の呼称追放は「一つの中国」宣伝打破に繋がる。そこで日台
提携の活動を台湾に向けて訴えてきた
ところがそれから一年が過ぎた最近になり、こうした我々の訴えが台湾に広がっている模様なのだ。
「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」の開始直後、真っ先に呼応した一人にプラカードデザイナーの8陣デザインさんがいるが、そのプラカード作品がインターネットで紹介されたためである。
やはりビジュアルの力は大きい。「台湾は中国の一部ではない」「日本は台湾を支持する」「チャイニーズタイペイではなく台湾代表を歓迎する」といった文言が人々の感動を呼んだのだ。
そしてそのことは十一月二十五日、現地の三立テレビや自由時報などのメディアも報道された。
例えば自由時報は、プラカードの写真を載せながら、次のように報じている。
―――台湾は国際競技会では中国の圧力を受け、「中華台北」の名でしか出場できないが、日本ではネットユーザーが侮辱される台湾に声援を送る活動を行い、我が国が東京五輪で「台湾」の名で参加するのを期することを決めた。
―――最近、ネット上では緑地に白字で「日本人は台湾を支持する。台湾は中国の一部ではない」と書かれ、そして英語で「チャイニ―ズタイペイ?日本は台湾チームの東京五輪参加を歓迎する」と書かれたプラカードが拡散されている。
―――このプラカードの発信源は、台湾研究フォーラムの永山英樹会長のブログと推測されている。
―――このことが伝わると、ネットユーザーたちは爆発的な勢いで拡散した。「台湾の名を支持する。二度とチームと呼ぼう。低能極まりない中華台北と呼ぶな」「中華台北など地名でもないし国名でもない。全くのゴミのような呼称だ」との声が上がり、そしてさらには大勢の人々が感動して「台日友好!」と言っている。
我々のささやかな訴えが、ここまで理解されたのだ。日本人の友情は、やはり台湾人には伝わる。
そこでここで日本人に訴えたいのは、個人でもグループでも構わないので、こうした「台湾」支持の訴えをどんどん台湾へ伝えてはどうかということだ。そして日本と台湾の民間の力を結集し、ついには東京五輪という平和の祭典において、台湾を「台湾」と呼び、台湾が台湾人の国であることを宣揚し、世界の見ている前で中国の「一つの中国」なる侵略正当化宣伝を打ち砕いてやるのだ。
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【台湾チャンネル】第54回、話題のホープ柯文哲氏(台北市長候補)が語る日台交流への思い・東京国際映画祭で台湾映画「共犯」[桜H26/10/30]
日本と台湾の交流情報を、日本語と台湾の言語で同時にお送りする情報番組。
今回の話題は①台湾映画「共犯」(張栄吉監督)が東京国際映画祭で上映。②学校教育から台湾の本土言語(ホーロー語、客家語、原住民諸言語)の授業を排斥したい国民党の中国イデオロギー。③このほど来日した台湾本土派のホープで台北市長候補である柯文哲氏や、同氏を応援するジャーナリストの櫻井よしこ氏へのインタビューをVTRでお送りします。
キャスター:永山英樹・謝恵芝
【日台交流頻道】第54、柯文哲訪日表達對日台交流的熱忱・台灣電影「共犯」參加東京國際影展
本節目使用日語和台灣的語言, 傳播日本與台灣之間的交流情報。
本集内容包括 ①台灣電影「共犯」及導演張榮吉應邀參加東京國際影展。②企圖要排除台灣本土母語教育的國民黨中國意識型態。③專訪日前來日的台北市長候補人・柯文哲與來為柯打氣的日本知名媒體人櫻井良子之畫面 。
主播:永山英樹・謝惠芝
11月8日、東トルキスタン独立記念講演会
日時:11月8日(土)午後2時開場 2時半開会
講師:オルホノド・ダイチン(南モンゴル自由民主運動基金 モンゴル自由連盟党 http://lupm.org)
場所:TKP神田ビジネスセンター ANNEX カンファレンスルーム3A
(東京都千代田区内神田1-14-10 内神田ビル)
http://kanda-kc.net/annex/
参加費:1000円
主催:特定非営利活動法人 日本ウイグル協会
HP:http://uyghur-j.org
MAIL:[email protected]
11月9日、南モンゴルに自由を!中国大使館前抗議活動
日時 平成26年11月9日(日)14時30分 集合 15時00分 抗議開始
場所 東京都港区麻布税務署前
呼びかけ人
ウリゲン(モンゴル仏教会)
090-3895-5688 E-Mail [email protected]
オルホノド・ダイチン(南モンゴル自由民主運動基金モンゴル自由連盟党)
090-6237-2104 E-Mail [email protected]
台湾最大手紙自由時報に掲載された8陣デザイン製のプラカード。東京五輪
では「チャイニ―ズタイペイ」(中華台北)でなく「台湾」の代表を歓迎したいと
書かれており、同国で感動を呼んでいる
こちらは三立テレビのニュースサイト。日本語入りバージョンのプラカードが紹介
されている
台湾併呑を正当化するため、「一つの中国」(台湾は中国領土)との虚構宣伝を展開する中国にとり、「中華民国」との国名使用を許せば「二つの中国」を容認することになるし、「台湾」との地域名を認めれば「一つの台湾・一つの中国」という現実が世界に知れ渡ってしまう。
そこで「チャイニーズタイペイ」、つまり「中国の台北」と名乗らせているわけだが、台湾ではかつての国民党独裁政権がやはり「一つの中国」の立場から、この呼称を受け容れてしまったのだ。
同党は「中華台北」を「中華民国の台北」を意味すると解釈し、そのように国民に信じ込ませているが、しかし台湾以外の国々には「チャイナ(中国)の台北」としか聞こえない。もちろん「チャイナ」とは中華人民共和国だ。
要するに台湾の選手が競技で活躍すればするほど、「台湾」の代わりに「チャイニ―ズタイペイ」の名が上がり、「台湾は中国の一部」だとの虚構宣伝がますます広まる仕組みになっているのだ。
だがこのような不条理に日本人のどれほどが気づいているのだろうか。テレビ各局などはしばしばスポーツ中継で長たらしい「チャイニーズタイペイ」を連呼する始末。短く「台湾」と呼ぶ方が実況は楽なはずだし、そもそも視聴者にはわかりやすい。それでもあえてそうしないのはいつもながらの中国への過剰な配慮のためだ。台湾の選手に対する侮辱とも受け取れる。
そこで昨年九月、二〇二〇年の夏季五輪の開催地に東京が選ばれたのを受け、我が台湾研究フォーラムは東京五輪で世界一の友邦である台湾の選手団を「台湾」代表の名で歓迎しようと呼びかける「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」を開始した。
東京五輪が開幕するまで、テレビ局などに呼称の改正を訴えつつ、「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべき」との認識を国民間に広めようというものだ。
台湾代表を「台湾代表」と呼んで東京五輪は正真正銘の平和の祭典というこ
とになる
これは中国の危険な「一つの中国」宣伝への反撃としての「一つの台湾・一つの中国」宣伝運動でもあるのだが、ここにおいてどうしても必要なのは、当の台湾国民による呼応なのだ。
しかし残念ながらあの国の多くの人々は、前述のように国民党に騙され、「中華台北」を「中華民国の台北」の意だと思い込み、必ずしも危機感はない。
そこで私は台湾紙に投書し、「二度と『中華台北』と自称するな。二〇二〇は台湾が国際社会に向けて声を発する良い機会。台湾人自らが『台湾は中国の帰属しない』と声を上げて」と訴えるなどしたのだが、果たしてどれほどの人が読んでくれたのか…。
「東京五輪で『中華台北』は見たくない」と題する投書。「チャイニーズタイペ
イ」(中華台北)の呼称追放は「一つの中国」宣伝打破に繋がる。そこで日台
提携の活動を台湾に向けて訴えてきた
ところがそれから一年が過ぎた最近になり、こうした我々の訴えが台湾に広がっている模様なのだ。
「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」の開始直後、真っ先に呼応した一人にプラカードデザイナーの8陣デザインさんがいるが、そのプラカード作品がインターネットで紹介されたためである。
やはりビジュアルの力は大きい。「台湾は中国の一部ではない」「日本は台湾を支持する」「チャイニーズタイペイではなく台湾代表を歓迎する」といった文言が人々の感動を呼んだのだ。
そしてそのことは十一月二十五日、現地の三立テレビや自由時報などのメディアも報道された。
例えば自由時報は、プラカードの写真を載せながら、次のように報じている。
―――台湾は国際競技会では中国の圧力を受け、「中華台北」の名でしか出場できないが、日本ではネットユーザーが侮辱される台湾に声援を送る活動を行い、我が国が東京五輪で「台湾」の名で参加するのを期することを決めた。
―――最近、ネット上では緑地に白字で「日本人は台湾を支持する。台湾は中国の一部ではない」と書かれ、そして英語で「チャイニ―ズタイペイ?日本は台湾チームの東京五輪参加を歓迎する」と書かれたプラカードが拡散されている。
―――このプラカードの発信源は、台湾研究フォーラムの永山英樹会長のブログと推測されている。
―――このことが伝わると、ネットユーザーたちは爆発的な勢いで拡散した。「台湾の名を支持する。二度とチームと呼ぼう。低能極まりない中華台北と呼ぶな」「中華台北など地名でもないし国名でもない。全くのゴミのような呼称だ」との声が上がり、そしてさらには大勢の人々が感動して「台日友好!」と言っている。
我々のささやかな訴えが、ここまで理解されたのだ。日本人の友情は、やはり台湾人には伝わる。
そこでここで日本人に訴えたいのは、個人でもグループでも構わないので、こうした「台湾」支持の訴えをどんどん台湾へ伝えてはどうかということだ。そして日本と台湾の民間の力を結集し、ついには東京五輪という平和の祭典において、台湾を「台湾」と呼び、台湾が台湾人の国であることを宣揚し、世界の見ている前で中国の「一つの中国」なる侵略正当化宣伝を打ち砕いてやるのだ。
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日本と台湾の交流情報を、日本語と台湾の言語で同時にお送りする情報番組。
今回の話題は①台湾映画「共犯」(張栄吉監督)が東京国際映画祭で上映。②学校教育から台湾の本土言語(ホーロー語、客家語、原住民諸言語)の授業を排斥したい国民党の中国イデオロギー。③このほど来日した台湾本土派のホープで台北市長候補である柯文哲氏や、同氏を応援するジャーナリストの櫻井よしこ氏へのインタビューをVTRでお送りします。
キャスター:永山英樹・謝恵芝
【日台交流頻道】第54、柯文哲訪日表達對日台交流的熱忱・台灣電影「共犯」參加東京國際影展
本節目使用日語和台灣的語言, 傳播日本與台灣之間的交流情報。
本集内容包括 ①台灣電影「共犯」及導演張榮吉應邀參加東京國際影展。②企圖要排除台灣本土母語教育的國民黨中國意識型態。③專訪日前來日的台北市長候補人・柯文哲與來為柯打氣的日本知名媒體人櫻井良子之畫面 。
主播:永山英樹・謝惠芝
11月8日、東トルキスタン独立記念講演会
日時:11月8日(土)午後2時開場 2時半開会
講師:オルホノド・ダイチン(南モンゴル自由民主運動基金 モンゴル自由連盟党 http://lupm.org)
場所:TKP神田ビジネスセンター ANNEX カンファレンスルーム3A
(東京都千代田区内神田1-14-10 内神田ビル)
http://kanda-kc.net/annex/
参加費:1000円
主催:特定非営利活動法人 日本ウイグル協会
HP:http://uyghur-j.org
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11月9日、南モンゴルに自由を!中国大使館前抗議活動
日時 平成26年11月9日(日)14時30分 集合 15時00分 抗議開始
場所 東京都港区麻布税務署前
呼びかけ人
ウリゲン(モンゴル仏教会)
090-3895-5688 E-Mail [email protected]
オルホノド・ダイチン(南モンゴル自由民主運動基金モンゴル自由連盟党)
090-6237-2104 E-Mail [email protected]