中国に築かれたスプラトリー(南沙)諸島“最大の島”
2014/10/22/Wed
「無から有へ」「小から大へ」「弱から強へ」と発展してきた暴力集団が中国共産党だが、その戦略で南支那海・スプラトリー諸島(南沙諸島)最大の島を建造し、同海域の支配権を強化しようとしている。
一九八八年、スプラトリー(南沙)諸島においてベトナム支配下の六つのサンゴ礁を武力で占領し、それらに中華人民共和国の標識を建てるとともに観測所(小屋)を設けて有人島に仕立て上げて実効支配を続けている。
ファイアリー・クロス礁(永暑礁)もその一つだ。元来は干潮時に僅かに頭を出し満潮時には水没する岩だったが、占領後はただちに八千八十平方メートルの人工島を築き上げ、二階建ての海軍施設を置いた。その後もヘリポート、四千トン級船舶が利用可能な埠頭を作るなどで要塞化を行い、現在 二百人以上の兵力が駐留している。
「無から有へ」。占領当初のファイアリー・クロス礁
「小から大へ」。要塞化されたファイアリー・クロス礁
そして台湾メディアの九月二十二日の報道によると、現在面積は六月以降の拡張工事の結果、一平方キロ近くにまで達し、南支那海最大で台湾の支配下にある太平島の二倍を超えた。ここには滑走路、つまり中国軍待望の航空前進基地が建設され、将来はさらに現在の二倍に拡張される見通し。HQ-9地対空ミサイル、YJ-62艦対艦ミサイルも配備するとの分析も見られる。
「弱から強へ」。スプラトリー諸島で最大だった台湾の軍事拠
点、太平島の二倍の面積を持つに至ったファイアリー・クロス礁
は南支那海を扼すか
また最近、面積に拡張に伴い、中国名「永暑礁」は「永暑島」に改称された。
また中共は習近平総書記の指示の下、スプラトリー諸島における「小島の堡塁化・大島の陣地化」のため、ファイアリー・クロス礁の他、カアテロン礁(華陽礁)、ジョンソン南礁(赤瓜礁)、ヒュー礁(東門礁)、ガベン礁(南薫礁)でも埋め立て拡張工事を行っている。これらが竣工すれば太平島を包囲する体制を整えられ、南支那海に防衛識別圏を設定するものとも見られる。九月には呉勝利海軍司令が各地の工事に対し、一週間にわたる異例の視察を行った。
見事なまでの「無から有へ」であり「小から大へ」であり「弱から強へ」である。版図拡大のためなら何年をかけてでも着々と歩を進める中共の執念を見よ。
それでも日本の政界、メディアは中共からの尖閣諸島問題の棚上げの要求を受け入れろと主張するか。中共は南支那海と同様、あくまでも同諸島及び東支那海の制覇を狙っているのだ。棚上げ要求は「無から有へ」のための謀略の一つだと気付くべきである。
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓
モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
10.25 「朝日新聞を糺す国民会議」結成国民大集会
日時 平成26年10月25日(土) 13時30分~16時00分
場所 砂防会館「シェーンバッハサボー」
http://www.sabo.or.jp/kaikan-annnai.htm
(地下鉄永田町駅 4番出口 徒歩1分)
登壇予定
【順不同敬称略】※平成26年10月21日現在
中山成彬(衆議院議員)、杉田水脈(衆議院議員)、田沼たかし(衆議院議員)、松田学(衆議院議員)、三宅 博(衆議院議員)、渡部昇一(上智大学名誉教授)、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、加瀬英明(外交評論家)、小林 正(教育評論家・元参議院議員)、佐藤 守(元空将)、藤岡信勝(拓殖大学客員教授)、杉原誠四郎(新しい歴史教科書をつくる会 会長)、宮崎正弘(作家・評論家)、室谷克実(評論家)、高山正之(ジャーナリスト)、馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)、水間政憲(ジャーナリスト)、西村幸祐(作家・ジャーナリスト)、小山和伸(神奈川大学教授)、大高未貴(ジャーナリスト)、三橋貴明(「経世論研究所」所長・中小企業診断士)、小川榮太郎(文芸評論家)、三浦小太郎(評論家)、荒木田修(弁護士)、尾崎幸廣(弁護士)、山本優美子(「なでしこアクション」代表)、植松和子(函南町議会議員)、松浦芳子(杉並区議会議員)、小坂英二(荒川区議会議員)、土屋たかゆき(前東京都議会議員)、吉田康一郎(前東京都議会議員)、高清水有子(皇室ジャーナリスト)、三輪和雄(「日本世論の会」会長・「正論の会」代表)、永山英樹(「台湾研究フォーラム」会長)、水島 総(「チャンネル桜」代表・「頑張れ日本!全国行動委員会」幹事長) ほか
主催 「朝日新聞を糺す国民会議」結成準備事務局
お問合せ 頑張れ日本!全国行動委員会内「朝日新聞を糺す国民会議」
http://www.asahi-tadasukai.jp/
TEL 03-5468-9222 FAX 03-6419-3826
MAIL [email protected]
一九八八年、スプラトリー(南沙)諸島においてベトナム支配下の六つのサンゴ礁を武力で占領し、それらに中華人民共和国の標識を建てるとともに観測所(小屋)を設けて有人島に仕立て上げて実効支配を続けている。
ファイアリー・クロス礁(永暑礁)もその一つだ。元来は干潮時に僅かに頭を出し満潮時には水没する岩だったが、占領後はただちに八千八十平方メートルの人工島を築き上げ、二階建ての海軍施設を置いた。その後もヘリポート、四千トン級船舶が利用可能な埠頭を作るなどで要塞化を行い、現在 二百人以上の兵力が駐留している。
「無から有へ」。占領当初のファイアリー・クロス礁
「小から大へ」。要塞化されたファイアリー・クロス礁
そして台湾メディアの九月二十二日の報道によると、現在面積は六月以降の拡張工事の結果、一平方キロ近くにまで達し、南支那海最大で台湾の支配下にある太平島の二倍を超えた。ここには滑走路、つまり中国軍待望の航空前進基地が建設され、将来はさらに現在の二倍に拡張される見通し。HQ-9地対空ミサイル、YJ-62艦対艦ミサイルも配備するとの分析も見られる。
「弱から強へ」。スプラトリー諸島で最大だった台湾の軍事拠
点、太平島の二倍の面積を持つに至ったファイアリー・クロス礁
は南支那海を扼すか
また最近、面積に拡張に伴い、中国名「永暑礁」は「永暑島」に改称された。
また中共は習近平総書記の指示の下、スプラトリー諸島における「小島の堡塁化・大島の陣地化」のため、ファイアリー・クロス礁の他、カアテロン礁(華陽礁)、ジョンソン南礁(赤瓜礁)、ヒュー礁(東門礁)、ガベン礁(南薫礁)でも埋め立て拡張工事を行っている。これらが竣工すれば太平島を包囲する体制を整えられ、南支那海に防衛識別圏を設定するものとも見られる。九月には呉勝利海軍司令が各地の工事に対し、一週間にわたる異例の視察を行った。
見事なまでの「無から有へ」であり「小から大へ」であり「弱から強へ」である。版図拡大のためなら何年をかけてでも着々と歩を進める中共の執念を見よ。
それでも日本の政界、メディアは中共からの尖閣諸島問題の棚上げの要求を受け入れろと主張するか。中共は南支那海と同様、あくまでも同諸島及び東支那海の制覇を狙っているのだ。棚上げ要求は「無から有へ」のための謀略の一つだと気付くべきである。
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓
モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
10.25 「朝日新聞を糺す国民会議」結成国民大集会
日時 平成26年10月25日(土) 13時30分~16時00分
場所 砂防会館「シェーンバッハサボー」
http://www.sabo.or.jp/kaikan-annnai.htm
(地下鉄永田町駅 4番出口 徒歩1分)
登壇予定
【順不同敬称略】※平成26年10月21日現在
中山成彬(衆議院議員)、杉田水脈(衆議院議員)、田沼たかし(衆議院議員)、松田学(衆議院議員)、三宅 博(衆議院議員)、渡部昇一(上智大学名誉教授)、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、加瀬英明(外交評論家)、小林 正(教育評論家・元参議院議員)、佐藤 守(元空将)、藤岡信勝(拓殖大学客員教授)、杉原誠四郎(新しい歴史教科書をつくる会 会長)、宮崎正弘(作家・評論家)、室谷克実(評論家)、高山正之(ジャーナリスト)、馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)、水間政憲(ジャーナリスト)、西村幸祐(作家・ジャーナリスト)、小山和伸(神奈川大学教授)、大高未貴(ジャーナリスト)、三橋貴明(「経世論研究所」所長・中小企業診断士)、小川榮太郎(文芸評論家)、三浦小太郎(評論家)、荒木田修(弁護士)、尾崎幸廣(弁護士)、山本優美子(「なでしこアクション」代表)、植松和子(函南町議会議員)、松浦芳子(杉並区議会議員)、小坂英二(荒川区議会議員)、土屋たかゆき(前東京都議会議員)、吉田康一郎(前東京都議会議員)、高清水有子(皇室ジャーナリスト)、三輪和雄(「日本世論の会」会長・「正論の会」代表)、永山英樹(「台湾研究フォーラム」会長)、水島 総(「チャンネル桜」代表・「頑張れ日本!全国行動委員会」幹事長) ほか
主催 「朝日新聞を糺す国民会議」結成準備事務局
お問合せ 頑張れ日本!全国行動委員会内「朝日新聞を糺す国民会議」
http://www.asahi-tadasukai.jp/
TEL 03-5468-9222 FAX 03-6419-3826
MAIL [email protected]