中国狼狽!駐英大使の反論に効果あり
2014/01/09/Thu
安倍晋三首相の靖国神社参拝を受け、中国の劉暁明駐英大使は一月二日付の英紙デイリー・テレグラフに「中英は共に戦争で勝利した」なる一文を寄稿し、次のように書いて靖国神社と安倍氏を罵倒した。
デイリー・テレグラフに掲載された劉暁明大使の寄稿
―――小説『ハリーポッター』に出て来るヴォルデモートが死なないのは七つの分霊箱があるため。もし日本軍国主義をヴォルデモートに例えるなら、靖国神社は間違いなく分霊箱であり、この国の最も暗い一面を代表している」
悪の魔法使いヴォルデモート。中国はこれを日本に例えた
―――日本の指導者による靖国神社参拝は断じて日本の内政問題でなければ個人の問題でもなく、日中、日韓関係の問題だけでもない。その実質は日本の指導者が軍国主義の対外侵略、殖民統治の歴史を正確に認識し深刻に反省できるか否か、日本が国連憲章の宗旨、原則を遵守し、平和の道を進むことができるか否かという根本的問題であり、侵略か反侵略か、正義か邪悪か、光明か暗黒かという是非に関わる問題である。残念ながら安倍は再び自らの挙動を通じ、日本で軍国主義の陰魂が消えていないことを証明した。
―――日本にはいつも歴史や人類の文明の発展に逆らう人々がいる。彼らは過去の侵略について一切懺悔しないばかりか、それを美化し、第二次大戦の歴史を否定し、第二次大戦の勝利の成果を破壊し、地域の安定と世界の平和を破壊しようと企んでいる。これを中国人民は受け容れることはできないし、英国人民も受け容れることはできないし、世界の全ての平和を愛好する正義の力は許容できない。
デイリー・テレグラフは英国で最大の発行部数を誇るが、こうした物を利用して中国は、英国も第二次大戦の勝者として敗戦国日本が再び世界平和を乱そうとする動きを阻止すべきだと、反日共闘を呼び掛けたわけである。
それにしても日本の国、首相、そして靖国神社をヴォルデモートという子供向け小説のおぞましき極悪魔法使いに例えて非難するなど、実に看過できない振る舞いだ。
これに対して我が林景一駐英大使は六日付の同紙に「アジアのヴォルデモートになりかねない中国」と題する反論を寄稿。
反論の寄稿をした林景一駐英大使
「軍国主義復活の兆候であるはずがない」と反論した上で、「中国が選ぶべき道は二つある。一つは対話を模索して法の支配に従う道。もう一つはこの地域におけるヴォルデモートの役割を演じ、軍拡競争と緊張激化の悪を解き放つ道だ」と指摘した。
言うまでもなく、この反論は事実に符合したものだ。「軍国主義」というのなら、それは日本ではなく中国のことだろう。だからこそ中国側は過剰に反撥した。
例えば外交部の華春瑩報道官は七日の定例記者会見で「その人物の言論は無知、無理、狂妄。具体的に論評したくない」と平静を装いながらも、次のように“具体的”な反論を行っている。
平静を装いながらも激越な日本批判を行った華春瑩報道官
―――日本は軍国主義侵略戦争を発動し、中国だけでも三千五百万人以上を殺害したという史実がある。
―――日本の指導者が公然と第二次大戦当時のA級戦犯が祭られる靖国神社を参拝した。神社は公然と侵略戦争を正当化するものであり、軍国主義の陰魂は消えていないということだ。
―――中国の人口は日本の十倍以上で面積は約二十六倍。一人あたりの軍事費は日本の五分の一に過ぎない。誰が軍拡をやっていると言うのか。誰が脅威だと言うのか。
そして最後にこう付け加えた。
―――アジア、そして世界のその他の地域の国家にとって、軍国主義は日本の歴史上最も暗黒の「魔」だ。日本は勇気を以って自身の歴史と心理の上の「魔」を直視し、克服しなければ、アジアの隣国や国際社会の信頼を得られず、いつまでも歴史の被告席に座り続けることになるだろう。
ヴォルデモートは中国語で「伏地魔」(フーディーモー)と読むが、この報道官は日本を最も暗黒の「魔」と呼び、最悪国家と位置付けたわけである。
『ハリーポッター』が好きな子供たちならともかく、英国を含む文明国家の良識ある大人たちなら、かえって中国の主張にますます疑問を抱くことだろう。
英国の良識ある国民は、日中いずれの主張を受け容れるのか。日本側には
更なる中国批判が必要だ
ここまで中国を追い詰めた日本側の反論は大きな成果を収めたと言えるだろう。従来中国などからの反日宣伝に対し、沈黙で応える愚行が目立った日本だけに、今回の駐英大使の行動は高く評価できる。
今後もあの国の反日プロパガンダに対して有効な反撃を加えるとともに、進んで中国こそが軍国主義であるという厳然たる事実を、あの国の脅威に曝されるアジアの代表として全世界に訴え続けて行くべきであろう。
しかしそうした中で気になるのは、今回の日中論争に関し“「ハリポタ悪役」そっちだ…日中大使、批判合戦”(読売)といった、まるで他人事のような、そして面白可笑しい見出しで報じたマスメディアは少なくないことだ。
自国政府が言われなき非難から国の名誉を守ろうと懸命になっているというのに、喧嘩両成敗でもしているつもりか。
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頑張れ日本!全国行動委員会 東京・荒川支部設立2周年 ・ 祝!日本文化チャンネル桜 沖縄支局設立&「台湾チャンネル」開始 ダブル記念講演会
日時 平成26年1月11日(土) 14時15分
場所 ムーブ町屋
http://www.sunny-move.com/move/
【テーマ】「平和ボケ日本国民に告ぐ 沖縄が中国に侵略されてもいいのか! ~ 尖閣上陸から一年半・沖縄がどれだけ中国に蝕まれているのか」
【パネリスト】
水島総(頑張れ日本!全国行動委員会幹事長)
永山英樹(台湾研究フォーラム会長・頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長)
葛城奈海(女優・予備陸士長・やおよろずの森代表)
【総合司会】
タイラヨオ(作詞家・ラジオパーソナリティ)
入場料
講演会 1,000円 (15歳以下・高校生・大学生・専門学校生 無料)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 東京・荒川支部
http://www.ganbarejp.com/
緊急抗議集会「中国政府は民族虐殺を止めよ!」
昨年から、新疆ウイグル(東トルキスタン)自治区では、中国政府の民族絶滅政策というべき弾圧と、それに対するウイグル民族の決死の抵抗運動が激化しています。
昨年末も、ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で30日午前6時半ごろ、ウイグル人9名が公安局を襲い、中国警察によって8名が射殺されたというニュースが伝えられました。
中国政府は自らの弾圧とウイグル人虐殺の歴史には一言も触れず抵抗するウイグル人をテロリスト呼ばわりしています。
私たちはウイグルで起きている現状を伝え、中国の、ナチス同様というべき民族絶滅政策を止めさせるための緊急抗議集会を開催します。
是非、一人でも多くのご参加と、報道関係者の方々の報道面でのご協力をよろしくお願いします。
日本ウイグル協会 会長 イリハム・マハムテイ
【日時】1月12日(日) 午後1時開場 1時半開会
【主催】 日本ウイグル協会 http://uyghur-j.org/
[email protected] 、[email protected]
TEL:03-6273-1459
【共催】 アジア自由民主連帯協議会 http://freeasia2011.org/
モンゴル自由連盟党 http://lupm.org/
【参加費】1000円
【場所】TKP神田ビジネスセンター401会議室
(東京都千代田区神田美土代町3-2 小川町駅・淡路町駅B6出口徒歩3分)
http://kanda-kc.net/
デイリー・テレグラフに掲載された劉暁明大使の寄稿
―――小説『ハリーポッター』に出て来るヴォルデモートが死なないのは七つの分霊箱があるため。もし日本軍国主義をヴォルデモートに例えるなら、靖国神社は間違いなく分霊箱であり、この国の最も暗い一面を代表している」
悪の魔法使いヴォルデモート。中国はこれを日本に例えた
―――日本の指導者による靖国神社参拝は断じて日本の内政問題でなければ個人の問題でもなく、日中、日韓関係の問題だけでもない。その実質は日本の指導者が軍国主義の対外侵略、殖民統治の歴史を正確に認識し深刻に反省できるか否か、日本が国連憲章の宗旨、原則を遵守し、平和の道を進むことができるか否かという根本的問題であり、侵略か反侵略か、正義か邪悪か、光明か暗黒かという是非に関わる問題である。残念ながら安倍は再び自らの挙動を通じ、日本で軍国主義の陰魂が消えていないことを証明した。
―――日本にはいつも歴史や人類の文明の発展に逆らう人々がいる。彼らは過去の侵略について一切懺悔しないばかりか、それを美化し、第二次大戦の歴史を否定し、第二次大戦の勝利の成果を破壊し、地域の安定と世界の平和を破壊しようと企んでいる。これを中国人民は受け容れることはできないし、英国人民も受け容れることはできないし、世界の全ての平和を愛好する正義の力は許容できない。
デイリー・テレグラフは英国で最大の発行部数を誇るが、こうした物を利用して中国は、英国も第二次大戦の勝者として敗戦国日本が再び世界平和を乱そうとする動きを阻止すべきだと、反日共闘を呼び掛けたわけである。
それにしても日本の国、首相、そして靖国神社をヴォルデモートという子供向け小説のおぞましき極悪魔法使いに例えて非難するなど、実に看過できない振る舞いだ。
これに対して我が林景一駐英大使は六日付の同紙に「アジアのヴォルデモートになりかねない中国」と題する反論を寄稿。
反論の寄稿をした林景一駐英大使
「軍国主義復活の兆候であるはずがない」と反論した上で、「中国が選ぶべき道は二つある。一つは対話を模索して法の支配に従う道。もう一つはこの地域におけるヴォルデモートの役割を演じ、軍拡競争と緊張激化の悪を解き放つ道だ」と指摘した。
言うまでもなく、この反論は事実に符合したものだ。「軍国主義」というのなら、それは日本ではなく中国のことだろう。だからこそ中国側は過剰に反撥した。
例えば外交部の華春瑩報道官は七日の定例記者会見で「その人物の言論は無知、無理、狂妄。具体的に論評したくない」と平静を装いながらも、次のように“具体的”な反論を行っている。
平静を装いながらも激越な日本批判を行った華春瑩報道官
―――日本は軍国主義侵略戦争を発動し、中国だけでも三千五百万人以上を殺害したという史実がある。
―――日本の指導者が公然と第二次大戦当時のA級戦犯が祭られる靖国神社を参拝した。神社は公然と侵略戦争を正当化するものであり、軍国主義の陰魂は消えていないということだ。
―――中国の人口は日本の十倍以上で面積は約二十六倍。一人あたりの軍事費は日本の五分の一に過ぎない。誰が軍拡をやっていると言うのか。誰が脅威だと言うのか。
そして最後にこう付け加えた。
―――アジア、そして世界のその他の地域の国家にとって、軍国主義は日本の歴史上最も暗黒の「魔」だ。日本は勇気を以って自身の歴史と心理の上の「魔」を直視し、克服しなければ、アジアの隣国や国際社会の信頼を得られず、いつまでも歴史の被告席に座り続けることになるだろう。
ヴォルデモートは中国語で「伏地魔」(フーディーモー)と読むが、この報道官は日本を最も暗黒の「魔」と呼び、最悪国家と位置付けたわけである。
『ハリーポッター』が好きな子供たちならともかく、英国を含む文明国家の良識ある大人たちなら、かえって中国の主張にますます疑問を抱くことだろう。
英国の良識ある国民は、日中いずれの主張を受け容れるのか。日本側には
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ここまで中国を追い詰めた日本側の反論は大きな成果を収めたと言えるだろう。従来中国などからの反日宣伝に対し、沈黙で応える愚行が目立った日本だけに、今回の駐英大使の行動は高く評価できる。
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場所 ムーブ町屋
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【パネリスト】
水島総(頑張れ日本!全国行動委員会幹事長)
永山英樹(台湾研究フォーラム会長・頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長)
葛城奈海(女優・予備陸士長・やおよろずの森代表)
【総合司会】
タイラヨオ(作詞家・ラジオパーソナリティ)
入場料
講演会 1,000円 (15歳以下・高校生・大学生・専門学校生 無料)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 東京・荒川支部
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緊急抗議集会「中国政府は民族虐殺を止めよ!」
昨年から、新疆ウイグル(東トルキスタン)自治区では、中国政府の民族絶滅政策というべき弾圧と、それに対するウイグル民族の決死の抵抗運動が激化しています。
昨年末も、ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で30日午前6時半ごろ、ウイグル人9名が公安局を襲い、中国警察によって8名が射殺されたというニュースが伝えられました。
中国政府は自らの弾圧とウイグル人虐殺の歴史には一言も触れず抵抗するウイグル人をテロリスト呼ばわりしています。
私たちはウイグルで起きている現状を伝え、中国の、ナチス同様というべき民族絶滅政策を止めさせるための緊急抗議集会を開催します。
是非、一人でも多くのご参加と、報道関係者の方々の報道面でのご協力をよろしくお願いします。
日本ウイグル協会 会長 イリハム・マハムテイ
【日時】1月12日(日) 午後1時開場 1時半開会
【主催】 日本ウイグル協会 http://uyghur-j.org/
[email protected] 、[email protected]
TEL:03-6273-1459
【共催】 アジア自由民主連帯協議会 http://freeasia2011.org/
モンゴル自由連盟党 http://lupm.org/
【参加費】1000円
【場所】TKP神田ビジネスセンター401会議室
(東京都千代田区神田美土代町3-2 小川町駅・淡路町駅B6出口徒歩3分)
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