「侍ジャパン」が台湾感謝の横断幕
2013/11/10/Sun
十一月八日から行われている野球の日台戦。八日、九日はそれぞれ日本代表「侍ジャパン」が台湾代表を四ー二で降している。
さてその日本代表だが、実は試合が終了するたびにマウンドに立ち並び大きな横断幕を広げているのをご存知だろうか。
横断幕には「SAMURAI JAPAN」との名と共に、漢語で「東日本大震災時における支援を日本は永遠に忘れない」「私達は心から台湾人民に感謝する」と書かれ、「侍」たちはそれを掲げて頭を下げているのだ。
素晴らしい光景だ。それを見た私の台湾人の友人は、感激で涙ぐんだ。私も日本人として本当に良かったと感動している。
8日のテレビ朝日の中継では時間の関係で割愛されたが、試合後はこのような
感動的な光景も見られた
しかし残念ながら、日本でこのことはあまり知られていないのではないか。
なぜならこう言った場面は、八日のテレビ朝日による中継では、時間の都合で試合自体が途中でカットされているし、九日のTBSの中継でも、放送終了間際に映ったものの、アナウンサーは試合結果を振り返るのに忙しく、横断幕の解説を一切していない。
9日のTBSの画面。横断幕は一瞬映りはしたが、解説もなく…
同画面。横断幕に拍手を送る台湾代表
そこでそれではもったいないと思い、ここで紹介する次第である。
なおテレビ朝日もTBSも台湾代表について、「チャイニ―ズタイペイ」ではなく「台湾」と呼称しているのは何よりだ。
テレビ朝日(上)とTBS(下)はともに台湾を「台湾」と呼んでいた。下の写真のよ
うに「チャイニ―ズタイペイ」旗は映してはいたが…
台湾に対して選手が感謝の気持ちを表明しているのに、マスメディアが「中国の台北」などと呼んで侮辱を加えたとなれば、せっかく深まる日台の友情に傷が付いてしまう。
十日の最終戦はテレビ朝日が中継するが、素晴らしい試合を期待するとともに、その後の横断幕の場面がお茶の間に届くことを祈りたい。
【過去の関連記事】
注目を!11・8野球「日台戦」で「チャイニーズタイペイ」呼称ボイコット行動 13/11/08
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2246.html
野球「日台戦」で見られた両国の真心ー台湾感謝と「チャイニーズタイペイ」の呼称拒否 13/11/09
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2247.html
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お断り:国民新聞の永山論文について
国民新聞の最新号(11月25日号)に掲載の私の署名記事「東京オリンピック 台湾の名称で参加目指せ」は、私の文章ではありません。編集部が編集の際、誤って他の人の書いた類似内容の文章を入れてしまったのだそうです。
台湾研究フォーラム会長 永山英樹 (11月11日)
2013年度 東トルキスタン独立記念行事「東トルキスタンと日本の命運」
1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的に見て、この地域は中国 ではなく
中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。
この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、 東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。 2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、本年度も日本ウイグル協会主催の記念行事を開きます
講師として関岡英之先生をお招きし、「東トルキスタンと日本の命運」という題でご講演をいただきます。
皆様のご参加お待ちしております。
【日 時】成25年11月10日(日曜日)
【場 所】文京シビックセンター5階 区民会議室5C
【時 間】18:45分開場、19:00時開始
【内 容】 「東トルキスタンと日本の命運」
【資料代】1000円(会員 500円)
【主 催】日本ウイグル協会
Mail: [email protected]
URL: http://uyghur-j.org/japan/
#文京シビックセンターの案内では本行事は「台湾研究フォーラム」と表示されます。
さてその日本代表だが、実は試合が終了するたびにマウンドに立ち並び大きな横断幕を広げているのをご存知だろうか。
横断幕には「SAMURAI JAPAN」との名と共に、漢語で「東日本大震災時における支援を日本は永遠に忘れない」「私達は心から台湾人民に感謝する」と書かれ、「侍」たちはそれを掲げて頭を下げているのだ。
素晴らしい光景だ。それを見た私の台湾人の友人は、感激で涙ぐんだ。私も日本人として本当に良かったと感動している。
8日のテレビ朝日の中継では時間の関係で割愛されたが、試合後はこのような
感動的な光景も見られた
しかし残念ながら、日本でこのことはあまり知られていないのではないか。
なぜならこう言った場面は、八日のテレビ朝日による中継では、時間の都合で試合自体が途中でカットされているし、九日のTBSの中継でも、放送終了間際に映ったものの、アナウンサーは試合結果を振り返るのに忙しく、横断幕の解説を一切していない。
9日のTBSの画面。横断幕は一瞬映りはしたが、解説もなく…
同画面。横断幕に拍手を送る台湾代表
そこでそれではもったいないと思い、ここで紹介する次第である。
なおテレビ朝日もTBSも台湾代表について、「チャイニ―ズタイペイ」ではなく「台湾」と呼称しているのは何よりだ。
テレビ朝日(上)とTBS(下)はともに台湾を「台湾」と呼んでいた。下の写真のよ
うに「チャイニ―ズタイペイ」旗は映してはいたが…
台湾に対して選手が感謝の気持ちを表明しているのに、マスメディアが「中国の台北」などと呼んで侮辱を加えたとなれば、せっかく深まる日台の友情に傷が付いてしまう。
十日の最終戦はテレビ朝日が中継するが、素晴らしい試合を期待するとともに、その後の横断幕の場面がお茶の間に届くことを祈りたい。
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注目を!11・8野球「日台戦」で「チャイニーズタイペイ」呼称ボイコット行動 13/11/08
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2246.html
野球「日台戦」で見られた両国の真心ー台湾感謝と「チャイニーズタイペイ」の呼称拒否 13/11/09
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台湾研究フォーラム会長 永山英樹 (11月11日)
2013年度 東トルキスタン独立記念行事「東トルキスタンと日本の命運」
1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的に見て、この地域は中国 ではなく
中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。
この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、 東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。 2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、本年度も日本ウイグル協会主催の記念行事を開きます
講師として関岡英之先生をお招きし、「東トルキスタンと日本の命運」という題でご講演をいただきます。
皆様のご参加お待ちしております。
【日 時】成25年11月10日(日曜日)
【場 所】文京シビックセンター5階 区民会議室5C
【時 間】18:45分開場、19:00時開始
【内 容】 「東トルキスタンと日本の命運」
【資料代】1000円(会員 500円)
【主 催】日本ウイグル協会
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