自衛隊「領海警備」の実現を阻む公明党
2013/06/25/Tue
時事通信の六月十一日の報道によると、自民党はその日、「尖閣諸島周辺の警戒強化を目的に、自衛隊に領海警備の権限を与える『領海警備保全法』の骨子案をまとめた」。
「領有権を主張する目的で日本領海内に侵入し周回する外国船に対し、海上保安庁と連携して退去を要請。応じない場合の武器使用を認めた」という。
「領海警備は現在、原則として海保の任務と規定されている。海保では対処できないケースでは、防衛相による海上警備行動発令を受けて自衛隊が出動するが、『警察権の延長で、公船や軍艦には手出しはできない』(防衛省幹部)のが実情」であり、「新法では、領海警備を自衛隊の任務として位置付け、外国公船・軍艦が退去要請に応じない場合は、首相が自衛隊に『領海保全行動』を発令、武器使用を含む『必要な措置』を取れるとした。海保にも同様の権限を認めた」とのことだ。
実際には「骨子案」は「まとまった」というより、なお肉づけの余地があるらしいが、ただこうした報道がなされただけで、直ちに反応を示したのが中国だ。まるで警察の取り締まり強化に狼狽する強盗のように。
十三日にさっそくCCTV(国営中国中央テレビ)の報道番組「環球視線」が、軍事専門家である尹卓氏と滕建群氏を招き、時事の報道に対して論評させている。
(尹卓氏)
―――自衛艦が非武装である中国の法執行船(監視船)を駆逐すること自体が武力行使だ。発砲するか否かを問わず、武力行使となる。
―――我が方には現在、銃座はあっても武装していない。海賊対策で軽武装は施されているだけ。
―――毎回緊張を高めるのは日本の方だ。たとえば先に我が漁民を拿捕したため、我が方が漁船保護に乗り出している。漁民を捕えて法で裁こうとしたから、我が方は法執行船を派遣している。
―――もし武力で駆逐するのなら、それは武力衝突を意味することになる。我が方は非武装の法執行船を保護するため、軍艦を派遣することとなる。我が方は最初の一発は打たない。日本が第一歩踏み出すことで、我が方は第二歩を踏み出すこととなる。それ以外に方法はない。
(滕建群氏)
―――今月十日に日本は千人規模の部隊を派遣し、カリフォルニア州で離島奪還演習を行ったことでもわかるように、日本は絶対に釣魚島海域における中国との戦争を準備している。
―――我々は断じていかなる幻想を抱くべきではない。十分な軍事的準備が必要だ。
(尹卓氏)
―――防衛相は「自衛艦を釣魚島問題に介入させる準備が必要だ」とはっきり述べた。これは日本の軍隊が軍事力で問題解決を準備していることを示す。我々には準備が必要なのだ。
(滕建群氏)
―――日本は数年前に経済で中国に追い抜かれた以降、喪失感に見舞われている。米国と共にこの地域での占有、主導的地位を守りたい。
(司会)
―――日本が米国と合同演習を実施する目的は、水陸両用作戦能力の向上にある。一方で演習を行いながら、一方で防衛力の増強を図り、防衛大綱の見直しを進るなど、独り右傾化するやり方は、すでに世界に不安を与えているところだ。
日本側が公船排除ができないのに乗じ、監視船の領海侵犯を恣にする中国。この無法行為に対処しようとする日本の動きを「戦争の準備」だと宣伝し、牽制を試みているわけだが、こうした中国に悪質な行為に呼応し、領海警備強化の営みを妨害するのが日本国内の媚中勢力だ。
そうした中国への過剰な配慮姿勢があの国を増長させて今日の事態を惹起し、逆に戦争の危機を高めているにも関わらずにだ。
たとえば自民党と連立を組む公明党もそのひとつである。時事も「公明党は武器使用に慎重なため、(領海警備保全法案の)調整の難航も予想される」と報じている。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
6.29 「頑張れ日本!」 日の丸大行進 in 沖縄
平成25年6月29日(土)
14時00分 集会 於・牧志公園
http://www.goyah.net/okinawa_park/naha/makishi/makishipark.html
15時00分 デモ行進 (牧志公園 ~ 国際通り ~ 県庁前)
16時00分 街宣 於・県庁前
17時00分 終了 → 自治会館ホールへ移動
18時30分 「世界ウイグル会議・ラビア・カーディル総裁来日
『日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム』」参加
※ ただし希望者のみ(有料/別掲参照)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222 MAIL [email protected]
http://www.ganbare-nippon.net/
「領有権を主張する目的で日本領海内に侵入し周回する外国船に対し、海上保安庁と連携して退去を要請。応じない場合の武器使用を認めた」という。
「領海警備は現在、原則として海保の任務と規定されている。海保では対処できないケースでは、防衛相による海上警備行動発令を受けて自衛隊が出動するが、『警察権の延長で、公船や軍艦には手出しはできない』(防衛省幹部)のが実情」であり、「新法では、領海警備を自衛隊の任務として位置付け、外国公船・軍艦が退去要請に応じない場合は、首相が自衛隊に『領海保全行動』を発令、武器使用を含む『必要な措置』を取れるとした。海保にも同様の権限を認めた」とのことだ。
実際には「骨子案」は「まとまった」というより、なお肉づけの余地があるらしいが、ただこうした報道がなされただけで、直ちに反応を示したのが中国だ。まるで警察の取り締まり強化に狼狽する強盗のように。
十三日にさっそくCCTV(国営中国中央テレビ)の報道番組「環球視線」が、軍事専門家である尹卓氏と滕建群氏を招き、時事の報道に対して論評させている。
(尹卓氏)
―――自衛艦が非武装である中国の法執行船(監視船)を駆逐すること自体が武力行使だ。発砲するか否かを問わず、武力行使となる。
―――我が方には現在、銃座はあっても武装していない。海賊対策で軽武装は施されているだけ。
―――毎回緊張を高めるのは日本の方だ。たとえば先に我が漁民を拿捕したため、我が方が漁船保護に乗り出している。漁民を捕えて法で裁こうとしたから、我が方は法執行船を派遣している。
―――もし武力で駆逐するのなら、それは武力衝突を意味することになる。我が方は非武装の法執行船を保護するため、軍艦を派遣することとなる。我が方は最初の一発は打たない。日本が第一歩踏み出すことで、我が方は第二歩を踏み出すこととなる。それ以外に方法はない。
(滕建群氏)
―――今月十日に日本は千人規模の部隊を派遣し、カリフォルニア州で離島奪還演習を行ったことでもわかるように、日本は絶対に釣魚島海域における中国との戦争を準備している。
―――我々は断じていかなる幻想を抱くべきではない。十分な軍事的準備が必要だ。
(尹卓氏)
―――防衛相は「自衛艦を釣魚島問題に介入させる準備が必要だ」とはっきり述べた。これは日本の軍隊が軍事力で問題解決を準備していることを示す。我々には準備が必要なのだ。
(滕建群氏)
―――日本は数年前に経済で中国に追い抜かれた以降、喪失感に見舞われている。米国と共にこの地域での占有、主導的地位を守りたい。
(司会)
―――日本が米国と合同演習を実施する目的は、水陸両用作戦能力の向上にある。一方で演習を行いながら、一方で防衛力の増強を図り、防衛大綱の見直しを進るなど、独り右傾化するやり方は、すでに世界に不安を与えているところだ。
日本側が公船排除ができないのに乗じ、監視船の領海侵犯を恣にする中国。この無法行為に対処しようとする日本の動きを「戦争の準備」だと宣伝し、牽制を試みているわけだが、こうした中国に悪質な行為に呼応し、領海警備強化の営みを妨害するのが日本国内の媚中勢力だ。
そうした中国への過剰な配慮姿勢があの国を増長させて今日の事態を惹起し、逆に戦争の危機を高めているにも関わらずにだ。
たとえば自民党と連立を組む公明党もそのひとつである。時事も「公明党は武器使用に慎重なため、(領海警備保全法案の)調整の難航も予想される」と報じている。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
6.29 「頑張れ日本!」 日の丸大行進 in 沖縄
平成25年6月29日(土)
14時00分 集会 於・牧志公園
http://www.goyah.net/okinawa_park/naha/makishi/makishipark.html
15時00分 デモ行進 (牧志公園 ~ 国際通り ~ 県庁前)
16時00分 街宣 於・県庁前
17時00分 終了 → 自治会館ホールへ移動
18時30分 「世界ウイグル会議・ラビア・カーディル総裁来日
『日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム』」参加
※ ただし希望者のみ(有料/別掲参照)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222 MAIL [email protected]
http://www.ganbare-nippon.net/