上田秀明・人権大使の「シャラップ」発言を支持する (付:動画)
2013/06/17/Mon
■本当に国益を害したのか
ジュネーブで五月二十二日に行われた国連拷問禁止委員会での日本審査で、上田秀明・人権人道担当大使が大声で「シャラップ(黙れ)」と叫んだことが話題になっている。
上田秀明・人権人道担当大使
読売新聞によると「委員の一人が日本の司法制度は自白偏重で『中世のようだ』と指摘。上田大使が「日本は中世などでなく、刑事司法の分野で最も進んだ国の一つだ」と反論した際、日本のNGOメンバーらが座る傍聴席などで苦笑が広がり、大使が「笑うな。なぜ笑うんだ。シャラップ、シャラップ」と声を上げた」とのいだという。
サンケイスポーツによると、上田大使は「笑うんじゃない。なんで笑うんだ。黙れ。黙れ。(Don,t laugh.Why you are laughing.Shut up Shut up)」と叫んでおり、「この様子を録画した動画がアップされると、ネットでは『国益を害する官僚は更迭しろ』『外交官と思えない品位の欠片もない』などの批判が噴出し」ている状況だ。
しかし「シャラップ」発言は実際に「国益」を害したのだろうか。
■計算づくの「暴言」では
「国益」を害したと言えば、日本の司法を「中世のようだ」などと、明らかに現状からかけ離れた批判を加えた「委員」(モーリシャス)は国益を害した。そこで上田氏は国益を守るべく、直ちに「日本は司法で最も進んだ国だ」と反論した。
次いで傍聴席の日本人が上田氏の発言をせせら笑ったのも国益を害した。日本人が笑えば日本の大使のせっかくの反論も信憑性を奪われかねないため、この国益侵害は意外と深刻かも知れない。
そこで上田氏は再び国益を守るため、これに対処せざるを得なくなった。唯一の方法はその場において、笑った日本人から信頼性を奪うこと以外にない。
そこで敢えて「笑うんじゃない。なんで笑うんだ。黙れ。黙れ」と叫んで見せたのではないか。サンケイスポーツは「日本人権大使ブチ切れ!」などと報じたが、「ブチ切れ」が計算づくだったと思われてならない。
■国の名誉を守る唯一の手立て
傍聴席にいた弁護士による上田氏批判のレポートによると、「(上田氏の叫びに)「会場全体がびっくりして、シーンとなった。大使は、さらに、『この分野では、最も先進的な国の一つだ』と繰り返し、『それは、もちろん、我々の誇りだ』とまで言い切った」そうだ。
国の名誉(国益)を守るため、その場でやれるべきとはすべてやったという感じではないか。
仮に単なる「ブチ切れ」だったとしても、結果を見ればそれでよかった。国際的な集まりの場では、感情を剥き出しにしてでも相手を説得しなければならないケースは多々あるはずである。
ましてこの拷問禁止委員会は五月三十日、日本政府が河野談話や元慰安婦への「償い金」支給を説明したにも関わらず、慰安婦問題で「政府や公人による事実の否定や、それによって被害者を再び傷つける試みに反論せよ」と勧告してくるような機関であるから、なおさらだ。
■東京新聞こそ国益損ねる
ところが日本のメディアが、それを許さなかった。東京新聞が「国連で日本政府代表『笑うな、黙れ!』」「『稚拙な国』の失言つづく」などと報じ、他のメディアもそれに従ったため、国内で「批判が噴出」する事態になったわけだ。
そればかりか新華社など中国メディアも日本の報道を転載し、反日宣伝に利用している。
上田発言を報じるCCTVのニュース画面。日本メディアの騒ぎ
が中国の反日宣伝に利用されている
「中国にだけは言われたくない」と思う者は少なくないはずだが、香港紙の明報に至っては、「上田だけにとどまらず、『慰安婦制度は必要』と言い放った大阪の橋下市長や『イスラムは殺し合いばかり』と言い放った東京の猪瀬都知事なども他人を見下している。これで他国の信頼を得られるのか」とまで書き、日本をとことんこき下ろしている(※橋下、猪瀬発言は不正確)。
実はこれは東京新聞の記事にある「橋下徹大阪市長、安倍首相、そして『イスラム諸国はケンカばかり』とオリンピック招致に絡んで発言した猪瀬直樹東京都知事。海外からの『稚拙な国』という印象を確信させかねない発言がまた飛び出した」を参考にして書いたもの。
このように見れば、自ら日本の名誉を損ねる東京新聞など「稚拙なメディア」こそが著しく国益を害しているというそうだ。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこ
ちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
動画―国連拷問禁止委員会での上田秀明・人権人道担当大使の発言場面
ジュネーブで五月二十二日に行われた国連拷問禁止委員会での日本審査で、上田秀明・人権人道担当大使が大声で「シャラップ(黙れ)」と叫んだことが話題になっている。
上田秀明・人権人道担当大使
読売新聞によると「委員の一人が日本の司法制度は自白偏重で『中世のようだ』と指摘。上田大使が「日本は中世などでなく、刑事司法の分野で最も進んだ国の一つだ」と反論した際、日本のNGOメンバーらが座る傍聴席などで苦笑が広がり、大使が「笑うな。なぜ笑うんだ。シャラップ、シャラップ」と声を上げた」とのいだという。
サンケイスポーツによると、上田大使は「笑うんじゃない。なんで笑うんだ。黙れ。黙れ。(Don,t laugh.Why you are laughing.Shut up Shut up)」と叫んでおり、「この様子を録画した動画がアップされると、ネットでは『国益を害する官僚は更迭しろ』『外交官と思えない品位の欠片もない』などの批判が噴出し」ている状況だ。
しかし「シャラップ」発言は実際に「国益」を害したのだろうか。
■計算づくの「暴言」では
「国益」を害したと言えば、日本の司法を「中世のようだ」などと、明らかに現状からかけ離れた批判を加えた「委員」(モーリシャス)は国益を害した。そこで上田氏は国益を守るべく、直ちに「日本は司法で最も進んだ国だ」と反論した。
次いで傍聴席の日本人が上田氏の発言をせせら笑ったのも国益を害した。日本人が笑えば日本の大使のせっかくの反論も信憑性を奪われかねないため、この国益侵害は意外と深刻かも知れない。
そこで上田氏は再び国益を守るため、これに対処せざるを得なくなった。唯一の方法はその場において、笑った日本人から信頼性を奪うこと以外にない。
そこで敢えて「笑うんじゃない。なんで笑うんだ。黙れ。黙れ」と叫んで見せたのではないか。サンケイスポーツは「日本人権大使ブチ切れ!」などと報じたが、「ブチ切れ」が計算づくだったと思われてならない。
■国の名誉を守る唯一の手立て
傍聴席にいた弁護士による上田氏批判のレポートによると、「(上田氏の叫びに)「会場全体がびっくりして、シーンとなった。大使は、さらに、『この分野では、最も先進的な国の一つだ』と繰り返し、『それは、もちろん、我々の誇りだ』とまで言い切った」そうだ。
国の名誉(国益)を守るため、その場でやれるべきとはすべてやったという感じではないか。
仮に単なる「ブチ切れ」だったとしても、結果を見ればそれでよかった。国際的な集まりの場では、感情を剥き出しにしてでも相手を説得しなければならないケースは多々あるはずである。
ましてこの拷問禁止委員会は五月三十日、日本政府が河野談話や元慰安婦への「償い金」支給を説明したにも関わらず、慰安婦問題で「政府や公人による事実の否定や、それによって被害者を再び傷つける試みに反論せよ」と勧告してくるような機関であるから、なおさらだ。
■東京新聞こそ国益損ねる
ところが日本のメディアが、それを許さなかった。東京新聞が「国連で日本政府代表『笑うな、黙れ!』」「『稚拙な国』の失言つづく」などと報じ、他のメディアもそれに従ったため、国内で「批判が噴出」する事態になったわけだ。
そればかりか新華社など中国メディアも日本の報道を転載し、反日宣伝に利用している。
上田発言を報じるCCTVのニュース画面。日本メディアの騒ぎ
が中国の反日宣伝に利用されている
「中国にだけは言われたくない」と思う者は少なくないはずだが、香港紙の明報に至っては、「上田だけにとどまらず、『慰安婦制度は必要』と言い放った大阪の橋下市長や『イスラムは殺し合いばかり』と言い放った東京の猪瀬都知事なども他人を見下している。これで他国の信頼を得られるのか」とまで書き、日本をとことんこき下ろしている(※橋下、猪瀬発言は不正確)。
実はこれは東京新聞の記事にある「橋下徹大阪市長、安倍首相、そして『イスラム諸国はケンカばかり』とオリンピック招致に絡んで発言した猪瀬直樹東京都知事。海外からの『稚拙な国』という印象を確信させかねない発言がまた飛び出した」を参考にして書いたもの。
このように見れば、自ら日本の名誉を損ねる東京新聞など「稚拙なメディア」こそが著しく国益を害しているというそうだ。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこ
ちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
動画―国連拷問禁止委員会での上田秀明・人権人道担当大使の発言場面