尖閣問題での「話し合い」は「罠」―ダイチン氏(モンゴル自由連盟党幹事長)が語る中国ペテンの民族性
2013/02/26/Tue
中国が他国との領土紛争に際し、「戦わずして勝つ」ために採用する謀略が「争議棚上げ、共同開発」だ。あの国の外交部によれば、この謀略は「主権が我が国に属することは譲らず、領有権争議で徹底的な解決の条件に欠ける場合は共同開発を行い、相互理解を増進しながら解決の条件を創り出す」と言うもの。中国の恫喝に疲労困憊する相手国に対し、「棚上げ」との甘言で譲歩を引き出し、そのまま自国のペースに乗せて「共同開発」へと持ち込み、そこを占拠してしまうということだろう。
習近平総書記も一月下旬、訪中した山口那津男・公明党代表との会見で次のように語ったが、これなども「争議棚上げ、共同開発」の要求だろう。
「中国側の釣魚島問題での立場は一貫し、明確だ。日本側は歴史と現実を直視し、実際の行動で中国と努力し、対話と協議を通じで問題をコントロールし、解決する有効な方法を探さなければならない。歴史を鏡にして初めて未来へ向かえる。日本側は中国人民の民族感情を尊重し、正しく歴史問題を処理すべきだ」
強圧的な要求に聞こえるが、これは「尖閣諸島は日本の固有の領土。交渉の余地はない」と突っぱねる安倍晋三首相への牽制のメッセージであるとともに、その安倍政権を牽制せよとの、山口氏を含む日本国内の中国迎合勢力に飛ばした檄でもあった。
公明党の山口代表を引見した習近平総書記。日本国内の媚中勢力の安倍政権包囲の檄を飛ばした
在京の中国大使館で二月五日に開催された新年会でも挨拶に立った程永華大使が、山口氏による習近平氏との会見を「関係緩和に向けた条件作り」と称える一方、尖閣問題の「協議による解決」を訴えるとともに、「一部の日本人は中日友好を望まず、両国関係の正常な発展に悪影響を及ぼし、両国は未だに緊張状態にある」と、安倍政権を暗に批判した。
こうした中国からの要求に、しっかりと呼応するのが中国迎合勢力だ。中でも丹羽宇一郎前中国大使の言論が活発で、二月中旬に都内で行った講演でも、「係争を認め、中国と話し合いの場を作ることを考えるべきだ」「五十対五十で共同開発をするというのもあるだろう」などと訴えている。
「和を以て貴しとなす」は日本人の民族性と言える。だからこうした主張は、日本では実に俗耳に入りやすいだろう。しかし日本人同士では「和」が重んじられても、有史以来熾烈な生存競争の中で生きて来た中国人には、そんな甘っちょろいものは必ずしも通じない。
中国の民族性を日本人などより遥かに知るのがモンゴル人だ。そこで先日、日本で南モンゴル(中国内モンゴル自治区)の解放運動を進めるモンゴル自由民主連盟党のオルホノド・ダイチン幹事長に聞いて見た。「尖閣問題に関し、日本は中国からの話し合い要求に応じるべきか」と。
2・23中国の侵略阻止!間接侵略の手先 NHK糾弾!国民集会で登壇したダイチン氏。この日も中国の
脅威について語った
それに対するダイチン氏の答えはこうだ。
「日本が譲歩して話し合いに応じたら、中国はその譲歩を日本の弱みと思い込み、更なる譲歩を必ず要求してくる」
「今日結んだ約束を翌日平気で破るのが中国人。モンゴル人は何千年間もあの民族にひどい目にあっているからよくわかる」
さすがはモンゴル人だ。これを聞くだけでも、「争議棚上げ、共同開発」の提案が危険な罠であるのが頷ける。
伊藤忠時代からの中国通である丹羽氏にしても、中国のそうした謀略を見抜いていないはずがない。やはり中国の側に立ち、その宣伝を手伝っているのではないか。
ちなみに同氏はその日、こんなことも話している。
「どうせ仲良くなる。夫婦(喧嘩)と一緒で意地を張らないで、強い方がごめんねと言う。日本が自分が強いと思えば、そういう役割を買って出たらよい」
要するに日本がに協議に向けて努力すべしとの訴えたが、もし日本が「ごめんね」と謝罪すれば、日本が非を認めた中国に看做され、全面的譲歩を要求されるだろう。このことも丹羽氏は知らない訳がない。
日中が「どうせ仲良くなる」とも言ったわけだが、これなどは「いずれ日本には中国の影響力が及び、それに従して対立は解消する」との意。
ちなみに丹羽氏は大使就任前にも、「日本は属国として生きて行けばいい。それが日本が幸福かつ安全に生きる道」と言い放っていた人物。一言で言えば国家の裏切り者につき、国民はこう行った輩の言動に対し、警戒する習慣を身につけなければならない。。
中国専門家としてマスコミで“大活躍”の丹羽前大使。
何てことはない、ただの中国の走狗だ
日本人もモンゴル人の語る中国人論に耳を傾けるなどで、中国の民族性を深く知る努力が必要だ。またそれと同時に求められるのが、中国の狗となって同胞を騙し続ける中国迎合派の習性を観察し、理解し、その跳梁跋扈を許さないことだ。。
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習近平総書記も一月下旬、訪中した山口那津男・公明党代表との会見で次のように語ったが、これなども「争議棚上げ、共同開発」の要求だろう。
「中国側の釣魚島問題での立場は一貫し、明確だ。日本側は歴史と現実を直視し、実際の行動で中国と努力し、対話と協議を通じで問題をコントロールし、解決する有効な方法を探さなければならない。歴史を鏡にして初めて未来へ向かえる。日本側は中国人民の民族感情を尊重し、正しく歴史問題を処理すべきだ」
強圧的な要求に聞こえるが、これは「尖閣諸島は日本の固有の領土。交渉の余地はない」と突っぱねる安倍晋三首相への牽制のメッセージであるとともに、その安倍政権を牽制せよとの、山口氏を含む日本国内の中国迎合勢力に飛ばした檄でもあった。
公明党の山口代表を引見した習近平総書記。日本国内の媚中勢力の安倍政権包囲の檄を飛ばした
在京の中国大使館で二月五日に開催された新年会でも挨拶に立った程永華大使が、山口氏による習近平氏との会見を「関係緩和に向けた条件作り」と称える一方、尖閣問題の「協議による解決」を訴えるとともに、「一部の日本人は中日友好を望まず、両国関係の正常な発展に悪影響を及ぼし、両国は未だに緊張状態にある」と、安倍政権を暗に批判した。
こうした中国からの要求に、しっかりと呼応するのが中国迎合勢力だ。中でも丹羽宇一郎前中国大使の言論が活発で、二月中旬に都内で行った講演でも、「係争を認め、中国と話し合いの場を作ることを考えるべきだ」「五十対五十で共同開発をするというのもあるだろう」などと訴えている。
「和を以て貴しとなす」は日本人の民族性と言える。だからこうした主張は、日本では実に俗耳に入りやすいだろう。しかし日本人同士では「和」が重んじられても、有史以来熾烈な生存競争の中で生きて来た中国人には、そんな甘っちょろいものは必ずしも通じない。
中国の民族性を日本人などより遥かに知るのがモンゴル人だ。そこで先日、日本で南モンゴル(中国内モンゴル自治区)の解放運動を進めるモンゴル自由民主連盟党のオルホノド・ダイチン幹事長に聞いて見た。「尖閣問題に関し、日本は中国からの話し合い要求に応じるべきか」と。
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脅威について語った
それに対するダイチン氏の答えはこうだ。
「日本が譲歩して話し合いに応じたら、中国はその譲歩を日本の弱みと思い込み、更なる譲歩を必ず要求してくる」
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伊藤忠時代からの中国通である丹羽氏にしても、中国のそうした謀略を見抜いていないはずがない。やはり中国の側に立ち、その宣伝を手伝っているのではないか。
ちなみに同氏はその日、こんなことも話している。
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要するに日本がに協議に向けて努力すべしとの訴えたが、もし日本が「ごめんね」と謝罪すれば、日本が非を認めた中国に看做され、全面的譲歩を要求されるだろう。このことも丹羽氏は知らない訳がない。
日中が「どうせ仲良くなる」とも言ったわけだが、これなどは「いずれ日本には中国の影響力が及び、それに従して対立は解消する」との意。
ちなみに丹羽氏は大使就任前にも、「日本は属国として生きて行けばいい。それが日本が幸福かつ安全に生きる道」と言い放っていた人物。一言で言えば国家の裏切り者につき、国民はこう行った輩の言動に対し、警戒する習慣を身につけなければならない。。
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