アジア解放!世界ウイグル会議の靖国神社参拝は「日中友好」を破壊する
2012/05/15/Tue
■胡主席の野田首相との会見拒否は結構なこと
日中韓首脳会談のため訪中した野田佳彦首相だが、中国側が十四日の胡錦濤主席との個別会談を拒否するという侮辱行為に及んだのは、「東京都内で14日開幕した世界ウイグル会議の出席者に対し、日本政府が査証(ビザ)を発給したことに、中国側が反発したためとされる」(時事)。
その結果、「今年は日中国交正常化40周年。両国は2010年秋の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で悪化した2国間関係の修復に努めてきたが、仕切り直しとなる」(同)わけだが、それはそれで結構なことだ。
なぜなら中国の拡張政策がもたらす尖閣問題で何の解決も見られないままでの「2国間関係の修復」など、「日本の一方的な譲歩」しか意味しないからである。
胡錦濤主席が野田首相との個別会見を拒否したのは結構なことだ
■ウイグル弾圧に加担するのが「日中友好」
そもそも、中共による不当にして残忍なウイグル民族弾圧、虐殺に対して懸命に抵抗の声を上げる世界ウイグル会議の人々に入国ビザを発給しただけで、日中の「関係修復」「友好」が達成できないと言うのなら、そもそも「日中友好」とは何なのか。
今回の中国側の非礼行為は、日本が自由、民主主義、基本的人権、法の支配と言った普遍的価値を否定して中共に従属し、そのウイグル民族に対する浄化政策に加担して初めて成り立つものであるということを教えてくれたわけだから、これにはむしろ感謝したいほどである。
こうしたことは日本の国民、ことに日本の将来を担う青少年には、何としてでも広く伝えなければならないと思う。
それにしても日本政府がウイグル人に入国の許したことへの中国側の反撥の大きさには驚くばかりである。
■「ウイグル人はテロリスト」と断じた温首相の異常
これは侵略国家ならではの異常心理とでも言うべきか。
たとえば温家宝首相は十三日の野田首相との日中首脳会談で、「テロリストを国内に入れるのは許せない」と食ってかかっている。
そして外交部の洪磊報道官も十四日の記者会見で、こう言い放った。
「世界ウイグル会議はテロ組織と密接な関係を持つ徹頭徹尾の反中分裂組織。日本側が中国の断固たる反対を顧みず、意地になって日本での関連会議を開催し、反中分裂活動を行うことを許したことに強烈な不満を表明する」
「新疆の事務は中国の内政であり、いかなる外部勢力の容喙も許されない。我々は日本に対し、中国の重大な関心を切実に尊重し、悪劣なる影響を取り除く措置を採るなど、実際の行動で中日関係の大局を守ることを要求する」
言うまでもなく、中共が世界ウイグル会議をテロ組織であるかのように宣伝するのは、自らのウイグル民族弾圧を国際社会の前で正当化するためである。
そもそも同会議がテロ組織と「密接な関係」にあるなどと言う証拠は存在していないわけだが、日本に対してこのような悪辣な宣伝を鵜呑みにせよと、温家宝首相も外交部も要求したのだから、これを異常と呼ばずして何だろう。
■中共の宣伝を無批判に垂れ流したNHKニュース
ところが日本で、その要求に忠実に応えているのが、中国への迎合姿勢で知られるメディア各社なのである。
たとえばNHKは十四日、「中国 ウイグル会議で日本非難」と題し、上記の洪磊報道官の談話を無批判に詳報した。
そしてその上で、「中国政府は、今回、出席しているウイグルの人たちが分離独立運動に関わっているとみて、代表大会が隣国の日本で開かれることに強い懸念を示しており、温家宝首相は、北京で13日行われた野田総理大臣との会談で『中国の核心的利益を尊重すべきだ』などとして、強く反発していました」と付け加えた。
世界ウイグル会議の主張には一切触れず、まるで世界ウイグル会議がテロ組織との繋がりを持ち、日本側はそれを放置し、あわせて中国の内政問題に干渉し、一方的に対中関係をこじらせているかのような印象を、事情を理解していない多くの視聴者に与えているのである。
■中共の要求に従う媚中メディアの実態を知ろう
中共のメディア(宣伝)・思想統制の責任者である李長春中共中央政治局常務委員は九年三月に来日した際、NHKを含む日本の主要メディアのトップを集めてスピーチし(中共側の表現では「重要談話を行い」)、「大多数の国民にとって、メディアは依然として相手国を理解し、共通認識を広げる主要なルート。両国のメディアは両国関係及び相手国を真実に即し、全面的、客観的かつ公正に紹介、論評し、両国国民の相互理解と友好感情の増進に向け積極的な役割を果たすべき」とアピールした。
もちろん中共の独裁者が言う「客観的かつ公正に」と言うのは「中共に偏見、悪意を持つな」と言うこと。「中共の嫌がることを報じなければ、両国の相互理解、友好感情は増進される」と、情報統制を要求したのだ。
これを聞いても、中共が言う日中の「友好」とは日本の「譲歩」「妥協」「従属」の代名詞であることがわかるわけだが、NHKの上の報道は、まさにそうした要求に従ったものとしか受け取れないのだ。
こうしたメディアが国民の上に立って大きな影響力を発揮しているという事実も、青少年を含む全国国民に伝えなければならない。
■ウイグル人の靖国神社参拝を中共が警戒する理由
ところでラビア・カーディル総裁ら世界ウイグル会議のメンバーは十四日、呉竹会の案内で靖国神社を参拝し、日本国民としては感謝に堪えないところだが、洪磊報道官はこれについても怒りのコメントを見せている。
「靖国神社は日本軍国主義の対外侵略の象徴。世界ウイグル会議の反中分子は日本右翼勢力と結託し、祖国分裂、中日関係破壊という政治的本質を遺憾なく曝け出した。その拙劣な行動はウイグル同胞を含む内外の中華民族によって必ず唾棄されるだろう」と。
これは疎かに聞いてはならない発言だ。
要するに「ウイグル民族が靖国神社を参拝し、中国の拡張主義に反撥する日本国民との心の絆を強めることは、東トルキスタンの解放、そして中国と日本との主従関係の清算に道を開くほど威力がある」と洞察し、警戒しているのである。
「これを中華民族は唾棄する」と言うのは当然だろう。しかし一日も早く中共の残虐支配から抜け出したいと願う圧倒的多数のウイグル人は、決して「唾棄」することはあるまい。「対外侵略」と言うなら、ウイグル人は中共のそれにこそ、怒りを抱いている。
参拝に同行した小坂英二東京都荒川区議(日本ウイグル地方議員連盟幹事長)によると、「アジア解放のために戦った方々を祀るのが靖国神社であり、そこを参拝するのは当然のこととの考えで、ラビア・カーディル氏は参拝を決めた。『ウイグルの英霊は罵詈雑言にさらされているが、真実は隠せない。中国の圧迫を受ける各国と連携して行く』と話していた」とのことだ。
靖国神社を参拝したアビア・カーディル氏ら世界ウイグル会議のメンバー(撮影
=小坂英二氏)
日本の外交政策、国家戦略の姿勢として「日中友好」の対極をなすのが「アジア解放」と言うものではないだろうか。
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世界ウイグル会議 第四回代表大会 記念デモ
日時 平成24年5月17日(木) 16時00分集合
場所 集合:三河台公園 (「六本木」駅 徒歩3分)
解散:笄[こうがい]公園
主催 世界ウイグル会議 http://www.uyghurcongress.org/
日本ウイグル協会 http://uyghur-j.org/
5.17 世界ウイグル会議支援 ウイグル音楽と舞踊公演&パーティー
日時 平成24年5月17日(木) 18時30分 (18時00分開場)
場所 ムーブ町屋 ムーブホール
http://www.sunny-move.com/move/
参加費 3,000円 (ドリンク・食事付)
演奏 カラワンウイグル楽団
※ 世界ウイグル会議東京大会(5月14日~17日)のため来日
主催 日本文化チャンネル桜
頑張れ日本!全国行動委員会
お問合せ 頑張れ日本!全国行動委員会 事務局
http://www.ganbare-nippon.net/
TEL 03-5468-9222
MAIL [email protected]
台湾研究フォーラムも協力しています。奮って参加を!
■18日、世界ウイグル会議支援 ウイグル音楽祭
日時 平成24年5月18日(金) 18時30分~20時30分 (18時00分開場) ※ 途中入場可
場所 北とぴあ 3階 つつじホール
JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分
東京メトロ南北線「王子駅」5番出口より直結
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/525/052549.htm
演奏 カラワンウイグル楽団
※ 世界ウイグル会議東京大会(5月14日~17日)のため来日
入場料 前売り券 2,000円 / 当日券 2,500円
主催 ウイグル音楽祭実行委員会
協力 台湾研究フォーラム
御連絡先 ウイグル音楽祭実行委員会(チケットお申し込み先)
TEL 090-4138-6397 MAIL [email protected]
お申込みいただけば、当日は会場受付で前売り料金でお入りいただけます。
日中韓首脳会談のため訪中した野田佳彦首相だが、中国側が十四日の胡錦濤主席との個別会談を拒否するという侮辱行為に及んだのは、「東京都内で14日開幕した世界ウイグル会議の出席者に対し、日本政府が査証(ビザ)を発給したことに、中国側が反発したためとされる」(時事)。
その結果、「今年は日中国交正常化40周年。両国は2010年秋の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で悪化した2国間関係の修復に努めてきたが、仕切り直しとなる」(同)わけだが、それはそれで結構なことだ。
なぜなら中国の拡張政策がもたらす尖閣問題で何の解決も見られないままでの「2国間関係の修復」など、「日本の一方的な譲歩」しか意味しないからである。
胡錦濤主席が野田首相との個別会見を拒否したのは結構なことだ
■ウイグル弾圧に加担するのが「日中友好」
そもそも、中共による不当にして残忍なウイグル民族弾圧、虐殺に対して懸命に抵抗の声を上げる世界ウイグル会議の人々に入国ビザを発給しただけで、日中の「関係修復」「友好」が達成できないと言うのなら、そもそも「日中友好」とは何なのか。
今回の中国側の非礼行為は、日本が自由、民主主義、基本的人権、法の支配と言った普遍的価値を否定して中共に従属し、そのウイグル民族に対する浄化政策に加担して初めて成り立つものであるということを教えてくれたわけだから、これにはむしろ感謝したいほどである。
こうしたことは日本の国民、ことに日本の将来を担う青少年には、何としてでも広く伝えなければならないと思う。
それにしても日本政府がウイグル人に入国の許したことへの中国側の反撥の大きさには驚くばかりである。
■「ウイグル人はテロリスト」と断じた温首相の異常
これは侵略国家ならではの異常心理とでも言うべきか。
たとえば温家宝首相は十三日の野田首相との日中首脳会談で、「テロリストを国内に入れるのは許せない」と食ってかかっている。
そして外交部の洪磊報道官も十四日の記者会見で、こう言い放った。
「世界ウイグル会議はテロ組織と密接な関係を持つ徹頭徹尾の反中分裂組織。日本側が中国の断固たる反対を顧みず、意地になって日本での関連会議を開催し、反中分裂活動を行うことを許したことに強烈な不満を表明する」
「新疆の事務は中国の内政であり、いかなる外部勢力の容喙も許されない。我々は日本に対し、中国の重大な関心を切実に尊重し、悪劣なる影響を取り除く措置を採るなど、実際の行動で中日関係の大局を守ることを要求する」
言うまでもなく、中共が世界ウイグル会議をテロ組織であるかのように宣伝するのは、自らのウイグル民族弾圧を国際社会の前で正当化するためである。
そもそも同会議がテロ組織と「密接な関係」にあるなどと言う証拠は存在していないわけだが、日本に対してこのような悪辣な宣伝を鵜呑みにせよと、温家宝首相も外交部も要求したのだから、これを異常と呼ばずして何だろう。
■中共の宣伝を無批判に垂れ流したNHKニュース
ところが日本で、その要求に忠実に応えているのが、中国への迎合姿勢で知られるメディア各社なのである。
たとえばNHKは十四日、「中国 ウイグル会議で日本非難」と題し、上記の洪磊報道官の談話を無批判に詳報した。
そしてその上で、「中国政府は、今回、出席しているウイグルの人たちが分離独立運動に関わっているとみて、代表大会が隣国の日本で開かれることに強い懸念を示しており、温家宝首相は、北京で13日行われた野田総理大臣との会談で『中国の核心的利益を尊重すべきだ』などとして、強く反発していました」と付け加えた。
世界ウイグル会議の主張には一切触れず、まるで世界ウイグル会議がテロ組織との繋がりを持ち、日本側はそれを放置し、あわせて中国の内政問題に干渉し、一方的に対中関係をこじらせているかのような印象を、事情を理解していない多くの視聴者に与えているのである。
■中共の要求に従う媚中メディアの実態を知ろう
中共のメディア(宣伝)・思想統制の責任者である李長春中共中央政治局常務委員は九年三月に来日した際、NHKを含む日本の主要メディアのトップを集めてスピーチし(中共側の表現では「重要談話を行い」)、「大多数の国民にとって、メディアは依然として相手国を理解し、共通認識を広げる主要なルート。両国のメディアは両国関係及び相手国を真実に即し、全面的、客観的かつ公正に紹介、論評し、両国国民の相互理解と友好感情の増進に向け積極的な役割を果たすべき」とアピールした。
もちろん中共の独裁者が言う「客観的かつ公正に」と言うのは「中共に偏見、悪意を持つな」と言うこと。「中共の嫌がることを報じなければ、両国の相互理解、友好感情は増進される」と、情報統制を要求したのだ。
これを聞いても、中共が言う日中の「友好」とは日本の「譲歩」「妥協」「従属」の代名詞であることがわかるわけだが、NHKの上の報道は、まさにそうした要求に従ったものとしか受け取れないのだ。
こうしたメディアが国民の上に立って大きな影響力を発揮しているという事実も、青少年を含む全国国民に伝えなければならない。
■ウイグル人の靖国神社参拝を中共が警戒する理由
ところでラビア・カーディル総裁ら世界ウイグル会議のメンバーは十四日、呉竹会の案内で靖国神社を参拝し、日本国民としては感謝に堪えないところだが、洪磊報道官はこれについても怒りのコメントを見せている。
「靖国神社は日本軍国主義の対外侵略の象徴。世界ウイグル会議の反中分子は日本右翼勢力と結託し、祖国分裂、中日関係破壊という政治的本質を遺憾なく曝け出した。その拙劣な行動はウイグル同胞を含む内外の中華民族によって必ず唾棄されるだろう」と。
これは疎かに聞いてはならない発言だ。
要するに「ウイグル民族が靖国神社を参拝し、中国の拡張主義に反撥する日本国民との心の絆を強めることは、東トルキスタンの解放、そして中国と日本との主従関係の清算に道を開くほど威力がある」と洞察し、警戒しているのである。
「これを中華民族は唾棄する」と言うのは当然だろう。しかし一日も早く中共の残虐支配から抜け出したいと願う圧倒的多数のウイグル人は、決して「唾棄」することはあるまい。「対外侵略」と言うなら、ウイグル人は中共のそれにこそ、怒りを抱いている。
参拝に同行した小坂英二東京都荒川区議(日本ウイグル地方議員連盟幹事長)によると、「アジア解放のために戦った方々を祀るのが靖国神社であり、そこを参拝するのは当然のこととの考えで、ラビア・カーディル氏は参拝を決めた。『ウイグルの英霊は罵詈雑言にさらされているが、真実は隠せない。中国の圧迫を受ける各国と連携して行く』と話していた」とのことだ。
靖国神社を参拝したアビア・カーディル氏ら世界ウイグル会議のメンバー(撮影
=小坂英二氏)
日本の外交政策、国家戦略の姿勢として「日中友好」の対極をなすのが「アジア解放」と言うものではないだろうか。
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日時 平成24年5月17日(木) 16時00分集合
場所 集合:三河台公園 (「六本木」駅 徒歩3分)
解散:笄[こうがい]公園
主催 世界ウイグル会議 http://www.uyghurcongress.org/
日本ウイグル協会 http://uyghur-j.org/
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日時 平成24年5月17日(木) 18時30分 (18時00分開場)
場所 ムーブ町屋 ムーブホール
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演奏 カラワンウイグル楽団
※ 世界ウイグル会議東京大会(5月14日~17日)のため来日
主催 日本文化チャンネル桜
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日時 平成24年5月18日(金) 18時30分~20時30分 (18時00分開場) ※ 途中入場可
場所 北とぴあ 3階 つつじホール
JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分
東京メトロ南北線「王子駅」5番出口より直結
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演奏 カラワンウイグル楽団
※ 世界ウイグル会議東京大会(5月14日~17日)のため来日
入場料 前売り券 2,000円 / 当日券 2,500円
主催 ウイグル音楽祭実行委員会
協力 台湾研究フォーラム
御連絡先 ウイグル音楽祭実行委員会(チケットお申し込み先)
TEL 090-4138-6397 MAIL [email protected]
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