中共に利用された「朝日」社説の石原批判
2012/04/19/Thu
■中共メディアに引用された朝日の社説
石原氏の尖閣買収計画は中共御用メディアの批判ターゲットだ
尖閣買収計画を明らかにした石原慎太郎都知事に対し、批判を展開しているのが中共の御用メディアだ。その有力な一つで中共機関誌人民日報系の環球時報も四月十九日の記事で、石原氏を次のように強く批判している。
―――石原氏の発言にインターネット上では拍手を送る書き込みがあふれている。そして中国国内では、政府に強硬な対応を求めるネット世論が噴出している。中国のネットユーザーは中国政府に対して日本に強行であれと極力要求するなど、両国民がお互いに批判しあっている。国交正常化四十年を迎える隣国同士でもある。こうした両国の関係を、石原氏はどう考えているのか。石原氏には、新党構想が取りざたされている。その折から、税金を使って選挙向けのパフォーマンスをしているようにも見える。
これを見て、どこかで読んだ気がする日本国民は少なくないと思う。なぜならこれは「尖閣買い上げ―石原発言は無責任だ」と題する十八日付の朝日新聞の社説の抄訳引用に他ならないからである。
■石原氏の「孤立」を印象付けたい中共
ところで石原氏の計画に関し、中国側の反応には意外と抑制が効いている。外交部の劉為民報道官は十八日の定例会見で、「釣魚島及びその付属島嶼は古来中国の固有領土。日本側がいかなる措置を採ろうと不法にして無効であり、中国に帰属するとの事実を変えることはできない」との従来の主張を繰り返し、「一部の政客の無責任な言行が中国の主権を犯したばかりか、中日関係の大局を損なっている」と付け加えるにとどめている。
中共が対日批判で抑制ぎみなのはなぜか
これに関して産経新聞は「劉報道官は…強い日本批判は避けた。共産党機関紙、人民日報など主要各紙も、劉報道官が十七日に出した『いかなる不法な措置も不法かつ無効』とする反論を伝えるにとどめた」と報じ、「中国国内の反日感情の高まりを、日中摩擦が激化することを防ぐため、当局が慎重に対応を検討していることがうかがえる」との見方を示した。
そのよう見るなら、劉報道官が「一部の政客の無責任な言行」と強調した理由も理解できよう。中共は国内に向け「日中の摩擦を引き起こそうと望んでいるのは、少数の右翼たちだけ。対日関係は安定している」と宣伝したいのだ。
そしてそうした中共の意向を受けて環球時報は、石原氏ら「右翼」が日本国内で孤立しているとの印象を広げるため、朝日の石原批判を取り上げたのだろう。
環球時報の記事は、朝日以外の日本各紙も批判を行っていると報じている。
■日本各紙の石原批判は中共のためか
また環球時報に限らず、他の御用メディアも、日本各紙の石原氏に批判的な、あるいは冷淡な記事を盛んに取り上げているところだ。
中共メディアは日本メディアによる石原氏への批判的報道を盛んに引用している
何しろ日本の各紙もほとんど一斉に「日中摩擦」に懸念を表明しているのだから、中共にとってはあまりに都合がいい。
いやもしかしたら最初から、中共が満足するような記事を書いたのではないか。
日本のメディアに、そうした傾向があるのは言わば常識だ。それであって初めて、各紙が日本のメディアでありながら、日本の主権の防衛を訴える石原氏を叩くという不自然さの理由も説明がつこう。
中共が対日外交で怒りをぶつけるとき、日本で必ずと言っていいほど見られるのが、中共の側に立って発言をする政界、メディアの蠢きであるが、この由々しき現象は、残念ながら今回も、目の当たりにするところとなってしまった。
■歓迎するべき「反日感情」の高まり
中共の御用メディアになり下がっている各紙の言論に、日本国民は惑わされてはならない。
たとえば「両国民がお互いに批判しあっている」と懸念する朝日だが、「批判しあう」のは実に結構なことではないか。
日本国民は中共の尖閣侵略の野心に憤っている。中国国民は反中共感情と表裏一体の反日感情を高ぶらせている。そしてそれらが侵略者である中共を困惑させ、やがては傍若無人の拡張政策の見直しに繫がるかも知れないのである。
少なくとも、日本国民が朝日の訴えに従い、領土問題において劣勢のまま、無批判に「国交正常化四十年」などを祝うならば、かの国は増長し、その拡張にはますます歯止めがかからなくなることだろう。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
4・21/22靖国神社前/社会科教科書に台湾を中国領土と記載させる文科省検定を許すな!街頭演説・署名活動
小中高校用の社会科教科書(地理・地図帳)で台湾を中国領と記載させる文部科学省の検定是正を訴える外宣、署名活動を下記の要領で実施しますので、お時間のある方はご協力ください。
日時 4月21日(土)11時~16時
4月22日(日)11時~16時
場所 靖国神社第一鳥居前(地下鉄九段下駅1番出口出てすぐ)
活動内容 街頭演説・署名集め・チラシ配布
主催 台湾研究フォーラム
問合せ 090-9332-1881
仙台にパンダはいらない!集会&デモ行進 in 仙台
平成24年4月21日(土)
13時00分 集合・集会 於・勝山公園(地下鉄「北四番丁」駅徒歩10分)
14時00分 デモ行進出発
16時00分 肴町公園 到着・解散
主催 仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会
http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/
共催 頑張れ日本!全国行動委員会
御連絡先 TEL 090-6462-5829 (及川)
アジア自由民主連帯協議会第二回講演会「拉致被害者の救出と北朝鮮民主化に向けて」
金正恩三大世襲体制、ミサイル発射と異常事態が続く北朝鮮。拉致被害者奪還、そして独裁政権の民主化への道のりはいまだ不透明な状態です。
ミサイル発射や金日成生誕100周年を祝う金正恩独裁体制に日本はどう対峙すべきか特定失踪者問題調査会の活動を通じて拉致問題の核された闇を追及してきた荒木和博氏と北朝鮮を脱出しここ日本に生活している脱北者の視点を通じて考える講演会を開催します。
講師:荒木和博(特定失踪者問題調査会) ゲスト:日本在住脱北者
日時:4月22日(日)午後2時開場 2時半開会 5時閉会
参加費: 1000円(会員は500円)
場所:TKPスター貸会議室 飯田橋東口徒歩2分
http://www.kaigishitsu.jp/gmap/gmap-iidabashi.html
中国政府は脱北者(北朝鮮難民)を難民として保護し、北朝鮮への強制送還を停止せよ : アジア自由民主連帯協議会 声明 http://freeasia2011.org/japan/archives/842
ウイグル音楽祭(世界ウイグル会議東京大会に合わせ開催)
シルクロードでお馴染みのウイグルの民族音楽を紹介する、一夜限りの音楽イベントです。悠久の荒野の心躍る音楽をたっぷりとお楽しみください!
出演はヨーロッパでも定期公演している“カラワンウイグル楽団”。ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているウイグルの民族音楽“12ムカム”を演奏します。
日時:5月18日(金) 18:30公演(18:00開場~20:30終了 途中入場可)
会場:北とぴあ 3Fつつじホール (東京都北区王子1-11-1)
アクセス ●JR京浜東北線王子駅下車 北口より徒歩2分
●地下鉄南北線王子駅下車 5番出口直結
●都電荒川線王子駅前より徒歩5分
チケット:前売り2000円/当日券2500円
連絡先・チケット申込先:ウイグル音楽祭実行委員会
090-4138-6397 [email protected]
石原氏の尖閣買収計画は中共御用メディアの批判ターゲットだ
尖閣買収計画を明らかにした石原慎太郎都知事に対し、批判を展開しているのが中共の御用メディアだ。その有力な一つで中共機関誌人民日報系の環球時報も四月十九日の記事で、石原氏を次のように強く批判している。
―――石原氏の発言にインターネット上では拍手を送る書き込みがあふれている。そして中国国内では、政府に強硬な対応を求めるネット世論が噴出している。中国のネットユーザーは中国政府に対して日本に強行であれと極力要求するなど、両国民がお互いに批判しあっている。国交正常化四十年を迎える隣国同士でもある。こうした両国の関係を、石原氏はどう考えているのか。石原氏には、新党構想が取りざたされている。その折から、税金を使って選挙向けのパフォーマンスをしているようにも見える。
これを見て、どこかで読んだ気がする日本国民は少なくないと思う。なぜならこれは「尖閣買い上げ―石原発言は無責任だ」と題する十八日付の朝日新聞の社説の抄訳引用に他ならないからである。
■石原氏の「孤立」を印象付けたい中共
ところで石原氏の計画に関し、中国側の反応には意外と抑制が効いている。外交部の劉為民報道官は十八日の定例会見で、「釣魚島及びその付属島嶼は古来中国の固有領土。日本側がいかなる措置を採ろうと不法にして無効であり、中国に帰属するとの事実を変えることはできない」との従来の主張を繰り返し、「一部の政客の無責任な言行が中国の主権を犯したばかりか、中日関係の大局を損なっている」と付け加えるにとどめている。
中共が対日批判で抑制ぎみなのはなぜか
これに関して産経新聞は「劉報道官は…強い日本批判は避けた。共産党機関紙、人民日報など主要各紙も、劉報道官が十七日に出した『いかなる不法な措置も不法かつ無効』とする反論を伝えるにとどめた」と報じ、「中国国内の反日感情の高まりを、日中摩擦が激化することを防ぐため、当局が慎重に対応を検討していることがうかがえる」との見方を示した。
そのよう見るなら、劉報道官が「一部の政客の無責任な言行」と強調した理由も理解できよう。中共は国内に向け「日中の摩擦を引き起こそうと望んでいるのは、少数の右翼たちだけ。対日関係は安定している」と宣伝したいのだ。
そしてそうした中共の意向を受けて環球時報は、石原氏ら「右翼」が日本国内で孤立しているとの印象を広げるため、朝日の石原批判を取り上げたのだろう。
環球時報の記事は、朝日以外の日本各紙も批判を行っていると報じている。
■日本各紙の石原批判は中共のためか
また環球時報に限らず、他の御用メディアも、日本各紙の石原氏に批判的な、あるいは冷淡な記事を盛んに取り上げているところだ。
中共メディアは日本メディアによる石原氏への批判的報道を盛んに引用している
何しろ日本の各紙もほとんど一斉に「日中摩擦」に懸念を表明しているのだから、中共にとってはあまりに都合がいい。
いやもしかしたら最初から、中共が満足するような記事を書いたのではないか。
日本のメディアに、そうした傾向があるのは言わば常識だ。それであって初めて、各紙が日本のメディアでありながら、日本の主権の防衛を訴える石原氏を叩くという不自然さの理由も説明がつこう。
中共が対日外交で怒りをぶつけるとき、日本で必ずと言っていいほど見られるのが、中共の側に立って発言をする政界、メディアの蠢きであるが、この由々しき現象は、残念ながら今回も、目の当たりにするところとなってしまった。
■歓迎するべき「反日感情」の高まり
中共の御用メディアになり下がっている各紙の言論に、日本国民は惑わされてはならない。
たとえば「両国民がお互いに批判しあっている」と懸念する朝日だが、「批判しあう」のは実に結構なことではないか。
日本国民は中共の尖閣侵略の野心に憤っている。中国国民は反中共感情と表裏一体の反日感情を高ぶらせている。そしてそれらが侵略者である中共を困惑させ、やがては傍若無人の拡張政策の見直しに繫がるかも知れないのである。
少なくとも、日本国民が朝日の訴えに従い、領土問題において劣勢のまま、無批判に「国交正常化四十年」などを祝うならば、かの国は増長し、その拡張にはますます歯止めがかからなくなることだろう。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓
モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
4・21/22靖国神社前/社会科教科書に台湾を中国領土と記載させる文科省検定を許すな!街頭演説・署名活動
小中高校用の社会科教科書(地理・地図帳)で台湾を中国領と記載させる文部科学省の検定是正を訴える外宣、署名活動を下記の要領で実施しますので、お時間のある方はご協力ください。
日時 4月21日(土)11時~16時
4月22日(日)11時~16時
場所 靖国神社第一鳥居前(地下鉄九段下駅1番出口出てすぐ)
活動内容 街頭演説・署名集め・チラシ配布
主催 台湾研究フォーラム
問合せ 090-9332-1881
仙台にパンダはいらない!集会&デモ行進 in 仙台
平成24年4月21日(土)
13時00分 集合・集会 於・勝山公園(地下鉄「北四番丁」駅徒歩10分)
14時00分 デモ行進出発
16時00分 肴町公園 到着・解散
主催 仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会
http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/
共催 頑張れ日本!全国行動委員会
御連絡先 TEL 090-6462-5829 (及川)
アジア自由民主連帯協議会第二回講演会「拉致被害者の救出と北朝鮮民主化に向けて」
金正恩三大世襲体制、ミサイル発射と異常事態が続く北朝鮮。拉致被害者奪還、そして独裁政権の民主化への道のりはいまだ不透明な状態です。
ミサイル発射や金日成生誕100周年を祝う金正恩独裁体制に日本はどう対峙すべきか特定失踪者問題調査会の活動を通じて拉致問題の核された闇を追及してきた荒木和博氏と北朝鮮を脱出しここ日本に生活している脱北者の視点を通じて考える講演会を開催します。
講師:荒木和博(特定失踪者問題調査会) ゲスト:日本在住脱北者
日時:4月22日(日)午後2時開場 2時半開会 5時閉会
参加費: 1000円(会員は500円)
場所:TKPスター貸会議室 飯田橋東口徒歩2分
http://www.kaigishitsu.jp/gmap/gmap-iidabashi.html
中国政府は脱北者(北朝鮮難民)を難民として保護し、北朝鮮への強制送還を停止せよ : アジア自由民主連帯協議会 声明 http://freeasia2011.org/japan/archives/842
ウイグル音楽祭(世界ウイグル会議東京大会に合わせ開催)
シルクロードでお馴染みのウイグルの民族音楽を紹介する、一夜限りの音楽イベントです。悠久の荒野の心躍る音楽をたっぷりとお楽しみください!
出演はヨーロッパでも定期公演している“カラワンウイグル楽団”。ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているウイグルの民族音楽“12ムカム”を演奏します。
日時:5月18日(金) 18:30公演(18:00開場~20:30終了 途中入場可)
会場:北とぴあ 3Fつつじホール (東京都北区王子1-11-1)
アクセス ●JR京浜東北線王子駅下車 北口より徒歩2分
●地下鉄南北線王子駅下車 5番出口直結
●都電荒川線王子駅前より徒歩5分
チケット:前売り2000円/当日券2500円
連絡先・チケット申込先:ウイグル音楽祭実行委員会
090-4138-6397 [email protected]