李登輝氏起訴は中国の指示との見方
2011/07/01/Fri
台湾の検察当局は六月三十日、李登輝元総統と側近だった劉泰英氏を国家機密費約七百八十万ドル(約六億三千万円)を着服したとして、公有財物横領の罪などで起訴したと発表した。
この件ではすでに〇三年、国家安全局の元会計長が起訴され、その後法廷で無罪が確定していた。
そこで、これに関して台湾国内では、来年一月に予定される総統(大統領)選挙を前に、国民党政権が司法を利用して政敵叩きに出たとの見方が一般的だ。
日本人には意外に映るが、国民党を主導する在台中国人勢力にとり、法律、司法とは元来、政権防衛のための道具なのだ。彼らは民主改革以降、台頭した台湾人の政治勢力に対し、独裁政権時代のように恐怖政治を加えてやりたいとムズムズしている。
「棄馬保台」(中国傾斜の馬英九を捨てて台湾を守れ)と訴え、選挙で馬英九総統に挑む民進党の蔡英文主席への支持を打ち出し、有権者に大きな影響を与えているのが李登輝氏だ。しかも李登輝といえば、民主改革などといって国民党の独裁者としての権力を捨て去った憎悪の対象でもある。
起訴の翌日、談笑する李登輝氏と蔡英文氏
そこで、国民党は陳水扁前総統に続いて報復しようとしているとか、いや狙いはやはり蔡英文氏であり、李登輝氏起訴で他の蔡英文氏支持者を恫喝しているとか、いざとなれば蔡英文氏自身も逮捕してやると警告しているとか、陳水扁氏が機密費流用の罪で投獄された際、李登輝氏がそれを非難した経緯も踏まえ、陳氏支持者と李氏支持者との間の対立を煽ろうとしているとか…。台湾人一般はそのような見方をしている。
ところで、国民党政権のパトロン的存在というか、この政権を存続させることで台湾併呑を達成させようと企図している中共が、これに関与はしていないかといえば、その可能性は誰も否定できまい。
なにしろ国民党は、完全に中共の傀儡に成り下がっている。国民党も必死だし、中共も必死なのだ。
これに関しては李登輝氏の指導を受ける政党、台湾団結連盟の黄昆輝主席が七月一日の記者会見で、中国の指示による可能性を指摘した。
記者会見で中国の関与の可能性を指摘した黄昆輝氏
それによれば黄世銘検察総長は六月八日に中国を訪問し、現地で密室会談を行っているのが確認されている。そして帰国は十五日。それからこの解決済みの案件に再び着手している。
ちなみに中共にとっても李登輝氏は台湾の脱中国化(民主化)を進めた千古の罪人であり、総統退任後も許しがたい存在だ。
その理由のひとつには、李登輝氏が日本訪問の際に見せたヒステリックな反応からもわかるように、同氏が台湾併呑の最大障害である日米同盟の片割れである日本における反中国勢力(保守勢力。中国式にいえば「右翼勢力」)に大きな影響力を有しているというのもある。
李登輝氏のネガティブキャンペーンが今後日本にも向けられるようになるなら、それは日台分断の陰謀の恐れもあり、それを主導するのは誰かを見なければならないだろう。
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中共「南モンゴル支配」の犯罪に対する抗議活動
7月2日(土)10:00-10:30
集合場所は麻布税務署前(港区西麻布3丁目3番5号)。
抗議場所は中国大使館前
地下鉄日比谷線六本木駅 徒歩8分
地下鉄大江戸線六本木駅 徒歩12分
地下鉄千代田線乃木坂駅※代々木上原方面出口より 徒歩12分
主催 モンゴル自由連盟党
7月2日、7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ
2009年7月5日は東トルキスタンのウイグル人の歴史上、最も悲惨で悲劇的な日でした。世界ウイグル会議は2週年目にあたるこの日を記念し、ウイグル人が壊滅的な窮状にあることをデモやその他のアクションで訴えるよう、世界中のウイグル組織、東トルキスタン組織に呼びかけています。日本でも、日本ウイグル協会主催の、今回のデモ行進を予定しております。
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
2009年12月にはカンボジアに逃げたウイグル人22人が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命申請をしていたにも関わらず、中国に強制送還されました。この中には2人の子どもが含まれています。
更に2011年5月には、カザフスタンに逃げていたエリシディン・イスライル氏が、UNHCRによってスウェーデンが亡命受け入れを決定していたにも関わらず、中国に強制送還されました。
カンボジアやカザフスタンなど、中国は周辺国と経済的なつながりを強化し、それによって亡命するウイグル人を中国へ送還するよう圧力をかけています。
世界ウイグル会議及び日本ウイグル協会は、国際社会が以下のことを中国政府に促すよう、訴えて参ります。
・2009年7月の事件の際の正確な犠牲者数をはっきりさせるため、独立した効果的な調査をしてください。
・7月5日のただの平和的なデモ参加者を、即時かつ無条件に釈放するよう求めてください。
容疑者とされた人々に、証拠があるのか、国際法、国内法の明確な犯罪として立件され適切な法的手続きに基づいているのか、拷問や虐待などによる自白ではないのか、裁判は公開で公明正大な審理がなされたか、自ら法的代理人を選ぶことができたか、を調査してください。
・新彊の裁判所では国際基準に則って裁判が行われたかを明らかにしてください。
被告は弁護士を自ら選ぶことができたか、家族や弁護士に面会できたか、拘留、告訴と裁判について親族に対し適時に通達したか、を明らかにしてください。
・7月5日の抗議行動と民族騒乱が行われた根本的な原因、厳しい政治的・宗教的抑圧、経済的差別、ウイグル語や文化が制限されていること、などを解決するよう求めてください。
皆様のご賛同を頂ければ幸いです。ご参加・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
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「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」案内
[集合場所] 常盤橋公園 (地図)
※地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分、大手町駅から徒歩4分、銀座線三越前駅から徒歩5分、JR東京駅から徒歩6分
[日時] 平成22年7月2日(土) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤橋公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:[email protected]
[協賛団体] 自由チベット協議会、台湾研究フォーラム、内モンゴル人民党、
モンゴル自由連盟党、チベット問題を考える会、在日台湾人アジア人権問題研究会
#協賛団体は交渉中の為追加される可能性があります。
※デモ行進で揚げる旗については、7・5ウルムチ事件に対して中国政府に抗議する立場であれば、どの民族支援の旗も、どの団体組織の旗でもご自由にお持ちください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※マスコミなどに撮影されると個人的に問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。
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この件ではすでに〇三年、国家安全局の元会計長が起訴され、その後法廷で無罪が確定していた。
そこで、これに関して台湾国内では、来年一月に予定される総統(大統領)選挙を前に、国民党政権が司法を利用して政敵叩きに出たとの見方が一般的だ。
日本人には意外に映るが、国民党を主導する在台中国人勢力にとり、法律、司法とは元来、政権防衛のための道具なのだ。彼らは民主改革以降、台頭した台湾人の政治勢力に対し、独裁政権時代のように恐怖政治を加えてやりたいとムズムズしている。
「棄馬保台」(中国傾斜の馬英九を捨てて台湾を守れ)と訴え、選挙で馬英九総統に挑む民進党の蔡英文主席への支持を打ち出し、有権者に大きな影響を与えているのが李登輝氏だ。しかも李登輝といえば、民主改革などといって国民党の独裁者としての権力を捨て去った憎悪の対象でもある。
起訴の翌日、談笑する李登輝氏と蔡英文氏
そこで、国民党は陳水扁前総統に続いて報復しようとしているとか、いや狙いはやはり蔡英文氏であり、李登輝氏起訴で他の蔡英文氏支持者を恫喝しているとか、いざとなれば蔡英文氏自身も逮捕してやると警告しているとか、陳水扁氏が機密費流用の罪で投獄された際、李登輝氏がそれを非難した経緯も踏まえ、陳氏支持者と李氏支持者との間の対立を煽ろうとしているとか…。台湾人一般はそのような見方をしている。
ところで、国民党政権のパトロン的存在というか、この政権を存続させることで台湾併呑を達成させようと企図している中共が、これに関与はしていないかといえば、その可能性は誰も否定できまい。
なにしろ国民党は、完全に中共の傀儡に成り下がっている。国民党も必死だし、中共も必死なのだ。
これに関しては李登輝氏の指導を受ける政党、台湾団結連盟の黄昆輝主席が七月一日の記者会見で、中国の指示による可能性を指摘した。
記者会見で中国の関与の可能性を指摘した黄昆輝氏
それによれば黄世銘検察総長は六月八日に中国を訪問し、現地で密室会談を行っているのが確認されている。そして帰国は十五日。それからこの解決済みの案件に再び着手している。
ちなみに中共にとっても李登輝氏は台湾の脱中国化(民主化)を進めた千古の罪人であり、総統退任後も許しがたい存在だ。
その理由のひとつには、李登輝氏が日本訪問の際に見せたヒステリックな反応からもわかるように、同氏が台湾併呑の最大障害である日米同盟の片割れである日本における反中国勢力(保守勢力。中国式にいえば「右翼勢力」)に大きな影響力を有しているというのもある。
李登輝氏のネガティブキャンペーンが今後日本にも向けられるようになるなら、それは日台分断の陰謀の恐れもあり、それを主導するのは誰かを見なければならないだろう。
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集合場所は麻布税務署前(港区西麻布3丁目3番5号)。
抗議場所は中国大使館前
地下鉄日比谷線六本木駅 徒歩8分
地下鉄大江戸線六本木駅 徒歩12分
地下鉄千代田線乃木坂駅※代々木上原方面出口より 徒歩12分
主催 モンゴル自由連盟党
7月2日、7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ
2009年7月5日は東トルキスタンのウイグル人の歴史上、最も悲惨で悲劇的な日でした。世界ウイグル会議は2週年目にあたるこの日を記念し、ウイグル人が壊滅的な窮状にあることをデモやその他のアクションで訴えるよう、世界中のウイグル組織、東トルキスタン組織に呼びかけています。日本でも、日本ウイグル協会主催の、今回のデモ行進を予定しております。
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
2009年12月にはカンボジアに逃げたウイグル人22人が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命申請をしていたにも関わらず、中国に強制送還されました。この中には2人の子どもが含まれています。
更に2011年5月には、カザフスタンに逃げていたエリシディン・イスライル氏が、UNHCRによってスウェーデンが亡命受け入れを決定していたにも関わらず、中国に強制送還されました。
カンボジアやカザフスタンなど、中国は周辺国と経済的なつながりを強化し、それによって亡命するウイグル人を中国へ送還するよう圧力をかけています。
世界ウイグル会議及び日本ウイグル協会は、国際社会が以下のことを中国政府に促すよう、訴えて参ります。
・2009年7月の事件の際の正確な犠牲者数をはっきりさせるため、独立した効果的な調査をしてください。
・7月5日のただの平和的なデモ参加者を、即時かつ無条件に釈放するよう求めてください。
容疑者とされた人々に、証拠があるのか、国際法、国内法の明確な犯罪として立件され適切な法的手続きに基づいているのか、拷問や虐待などによる自白ではないのか、裁判は公開で公明正大な審理がなされたか、自ら法的代理人を選ぶことができたか、を調査してください。
・新彊の裁判所では国際基準に則って裁判が行われたかを明らかにしてください。
被告は弁護士を自ら選ぶことができたか、家族や弁護士に面会できたか、拘留、告訴と裁判について親族に対し適時に通達したか、を明らかにしてください。
・7月5日の抗議行動と民族騒乱が行われた根本的な原因、厳しい政治的・宗教的抑圧、経済的差別、ウイグル語や文化が制限されていること、などを解決するよう求めてください。
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※地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分、大手町駅から徒歩4分、銀座線三越前駅から徒歩5分、JR東京駅から徒歩6分
[日時] 平成22年7月2日(土) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤橋公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:[email protected]
[協賛団体] 自由チベット協議会、台湾研究フォーラム、内モンゴル人民党、
モンゴル自由連盟党、チベット問題を考える会、在日台湾人アジア人権問題研究会
#協賛団体は交渉中の為追加される可能性があります。
※デモ行進で揚げる旗については、7・5ウルムチ事件に対して中国政府に抗議する立場であれば、どの民族支援の旗も、どの団体組織の旗でもご自由にお持ちください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※マスコミなどに撮影されると個人的に問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。
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