中共に屈従!菅直人「南京虐殺記念館」での売国言動録
2010/06/14/Mon
■菅氏が南京虐殺記念館を訪問した「意義」とは
中国では六月十日、「菅直人はかつて南京で歴史の補習を受けた」なる記事が国営新華社のニュースサイト(新華網)に掲載された。
寄稿者は上海国際研究院の学術委員会副主任を務める呉寄南氏。日本政治専門の御用学者として知られる呉氏はこれまで、訪中した菅直人氏と何度も会っている。
菅氏は民主党幹事長時代の〇二年の訪中で、愛国洗脳教育、反日プロパガンダのための悪質政治施設、南京大虐殺記念館を参観している。当時は小泉純一郎首相の靖国神社参拝の問題があり、参拝に強く反対する中共と連携した反自民党政権の宣伝パフォーマンスとも見られたが、実はこの参観に同伴したのが呉寄南氏なのだ。
菅直人氏の南京虐殺記念
館訪問に同伴した御用学
者の呉寄南氏
記事の書き出しはこうだ。
―――六月八日、菅直人氏が日本の新首相に任命された。演説や記者会見では中日関係について具体的に触れておらず、いかなる対中外交政策が進められるかに注目が集まっているが、筆者はここで、数年前に虐殺記念館の参観に同伴したときの情景を思い出すのである。
―――菅氏は〇二年五月五日、海部俊樹元首相、村山富市元首相などに次いで南京大虐殺記念館を参観した日本の政治家となった。〇二年四月二十一日、小泉純一郎首相が靖国神社を参拝し、中国や韓国などアジア諸国の人民の強烈な憤慨を引き起こしていたが、これも菅直人氏の参観に更なる象徴的意義を与えたのだった。
■中共の力を借りる菅氏が見せた無様な姿
記事によると菅氏は南京を訪れるに先立ち、上海国際問題研究所主催の「未来に向けた中日関係建立検討会」に出席し、次のような発言を行っている。
「(二十一世紀の日中関係を展望するにあたり)歴史問題から逃れることはできない」
「首相が靖国神社を参拝することは、まず憲法の政教分離の原則に反する。そして靖国神社にはまだA級戦犯が祀られており、参拝することは過去に行った反省と平和に対する決心を否定することになる。さらに参拝は隣国の不信感を招き、国際社会の日本への信頼に影響を及ぼし、国家利益を損ねた。我々はこれが耐えられない」
菅氏はこのように中国の地において、政教分離に関する最高裁判決を無視し、東京裁判なる日本断罪ショーの捏造判決に付き従い、しかも近隣国の反日政策に呼応しつつ自国の名誉を傷つけたのだが、この政治家の無様さは、南京虐殺記念館を訪れたことで、さらにいっそう際立つのである。
そのときの「情景」を記事はこう書いている。
―――陳平穏副館長の案内で菅直人氏一行は重々しい表情でゆっくりと前へ進んだ。
歴史捏造展示館で「重々しい表情」を見せた菅氏。滑稽にして卑しい
ーーーそして「南京大屠殺遇難同胞紀念館」や「300000」との象徴性の数字が書かれた記念碑前で足を止め、花輪を献じ、低頭して哀悼の意を捧げた。
作り話であるのに、いったい誰に哀悼の意を表しているのか
ーーー菅直人夫婦と隨行議員は通訳の説明を聞きながら、石畳をゆっくり進んだ。菅直人氏はまた、何度もしゃがみこんでは記念碑の中英日三国の文字で書かれた説明を細かに読んでいた。
独裁国家のプロパガンダを受け入れる民主国家の政治家の愚かな姿
菅氏は本当に記念館が宣伝する「虐殺」を史実と思い込んでいるのだろうか。おそらく事実であるか否かはどうでもいいのだろう。ただ自国の歴史を否定したい。そしてそれによって中国との関係を厚くし、その力を借りながら、やがては自国の政治権力を握りたいと思っていたのではないか。
■売国奴の中共に対する忠誠パフォーマンス
だから記念館で見せた神妙な面持ちでの参観パフォーマンスは、実際には中共への忠誠心を示すものだったはずである。ときあたかも、政敵である小泉氏が中共を激怒させていた時期だった。それだけにパフォーマンスにも力が籠もったのではないか。
当日の話はまだ続く。
―――展示コースの終着点にある白い布が敷かれたテーブル上には記帳簿が開いて置かれていた。菅直人氏は毛筆を手に取り、そこにきちんとした文字で「以史為鑒、面向未来」の八文字を書き、あわせて「日本国民主党幹事長 菅直人 2002.5.5」と署名した。
この「以史為鑒、面向未来」とは「歴史を鑑として未来へ向かう」の意。言うまでもなく江沢民時代以来の中共の決まり文句だが、もちろん対日本限定のものである。
〇五年には温家宝首相が対日三原則の一つともしているが、その直後に新華社の評論員が行った公式解説によると、次のようになる。
「『歴史を鑑として未来へ向かう』とは中日両国関係の基本準則である。最近日本は歴史などの問題で誤った態度にこだわり、絶えず中華民族の感情を傷つける誤った行為を繰り返し、中日関係を困難な局面に直面させている。中央政府が一貫して強調するこの原則を正しく認識し、深く理解することは中日関係の大局を把握し、両国人民の世世代代の友好の推進継続に役立つ」
ここにある「困難な局面」との言葉に注目しよう。つまり小泉首相の靖国神社参拝で、中共の日本政府への統制が利かなくなった当時の状況をそう表現するのである。
要するに「歴史を鑑として未来へ向かう」とは、日本は「中華民族の感情」を最優先し、中共公式の反日政治史観に対しては異議を申し立てることも許されないと言う対日屈服要求の文句なのだ。
たとえば日本は「世世代代」にわたって中国の言いなりとなれ、それが日中友好と言うものだ、と。
中共が「南京大虐殺」なる歴史捏造を行い、もし日本の政治家がそれを事実と承認しなければ、「日中友好」に悖るばかりか、「中華民族の感情を傷つける誤った行為」として糾弾されなければならないのだ、と。
菅氏はその屈服要求の言葉を復唱するように、それを自ら記帳簿に書いてしまったのだ。これは許されざる菅氏の売国行為と断言できる。
中国では小学生もが日本に命ずる。「歴史を鑑に」と
■「中国への忠誠忘れるな」との民主党へのメッセージだ
菅氏の中共への忠誠パフォーマンスはさらに続いた。
―――記念館は菅氏の求めに応じ、大虐殺の被害者である二人のおばあさんを呼んでいた。一人は日本軍に銃撃された肩の傷跡を菅氏に見せた。
呼ばれて出てきた「大虐殺」の語り部
―――菅氏は老人や現場にいた記者に対し、「私はずっど前から当時の日本軍のこのような戦争犯罪行為を聞いていた。たしかに私たちが生まれる前に発生したものだが、しかし私はやはり日本人として、中国人民に深い懺悔の気持ちを表明しなければならない」と語った。
―――「我々民主党も小泉首相の靖国神社参拝に反対している。われわれは靖国神社に取って代わる、各国の犠牲者を追悼する記念施設を作ることに努力したい」とも。
―――このようにして四十五分間の参観は終わった。
この記事の結びはこうだ。
―――八年後、菅氏は新首相に選ばれた。彼が野党時代、靖国神社参拝を強烈に反対して行った話が耳に蘇ってきた。この日本の新指導者は南京で補習した歴史を明記することを願っている。
まるでその菅氏に対して「中国への忠誠心を忘れるな」と念を押すかのようだ。
実は新華網はこの記事に先立って配信した「日本の新首相は親中派にはならない」と題する論説のなかで、菅首相は鳩山前首相の轍を踏まないため、米国から親中派と思われないような政策を行うと言った分析を行っていた。だからなおさら呉寄南氏の寄稿は、菅氏への対中屈服要求だと思ってしまう。
もちろん隣国の首相に対するこの横暴で無礼極まりない姿勢は何も呉寄南氏だけのものではなく、むしろ新華社=中共政権のものと言うことができるだろう。
8年前の補習を忘れるな、と新華社は訴える
いずれにせよ、中共の民主党政権への統制工作は、今後ますます活発化するのだろう。なぜなら日本国民は「中共の犬」と呼ぶべき、筋金入りの反日媚中派政治家を、この国の首相として戴いてしまったからだ。
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中国では六月十日、「菅直人はかつて南京で歴史の補習を受けた」なる記事が国営新華社のニュースサイト(新華網)に掲載された。
寄稿者は上海国際研究院の学術委員会副主任を務める呉寄南氏。日本政治専門の御用学者として知られる呉氏はこれまで、訪中した菅直人氏と何度も会っている。
菅氏は民主党幹事長時代の〇二年の訪中で、愛国洗脳教育、反日プロパガンダのための悪質政治施設、南京大虐殺記念館を参観している。当時は小泉純一郎首相の靖国神社参拝の問題があり、参拝に強く反対する中共と連携した反自民党政権の宣伝パフォーマンスとも見られたが、実はこの参観に同伴したのが呉寄南氏なのだ。
菅直人氏の南京虐殺記念
館訪問に同伴した御用学
者の呉寄南氏
記事の書き出しはこうだ。
―――六月八日、菅直人氏が日本の新首相に任命された。演説や記者会見では中日関係について具体的に触れておらず、いかなる対中外交政策が進められるかに注目が集まっているが、筆者はここで、数年前に虐殺記念館の参観に同伴したときの情景を思い出すのである。
―――菅氏は〇二年五月五日、海部俊樹元首相、村山富市元首相などに次いで南京大虐殺記念館を参観した日本の政治家となった。〇二年四月二十一日、小泉純一郎首相が靖国神社を参拝し、中国や韓国などアジア諸国の人民の強烈な憤慨を引き起こしていたが、これも菅直人氏の参観に更なる象徴的意義を与えたのだった。
■中共の力を借りる菅氏が見せた無様な姿
記事によると菅氏は南京を訪れるに先立ち、上海国際問題研究所主催の「未来に向けた中日関係建立検討会」に出席し、次のような発言を行っている。
「(二十一世紀の日中関係を展望するにあたり)歴史問題から逃れることはできない」
「首相が靖国神社を参拝することは、まず憲法の政教分離の原則に反する。そして靖国神社にはまだA級戦犯が祀られており、参拝することは過去に行った反省と平和に対する決心を否定することになる。さらに参拝は隣国の不信感を招き、国際社会の日本への信頼に影響を及ぼし、国家利益を損ねた。我々はこれが耐えられない」
菅氏はこのように中国の地において、政教分離に関する最高裁判決を無視し、東京裁判なる日本断罪ショーの捏造判決に付き従い、しかも近隣国の反日政策に呼応しつつ自国の名誉を傷つけたのだが、この政治家の無様さは、南京虐殺記念館を訪れたことで、さらにいっそう際立つのである。
そのときの「情景」を記事はこう書いている。
―――陳平穏副館長の案内で菅直人氏一行は重々しい表情でゆっくりと前へ進んだ。
歴史捏造展示館で「重々しい表情」を見せた菅氏。滑稽にして卑しい
ーーーそして「南京大屠殺遇難同胞紀念館」や「300000」との象徴性の数字が書かれた記念碑前で足を止め、花輪を献じ、低頭して哀悼の意を捧げた。
作り話であるのに、いったい誰に哀悼の意を表しているのか
ーーー菅直人夫婦と隨行議員は通訳の説明を聞きながら、石畳をゆっくり進んだ。菅直人氏はまた、何度もしゃがみこんでは記念碑の中英日三国の文字で書かれた説明を細かに読んでいた。
独裁国家のプロパガンダを受け入れる民主国家の政治家の愚かな姿
菅氏は本当に記念館が宣伝する「虐殺」を史実と思い込んでいるのだろうか。おそらく事実であるか否かはどうでもいいのだろう。ただ自国の歴史を否定したい。そしてそれによって中国との関係を厚くし、その力を借りながら、やがては自国の政治権力を握りたいと思っていたのではないか。
■売国奴の中共に対する忠誠パフォーマンス
だから記念館で見せた神妙な面持ちでの参観パフォーマンスは、実際には中共への忠誠心を示すものだったはずである。ときあたかも、政敵である小泉氏が中共を激怒させていた時期だった。それだけにパフォーマンスにも力が籠もったのではないか。
当日の話はまだ続く。
―――展示コースの終着点にある白い布が敷かれたテーブル上には記帳簿が開いて置かれていた。菅直人氏は毛筆を手に取り、そこにきちんとした文字で「以史為鑒、面向未来」の八文字を書き、あわせて「日本国民主党幹事長 菅直人 2002.5.5」と署名した。
この「以史為鑒、面向未来」とは「歴史を鑑として未来へ向かう」の意。言うまでもなく江沢民時代以来の中共の決まり文句だが、もちろん対日本限定のものである。
〇五年には温家宝首相が対日三原則の一つともしているが、その直後に新華社の評論員が行った公式解説によると、次のようになる。
「『歴史を鑑として未来へ向かう』とは中日両国関係の基本準則である。最近日本は歴史などの問題で誤った態度にこだわり、絶えず中華民族の感情を傷つける誤った行為を繰り返し、中日関係を困難な局面に直面させている。中央政府が一貫して強調するこの原則を正しく認識し、深く理解することは中日関係の大局を把握し、両国人民の世世代代の友好の推進継続に役立つ」
ここにある「困難な局面」との言葉に注目しよう。つまり小泉首相の靖国神社参拝で、中共の日本政府への統制が利かなくなった当時の状況をそう表現するのである。
要するに「歴史を鑑として未来へ向かう」とは、日本は「中華民族の感情」を最優先し、中共公式の反日政治史観に対しては異議を申し立てることも許されないと言う対日屈服要求の文句なのだ。
たとえば日本は「世世代代」にわたって中国の言いなりとなれ、それが日中友好と言うものだ、と。
中共が「南京大虐殺」なる歴史捏造を行い、もし日本の政治家がそれを事実と承認しなければ、「日中友好」に悖るばかりか、「中華民族の感情を傷つける誤った行為」として糾弾されなければならないのだ、と。
菅氏はその屈服要求の言葉を復唱するように、それを自ら記帳簿に書いてしまったのだ。これは許されざる菅氏の売国行為と断言できる。
中国では小学生もが日本に命ずる。「歴史を鑑に」と
■「中国への忠誠忘れるな」との民主党へのメッセージだ
菅氏の中共への忠誠パフォーマンスはさらに続いた。
―――記念館は菅氏の求めに応じ、大虐殺の被害者である二人のおばあさんを呼んでいた。一人は日本軍に銃撃された肩の傷跡を菅氏に見せた。
呼ばれて出てきた「大虐殺」の語り部
―――菅氏は老人や現場にいた記者に対し、「私はずっど前から当時の日本軍のこのような戦争犯罪行為を聞いていた。たしかに私たちが生まれる前に発生したものだが、しかし私はやはり日本人として、中国人民に深い懺悔の気持ちを表明しなければならない」と語った。
―――「我々民主党も小泉首相の靖国神社参拝に反対している。われわれは靖国神社に取って代わる、各国の犠牲者を追悼する記念施設を作ることに努力したい」とも。
―――このようにして四十五分間の参観は終わった。
この記事の結びはこうだ。
―――八年後、菅氏は新首相に選ばれた。彼が野党時代、靖国神社参拝を強烈に反対して行った話が耳に蘇ってきた。この日本の新指導者は南京で補習した歴史を明記することを願っている。
まるでその菅氏に対して「中国への忠誠心を忘れるな」と念を押すかのようだ。
実は新華網はこの記事に先立って配信した「日本の新首相は親中派にはならない」と題する論説のなかで、菅首相は鳩山前首相の轍を踏まないため、米国から親中派と思われないような政策を行うと言った分析を行っていた。だからなおさら呉寄南氏の寄稿は、菅氏への対中屈服要求だと思ってしまう。
もちろん隣国の首相に対するこの横暴で無礼極まりない姿勢は何も呉寄南氏だけのものではなく、むしろ新華社=中共政権のものと言うことができるだろう。
8年前の補習を忘れるな、と新華社は訴える
いずれにせよ、中共の民主党政権への統制工作は、今後ますます活発化するのだろう。なぜなら日本国民は「中共の犬」と呼ぶべき、筋金入りの反日媚中派政治家を、この国の首相として戴いてしまったからだ。
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