菅直人首相の訪中取り止めは米国の圧力
2010/06/10/Thu
■中国メディアが伝える菅首相の親中経歴
菅直人氏がどれほど中国に籠絡されているかを教えてくれるのが、日本新華僑報の六月十日の記事「将来の胡菅会談は必ず中日関係の発展を促進する」だ。
そこには菅氏の親中経歴が次のように縷々綴られている。本国メディアの報道を集成したもののようだ。
―――菅直人氏は鳩山由紀夫氏より中日関係を重視し、中国と良好な関係を発展させようと主張している。
――― 一九八四年、胡耀邦総書記に招かれた三千名の日本青年の一人として訪中したとき、全国青年連合会の主席だった胡錦濤氏と知り合った。その後数十回にわたって訪中しているが、毎回中国の指導者と会見している。このため胡錦濤氏など指導者たちとは深い友情と信頼関係で結ばれている。
―――胡錦濤氏とは二十年以上にわたって親密に交際している。当時の二人の青壮年は今では国家指導者になっており、これは両国の交流史上でそうはないことだ。国境を越えた長年の友情に情感の色彩を添えられた中日関係はますます好い方向に行くと確信できる。
胡錦濤氏とは二十年以上も交流していると言う。写真は〇三年の訪中時のもの
―――中国留学生と日本の青年との友好交流に努力してきたばかりか、母校の東京工業大学の留学生と毎年一回交流会を開催し、両国人民の相互理解と友情を深め、ともに日中関係の発展を推進している。また何度も留学生を招き、一緒に餃子を作って年越しをしている。
―――歴史問題では日本が三〇年代に中国侵略を開始し、侵略戦争を進めた歴史事実を承認し、日本は過去の侵略戦争とアジアでの殖民地統治に関して深く反省し、謝罪するべきだとしている。
―――台湾問題では中国が早期に統一を達成するよう希望表明を行い、台湾は中国領土の一部分だと主張し、公の場で「台湾独立に反対する」と表明した。
―――中国政府が国際金融危機に際して採った政策と成果を賞賛し、一〇年四月二日には財務大臣として、中国に人民元切り上げの要求圧力を加えるのはよくないと述べた。
―――菅直人氏は中国を十分理解しており、中国通と称えることができる。中国には極めて友好的であり、中日関係について引き続き友好政策を進めて行くだろう。
■菅氏は中国による籠絡工作の重点対象だった
このように、中国が日中関係の政治的基礎と主張し、日本の譲歩、妥協、屈服を要求する歴史問題と台湾問題において、ここまで屈服した立場を表明してきた菅氏。
要するに「日本の中国侵略なるものを糾弾する一方で「中国の台湾侵略」を正当化しているのだ。
すべてが中国の政治宣伝に従った主張であり、姿勢と言える。もし「中国統一」と言う名の「台湾侵略」が行われれば、日本の安全保障は危殆に瀕することとなるが、反米親中派の例に漏れず、日本は中国に歯向かわず、ただその影響下での平和を属国として享受すれば、それでいいのだと考えているのだろう。
「指導者たちとは深い友情と信頼関係で結ばれている」と書かれた菅氏だが、本人自身も「中国の指導者は素晴らしい。小政党時代のときですら、訪中のたびに時間を割いて会ってくれた。だから私は江沢民主席、胡錦濤主席、温家宝総理、それから朱鎔基総理とはみなよく知った友人なのだ」と、中国メディアに対して感慨深げに語っていた。
江沢民氏からも歓迎を受けた菅氏。籠絡工作が進んでいた
要するにこの人物は、そこまで籠絡工作の重点対象になってきたわけだ。
中国政府が外国の政治家を籠絡する目的は共同戦線構築のため、中国の言いなりさせることにあるが、菅氏は見事なまでに、あの国の外臣に成り下がってしまっている。
■中国を訪問すれば面子を与えられたはずの菅氏
さてその菅氏が当初、首相就任後の最初の外遊先として中国を選ぶ(六月十二日の上海万博での「日本デー」に出席する)可能性が報じられた際、中国では快哉が叫ばれた。
もちろんそれは中国の人々が、日中間の豊かな友情を求めているためと言うより、自尊心が満たされたいからなのだろう。
自民党政権時代の日本は「米国の走狗」であり、歴代首相は就任後、先ずワシントン詣を行ったものだが、民主党政権発足後は「中国の走狗」に転じるのではないかと期待が高まっているのだ。
当時中国のメディアは、菅氏が初の外遊先に中国を選ぶ理由を、さまざま分析していた。
―――初の国際舞台につき、失敗は許されない菅氏だが、もし米国を訪れれば、外交経験がないため必ず失敗に終わる。しかし中国を選べば必ずしもそうはならない。それは中国の指導者との長年の関係があるためだけでない。中国人の習慣により、必ず訪問成功の演出が施され、面子を与えられるからだ。
―――中国へ行けば菅氏は愉快にくつろぎながら胡錦濤氏と茅台酒を飲むに違いない。日本と中国の間には目下あまりトラブルがない。たとえあっても鳩山首相が温家宝総理の訪日帰還中に解決してくれている。しかしもし米国の土を踏めば、その瞬間から気持ちは重たくなるだろう。なぜならオバマ氏から「いつ普天間基地問題に取り掛かるのか」と迫られることになるからだ。
―――もっとも、深い観点から言えば、財務大臣だった菅氏は国庫の苦しさを知っている。財政収入を増やすには経済発展が必要であり、新たな経済成長のためには中国市場に頼らなければならない。中国との関係強化こそ日本の財源強化なのだ。これが外遊先に中国を選んだ根本的理由である。(香港文匯報、七日)
どれもこれも、「なるほど」と思わせる分析である。
■親中姿勢を警戒―米国が菅氏に圧力をかけた
ところがその後、菅氏が「行程に首脳会談が含まれていない」との理由で訪中を見合わせたため、「それはなぜか」が中国では関心事となった。そこで飛び込んできたニュースが「米国が圧力を掛けた」だった。
―――菅氏に近い議員によれば「米国政府がこの訪中計画に極めて大きな不満を抱いた。普天間基地問題が未解決の状況では、日米関係を緊張させることは避けなければならない」と言う。
情報源は中国語のニュースサイトである日本新聞網(五日)の報道。これが中国のメディア各社によって拡散報道されたのだ。
一方、新華社系の国際先駆導報(十日)は「日本の新首相は親中派にならない」と題する論評で、日本での「上海行きを取り止めたのは米国から親中派と思われたくないからだ」とのメディアの見方や、「菅氏は鳩山氏が普天間基地問題で退陣した悲劇を見ている。それを教訓に日米関係には慎重だ」との専門家の見方を紹介している。
■国民は「中国の影響下」でいのかと自問すべきだ
六月下旬に主要八カ国(G8)首脳会議が開催されるカナダが初外遊先となる菅首相。現地ではオバマ大統領と日米首脳会談を行い、普天間基地問題などを含む日米同盟の強化が話し合われる見通しだ。
米国も菅氏籠絡に懸命なのだろう。四月には民主党政権の閣僚として初めて、次期首相候補と目された同氏をホワイトハウスに招待していた。
野党時代、沖縄からの米軍撤退を訴え続けてきた菅氏。中国によって引き起こされた九五~九六年の台湾海峡危機から間もない九八年の旧民主党代表当時、海兵隊が沖縄からグアム、ハワイ、米本国など後方に移っても「アジア安保の空白にはならない」と公言しているから、筋金入りの反米親中派である。
そしてその悪しき信念、情念は、いかに米国の圧力を受けようと変わることはあるまい。
アジアの安全保障の要衝にして同盟国の日本の首相が、ここまで親中派となれば、米国が危機感を抱かないはずがない。だが実はそれ以上に危機感を持つべきなのは、言うまでもなく日本国民なのである。
菅政権に支持を表明した六割もの国民は、中国の影響下へと自分の国を持って行かれても、果たしてそれでいいのかと自問しなければならない。
そして国民こそが、媚中首相に圧力行使を行わなければならないのである。
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台湾研究フォーラム 第135回定例会
映画「トロッコ」の川口浩史監督が語る日台の絆
■講師 川口 浩史氏(映画監督)
■演題 映画「トロッコ」製作で知った日本と台湾の絆
先月22日から、芥川龍之介の「トロッコ」をベースにしつつ台湾を舞台にした映画「トロッコ」の上映が始まった。川口監督は、初日舞台挨拶で、ロケ地の地元の方々、いわゆる「日本語世代」の方々に教わることも多々、若い人達からも「是非いい映画を作ってください」等々励まされました、と話されました。監督が映画製作に携わったこの4年間に体験した「日本と台湾の絆」をご紹介できればと思います。
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川口浩史(かわぐちひろふみ)1970年8月東京都世田谷区生れ。日本映画学校脚本科
卒業後、著名な監督の下で助監督を努め、本作で監督デビューを果たす。
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【日 時】 平成22年6月12日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,000円、学生1,000円)
【問合せ】 090-4138-6397
■会員募集中―台湾は日本の生命線です。台湾建国、日台共栄の運動にぜひ参与を。
年会費は2000円。定例会会場で受け付けます。
チベット百人委員会シンポジュームのお知らせ
演題:タシ・ツェリン氏と語り合う、長野聖火リレーの衝撃
日時:平成22年6月20日(日)午後6時~8時
会場:トイーゴ4F、大学習室。(長野市鶴賀問御所町1200 ℡ 026-252-7151)
(JR長野駅善光寺口より徒歩10分、長野電鉄市役所前駅より徒歩3分)
パネリスト:タシ・ツェリン氏(台湾チベット青年会議 代表)
スー・ジェイ氏(台湾チベット交流協会、副代表)
ペマ・ギャルポ氏(桐蔭横浜大学大学院教授)
井川仁水師(宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶と在家の会、幹事)
西村幸祐氏(ジャーナリスト)
司会: 小林秀英師(チベット問題を考える会 代表)
主催:チベット自由人権日本百人委員会
共催:チベット問題を考える会
キャンドル・オブ・長野
参加費:1000円
2008年4月26日北京オリンピック長野聖火リレーの日、出発地を辞退した善光寺の英断によって、日本人の良心と良識がかろうじて救われた日となりました。仏都長野は真っ赤な五星紅旗の海と化し、その渦中にあって雪山獅子の旭日旗を守るかのように、毅然と聳える法の城が善光寺であったのです。
奇しくも胡錦涛氏に可愛がられた福原愛ちゃんの前に飛び出して、チベット人としてはただ一人逮捕されたのがタシ・ツェリン氏です。目撃者談によれば、飛び出したとき彼は泣いていたそうです。心中を察するに余りあるとは、このことでしょうか。
チベット人が泣きながら訴えたいこととは何でしょうか。善光寺が命運を懸けて大英断を下し、チベット人を助けるばかりか、日本人の魂さえも救ってくれたと思えるのは、何故なのでしょうか。100年前にチベット国旗に旭日を付け加えた日本人の願いとは、何だったのでしょうか。かくも深く真剣にアジアの平和を祈念した、そんな人々の願いを奇しくも善光寺が受け継いでいた、そんな風に思えるのです。
皆さんもパネリストの先生方と一緒に、チベットとアジアの平和を考えてみませんか。
問い合わせ先:小林秀英 042-315-7635
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菅直人氏がどれほど中国に籠絡されているかを教えてくれるのが、日本新華僑報の六月十日の記事「将来の胡菅会談は必ず中日関係の発展を促進する」だ。
そこには菅氏の親中経歴が次のように縷々綴られている。本国メディアの報道を集成したもののようだ。
―――菅直人氏は鳩山由紀夫氏より中日関係を重視し、中国と良好な関係を発展させようと主張している。
――― 一九八四年、胡耀邦総書記に招かれた三千名の日本青年の一人として訪中したとき、全国青年連合会の主席だった胡錦濤氏と知り合った。その後数十回にわたって訪中しているが、毎回中国の指導者と会見している。このため胡錦濤氏など指導者たちとは深い友情と信頼関係で結ばれている。
―――胡錦濤氏とは二十年以上にわたって親密に交際している。当時の二人の青壮年は今では国家指導者になっており、これは両国の交流史上でそうはないことだ。国境を越えた長年の友情に情感の色彩を添えられた中日関係はますます好い方向に行くと確信できる。
胡錦濤氏とは二十年以上も交流していると言う。写真は〇三年の訪中時のもの
―――中国留学生と日本の青年との友好交流に努力してきたばかりか、母校の東京工業大学の留学生と毎年一回交流会を開催し、両国人民の相互理解と友情を深め、ともに日中関係の発展を推進している。また何度も留学生を招き、一緒に餃子を作って年越しをしている。
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―――台湾問題では中国が早期に統一を達成するよう希望表明を行い、台湾は中国領土の一部分だと主張し、公の場で「台湾独立に反対する」と表明した。
―――中国政府が国際金融危機に際して採った政策と成果を賞賛し、一〇年四月二日には財務大臣として、中国に人民元切り上げの要求圧力を加えるのはよくないと述べた。
―――菅直人氏は中国を十分理解しており、中国通と称えることができる。中国には極めて友好的であり、中日関係について引き続き友好政策を進めて行くだろう。
■菅氏は中国による籠絡工作の重点対象だった
このように、中国が日中関係の政治的基礎と主張し、日本の譲歩、妥協、屈服を要求する歴史問題と台湾問題において、ここまで屈服した立場を表明してきた菅氏。
要するに「日本の中国侵略なるものを糾弾する一方で「中国の台湾侵略」を正当化しているのだ。
すべてが中国の政治宣伝に従った主張であり、姿勢と言える。もし「中国統一」と言う名の「台湾侵略」が行われれば、日本の安全保障は危殆に瀕することとなるが、反米親中派の例に漏れず、日本は中国に歯向かわず、ただその影響下での平和を属国として享受すれば、それでいいのだと考えているのだろう。
「指導者たちとは深い友情と信頼関係で結ばれている」と書かれた菅氏だが、本人自身も「中国の指導者は素晴らしい。小政党時代のときですら、訪中のたびに時間を割いて会ってくれた。だから私は江沢民主席、胡錦濤主席、温家宝総理、それから朱鎔基総理とはみなよく知った友人なのだ」と、中国メディアに対して感慨深げに語っていた。
江沢民氏からも歓迎を受けた菅氏。籠絡工作が進んでいた
要するにこの人物は、そこまで籠絡工作の重点対象になってきたわけだ。
中国政府が外国の政治家を籠絡する目的は共同戦線構築のため、中国の言いなりさせることにあるが、菅氏は見事なまでに、あの国の外臣に成り下がってしまっている。
■中国を訪問すれば面子を与えられたはずの菅氏
さてその菅氏が当初、首相就任後の最初の外遊先として中国を選ぶ(六月十二日の上海万博での「日本デー」に出席する)可能性が報じられた際、中国では快哉が叫ばれた。
もちろんそれは中国の人々が、日中間の豊かな友情を求めているためと言うより、自尊心が満たされたいからなのだろう。
自民党政権時代の日本は「米国の走狗」であり、歴代首相は就任後、先ずワシントン詣を行ったものだが、民主党政権発足後は「中国の走狗」に転じるのではないかと期待が高まっているのだ。
当時中国のメディアは、菅氏が初の外遊先に中国を選ぶ理由を、さまざま分析していた。
―――初の国際舞台につき、失敗は許されない菅氏だが、もし米国を訪れれば、外交経験がないため必ず失敗に終わる。しかし中国を選べば必ずしもそうはならない。それは中国の指導者との長年の関係があるためだけでない。中国人の習慣により、必ず訪問成功の演出が施され、面子を与えられるからだ。
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―――もっとも、深い観点から言えば、財務大臣だった菅氏は国庫の苦しさを知っている。財政収入を増やすには経済発展が必要であり、新たな経済成長のためには中国市場に頼らなければならない。中国との関係強化こそ日本の財源強化なのだ。これが外遊先に中国を選んだ根本的理由である。(香港文匯報、七日)
どれもこれも、「なるほど」と思わせる分析である。
■親中姿勢を警戒―米国が菅氏に圧力をかけた
ところがその後、菅氏が「行程に首脳会談が含まれていない」との理由で訪中を見合わせたため、「それはなぜか」が中国では関心事となった。そこで飛び込んできたニュースが「米国が圧力を掛けた」だった。
―――菅氏に近い議員によれば「米国政府がこの訪中計画に極めて大きな不満を抱いた。普天間基地問題が未解決の状況では、日米関係を緊張させることは避けなければならない」と言う。
情報源は中国語のニュースサイトである日本新聞網(五日)の報道。これが中国のメディア各社によって拡散報道されたのだ。
一方、新華社系の国際先駆導報(十日)は「日本の新首相は親中派にならない」と題する論評で、日本での「上海行きを取り止めたのは米国から親中派と思われたくないからだ」とのメディアの見方や、「菅氏は鳩山氏が普天間基地問題で退陣した悲劇を見ている。それを教訓に日米関係には慎重だ」との専門家の見方を紹介している。
■国民は「中国の影響下」でいのかと自問すべきだ
六月下旬に主要八カ国(G8)首脳会議が開催されるカナダが初外遊先となる菅首相。現地ではオバマ大統領と日米首脳会談を行い、普天間基地問題などを含む日米同盟の強化が話し合われる見通しだ。
米国も菅氏籠絡に懸命なのだろう。四月には民主党政権の閣僚として初めて、次期首相候補と目された同氏をホワイトハウスに招待していた。
野党時代、沖縄からの米軍撤退を訴え続けてきた菅氏。中国によって引き起こされた九五~九六年の台湾海峡危機から間もない九八年の旧民主党代表当時、海兵隊が沖縄からグアム、ハワイ、米本国など後方に移っても「アジア安保の空白にはならない」と公言しているから、筋金入りの反米親中派である。
そしてその悪しき信念、情念は、いかに米国の圧力を受けようと変わることはあるまい。
アジアの安全保障の要衝にして同盟国の日本の首相が、ここまで親中派となれば、米国が危機感を抱かないはずがない。だが実はそれ以上に危機感を持つべきなのは、言うまでもなく日本国民なのである。
菅政権に支持を表明した六割もの国民は、中国の影響下へと自分の国を持って行かれても、果たしてそれでいいのかと自問しなければならない。
そして国民こそが、媚中首相に圧力行使を行わなければならないのである。
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台湾研究フォーラム 第135回定例会
映画「トロッコ」の川口浩史監督が語る日台の絆
■講師 川口 浩史氏(映画監督)
■演題 映画「トロッコ」製作で知った日本と台湾の絆
先月22日から、芥川龍之介の「トロッコ」をベースにしつつ台湾を舞台にした映画「トロッコ」の上映が始まった。川口監督は、初日舞台挨拶で、ロケ地の地元の方々、いわゆる「日本語世代」の方々に教わることも多々、若い人達からも「是非いい映画を作ってください」等々励まされました、と話されました。監督が映画製作に携わったこの4年間に体験した「日本と台湾の絆」をご紹介できればと思います。
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川口浩史(かわぐちひろふみ)1970年8月東京都世田谷区生れ。日本映画学校脚本科
卒業後、著名な監督の下で助監督を努め、本作で監督デビューを果たす。
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【日 時】 平成22年6月12日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
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日時:平成22年6月20日(日)午後6時~8時
会場:トイーゴ4F、大学習室。(長野市鶴賀問御所町1200 ℡ 026-252-7151)
(JR長野駅善光寺口より徒歩10分、長野電鉄市役所前駅より徒歩3分)
パネリスト:タシ・ツェリン氏(台湾チベット青年会議 代表)
スー・ジェイ氏(台湾チベット交流協会、副代表)
ペマ・ギャルポ氏(桐蔭横浜大学大学院教授)
井川仁水師(宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶と在家の会、幹事)
西村幸祐氏(ジャーナリスト)
司会: 小林秀英師(チベット問題を考える会 代表)
主催:チベット自由人権日本百人委員会
共催:チベット問題を考える会
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2008年4月26日北京オリンピック長野聖火リレーの日、出発地を辞退した善光寺の英断によって、日本人の良心と良識がかろうじて救われた日となりました。仏都長野は真っ赤な五星紅旗の海と化し、その渦中にあって雪山獅子の旭日旗を守るかのように、毅然と聳える法の城が善光寺であったのです。
奇しくも胡錦涛氏に可愛がられた福原愛ちゃんの前に飛び出して、チベット人としてはただ一人逮捕されたのがタシ・ツェリン氏です。目撃者談によれば、飛び出したとき彼は泣いていたそうです。心中を察するに余りあるとは、このことでしょうか。
チベット人が泣きながら訴えたいこととは何でしょうか。善光寺が命運を懸けて大英断を下し、チベット人を助けるばかりか、日本人の魂さえも救ってくれたと思えるのは、何故なのでしょうか。100年前にチベット国旗に旭日を付け加えた日本人の願いとは、何だったのでしょうか。かくも深く真剣にアジアの平和を祈念した、そんな人々の願いを奇しくも善光寺が受け継いでいた、そんな風に思えるのです。
皆さんもパネリストの先生方と一緒に、チベットとアジアの平和を考えてみませんか。
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