パイワン族が怒りの意見陳述ーNHK集団訴訟第二回公判 (付:チャンネル桜番組動画)
2010/05/15/Sat
NHKが昨年四月五日に放送した反日歴史ドキュメンタリー「JAPANデビュー」第一回「アジアの“一等国”」を巡るNHK集団訴訟の第二回公判が五月十四日、東京地裁で行われた。
これに先立ち十三日には、午後四時半から七時まで、NHK放送センター付近の渋谷駅前において公判の予告を兼ねた街頭演説会を実施、地方議員らを含む多数の弁士らが、同局の「放送犯罪」について道行く人々に語ったが、やはり「日本裁判史上最大の一万人原告団」などと強調すると、大勢の人が関心を持つらしい。
現地では数人によるビラ配りも行われたが、最初の二十分間で用意していた三百枚がすべて刷け、追加で持ち込んだ二千枚以上も演説会終了時にはすべてなくなった。
さて公判は午前十時から第一〇三号法廷で始まった。
この日は原告の一人で、台湾から来日した華阿財氏が意見陳述に立った。
華阿財夫妻
あの番組の歴史捏造の一つが「人間動物園」だった。一九一〇年にロンドンで開催された日英博覧会において、日本はクスクス村のパイワン族の青年たちを見世物として出展し、それが「人間動物園」を呼ばれたと紹介したのだが、「人間動物園」と呼ばれたと証明するものがなく、従ってNHKの創作と見られている。
そもそもパイワン族を展示したのは主催者の英国人で、日本の内地人も同様に展示されていたことが判明している。
しかも「動物」のように展示されたと言うのも事実ではないらしい。パイワン族は現地で歓待を受け、帰国後もそのことを誇りにし、この名誉の誇り話は、いまでもクスクス村に語り継がれている。そしてそのことを証言するのが華阿財氏だ。
同氏はクスクス村の出身者で、同村を含む牡丹郷の前郷長。いわばパイワン族のリーダーである。
華阿財氏が提出した意見書の原文は漢語だが、これに日本語訳も添えられた。法廷では流暢な日本語でこれを読み上げた。漢語版に比べ、表現はやや穏やかになっているが、それでもNHKに対する怒りの感情がはっきり伝わってきた。
おおよそ次のようなものだった。
―――パイワン族がイギリスに連れて行かれて人間動物園として扱われたと放送されたことに心から怒りを感じます。これはパイワン族の名誉を徹底的に傷つける放送であり、決して許すことが出来ません。
―――放送を見ると私たちパイワン族の父祖が民族衣装で正装した写真に人間動物園という字幕がついており、この人達が見せ物にされたと言う解説がなされています。しかし、パイワン族が動物扱いされたり、見せ物にされたりしたことは断じてありません。
―――この写真の人達はパイワン族の伝統を世界の人々に紹介したいという気持ちでイギリスに行ったのであって、踊りをしたり生活の状況を演じたのは誇りをもってやったことです。
―――仮に動物扱いされたならば、相手が日本人であろうがイギリス人であろうが命を懸けて戦うのがパイワン族の精神です。
―――私たちパイワン族の間では、父や祖父の世代の人たちがイギリスへ行ったことは今でも良い思いでになっています。ロンドンではイギリス人との交流があり、そのときに覚えた英語の歌が今でも歌い継がれているほどです。嫌々ながら連行されて屈辱的な仕打ちを受けたらこのようなことはあり得ません。
こうした歴史経緯を述べた後、話は次に及ぶ。歴史捏造を指摘する華阿財氏らパイワン族に対するNHKの傲慢な姿勢についてだ。
―――NHKはこの放送後、ホームページで「当時のパイワン族の人々が同感じたかは事実を左右しない」などと開き直っています。これは二重三重にパイワン族の名誉を傷つけるものです。
―――「パイワン族は見せ物として動物扱いされながらそのことを理解できずかえって喜んだ。NHKが客観的な事実を教えてやった今でも理解できず屈辱的な過去の事実を良い思い出として喜んでいる」というのが、NHKホームページの見解です。
―――これほど私たちパイワン族を貶める意見があるのかと腸が煮えくりかえる思いです。
―――私は、NHKが私たちパイワン族に対する人種差別と人権無視の事実を明確に認め謝罪するまで絶対に許しません。
以上のように読み上げると法廷内では大きな拍手が巻き起こり、裁判長が制止するとの一幕もあった。
かつて日本人は台湾人に対し、過酷な仕打ちを加えた加害者だったと宣伝したがため、歴史捏造を行ったNHK。その結果、自らが台湾人を侮辱する加害者となってしまったのだ。
華阿財氏らパイワン族はとても道徳心を重んじる純粋、正直な民族だ。だから同氏は閉廷後、「NHKは理屈を言う必要がない。ただ謝ればすむことなのだ」と繰り返し話していた。
日本人にも親しみを抱いてくれるこの人々の前で、日本人の名誉を傷つけているNHKほどの恥さらしもないだろう。傲慢な反日放送のために翻弄されているパイワン族には、日本人として申し訳ない気持ちで一杯だ。
日本の名誉挽回のためにも、NHK解体の戦いを継続して行きたい。
第三回公判は七月九日だ。
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【直言極言】NHKよ、パイワン族の怒りを知れ![桜H22/5/14]
「NHK一万人集団訴訟」第二回口頭弁論に出席するため来日された台湾の華阿財氏の意見陳述書から、パイワン族の大いなる怒りについてお伝えします。
http://www.youtube.com/watch?v=NhiALp6uRp8&feature=youtube_gdata
中国艦隊が日本を威嚇!日本の対応を考える緊急講演会
(台湾研究フォーラム 第134回定例会)
■ 講 師 川村純彦氏(元海将補、川村純彦研究所代表)
■ 演 題 中国の軍事力拡大と我が国の対応
先ごろ、中国の東海艦隊が日本近海で大規模訓練を行うなど示威行為に出た。政府、メディアはこれに危機感を露にしたが、いまだ国内はこの脅威の実態を充分に把握できずにいる。そこでこの方面での研究第一人者である川村元海将補をお招きし、あの国の拡張志向と海洋進出の必然性と最近の軍事動向の解説、中国海軍の能力分析、そして自衛隊への対応能力の現状説明を行っていただき、あわせて我が国がとるべき方策を提言していただく。奮って参加を!
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【講師略歴】
昭和11年、鹿児島市生まれ。同35年防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊。対潜哨戒機パイロット、在米日本大使館防衛駐在官、第5航空群司令(那覇)、第4航空群司令(厚木)、統幕学校副校長などを経て平成3年に退官。現在、川村純彦研究所代表、岡崎研究所副理事長、日本李登輝友の会理事(千葉県支部長)。
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【日 時】 平成22年5月16日(日)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,000円、学生1,000円)
【申込み】 5月15日まで右記へ。E-mail:[email protected]
【問合せ】 090-4138-6397
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これに先立ち十三日には、午後四時半から七時まで、NHK放送センター付近の渋谷駅前において公判の予告を兼ねた街頭演説会を実施、地方議員らを含む多数の弁士らが、同局の「放送犯罪」について道行く人々に語ったが、やはり「日本裁判史上最大の一万人原告団」などと強調すると、大勢の人が関心を持つらしい。
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この日は原告の一人で、台湾から来日した華阿財氏が意見陳述に立った。
華阿財夫妻
あの番組の歴史捏造の一つが「人間動物園」だった。一九一〇年にロンドンで開催された日英博覧会において、日本はクスクス村のパイワン族の青年たちを見世物として出展し、それが「人間動物園」を呼ばれたと紹介したのだが、「人間動物園」と呼ばれたと証明するものがなく、従ってNHKの創作と見られている。
そもそもパイワン族を展示したのは主催者の英国人で、日本の内地人も同様に展示されていたことが判明している。
しかも「動物」のように展示されたと言うのも事実ではないらしい。パイワン族は現地で歓待を受け、帰国後もそのことを誇りにし、この名誉の誇り話は、いまでもクスクス村に語り継がれている。そしてそのことを証言するのが華阿財氏だ。
同氏はクスクス村の出身者で、同村を含む牡丹郷の前郷長。いわばパイワン族のリーダーである。
華阿財氏が提出した意見書の原文は漢語だが、これに日本語訳も添えられた。法廷では流暢な日本語でこれを読み上げた。漢語版に比べ、表現はやや穏やかになっているが、それでもNHKに対する怒りの感情がはっきり伝わってきた。
おおよそ次のようなものだった。
―――パイワン族がイギリスに連れて行かれて人間動物園として扱われたと放送されたことに心から怒りを感じます。これはパイワン族の名誉を徹底的に傷つける放送であり、決して許すことが出来ません。
―――放送を見ると私たちパイワン族の父祖が民族衣装で正装した写真に人間動物園という字幕がついており、この人達が見せ物にされたと言う解説がなされています。しかし、パイワン族が動物扱いされたり、見せ物にされたりしたことは断じてありません。
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―――私たちパイワン族の間では、父や祖父の世代の人たちがイギリスへ行ったことは今でも良い思いでになっています。ロンドンではイギリス人との交流があり、そのときに覚えた英語の歌が今でも歌い継がれているほどです。嫌々ながら連行されて屈辱的な仕打ちを受けたらこのようなことはあり得ません。
こうした歴史経緯を述べた後、話は次に及ぶ。歴史捏造を指摘する華阿財氏らパイワン族に対するNHKの傲慢な姿勢についてだ。
―――NHKはこの放送後、ホームページで「当時のパイワン族の人々が同感じたかは事実を左右しない」などと開き直っています。これは二重三重にパイワン族の名誉を傷つけるものです。
―――「パイワン族は見せ物として動物扱いされながらそのことを理解できずかえって喜んだ。NHKが客観的な事実を教えてやった今でも理解できず屈辱的な過去の事実を良い思い出として喜んでいる」というのが、NHKホームページの見解です。
―――これほど私たちパイワン族を貶める意見があるのかと腸が煮えくりかえる思いです。
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華阿財氏らパイワン族はとても道徳心を重んじる純粋、正直な民族だ。だから同氏は閉廷後、「NHKは理屈を言う必要がない。ただ謝ればすむことなのだ」と繰り返し話していた。
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昭和11年、鹿児島市生まれ。同35年防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊。対潜哨戒機パイロット、在米日本大使館防衛駐在官、第5航空群司令(那覇)、第4航空群司令(厚木)、統幕学校副校長などを経て平成3年に退官。現在、川村純彦研究所代表、岡崎研究所副理事長、日本李登輝友の会理事(千葉県支部長)。
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【日 時】 平成22年5月16日(日)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,000円、学生1,000円)
【申込み】 5月15日まで右記へ。E-mail:[email protected]
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