fc2ブログ

大阪モノレール10・阪大病院前駅

 「大阪モノレール」の「万博記念公園駅」と「彩都西駅」を起終点とする「彩都線」の各駅を途中下車で順次訪ねている。
 今回は、「万博記念公園駅」から2つ目駅の大阪府茨木市の「阪大病院前駅」をミニ探索する。

2108uIMG_1329 (2)

 「阪大病院前駅」駅は、「万博記念公園駅」を東から回り込んだ所にある。
 その「阪大病院前駅」で下車する。
 この駅にも改札内に「モノレール文庫」や「モノレール美術館」がある。
    2108uIMG_1325.jpg  2108uIMG_1326.jpg  2108uIMG_1331.jpg

 駅舎と病院の病棟が駐車場のゲートとバス停を挟んで正対している。
         2108uIMG_1357.jpg  2108uIMG_1358.jpg

 駅の正面は病院玄関である。
 北側が外来棟の玄関、南側が病棟玄関となっている。
    2108uIMG_1333.jpg  2108uIMG_1332.jpg  2108uIMG_1334.jpg

 南へ坂道を降りて行くと、キャンパスの「中央通り」である。
 突き当りは、「大学院生命機能研究科」などの建物群がある。
    2108uIMG_1335.jpg  2108uIMG_1355.jpg  2108uIMG_1353.jpg

 この地は「大阪大学 吹田キャンパス」と云う。
 幾つかある「大阪大学」のうちでは最も広いキャンパスとなっている。

2108uIMG_1337 (3)

 「中央通り」を西へと進む。
 先ずは病院の病棟である。
 そして、「医学部」、「図書館」と続く。
    2108uIMG_1338.jpg  2108uIMG_1339.jpg  2108uIMG_1342.jpg

 「医学部」の向かい側(南側)は「人間科学部」である。
         2108uIMG_1341.jpg  2108uIMG_1343.jpg

 「人間科学部」に沿って、南側の道を辿って行くと、テニスコートがある。
 その隣は「体育館」、そして「コンベンションボール」である。
         2108uIMG_1349.jpg  2108uIMG_1348.jpg

 その向かい(北側)は、「大学本部」である。
         2108uIMG_1344.jpg  2108uIMG_1350.jpg

 「大学本部」の横を北方向へ抜けると、元の「中央通り」に出る。
 そこには、食堂などの「福祉会館」や「バスターミナル」がある。
         2108uIMG_1352.jpg  2108uIMG_1351.jpg

 「吹田キャンパス」には、他にも「薬学部」、「歯学部」、そして広大な「工学部」や「研究所」群があるが、探索はここまでとし、「阪大病院前駅」へと戻ったのであった。

大阪モノレール9・公園東口駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 前回は、「門真市駅」から7番目の駅である大阪府吹田市の「万博記念公園駅」のミニ探索を行ったが、今回から、その「万博記念公園駅」を起終点とする支線である「彩都線」の各駅を探索することにしている。
 
2108tIMG_1193 (2)

 今回は、「万博記念公園駅」の次の駅である大阪府吹田市の「公園東口駅」である。

2108t公園東口駅 (2)

 先ずは「万博記念公園駅」から「彩都線」に乗車する。
         2108tIMG_0979.jpg  2108tIMG_1191.jpg

 そして、「公園東口駅」で下車する。
 改札内には、「モノレール美術館」がある。
 小泉俊巳氏の「航海」という作品も展示されている。
    2108tIMG_1387.jpg  2108tIMG_1361.jpg  2108tIMG_1363.jpg

 また、「モノレール文庫」もあり、バックの窓外には「万博記念公園」が見える風景がある。
         2108tIMG_1384.jpg  2108tIMG_1362.jpg

 駅舎から出る。
 正面(東側)には駐車場の向こうに競技場がある。
 「万博記念競技場」である。
 そして駅に沿って北方向へ進むと、左手に「万博記念公園 東口」の歩道橋がある。
    2108tIMG_1368.jpg  2108tIMG_1366.jpg  2108tIMG_1369.jpg

 歩道橋を左手に見て、東方向へと進む。
 広い運動場がある。
 丁度、少年サッカーの試合が行われていた。
         2108tIMG_1370.jpg  2108tIMG_1372.jpg

 更に東へ行くと、競技場の左袖に到着する。
 フィールドを覗き込んで見る。
    2108tIMG_1374.jpg  2108tIMG_1375.jpg  2108tIMG_1376.jpg

 正面へと行く。
 「万博記念競技場」と記されている。
 また正面には、水道管・バルブをアレンジしたようなモニュメントが飾られている。
 そして右袖へと進む。
    2108tIMG_1377.jpg  2108tIMG_1378.jpg  2108tIMG_1380.jpg

 この「万博記念競技場」は、万博後に開場されたもので、Jリーグの「ガンバ大阪」のホームスタジアムであった。
 その後、万博記念機構が解散され大阪府の所有・管理となった。
 更に、2016年に近くに、吹田市立スタジアム(パナソニックスタジアム)が開場されたためJリーグはそこへと移り、ラグビーのトップリーグや一般の競技会などに利用されているものである。

 「公園東口駅」へと戻る。
 南側にその「パナソニックスタジアム」、南西側に「大観覧車(オオサカホイール)」が見える。
 また近くに、吹田市の「くるくるプラザ」なるものが設置されている。
 資源のリサイクルを主眼とした施設で、イベントなどが行われているとのことである。
    2108tIMG_1367.jpg  2108tIMG_1389.jpg  2108tIMG_1383.jpg

 そして駅舎へと入り、「公園東口駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール8・万博記念公園駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「門真市駅」から7番目の駅である大阪府吹田市の「万博記念公園駅」である。

2108rIMG_0957 (2)

 「万博記念公園駅」で下車する。
 駅の東方向は、線路を挟んで、右手は「エキスポシティ」、左手は「万博記念公園」である。
         2108rIMG_0980.jpg  2108rIMG_0982.jpg

 改札は上階で、広いエリアである。
 Jリーグ「ガンバ」の幟、「モノレール美術館」も展示されている。
    2108rIMG_0955.jpg  2108rIMG_0956.jpg  2108rIMG_0984.jpg

 駅舎を出ると、南側は駐車場の向こうに、2つのビルが見える。
 左手は、元の「万博協会本部」で、現在も活用されている「万博記念ビル」である。
 また右手は現在は廃業されている「ホテル阪急エキスポパーク」のビルである。
    2108rIMG_0963.jpg  2108rIMG_0965.jpg  2108rIMG_0964.jpg

 駅前の道路を進むと、右手には「ららぽーと」などの「エキスポシティ」と「観覧車」が、左手には「太陽の塔」の風景となる。
 そして進むと、「万博記念公園碑」と協会会長の「石坂泰三」氏の胸像が建っている。
    2108rIMG_0960.jpg  2108rIMG_0961.jpg  2108rIMG_9690.jpg

 「エキスポシティ」の入り口を眺め、 「万博記念公園」への陸橋を渡りながら、高さ123mの観覧車「オオサカホイール」、「太陽の塔」を眺めながら、記念公園へと入る。
    2108rIMG_9691.jpg  2108rIMG_9692.jpg  2108rIMG_9696.jpg

 公園正面は「太陽の塔」であるが、右手へと進むと「EXPO70 パビリオン」が残されている。
 当時の「鉄鋼館」である。
 その先の北側には「夢の池」がある。
    2108rIMG_9702.jpg  2108rIMG_9703.jpg  2108rIMG_9705.jpg

 「夢の池」の西側には、ヨット「信天翁(あほうどり)二世号」が展示されている。
 このヨットは、青木洋氏が自作し、三年と二ヶ月をかけて、一人で世界を一周したものである。
 またこの辺りは、「太陽の塔」の裏側で、観覧車も視界に入る。
    2108rIMG_9706.jpg  2108rIMG_9707.jpg  2108rIMG_9712.jpg

 そして北方向へ少し行くと、「国立民族学博物館」がある。
         2108rIMG_9711.jpg  2108rIMG_9710.jpg

 そしてその奥側は「日本庭園」である。
 写真は、「心字池」と築山を中心とした池泉回遊式庭園の部分である。
    2108rIMG_9713.jpg  2108rIMG_9714.jpg  2108rIMG_9717.jpg

 この地点で、「万博記念公園」の主要部分を一覧したことになり、「万博記念公園駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール7・宇野辺駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「門真市駅」から6番目の駅である大阪府茨木市の「宇野辺駅」である。

2108qIMG_0925 (2)

 「宇野辺駅」は、「大阪モノレール」の開設当時(1990年)は、「茨木駅」と云う駅名であった。
 近くにある「JR東海道本線」の「茨木駅」との乗り換えが可能との誤解を多数与えたことから、「大阪空港駅」までの延伸時(1997年)に、地元名の「宇野辺駅」に改称されたと云う経緯を持っている。

 「宇野辺駅」下車する。
 ホームから、北東方向に「イオン」のショッピングビル、南東方向に「吉野」や「日生」などの工場街が見える。
    2108qIMG_0954.jpg  2108qIMG_0952.jpg  2108qIMG_0953.jpg

 改札内には、「モノレール美術館」がある風景もモノレール駅の特徴である。
         2108qIMG_0951.jpg  2108qIMG_0927.jpg

 駅を降りて、北側の「中央環状線」の側道を東へと進む。
 左手に、大阪府の下水道ポンプ場がある。
         2108qIMG_0928.jpg  2108qIMG_0929.jpg

 更に進むと、南北の道路「府道 十三(じゅうそう)高槻線」に交差し、その北側へ進むと、「イオンモール茨木」がある。
 この地は、JT(日本たばこ産業)の工場の跡地で、その後2001年に「マイカル」のショッピングセンターが開設され、2011年に
 「イオン」のショッピングセンターとなったと云う経緯を辿っている。
         2108qIMG_0931.jpg  2108qIMG_0932.jpg

 元の交差点に戻り、東方向へと進む。
 そこには「JR東海道本線」の線路があるので、跨線橋で渡らざるを得ない。
         2108qIMG_0934.jpg  2108qIMG_0936.jpg

 跨線橋上からの眺めである。
 北西側は「イオン」の裏側、北東側は「立命館大学」である。
    2108qIMG_0939.jpg  2108qIMG_0938.jpg  2108qIMG_0940.jpg

 立命館大学茨木キャンパスは、「サッポロビール工場」が閉鎖された跡地に、2015年に開設されたものである。
 「宇野辺駅」からは、キャンパスの裏側となるが、少し眺めてみる。2108qIMG_0946 (2)

 最も手前は、「OICフィールド」という。
 各種のイベントも開催される人工芝のグラウンドである。
 更に進むと、広いリザーブスペースの向こうに、学舎が並んでいる。
         2108qIMG_0941.jpg  2108qIMG_0948.jpg

 そして、南側からのアプローチ道路となり、キャンパスはここまでである。
         2108qIMG_0947.jpg  2108qIMG_0944.jpg

 「中央環状線」の南側を駅方向へと進む。
 JR線路の手前には、容器業界でシェア50%以上の「東洋製缶」の大工場が、線路を跨いだ向こうには、ソフトクリーム業界のシェア60%の「日生 本社工場」が構えている風景がある。
         2108qIMG_0949.jpg  2108qIMG_0950.jpg

 「宇野辺駅」のミニ探索はここまでであるが、「中央環状線」の南側には勢いのある企業が、北側には閉鎖された企業の跡地活用があり、企業の栄枯盛衰が見られる「「宇野辺駅」あった。

大阪モノレール6・南茨木駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「門真市駅」から5番目の駅である大阪府茨木市の「南茨木駅」である。

2108pIMG_0917 (3)

 「南茨木駅」で下車する。
 ホームの南方向に、早い時期に建設された高層マンション群である「南茨木ハイタウン」が見える。 
 そして、階下の改札内には、「モノレール文庫」もある。
    2108pIMG_0902.jpg  2108pIMG_0919.jpg  2108pIMG_0903.jpg

 駅を出ると、歩道橋から乗換駅である「阪急電鉄京都線 南茨木駅」が見える。
    2108pIMG_0904.jpg  2108pIMG_0906.jpg  2108pIMG_0908.jpg

 駅周辺には高速道路もあり、複雑な形をした陸橋を降りると、阪急駅前ロータリーにモニュメントが建っている。
 茨木市出身の美術家「ヤノベケンジ」氏の「サン・チャイルド」と云う作品で、東日本大震災の再生復興モニュメントとのことである。
         2108pIMG_0914.jpg  2108pIMG_0913.jpg

 南東方向へと歩き、「南茨木ハイタウン」のマンション群の間を通る。
    2108pIMG_0909.jpg  2108pIMG_0910.jpg  2108pIMG_0912.jpg

 マンション群を過ぎた所は公園である。
 「美沢公園」という。
         2108pCIMG8030.jpg  2108pCIMG8031.jpg

 「美沢公園」の東南の隅に城跡の碑がある。
 「沢良宜(さわらぎ)城跡」である。
    2108pCIMG8037.jpg   2108pCIMG8033.jpg  2108pCIMG8036.jpg

 「沢良宜城」は、勝尾寺衆徒の中でも絶大な権力を誇った「藤井三位」が居城としていたとされる。
 室町将軍が「足利義満」から子の「義持」に代り、「藤井三位」は旗本馬廻り衆として3000騎を従え、堺に進出してきた「大内義弘」を攻めたと云われる。

 また、「沢良宜城」は「茨木川」の下流に挟まれた3000坪の土地に築かれていたと云われる。
 その跡地は、この「美沢公園」、そして碑の西北側の城の主要部分は「南茨木ハイタウンとなっている。
  
 尚、「沢良宜城」は「応仁の乱」の頃、廃城になったと云われるが、その原因は明らかにされていない。

 城跡の東側には城の鎮守社でもあった「式内社 佐和良羲(さわらぎ)神社」が鎮座していて、この神社は現存している。
 一ノ鳥居を潜ると、幅広く長い参道が続く。
 3000騎を抱えた城内の馬場であったと云われている。
 そして境内である。
    2108pCIMG8038.jpg  2108pCIMG8039.jpg  2108pCIMG8040.jpg

 そして、二ノ鳥居を潜ると、拝殿・本殿である。
 本殿の主祭神には、「加具土(かぐつち)大神」が祀られている。
         2108pCIMG8041.jpg  2108pCIMG8042.jpg

 尚、1970年の大阪万博を機に、阪急南茨木駅が設置されたが、その時、弥生時代の銅鐸鋳型を始め住居跡や土器などが多数発見されている。
 そして鋳造工房跡などは、約2千年前にこの地にあった「さわらぎ遺跡」とされている。
 その名付けは、「金属器」を表す「さわら」と、「村」を表す「ぎ」が組み合わされたものとのことである。

 そしてこの地点で、「南茨木駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR