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阪急電鉄嵐山線4・嵐山駅

 阪急電鉄京都線の支線で、「桂駅」から「嵐山駅」を結ぶ「嵐山線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「桂駅」から3番目で終点の駅で、京都市西京区にある「嵐山駅」である。

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 「阪急嵐山駅」は、「京福電鉄(嵐電)嵐山駅」が「渡月橋」の北側にあるのに対し、南側にある。
 「嵐山駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、3面2線の櫛型である。
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 駅前広場を西方向へと進む。
 用水路を渡り、右折する。
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 マイカーで渋滞する小路を進んで行くと、左手に寺院の参道が現れる。
 「十三まいり」で知られる「法輪寺」である。
 参道に入る。
 宝篋印塔が建っている。
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 右折して「山門」に向かう。
 左手に「稲荷神社」が祀られ、石段を昇り、「山門」を潜ると右手に「電電塔」が祀らている。
 「電電塔」の背面左右に、電波研究者の「ヘルツ」、電気研究者の「エジソン」の肖像が掲げられている。
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 石段を昇る。
 途中を左折れすると、「電電宮」が祀られている。
 この神社は、奈良時代の「法輪寺」の創建に合わせて、雷の神である「電電明神」を祀る鎮守社「明星社」として創建れたものとされるが、その後の紆余曲折を経て、大阪万博の時に「電電宮」として、再興されたものである。
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 元の石段に戻り、昇る。
 昇り切ると、「法輪寺」の境内である。
 右手に「羊像」が祀られている。
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 そして左手の高台に「多宝塔」、正面に「本堂」、その左手に「大黒天」が祀られている。
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 「本堂」前には、狛犬ならぬ阿吽の「狛牛」が祀られているのも珍しい。
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 「本堂」の本尊は「虚空蔵菩薩」である。
 の寺院の創建は、奈良時代の和銅年間に、「元明天皇」の勅願により「行基」が創建したとされる。
 そして、毎年四月十三日十三歳になった男女が参詣する「十三まいり」の慣わしや、裁縫、服飾、芸術など技芸の上達を祈願する「針供養」などが良く知られている。
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 境内の北側は「見晴台」である。
 真下に「渡月橋」、東方向に「比叡山」、南方向に「京都タワー」などが広がる。
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 「法輪寺」を下山し、「渡月小橋」、船着き場の横を進むと、神社の参道へと到着する。
 「松尾大社」の境外摂社の「櫟谷(いちたに)神社・宗像神社」である。
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 石段を昇り、鳥居を潜ると境内である。
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 境内の中央には「本殿」が祀られている。
 「本殿」は、式内社「櫟谷神社」の祭神は「奥津島姫命」で、「宗像神社」の祭神は「市杵島姫命」とされている。
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 神社を後にして「大堰川・桂川」の畔まで戻る。
 「愛宕山」「嵐山」、「比叡山」、「渡月橋」を眺め、「嵐山駅」のミニ探索を終了したのであった。
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 そして、この地点で、「阪急電鉄京都線」「嵐山線」のミニ探索も終了したのであった。

阪急電鉄嵐山線3・松尾大社駅

 阪急電鉄京都線の支線で、「桂駅」から「嵐山駅」を結ぶ「嵐山線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「桂駅」から2番目の駅で、京都市西京区にある「松尾大社駅」である。

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 「松尾(まつお)大社駅」で下車する。
 駅は地上で、ホームは2面2線の相対式である。
 また、駅ホームからは、「愛宕山」が間近に見える。
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 駅舎を出る。
 駅前の交差点の直ぐの西側に、「松尾(まつのお)大社」の社頭が見える。
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 「大鳥居」、「社号柱」が建ち、その先は参道である。
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 境内の案内図である。
 図の右下から左上へと境内が続く。
 そして神社の奥がご神体の「松尾山」となっている。
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 参道の先には鳥居が建つ。
 その先も参道が続く。
 そして、「楼門」である。
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 「楼門」を潜ると境内である。
 正面は、舞殿風の「拝殿」である。
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 「拝殿」左手前には「神輿庫」があり、酒の神らしく多くの酒樽が奉納されている。
 また「拝殿」の左奥には、「むすびの守り」の「相生の松」が祀られている。
 そして、境内右手は「社務所」である。
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 「拝殿」の背後は「中門」・「瑞垣」で、「本殿」の拝所である。
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 「瑞垣」の中には「本殿」が鎮座する。
 「本殿」は「松尾造」とされる国の重要文化財で、祭神は「大山咋神」、「中津島姫命」である。
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 この「松尾大社」の創建は、701年で、「秦氏」の氏神として奉斎されている。
 そして平安京遷都後は、西の王城鎮護社に位置づけられ、更に、中世以降は酒の神としても信仰され、今も醸造家の信仰が篤い神社となっている。
 尚、この「松尾大社」は、延喜式の「式内社/名神大社」でもある。

 「本殿」の背後の「霊亀の滝」の前には、「滝御前」が祀られている。
 また、「本殿」の右横には、「四大神社」・「三宮社」が祀られている。
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 また、「本殿」の左手には、「衣手社」、「一挙社」、「金刀比羅社」などが祀られている。
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 境内には、「松風苑」の「蓬莱の庭」などが作庭され、そして、酒樽や「お酒の博物館」などがある。
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 次に、「松尾大社」を後に、南方向にある「松尾大社」の境外摂社で、名神大社の「月読神社」へと向かう。

 街道から眺めた社頭である。
 朱塗りの鳥居が建っている。
 そして石段を昇り、薬医門形式の「神門」が建っている。
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 「神門」を潜ると境内である。
 「拝殿」と少し距離を置いての「本殿」が見える。
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 「本殿」を眺めてみる。
 「本殿」の祭神は、「月読尊」とされる。
 この「月読尊」は、月神で海の干満を司る神とされている。
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 この「月読神社」の創建は古く、古代の古墳時代の「顕宗(けんぞう)天皇」の時代に、壱岐県主祖の「押見宿禰」が、壱岐国の式内社である「月読神社」から分祠し奉斎したという説などがある。

 そして、「松尾大社」、「月読神社」を一巡したところで、「松尾大社駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄嵐山線2・上桂駅

 阪急電鉄京都線の支線で、「桂駅」から「嵐山駅」を結ぶ「嵐山線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。

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 「嵐山線」へは、「京都線」の途中の駅である「桂駅」から、乗車する。
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 先ずは、「桂駅」の隣の駅で、京都市西京区にある「上桂駅」である。

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 「上桂駅」で下車する。
 駅は地上で、ホームは2面2線の相対式である。
 背後に「愛宕山」が見えている。
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 駅舎から出て、西方向へと進む。
 途中に、「京都市立松尾小学校」がある。
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 更に進む。
 門を備えた大邸宅もある。
 そして、「苔寺」、「鈴虫寺」の駐車場の案内看板が間近となる。
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 突き当りを左へとり、「苔寺」を目指す。
 先ずは、「西芳寺川」に架かる橋の先に「総門」が見える。
 先に進むと、川の向かいに庭園の一部が見える。
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 川沿いに更に進む。
 橋の先に「衆妙門」がある。
 しかし残念ながら、参拝証のない人は入場禁止とのことである。
 仕方がないので、門横から「本堂」を眺めただけで、「西芳寺・苔寺」は諦めざるを得なかった。
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 尚、「西芳寺」は、飛鳥時代に「聖徳太子」の別荘があった地とされる。
 奈良時代になって、「聖武天皇」の勅願を得た「行基」が寺院へと改め、「法相宗」の寺院「西方寺」を創建したとされる。
 その後、鎌倉時代の末期に、「天龍寺」開山の「夢窓疎石」により、境外塔頭の「臨済宗単立」の寺院として中興された。
 庭園は多くの種類の苔に覆われ、「苔寺」の通称で知られ、世界遺産にも登録されている。

 先ほどの突き当りまで戻り、小路を北へと進む。
 「西芳寺川」を渡ると、その先に「鈴虫寺」の寺号柱が建ち、石段が登っている。
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 石段は行列である。
 寺院内の大広間にて、入れ替え制にて法話が行われるので、その待ち時間である。
 石段を昇ると、正面に一願が叶うという「幸福地蔵」が祀られ、右手に「正門」がある。
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 「正門」を潜ると、左手は本尊「大日如来」が安置されている「本堂」である。
 そして正面は法話が行われる「客殿」である。
 右手は庭園である。
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 「鈴虫寺」は、正式には臨済宗単立の「妙徳山 華厳寺」と云う。
 江戸中期享保年間に、「鳳潭(ほうたん)」によって創建されている。
 「華厳宗」の復興を志してこの寺を創建したが、江戸末期、「慶厳」により「臨済宗」に改められたとされる。

 「客殿」の大広間にて、約30分の法話を拝聴した後、庭園めぐりとなる。
 訪問時期は丁度、紅葉の時期でもあった。
 また、展望所からは、京都タワー中央にした京都市内の南部を眺めることもできる。
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 庭園中央の「東屋」で御朱印を頂き、「客殿」を眺め、入口の「幸福地蔵」にお参りして、「鈴虫寺」を退出したのであった。
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 そしてこの地点で、「上桂駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄京都線28・京都河原町駅

 「大阪梅田駅」と「京都河原町駅」を起終点とする「阪急電鉄京都線」の各駅を、大阪側から順に途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「大阪梅田駅」から27番目で、京都市下京区にある「京都河原町駅」である。

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 「京都河原町」で下車する。
 地下駅で、下部写真の右手前に、切り欠きのホームがあり、1面3線の島式となっている。
 駅は「四条河原町」の交差点の下に位置し、幾つかの出入口は周辺のビルにある。
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 駅から出て、「四条通り」を西方向へと進む。
 右手(北側)にアーケード商店街「新京極」の入り口がある。
 今回は、この「新京極」を北上し、周辺の寺社を訪ねてみることにする。
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 進んで行くと「錦小路」と交差し、右手には「錦天満宮」の入り口がある。
 そして、その西側の小路の先には、「寺町通り」があり、「錦市場」の入り口がある。
 「寺町通り」から「新京極」へ戻る途中に「錦天満宮」の「一ノ鳥居」が建っている。
 この鳥居の最上部の「笠木」が、両側の建物の壁を突き抜けているという珍しい形である。
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 神社の境内へと入る。
 「神牛」が祀られている
 そして正面は「拝殿」「本殿」である。
 「本殿」の祭神は「菅原道真公」で、この「錦天満宮」は「菅公聖蹟二十五拝」の第二である。
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 「新京極」を北へと進む。
 「蛸薬師通り」と交差する。
 その北の少し先の右手に「薬師如来」を祀る「蛸薬師堂 永福寺」がある。
 病気平癒の御利益がある寺院である。
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 更に北進する。
 右手に「誠心院」と云う寺院がある。
 「真言宗泉涌寺派」の寺院で、「阿弥陀如来」を本尊とする寺院である。
 平安時代の女流歌人「和泉式部」が開山の寺とされ、通称「和泉式部寺」とも云われる。
 また境内には、「和泉式部」の墓である「宝篋印塔」が祀られている。
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 更に進む。
 「新京極」の通りは公園に突き当たり、公園の右手を進むことになるが、その右手に「誓願寺」と云う寺院がある。
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 「誓願寺」は「浄土宗西山深草派」の総本山で、本尊は「阿弥陀如来」である。
 そして、新西国三十三箇所の第25番である。
 山門を潜ると、正面には本堂、右手には「北向地蔵尊」が祀られ、手前には「扇塚」が祀られている。
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 右手の「鐘楼」を眺めて、本堂」内へと入る。
 「本尊」の右手には、「観世音菩薩」が祀られている。
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 「新京極」の通りへと戻る。
 北へ進むと左手に「でっちようかん」の「西谷堂」があり、「新京極」は「三条通り」へと突き当たる。
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 その左手には「寺町通り」のアーケードがあるので、これを北へと進む。
 少し進むと右手に「矢田寺(矢田地蔵尊)」がある。
 「西山浄土宗」の寺院で、「本尊」は「地蔵菩薩」である。
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 この「矢田寺」の梵鐘は、「六道珍皇寺」の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれる。
 死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として良く知られている。
 また境内には、厄除け開運の「しあわせ大日如来」、そして「ぬいぐるみ地蔵」も並べられている。
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 そして「矢田寺」まで巡ったところで、「京都河原町駅」と、支線の「嵐山線」を残しての「阪急電鉄京都線」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄京都線27・烏丸駅

 「大阪梅田駅」と「京都河原町駅」を起終点とする「阪急電鉄京都線」の各駅を、大阪側から順に途中下車で訪ねてみる。
 今回は、「大阪梅田駅」から26番目で、京都市下京区にある「烏丸(からすま)駅」である。

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 「烏丸駅」で下車する。
 駅ホームは地下で、1面2線の島式である。
 また、地下ホーム内に、トイレがあるのは珍しい。
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 地上へ上ると、そこは「四条烏丸」の交差点である。
 今回は、「四条烏丸」の南西方向に鎮座する「菅大臣神社」を訪ねてみることにする。
 先ずは、「四条通り」を西へと進む。
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 「室町通り」と交差するので、これを南下する。
 直ぐの右手に、花道で知られる「池坊短期大学 池坊文化学院」がある。
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 更に南下する。
 「仏光寺通り」との交差点を西へと進む。
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 しばらく進んで行くと、右手(北側)の住宅の前に、「菅家邸址」の石碑が立っている。
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 そして、道路を挟んだ左手(南側)には、鳥居や社号柱が建てられている。
 「菅大臣神社」の北参道である。
 こちらにも、「菅家邸址」の石碑が立っている。
 この辺り一帯が、「菅原道真公」の「菅家」の邸宅であったものとうかがわれる。
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 更に西へと進み、交差する「西洞院通り」を南下する。
 少し進むと、左手(東側)は「菅大臣神社」の正面参道であり、鳥居、社号柱が立っている。
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 鳥居を潜ると、「天満宮降誕之地」の石柱も立っている。
 「菅原道真公」の生誕の地とされているところである。
 そして「冠木門」を潜り、参道を進む。
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 左手の「手水舎」に「神牛」が祀られている。
 その背後は、「稲荷神社」である。
 そして北参道となるが、参道には趣のある町屋が建っている。
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 正面参道には、「二ノ鳥居」が建ち、その先は「拝殿」、「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「菅原道真公」、「尼神(あまがみ)」、「大己貴命」とされている。
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 この神社は、「道真公」のの薨去の後、この地に間もなく創建されたとされる。
 そしてこの「菅大臣神社」は、明治になって「松浦武四郎」が定めた「官公聖蹟二十五拝」の第三番でもある。

 また境内には、多くの梅の木が咲き、「道真公」が大宰府へ左遷に当り(当時は自宅)、
  「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
 と詠み、以来、「飛梅の地」ともされている。
 
 その他、境内には、幾つかの境内社や、「神牛」、「灯篭」などが祀られている。
 そして、南の参道から退出し、「烏丸駅」のミニ探索を終了したのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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