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気ままに途中下車:堺筋本町駅から東横堀川

 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、大阪メトロ堺筋線の駅で、大阪市中央区の「堺筋本町駅」の周辺のミニ探索である。

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 「堺筋本町駅」で下車し北側の出口から地上へと出る。
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 地上へと出たところは「堺筋」と「本町通り」の交差点である。
 「本町通り」を東へと進む。
 進んで行くと、右手にふとんの「西川㈱」の大阪オフィス、「東警察署」があり、それに続いてアイスモナカの100年以上の老舗の「ゼー六」の店舗がある。
 そして、「本町通り」の向かい側に、「大阪企業家ミュージアム」の入り口がある。
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 更に進むと、「豊臣秀吉」の「大坂城」築城の際に開削された外堀で、江戸時代に川の名称が付けられた「東横堀川」が流れている。
 そして「東横堀川」には「本町橋」が架かっている。
 「本町橋」は、大阪に沢山の橋がある中、現存するものでは最古のものとされている。
 親柱には「大正2年」と刻されている。
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 橋上からの北方向、南方向の風景である。
 「東横堀川」の上部には、「阪神高速道路」が架設されている。
 また、南方向の「東横堀川」は左方向へとカーブしているのが見えるが、この曲がりには理由があったとのことである。
 更に、橋上からの川の東岸の眺めで、「本町橋船着場」が見える。
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 更に、「船着場」の東にホテル「シティプラザ大阪」が建っている。
 川岸へと降りての「本町橋」の眺めである。
 この橋は、鋼アーチの三径間2ヒンジアーチ橋で、橋脚には石柱を模した飾りが付けられている。
 そして、橋の東南側からもう一度眺め、南東方向へと進んだのであった。
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 「松屋町筋」まで出ると、そこには「生國魂(いくたま)神社行宮(御旅所)」の東向きの社頭がある。
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 鳥居を潜り参道を進む。
 左手に社務所がある。
 そして正面は一対の「狛犬」と「拝殿」である。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「生島神」、「足島神」、「大物主命」である。
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 そして「拝本殿」の右手には、境内社「白瀧大神」が祀られている。
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 「御旅所」の裏参道から出て、南へ進むと、「農人橋」の交差点である。
 その西の「東横堀川」には「農人橋」が架かっている。
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 橋上からの北方向の眺めである。
 「東横堀川」は右にカーブしている。
 川のカーブについては、この付近にあった「浄国寺」を避けたためとされている。
 また、橋上の道路は「中央大通り」で、その東方向、西方向の風景である。
 西方向は、この地点から「本町駅」に掛けて、「船場センタービル」が繋がっている。
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 そして、「農人橋」を渡り終え、橋横の小路を北へと進む。
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 小路の突き当りの金網の中に地蔵尊が祀られている。
 「曲り渕地蔵尊」である。
 この曲りでは、水難事故もあり、また入水する者も多く、その供養のためにこの「曲り渕地蔵尊」が祀られたとされている。
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 そしてこの地点で、「堺筋本町駅」のミニ探索を終了したのであった。

気ままに途中下車:谷町四丁目駅から難波宮史跡公園

 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、大阪メトロ中央線の駅で、大阪市中央区の「谷町四丁目駅」の周辺のミニ探索である。

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 「谷町四丁目駅」で下車し、東側の出口から地上へと上がる。
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 地上に出た北側は、NHK大阪放送局と大阪歴史博物館が並立するエリアである。
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 前の広場は、「難波宮跡公園・法円坂遺跡」である。
 法円坂遺跡は古墳時代の遺跡で、「高床倉庫」が復元されていて、国の史跡となっている。
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 「法円坂」の交差点を渡り、斜め向かいで東南側のエリアへと進む。
 そこは「史跡 難波宮跡」である。
 その西側には、「国立病院機構 大阪医療センター」が建っている。
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 「難波宮」の見取り図が掲げられている。
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 また、スケッチや航空写真が掲げられている。
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 宮城であるので南側の門があったと思われる辺りから入ってみる。
 進んで行くと、右手に一段と高い石積みの部分(基壇)が見えて来る。
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 近づいて行くと、先ずは大極殿南門跡、そして大極殿への石段、上ると大極殿跡である。
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 大極殿跡の左右の風景、そして大極殿西側の回廊の跡である。
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 大極殿の背後(北側)は大極殿後殿である。 
 石畳の風景と横からの風景である。
 更にその背後は、内裏・大安殿であるが、道路に埋もれている。
 唯一の救いは、高速道路が地上を通っていて、遺跡を保護しているとのことである。
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 8角形の藤棚のようなものがある。
 前期八角殿院とのことで、前期の跡とのことである。
 その周りに、回廊が敷設されていたようで、跡がある。
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 その他、朝堂院の跡もある。
 東側の朝堂院の跡を示す。
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 またその東と南には、広い空き地がある。
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 更に、西の隅には、五間門の基壇が2基復元されている。
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 尚、難波宮であるが、前期は飛鳥時代で、孝徳天皇と天武天皇、後期は奈良時代で、聖武天皇と孝謙天皇が遷都したとされている。

 そして時点で、「谷町四丁目駅」のミニ探索を終了したのであった。

気ままに途中下車:淀屋橋駅から御霊神社

 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、大阪メトロ御堂筋線の駅で、大阪市中央区の「淀屋橋駅」の周辺のミニ探索である。

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 「淀屋橋駅」で下車する。
 駅ホームは、地下2階、改札は地下1階である。
 改札を出て、長い地下通路を南方向へと進み、地上へと出て、「御堂筋」を南へと進む。
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 進んで行くと、右手に大阪ガス株式会社の通称「ガスビル」がある。
 このビルは「登録有形文化財」である。
 そして現在は、社会人野球全国大会「優勝」の横断幕や垂れ幕が掲げられている。
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 「ガスビル」に沿って右折し、次の交差点を左折すると、神社の朱塗りの鳥居が見えて来る。
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 「御霊神社」の社頭である。
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 鳥居の横に「文楽座之跡」と記されたブロンズ製の記念碑がある。
 また、横参道の入り口に、「御霊文楽座跡」の石碑が建っている。
 これらは、本流人形浄瑠璃文楽座が大阪松嶋の地から明治十七年九月この境内に新築され、大正十五年十一月に火難に遭うまで、この地にて近世文楽の興業が行われたことを示しているものである。
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 境内へと入る。
 左手前の植え込みの中に。「うつぼの碑」、「獅子の岩」、「芦田秋窓の句碑」が建っている。
 この神社の創建の地は、「圓江(つぶらえ、現在の靭)」で、創建は平安時代初期を物語っているものである。
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 他にも、嘉永2年の灯篭、また近代的な手水舎も建っている。
 更に、鳥居を潜った右手には、「東宮」が祀られている。
 この「東宮」には、「皇大神宮」、「五福恵比須神社」、「猿田彦神社」、並びに摂社十二社が祀られている。
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 鳥居を潜った正面は、一対の狛犬が祀られ、その向こうに「拝殿」が祀られている。
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 「拝殿」の斜めの風景と、拝所である。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「天照大神荒魂」、「津布良彦神」、「津布良媛神」、「応神天皇」、「源正霊神」の5柱とされている。
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 「本殿」の右手に境内社が祀られている。
 先ずは鳥居の先の「松之木神社」である。
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 その横には、「大黒社」、「不動明王」である。
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 そして「御霊神社」の境内を一巡したところで、「淀屋橋駅」を下車してのミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄中之島線5・中之島駅

 大阪市中央区の「天満橋駅」から、「堂島川」と「土佐堀川」に挟まれた中之島の地下を通り、大阪市北区の「中之島駅」に向かう「京阪電鉄中之島線」の各駅を訪ねてみる。
 今回は「天満橋駅」から4番目の駅で、「中之島線」の起終点の大阪市北区の「中之島駅」である。

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 「中之島駅」で下車する。
 駅ホームは地下2階で、1面3線の島式である。
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 駅の地上には、「リーガロイヤルホテル」、国際展示場「グランキューブ」が西方向へと続く。
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 そして、北側の「堂島川」には「堂島大橋」が掛かっている。
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 「堂島大橋」からの「堂島川」の東方向、西方向お眺めである。
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 「堂島川」の左岸の遊歩道を西へと進む。
 左手にこの付近では珍しい食品スーパーも見られる。
 そして高速道路が近づいて来る。
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 高速道路の下には「堂島川」に「上船津橋」が架かっている。
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 そして左手には、テニスコートがある「中之島西公園」がある。
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 公園の横を進んで行くと、左手に高速道路の入り口がある。
 そして右手には、「船津橋」が「堂島川」に架かっている。
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 「船津橋」の上から、川向うに「中央卸売市場」が見える。
 その河岸には、遊覧船も泊まっている。
 また「中之島」の西側の先端も見える。
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 「船津橋」を渡り切ると、そこは「中央卸売市場」の入り口である。
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 「中央市場」の川沿いは遊歩道となっているので、少し入ってみる。
 「中之島」の風景を眺めてみる。
 先ずは先端の様子、そして、ビル群とNCB(中之島センタービル)である。
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 「中之島」の探索はここで終了であるが、帰りにNCBの玄関を眺めてみた。
 そしてビルの向かい側に、「玉吉稲荷神社」が祀られている。
 この辺りは沢山の蔵屋敷があり、その中の一つ、豊前小倉藩の屋敷神とのことである。
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 そしてこの地点で、「中之島駅」のミニ探索と、「京阪電鉄中之島線」のミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄中之島線4・渡辺橋駅

 大阪市中央区の「天満橋駅」から、「堂島川」と「土佐堀川」に挟まれた中之島の地下を通り、大阪市北区の「中之島駅」に向かう「京阪電鉄中之島線」の各駅を訪ねてみる。
 今回は「天満橋駅」から3番目の大阪市北区の「渡辺橋駅」である。

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 「渡辺橋駅」で下車する。
 駅ホームは地下3階で、1面2線の島式である。
 そして改札がある地下1階には、ショップのゾーンがある。
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 地上へ出ると、そこは「堂島川」に架かる「渡辺橋」の南詰である。
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 そして、「渡辺橋」の道路面の「四ツ橋筋」の眺め、っまた橋の横からの眺めである。
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 次に、橋上からの「堂島川」の東方向、西方向の眺めである。
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 「渡辺橋」を北へ渡ったところからの中之島の眺めである。
 それぞれ200m高さのツインのタワーが建っている風景であり、左手が「中之島フェスティバルタワー」、そして右側が「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で、2本合わせて「フェスティバルシティ」と云う。
 尚、フェスティバルタワーは2012年の竣工、ウエストはその5年後の2017年の開業である。
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 先ずは、西側(右側)の「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」である。
 一階の風景と入り口、そして地下のショップ街の風景である。
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 階上へと昇ってみる。
 窓の外の淀屋橋方向の風景である。
 土色の「三井住友銀行大阪本店ビル」、その向こうの「住友ビル」が見える。
 そして4階まで昇ると、そこには「香雪美術館」がある。
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 次は向かいの「フェスティバルタワー」である。
 地上の風景と、玄関である。
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 玄関から入ってみると、正面は赤絨毯の階段である。
 階段脇には、時節柄、クリスマスツリーが置かれている。
 そして、階段を昇ったところがホールの入場口である。
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 ツインタワーの南側は「土佐堀川」であり、「肥後橋」が掛かっている。
 橋名は、中之島に「肥後熊本藩」の蔵屋敷があったことからの名付けとされる。
 尚、本命の「渡辺橋」であるが、「大川」の港であった「渡辺津」に由来しているとされる。
 そして、「肥後橋」の橋上からの「土佐堀川」の西方向、東方向の眺めである。
 東方向の間近に見える橋は歩行専用の「錦橋」である。
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 「肥後橋」から見たフェスティバルタワーの外壁である。
 かつてのフェスティバルホールの外壁の模様が踏襲されている。
 そして「錦橋」へと進み、橋上から「肥後橋」を眺めてみたのであった。
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 そしてこの地点で、「渡辺橋」のミニ探索を終了したのでtあった。

京阪電鉄中之島線3・大江橋駅

 大阪市中央区の「天満橋駅」から、「堂島川」と「土佐堀川」に挟まれた中之島の地下を通り、大阪市北区の「中之島駅」に向かう「京阪電鉄中之島線」の各駅を訪ねてみる。
 今回は「天満橋駅」から2番目の大阪市北区の「大江橋駅」である。

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 「大江橋」駅で下車する。
 駅ホームは地下3階で、1面2線の島式である。
 地上へ出ると、そこは「堂島川」の河畔で、「大江橋」の南詰である。
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 この「大江橋」という名前は、万葉歌人の「大伴家持」の歌「玉藻刈る 大江の浦の 浦風に つつじの花は 散りぬべらなり」に由来するとされている。

 先ずは、「大江橋」を眺めてみる。
 この「大江橋」は、パリのセーヌ川を参考にしたコンクリート造りのアーチ橋で、隣の「淀屋橋」と共に重要文化財に指定されている
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 そして橋上からの「堂島川」の西方向、東方向の眺めである。
 尚、東方向に間近に見える橋は「水晶橋」である。
 そして、「水晶橋」からの「大江橋」の眺めである。
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 「大江橋」の南の「中之島」には、先ずは「大阪市役所」があり、その正面である。
 大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」が寝転んでいる。
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 市役所建物の周りをまわってみる。
 斜め前、裏口、そして、斜め後ろである。
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 「大阪市役所」の前は「日本銀行大阪支店」である。
 正面の旧館は、東京駅などの建築で有名な「辰野金吾」の設計である。
 先ずは正面である。
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 そして、南側からの斜め方向、南側の側面である。
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 中之島の南は、「土佐堀川」に架かる「淀屋橋」である。
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 「淀屋橋」からの「土佐堀川」の東方向の眺めである。
 橋の直ぐ南の河岸に「かき広」という料理屋形がある。
 もう何十年と見慣れているが。創業は90年も前とのことである。
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 「淀屋橋」の南側の「土佐堀通り」を西へと進んでみる。
 直ぐの右手に豪商「淀屋の碑」がある。
 更にその先に、民生委員の父と云われる「林市蔵先生肖像」が建てられている。
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 そしてこの地点で、「大江橋」のミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄中之島線1/2・天満橋駅/なにわ橋駅


大阪市中央区の「天満橋駅」から、「堂島川」と「土佐堀川」に挟まれた中之島の地下を通り、大阪市北区の「中之島駅」に向かう「京阪電鉄中之島線」の各駅を訪ねてみる。

スタートは「天満橋駅」である。
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 そして今回は隣の「なにわ橋駅」である。
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 「なにわ橋駅」で下車する。
 駅ホームは地下4階で、1面2線の島式である。
 そして地上の東口へと出る。
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 正面は「難波橋」で、その中間地点である。
 先ずは「難波橋」を南方向へと渡ってみる。
 橋の両側の親柱には、阿吽のライオン像が鎮座している。
 「らいおん橋」と呼ばれる所以である。
 そして、橋の南側の土佐堀通りの向こうに証券取引所が建っている。
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 戻る方向で、橋の上からの「土佐堀川」の眺めである。
 西方向、東方向、そして中之島まで進んで来ると、東方向にバラ園が見える。
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 「難波橋」の中間地点から「バラ園」へと降りてみる。
 時期的にバラの季節は過ぎていると思われるが、元気に咲いているバラも見られる。
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 バラ園は東側の島と「ばらぞの橋」で繋がっている。
 そして、バラ園の風景である。
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 バラ園からの「難波橋」の風景である。
 先ずは南側の橋、次に中央部分、そして北側の橋である。
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 今度は「難波橋」の北側に出てみる。
 こちらにも、阿吽のライオン像が鎮座している。
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 また橋の欄干には、モニュメントやライトが設置されている。
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 そして橋上からの「堂島川」の東方向、西方向の眺めである。
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 「難波橋」を後にして、中之島を西へと進む。
 3年前に開館された「安藤忠雄」氏の「こども本の森」がある。
 その隣には、大坂夏の陣で豊臣方で戦い、そして敗れた「木邨長門守重成表忠碑」が建っている。
 そしてその隣は、「東洋陶磁美術館」である。
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 西の正面には「大阪市中央公会堂」が建っている。
 ロビーを通り抜け、横へ出るとカフェテラスのようなものがある。
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 その横の地上には、南の入り口があり、その左手には「大阪通商会社 為替会社跡」碑が建っている。
 そして正面は、「土佐堀川」に架かる「栴檀木橋」である。
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 公会堂の北には、「大阪府立中之島図書館」が建っている。
 その正面(西側)を眺めて、「なにわ橋駅」周辺のミニ探索を終了したのであった。
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気ままに途中下車:堺東駅から妙國寺

 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、南海電鉄高野線の駅で、大阪府堺市の「堺東駅」の周辺のミニ探索である。

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 「堺東駅」で下車する。
 駅の南側は、ロータリーで、幾つかのバス停やタクシー乗り場がある。
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 駅の西側の道路の南方向・北方向の風景である。
 南方向直ぐの右手には堺市役所の高層ビルが建っている。
 また、駅の西向いには、銀座通りというアーケード商店街の入り口がある。
 この堺の「銀座」は我が国で最も古い「銀座」であるとされている。
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 駅前道路を北へと進む。
 右手にデパート「高島屋」がある。
 そして進んで行くと、左手に新しくできた「シマノ自転車博物館」がある。
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 「博物館」の玄関から入ってみる。
 1Fのロビーには、かつての自転車が並んでいる。
 貴重なものであろうと思われる。
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 尚、㈱シマノは堺市に本社を置く自転車と釣り具のメーカーで、創業は約100年とされている。
 この博物館は、昨年、大仙公園に隣接していたものを、この地にリニューアル移転したものである。

 博物館を後に、一本北側の道を西へと進む。
 行く手に高架の高速道路が見えて来る。
 そして、高架の下は細長い公園となっている。
 この公園は、かつての堺の環濠を形成していた「土居川」が埋めたてられたものとされている。
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 公園のモミジを眺めて、北へ進むと左手に伽藍が見えて来る。
 「日蓮宗本山 妙國寺」である。
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 山門前に進む。。
 山門両脇には、仁王像が建ち、塀の裏側の境内には、「日蓮上人像」が祀られている。
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 山門を潜ると、右手に末寺の伽藍が、そして正面に寺務所が建っている。
 また、右奥には、鐘楼も建っている。 
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 そして左側(東側)に「本堂」が祀られ、右隣に宇賀徳正龍神を祀る「徳正殿」が祀られている。
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 また。その右隣に、「土佐藩十一烈士之英霊」、「佛國遭難将兵慰霊碑」が祀られている。
 これは明治維新当時の1968年の「堺事件」に関わるもので、フランス軍艦の水兵100人が堺に上陸し、市民に乱暴狼藉を働いたため、堺警備隊の土佐藩士が応対し銃撃戦となり、フランス兵11名の死者を出すに至った。
 その結果、フランスに賠償金を払うと共に、土佐藩士20名に切腹が命じられ、妙國寺において実行された、11名の切腹が終わった時点で、その凄絶の様を見るに忍びず、切腹は急遽中止となったとの経緯を物語るものである。
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 有名な樹齢1100年以上の大蘇鉄は「本堂の庭園」にあり、拝観が必要となる。
 この蘇鉄は「織田信長」が安土城に持ち帰ったが、「堺に帰りたい」とつぶやく声を発するので、信長の家来が切り倒そうとしたが、逆に血を吐いて倒れたという。
 そのような経緯があり、堺に返されたとされるものである。
 立派な蘇鉄が見られたが、撮影禁止とのことであった。

 また、余談であるが、「織田信長」の本能寺事件の時、堺見物をしていた「徳川家康」はこの寺に滞在していたとの話もある。

 御朱印を頂き、「土佐烈士の墓」の場所を訪ねたところ、斜め前の「宝珠寺」の境内にあるというので、訪問した。
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 このあたりの住所地は「木材町東」という。
 また、門前の道路には、幾つかの案内の石標も見られる。
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 そしてこの地点で、「堺東駅」のミニ探索を終了したのであった。

気ままに途中下車:天理駅から天理大学へ

 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、近鉄天理線の終着駅である「天理駅」の周辺のミニ探索である。

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 「天理駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、終点なので櫛形の頭端式で、改札内にはストリートピアノが置かれている。
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 駅前は、「コフフン」と云われる古墳をイメージしたコンクリート造りの広場がある。
 そして、コンサートなどが可能な野外円形劇場も造られている。
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 そして正面道路の向こうはアーケード商店街「天理本通」である。
 この商店街を進む。
 進んで行くと国道と交差する。
 その国道の北方向、南方向の風景である。
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 国道を渡り、更に進んで行くと、「天理三島本通」と云うアーケードに繋がるが、そこで右折する。
 南方向へと進んで行くと、左手は立派な母屋である。
 そして右手の前方向に市役所の建物が見えて来る。
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 市役所の手前に「布留川」が流れているので、川沿いの道へと左折し、東方向へと進む。
 「布留川」沿いの道は「イチョウロード」である。
 そして進んで行くと、左手に天理教の中心地の教会本部の大きな建物が見えて来る。
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 そしてその逆側(南側)は「天理大学」、「天理参考館」、「天理小学校」である。
 建物を潜り、裏側へと回る。
 大学の3号棟、4号棟などの表示がある。
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 「天理大学」の案内図である。
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 「南大路」の南側は、普通の大学のような建物群である。
 門の横には、先ずは紅葉である。
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 そして進んで行くと、右手に2号館、8号館と並ぶ。
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 左手は本館(研究棟)である。
 その南は杜が広がっている。
 そしてその南には「図書館」が建っている。
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 「天理大学図書館」は1930年に新築されたもので、現在は登録有形文化財となっている。
 正面から眺めてみる。
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 また、図書館の左前方にも古い建物がある。
 1号棟で、1926年建築のかつての「天理外国語学校」であった建物である。
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 1号棟の前には、ふるさと会館が建っている。
 そしてその後ろには、大きな体育館がある。
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 西側へ回り込むと、モニュメントが建っている。
 そして南西の角に創設者記念館が建っている。
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 また構内では、秋色が盛んで、紅葉、イチョウなどの見ごたえのある風景があった。
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 「天理大学」構内の探索を終わったところで、西隣の「天理高校」を覗いてみる。
 正門から後面に回ってみると、さすがに強豪校、ラグビーグラウンドが目に付いたのであった。
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気ままに途中下車:JR高槻駅の上宮天満宮

 
 関西の鉄道路線において、各駅下車をほぼ終えたので、引き続き気になった駅周辺の再訪問を行っている。

 今回は、JR東海道本線の京都線の中間駅である「高槻駅」の途中下車による周辺のミニ探索である。

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 「高槻駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、改札・コンコースは階上である。
 駅舎を東方向から眺めてみる。
 そして駅舎を階上で通り抜け、駅の西側へと出る。
 西方向の直ぐには、西武から引き継がれた高槻阪急がある。
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 地上の舗道へと降りて阪急に沿って北へと進む。
 「西国街道」の交差点に出たところに、鳥居が建っている。
 「上宮(じょうぐう)天満宮」の「一ノ鳥居」であり、これを潜って参道を進む。
 次の道路(府道)との交差点は「天神町1丁目」で、社号碑があり、ここからは石段で昇りとなる。
 そして石段を昇り切ったところに「二ノ鳥居」が建ち、これを潜る。
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 「二ノ鳥居」から先は、石段ではなく坂道である。
 そして昇り切ったところには、「三柱山門」が設けられている。
 これを潜ると平坦な境内である。
 右手に「野身神社」が祀られている。
 祭神は「管原道真公」の祖先である「野見宿禰命」とされ、天満宮が祀られる以前の神社である。
 またこの神社は「宿禰塚古墳」の上に建てられている。
 尚、この神社は、「式内社」の論社でもある。
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 境内を進む。
 左手に手前から、「神具小屋」、「絵馬殿」、「神輿蔵」が建っている。
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 また右手には、社務所に続いて「神楽殿」が、その奥の北の梅林のそばに、「春日社」、「厳島社」が祀られている。
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 参道正面に戻る。
 正面には「割拝式拝殿」が建ち、中央通路にはキクの植木鉢が置かれている。
 その先は「幣殿」で拝所である。
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 「幣殿」前には、一対の「狛犬」、そして「神牛」が祀られている。
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 背後は神明造りの「本殿」である。
 「本殿」は主として竹が使われているとされる珍しいものである。
 そして「本殿」の主祭神は「菅原道真命」、配祀神は「武日照命(たけひなてるのみこと) 」、「野見宿禰命」とされている。
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 尚、この「上宮天満宮」は、「管原道真公」が九州に流され、薨死した後に創建されたもので、「大宰府天満宮」に次いで2番目に古く、また「聖蹟二十五拝」の24番目でもある。

 「本殿」の背後にも境内社が祀られている。
 「四社殿」 (日吉社、金比羅社、稲荷社、荒神社)、そして動物を祀る「守護天神」である。
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 「上宮天満宮」を一巡したところで、駅方向へと戻る。
 「西国街道」の交差点まで戻ったところには、「本山寺」への案内碑が建っている。
 そして街道を北東方向へと進んでみる。
 左手に「愛仁会 高槻病院」がある。
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 道路を挟んだ右手には、「愛仁会 リハビリテーション病院」が建っている。
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 そしてこれら病院の先には、「関西大学」がある。
 「高槻ミューズキャンパス」と云い、学部だけでなく、小・中・高も併設されているとのことである。
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 そしてこの地点で、「高槻駅」のミニ探索を終了したのであった。

気ままに途中下車:京阪天満橋駅の坐摩神社行宮                

 各鉄道路線の各駅下車を一旦終了し、気になる駅で下車し、周辺を探索してみることにしている。

 今回は、京阪電鉄天満橋駅近くの「坐摩(いかすり)神社 行宮(あんぐう)」が今年にリニュアルされていたので、それを訪問してみることにする。

2311oIMG_3470 (3)

 「天満橋駅」で下車し、地上へ上がる。
 そこは、南北の「谷町筋」と東西の「土佐堀通り」との交差点の「天満橋」である。
 そして、「土佐堀通り」を西へと進む。
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 西へ進んで行くと、左手の昆布店の前に、「八軒家舩着場の跡」の石碑が建っている。
 この辺りは、平安時代、四天王寺や熊野詣の上陸地点であり、「八軒家」の地名は、江戸時代このあたりに8軒の船宿があったとの名付けとされている。
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 更に進んで行くと、現在の「八軒家浜船着場」から南下する道路との交差点がある。
 その交差点の東南角に「熊野かいどう」と記された石碑が建っている。
 紀州の熊野三山への詣でに向かう熊野街道の出発点である。
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 更に西へと進む。
 「エル・おおさか(大阪府立労働センター)」の手前の道路を左折する。
 左手(東側)に「坐摩(いかすり)神社行宮」が祀られている。
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 この行宮は、長いこと改装工事が行われていて、今年(令和5年)4月に竣工されたものである。
 そしてこの地は摂津国一之宮である「坐摩神社」の旧鎮座地で、「神功皇后」の三韓征伐の帰途、摂津の国、大江の岸の田蓑島(渡辺津)の松の枝に白鷺の群がる所を選んで、坐摩神を奉斎したと云われている。
 またこの地は熊野街道の出発点であり、「渡辺王子」と云われ、全国の渡辺・渡部の姓の発祥の地ともされている。

 神社の社頭には、「神功皇后」のその奉斎の様子が描かれている。
 そして注連縄柱を潜る。
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 右手に、手水所、そして「神功皇后」の鎮座石も祀られている。
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 その先には、阿吽の白鷺の「神使像」が祀られている。
 そして「拝殿」である。
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 「拝殿」の奥は「本殿」である。
 祭神は、「豐磐間戸神」、「奇磐間戸神」とされている。
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 「坐摩神社行宮」を後にして、南側の道路に出る。
 道路は「石町通り」、住所も「石町(こくまち)」である。
 「石町」の地名由来は諸説あるが、「神功皇后」の鎮座石からの名付けが妥当と考えられる。
 「石町通り」を東進すると、公園の中に入る。
 「北大江公園」である。
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 公園には遊具もある。
 そして公園の南には、町屋を改装したようなイタリアンの食事処もある。
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 公園を通り抜けると、再び「石町通り」となる。
 その左手(北側)に「三橋楼跡」がある。
 「三橋(さんきょう)楼」とは、明治維新の時、北浜の「花外楼」で行われた「大阪会議」の前に、「大久保 利通」と「木戸 孝允」が下打ち合わせを行った所とされている。
 また、「三橋」とは、大川の橋の西から「難波橋」、「天神橋」、「天満橋」のことである。
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 「石町通り」を東へ進むと、「谷町筋」に出る。
 そして「谷町筋」を北へ進むと「天満橋」であるが、その橋の上から大川筋の秋色を眺めたのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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