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大阪モノレール18・大阪空港駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、「門真市駅」から本線の13番目の駅で、起終点の大阪府豊中市の「大阪空港駅」である。

2109b大阪空港

 「大阪空港駅」で下車する。
 改札内には、休憩スペース「モノドリンク」というコーナーもある。
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 駅舎を出で、空港ターミナルビルへと向かう。
 空港とは道路やバスターミナルを跨ぐ陸橋で繋がっている。
 陸橋からの南方向、北方向の風景である。
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 ターミナルビルへと入り、「チケットカウンター」や「出発・到着ロビー」を横目で眺め、4階の「展望デッキ」を目指す。
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 経路は複雑であるが、辿り着き、先ずは右手(北側)の「日航」側へと向かう。
 通路には、桔梗が咲いている。
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 カフェレストランに突き当たり、その左方向が「展望デッキ」である。
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 フェンスの下には、乗降中の「日航機」が見える。
 また遠くは「六甲山」で、手前には「甲山」なども見える。
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 目前の滑走路では、離着陸が忙しい。
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 南側を見てみると、管制塔が見え、「全日空」側の「展望デッキ」が見えるので、行ってみる。
 入り口には、ゆるキャラの「そらやんのおにわ」がある。
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 次々に「全日空機」が到着して来る。
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 北側に目をやると「日航機」の駐機や、ずっと向こうに宝塚方向の山が見える。
 そして空港ビル側に向かって、「全日空側」の「展望デッキ」を退出した。
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 その後、ビル内の通路を通り、駅へと戻ったのであった。
 そして、その時点で「大阪空港駅」と「大阪モノレール」全線のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール17+16・蛍池駅+柴原阪大前駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、既に訪問した「蛍池駅」と「柴原阪大前駅」の両駅に関わる戦国時代から江戸時代に掛けての遺構を訪ねることにする。

2109a蛍池・柴原阪大前

 「蛍池駅」の西側には、駅に沿って商店街があり、一本西の道の「旧蛍池公民館」前に陣屋跡の石碑が建っている。
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 江戸時代を通して機能した「麻田藩陣屋跡」の石碑である。
 外様大名の「青木一重」によって築かれた陣屋である。
 「大坂の陣」で豊臣氏が滅ぶと、青木氏は再度家康に召しだされ、1万石の所領を安堵され、この地に陣屋を築いたとされている。
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 この「麻田藩陣屋」にまつわる遺構が、「柴原阪大前駅」の近辺にあるので、一駅戻ってみる。
 「柴原阪大前駅」から「中央環状線」を挟んで南側に、変わった造りの鐘楼が見えるので、行ってみる。
 地図でも確認できる。
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 行ってみると、「正安寺」、「常楽寺」と並んだ寺院で、コンクリートの造りは「常楽寺」である。
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 「常楽寺」は浄土真宗の「存覚上人」の旧跡とされていると同時に、「刀根山城跡」である。
 戦国時代、「織田信長」の軍が伊丹の「荒木村重」の「有岡城」を攻める時に城塞化して本拠としたとされる謂れがある城である。
 残念ながら遺構は無いが、雰囲気はある。
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 「常楽寺」の東側に道路を挟んで、趣のある建築物が建っている。
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 「麻田藩陣屋門」が移設されたとされる。
 江戸時代末期の建築で、陣屋の西門とのことで、「豊中市有形文化財」である。
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 今度は、「柴原阪大前駅」の北東方向の春日町まで移動する。
 そこには「甘露山 報恩寺」という浄土真宗本願寺派の寺院がある。
 長屋塀に囲まれていて、そして寺門は南向きである。
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 境内に入ってみると、左手に「鐘楼」、正面は「本堂」である。
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 そして、右手に「麻田藩陣屋表玄関」が移築されている。
 建築年代は不明とのことであるが、小大名居館表玄関としては貴重なもので、「豊中市有形文化財」に指定されている。
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 これらの他にも「麻田藩陣屋」の遺構があるとのことであるが、探索はここまでとした。

大阪モノレール17・蛍池駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、「門真市駅」から本線の12番目の駅である大阪府豊中市の「蛍池(ほたるがいけ)駅」である。

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 「蛍池駅」で下車する。
 駅ホームから、東方向の丘陵地に大きな病院が見えるので、今回はそれを訪れてみる。
 病院は、「国立病院機構 大阪刀根山医療センター」である。
 また改札内には、「モノギャラリー」が設けられている。
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 この「蛍池駅」は「阪急宝塚線」との乗換駅でもある。
 モノレール「蛍池駅」は高架であるが、阪急電鉄は地上で、上下左右斜めに並んでいる。
 駅舎を出て、阪急駅の横の踏切を渡る。
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 モノレール駅と阪急駅の位置関係は、下図のようになっている。
 そして東側の道路を少し南へと進む。
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 左手に病院の案内板があるので、これに従い左折れする。
 途中右手に寺院の入り口があるが、後程として進む。
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 進んで行くとゲートがある。
 病院構内に入り、更に進む。
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 建物が近づいてくる。
 本館である。
 構内図も掲示されている。
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 本館正面へと回り込む。
 病院玄関も設けられている。
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 この病院は、大正6年、結核病専門の診療所と研究機関として設立された歴史ある病院である。
 結核治療という分野に関しては、日本国内で最古の歴史を持つとの経緯がある。
 現在も、410床の一般病棟を備える大病院として機能している。
 
 病院には本館の他に、本館背後にB・D棟、アプローチに沿い、駅のホームから見えたA棟などがある。
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 病院を後にして、入り口にあった寺院を訪れてみる。
 寺院は、「曹洞宗 延年山 圓満寺」」という。
 病院へのアプローチの右手の入り口は裏参道である。
 南へ廻った所に、寺門があり、石段を昇ると本堂である。
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 この寺院は、天平年間に「僧行基」が建立した「金禅寺」という大伽藍の一宇とのことである。
 本尊は木造「阿弥陀如来坐像」である。
 またこの寺は、阪急沿線西国七福神霊場として「福禄寿」を安置し、七福神めぐりとしても知られている。

 境内には、鐘楼、そして「松島稲荷大明神」が祀られている。
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 そして、寺院を後に駅へと戻り、「蛍池駅」のミニ探索を一旦終了したのであった。

大阪モノレール16・柴原阪大前駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、「門真市駅」から本線の11番目の駅である大阪府豊中市の「柴原阪大前駅」である。

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 「柴原阪大前駅」で下車する。
 改札内には、休憩スペースもある。
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 駅舎を出ると、北側には「市立豊中病院」がある。
 そして西方向へ、「大阪モノレール」・「中央環状線」に沿って側道を進む。
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 少し行くと、右手に「大阪大学 豊中キャンパス」への入り口「柴原口」があるので、入ってみる。
 道路は登りである。
 左手に、「サイクロトロン主電磁石」、「高圧発生装置」の記念物が展示されている。
 この付近に、粒子加速装置の「サイクロトロン」の建物が設置されていて、「中央環状線」から見えたのを思い出す。
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 少し行くと、歴史ある建物の裏手に出る。
 「大阪大学 理学部」の裏側である。
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 「豊中キャンパス」の構内図も掲げられている。
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 「理学部」の表へと出る。
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 「理学部」前の道路は、正門から通じているメイン道路である。
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 これを北方向へと進む。
 「理学部」前の「マチカネワニ発掘碑」を過ぎると、右手に「基礎工学部」が奥へと広がる。
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 メイン道路は「総合図書館」に沿って左折する。
 左折した右手は、「全学教育講義棟」が並ぶ。
    2108aa全学教育推進機構  2108aaIMG_1083.jpg  2108aaIMG_1084.jpg

 「全学教育講義棟」の道路向かいは「浪高庭園」である。
 「浪高」とは、「旧制浪速高等学校」で、戦後、「大阪大学」に包括されたもので、その記念の庭園である。
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 このまま進むと、「阪大坂」を下って、阪急の「阪大前石橋駅」に至ることになるが、今回は、「全学教育講義棟」の外れを左折する。
 「学生センター」の建物を右に見て、左の建物群の中へと進む。
 この建物群は、「文法経学部」である。
 「言語文化研究科」、「法学部」、「経済学部」などの大きな建物が並ぶ。
    2108aaIMG_1085.jpg  2108aaIMG_1082言語文化  2108aaIMG_1078法学部

 その他、講義棟や研究施設も並ぶ。
    2108aaIMG_1088文法経講義棟  2108aaIMG_1081法経講義棟  2108aaIMG_1079.jpg

 そして、南側に「豊中総合学館」とい建物がある。
 ラウンジのある通路の向こうに石段が見えるので、登ってみる。
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 石段を登り詰めた所には、「カフェレストラン」がある
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 高台を東へと降りると、「理学部」の前に出る。
 「理学部」前のメイン通りを南へと行くと、「正門」へと到着したのであった。
 そして、その前の道路は、「中央環状線」である。
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 「柴原阪大前駅」へと戻り、ホームからの風景を眺めてみる。
 西方向の「大阪モノレール」の進行方向には、今訪問してきた「大阪大学」の建物が見える。
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 また、東方向には「生駒山」、南東方向には少し見づらいが、「二上、葛城、金剛」の山並みが見える。
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 このように「柴原阪大前駅」は大阪平野の見晴らしが良い駅である。
 またこの駅は、「大阪モノレール」の開業から、2年前までは「柴原駅」であった。
 そしてこの時点で、一旦、ミニ探索を終了したのであった。

 「柴原阪大前駅」の南側にも見るべきものがあるので、暫くして戻って来ることとする。

尚、思い起こせば「大阪モノレール」は大阪大学の「吹田キャンパス」、「箕面キャンパス」、「豊中キャンパス」の3つのキャンパスを結ぶ路線でもあったのである。

大阪モノレール15・少路駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、「門真市駅」から本線の10番目の駅である大阪府豊中市の「少路駅」である。

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 「少路駅」で下車する。
 改札内には、「モノ ギャラリー」という展示コーナーも設けられている。
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 駅舎橋上からは、南方向に大阪市の梅田付近のビル群、西方向に「六甲山」、眼下には駅前ロータリーが見える。
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 駅舎を出る。
 ロータリー横にある病院の傍を北方向へと向かう。
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 直ぐに公園が現れる。
 「羽鷹池公園(はたかいけこうえん)」という2つの池を伴った公園である。
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 先ずは南側の「下池」の部分を探索する。
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 遊具を伴った広場があり、子供らが遊ぶ。
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 「下池」を巡ってみる。
 池の向こうには、駅前のビル群も見える。
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 「下池」と「上池」は遊歩道により分離されている。
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 そして「上池」には、池の中に噴水が設置され、池畔にはスーパーマーケットもある。
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 公園はここまでとし、駅舎へと戻り、ホームから次の駅への進行方向を眺め、「少路駅」のミニ探索を終了したのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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