fc2ブログ

南海電鉄南海線41:和歌山市駅

 大阪市中央区の「なんば駅」と、和歌山市の「和歌山市駅」を、それぞれ起終点として結ぶ、「南海電気鉄道 南海線(本線)」の各駅を、「なんば駅」から順に、途中下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「なんば駅」から40番目の最終駅で、和歌山市側の起終点である「和歌山市駅」周辺のミニ探索である。

2212bIMG_7510 (2)

 「和歌山市駅」で下車する。
 駅ホームは、2面4線の島式である。
 JR西日本も乗り入れていて、JRは1面1線の単式である。
    2212bIMG_7513.jpg  2212bIMG_7514.jpg  2212bIMG_7500.jpg

 駅前は広く、また広いバスロータリーもある。
         2212bIMG_7506.jpg  2212bIMG_7507.jpg

 この「和歌山市駅」は2年前に、改築されたばかりである。
 正面から見ると、中央に駅への出入り口やホテル、そして左側には商業施設の「キーノ和歌山」、右側には「和歌山市民図書館」が開設されている。
    2212bIMG_7501.jpg  2212bIMG_7502.jpg  2212bIMG_7503.jpg

 駅はこれ位にして、駅前の道路を進む。
 道路は左に曲がる「城北通り」である。
    2212bIMG_7499.jpg  2212bIMG_7497.jpg  2212bIMG_7496.jpg
 
 「城北通り」は東方向へ向かう道である。
 途中で広い通り「中央通り・国道24号線」と交差する。
 そして、更に進んで行くと、左手に寺院の大きなお堂が見えて来る。
    2212bIMG_7468.jpg  2212bIMG_7469.jpg  2212bIMG_7470.jpg

 「山門」前へと進む。
 「鷺ノ森」の標柱が建っている。
 そして寺号柱には、「本願寺 鷺森別院」と表示されている。
    2212bIMG_7471.jpg  2212bIMG_7473.jpg  2212bIMG_7474.jpg

 この別院は、かつては「鷺森御坊」と呼ばれ、法主の「顕如上人」が織田信長との対立によりこの地に移動し、「鷺森本願寺」として、本願寺のメイン寺院となった。
 その後、「顕如上人」は貝塚へ移動したのであるが、その後は「鷺森御坊」として、浄土真宗の信仰の対象となっていたとされる。

 「鷺森別院」の前には、小中学校の「伏虎義務教育学校」が建てられているが、その工事の時、「鷺森御坊」の濠やら、遺物「が数多く発見されたとされている。

 「山門」を潜り、「本堂」へと昇る。
 そして「本堂」内部を拝観する。
 「本堂」から南方向を眺めると、「伏虎義務教育学校」が見える。
    2212bIMG_7477.jpg  2212bIMG_7478.jpg  2212bIMG_7479.jpg

 「本堂」の傍には、幼稚園がある。
 そして幼稚園の門から退出したのであった。
    2212bIMG_7480.jpg  2212bIMG_7481.jpg  2212bIMG_7494.jpg

 幼稚園の横を北方向へと進む。
 神社の杜と鳥居が見えている。
 鳥居前まで進むと、「式内社 朝椋(あさくら)神社」である。
    2212bIMG_7493.jpg  2212bIMG_7489.jpg  2212bIMG_7490.jpg

 鳥居を潜ると、二ノ鳥居が建つ。
 これを潜ると、左手に「拝殿」が祀られている。
    2212bIMG_7488.jpg  2212bIMG_7482.jpg  2212bIMG_7486.jpg

 そして、「拝殿」の「背後」は本殿である。
 「本殿」の祭神は、「大国主命」とされている。
         2212bIMG_7487.jpg  2212bIMG_8834.jpg

 また、境内社には、「神明神社」、「子守勝手社」が祀られている。
         2212bIMG_7483.jpg  2212bIMG_8832.jpg

 そして、この地点で、「和歌山市駅」と「南海電鉄南海線(本線)」のミニ探索を終了したのであった。

南海電鉄南海線40:紀ノ川駅

 大阪市中央区の「なんば駅」と、和歌山市の「和歌山市駅」を、それぞれ起終点として結ぶ、「南海電気鉄道 南海線(本線)」の各駅を、「なんば駅」から順に、途中下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「なんば駅」から39番目の駅で、和歌山市の「紀ノ川駅」である。

2212aIMG_7429 (3)

 「紀ノ川駅」で下車する。
 駅ホームは、2面2線の相対式で、線路の西側は左手に「南海加太線」へと分岐されている。
    2212aIMG_7440.jpg  2212aIMG_7438.jpg  2212aIMG_7436.jpg

 出入口は、北側の難波行きのホーム側にのみある。
 駅を出て、踏切を南へと渡り、駅方向へと戻ったところの道路を南下する。
 しばらく進んで行くと、「紀ノ川」の河川敷へと出る。
    2212aIMG_7442.jpg  2212aIMG_7443.jpg  2212aIMG_7444.jpg

 この河川敷は「和歌山市民スポーツ広場」と名付けられていて、テニスコート、サッカーやラグビーの球技場、野球場と並んでいる。
 野球場の向こうは、「南海本線・加太線」の鉄橋で、丁度、赤い電車が通っていたところであった。
    2212aIMG_7446.jpg  2212aIMG_7447.jpg  2212aIMG_7448.jpg

 「紀ノ川」沿いの遊歩道を西方向へと進む。
 川全体を見通すことができ、東側は南海電車の鉄橋で、西側は「旧国道26号線」の「北島橋」である。
    2212aIMG_7450.jpg  2212aIMG_7453.jpg  2212aIMG_7451.jpg

 「紀ノ川」の対岸には、幾つかのビルが見える。
 左手のビルは「和歌山競輪場」、右手方向は、少し遠いが、「和歌山市駅」の駅前である。
    2212aIMG_7459.jpg  2212aIMG_7455.jpg  2212aIMG_7452.jpg

 更に西方向へと進む。
 手前の川べりでは、太公望の姿が見え、そして近代土木遺産の「北島橋」が近づいて来る。
    2212aIMG_7458.jpg  2212aIMG_7460.jpg  2212aIMG_7461.jpg

 「北島橋」の西側のエリアでは、モーターボートに引かれ、水上スケートボード(?)の練習が行われていた。
 そしてその先には、「紀ノ川」を渡る「歩道橋」が敷設されている。
    2212aIMG_7462.jpg  2212aIMG_7463.jpg  2212aIMG_7466.jpg

 堤防上の道路へと上り、「野崎樋門」、そして「紀ノ川」の向こうの「和歌山市駅」方向を眺めて、「紀ノ川駅」のミニ探索を終了したのであった。
         2212aIMG_7465.jpg  2212aIMG_7464.jpg

南海電鉄南海線39:和歌山大学前駅

 大阪市中央区の「なんば駅」と、和歌山市の「和歌山市駅」を、それぞれ起終点として結ぶ、「南海電気鉄道 南海線(本線)」の各駅を、「なんば駅」から順に、途中下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「なんば駅」から38番目の駅で、和歌山県に入った最初の駅である和歌山市の「和歌山大学前駅」である。

2211dIMG_7423 (3)

 「和歌山大学前駅」で下車する。
 この駅は、特急が停車する駅でもある。
 駅ホームは、2面2線の相対式で、橋上駅舎を有する。
    2211dIMG_7371.jpg  2211dIMG_7435.jpg  2211dIMG_7375.jpg

 この駅は、10年前に設置された新しい駅である。
 駅舎はステーションビルとなっていて、西口は一段と低く、東口は地表となっている。
 そして駅舎の東側は、道路を挟んで一段と高いところにイオンモールが建っている。
    2211dIMG_7430.jpg  2211dIMG_7431.jpg  2211dIMG_7374.jpg

 駅の南側はバスロータリーとなっている。
 そして、ロータリーの傍の道路を南方向へと進む。
    2211dIMG_7381.jpg  2211dIMG_7376.jpg  2211dIMG_7382.jpg

 進んで行くと、住宅街となる。
 「ふじと台」という、大きな団地である。
 道路のずっと先には、「紀ノ川」河口にある製鉄の高炉が見える風景がある。
    2211dIMG_7383.jpg  2211dIMG_7384.jpg  2211dIMG_7385.jpg

 更に進んで行くと、左手に「和歌山大学」の建物が見えて来る。
 先ずは、「12mパラボラアンテナ」である。
 そして、学舎も見えて来る。
 道路は左へ曲がるが、そのコーナーに、エス・ティー・ワールドと云う海外旅行の業務センターがある。
    2211dIMG_7387.jpg  2211dIMG_7388.jpg  2211dIMG_7389.jpg
 
 道路を曲がって進んで行くと、「和歌山大学」の正門である。
 「和歌山大学」には、4つの学部・大学院が設けられていることがわかる。
 更に、大学構内の坂道を上る。
    2211dIMG_7391.jpg  2211dIMG_7392.jpg  2211dIMG_7393.jpg

 右手にバス停がある。
 そして左手は、大学の学舎群への入り口である。
 大学本部があり、階段を上る。
    2211dIMG_7422.jpg  2211dIMG_7394.jpg  2211dIMG_7416.jpg

 階段を登り詰めたところは広場である。
 そこから北方向へ、中央の通路が延びている。
 また、左手向こうには下から見えた「宇宙教育研究所」の「12mパラボラアンテナ」が見える。
    2211dIMG_7396.jpg  2211dIMG_7415.jpg  2211dIMG_7421.jpg

 キャンパスマップを眺めてみる。
 中央通路の両側に各学部やその他の施設が並んでいる。
2211dIMG_7418 (2)

 中央の通路を進んで行く。
 先ずは左手(西側)に、「経済学部」、「観光学部」の建物が並ぶ。
    2211dIMG_7401.jpg  2211dIMG_7402.jpg  2211dIMG_7403.jpg

 そして、その先は「図書館」である。
 突き当りは「システム工学部」の建物が斜めに並ぶ。
    2211dIMG_7404.jpg  2211dIMG_7406.jpg  2211dIMG_7407.jpg

 引き返す方向で、右手(東側)の建物を眺めてみる。
 先ずは「教育学部」である。
 そして「教養教育棟」もある。
    2211dIMG_7409.jpg  2211dIMG_7408.jpg  2211dIMG_7410.jpg

 更に南側には、「大学会館」、「保健センター」、陸上のトラックなどがある。
    2211dIMG_7411.jpg  2211dIMG_7413.jpg  2211dIMG_7414.jpg

 「和歌山大学」の中央の通りを往復したところで、「和歌山大学前駅」のミニ探索を終了したのであった。

南海電鉄南海線38:孝子駅

 大阪市中央区の「なんば駅」と、和歌山市の「和歌山市駅」を、それぞれ起終点として結ぶ、「南海電気鉄道 南海線(本線)」の各駅を、「なんば駅」から順に、途中下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「なんば駅」から37番目の駅で、大阪府泉南郡岬町の「孝子(きょうし)駅」である。

2211c孝子駅 (2)

 「孝子駅」で下車する。
 駅ホームは、2面2線の相対式である。
 そして駅の出入り口は、西側の1ヵ所となっている。
    2211cIMG_7369.jpg  2211cIMG_7331.jpg  2211cIMG_7335.jpg

 駅前には、2本の道路が交差し、駅裏には新しい道路が敷設されている。
 先ずは旧道の「孝子越街道・紀州街道」の北方向、南方向である。
 そして、駅裏の一段高いところの最新道路「第二阪和国道」である。
    2211cIMG_7332.jpg  2211cIMG_7333.jpg  2211cIMG_7368.jpg

 更に、「孝子越街道・紀州街道」と交差している「和歌山阪南線(旧国道26号線)」の北方向、南方向である。
 この道路を北方向へ進むと、左手に廃校舎が見える。
 「岬の歴史館」と記されている。
    2211cIMG_7367.jpg  2211cIMG_7364.jpg  2211cIMG_7341.jpg

 この建物を訪ねるために、再度、駅前へと戻る。
 そして、西方向の住宅街へ向かう道を辿る。
 川を渡ると、その先に「岬の歴史館」の案内矢印があるので、その方へ進む。
    2211cIMG_7337.jpg  2211cIMG_7338.jpg  2211cIMG_7340.jpg

 歴史館は廃校になった「岬町立孝子小学校」で、校門から入る。
    2211cIMG_7346.jpg  2211cIMG_7347.jpg  2211cIMG_7348.jpg

 校庭と校舎である。
 そして、入り口から入る。
    2211cIMG_7362.jpg  2211cIMG_7349.jpg  2211cIMG_7351.jpg

 旧校舎の内部は展示場である。
 順に眺めてみる。
 古代の「ナウマンゾウの化石」、「弥生土器」、そして「鬼瓦」や「しゃちほこ」が展示されている。
    2211cIMG_7352.jpg  2211cIMG_7353.jpg  2211cIMG_7354.jpg

 そして、教室がそのまま残された会議室、突き当りの講堂もそのままである。
         2211cIMG_7357.jpg  2211cIMG_7359.jpg

 また、廊下には、農具の「スキ」が置かれている風景がある。
         2211cIMG_7361.jpg  2211cIMG_7358.jpg

 そして「岬の歴史館」を一巡したところで、「孝子駅」のミニ探索を終了したのであった。

南海電鉄南海線37:みさき公園駅

 大阪市中央区の「なんば駅」と、和歌山市の「和歌山市駅」を、それぞれ起終点として結ぶ、「南海電気鉄道 南海線(本線)」の各駅を、「なんば駅」から順に、途中下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「なんば駅」から36番目の駅で、大阪府泉南郡岬町の「みさき公園駅」である。

2211bみさき公園駅

 「みさき公園駅」で下車する。
 駅ホームは、2面5線の島式である。
 この駅から、南海多奈川線が分岐している。
    2211bIMG_7295.jpg  2211bIMG_7291.jpg  2211bIMG_7293.jpg

 また、駅ホームから、線路の点検・整備車両の黄色い車両の留置場所が見える。
 そして、駅の北側へと出る。
    2211bIMG_7290.jpg  2211bIMG_7298.jpg  2211bIMG_7300.jpg

 駅を出ると、そこには観光案内所がある。
 そして、「みさき公園」へと通じる広い通路があり、これを進む。
 進んで行くと、右手には噴水があったのであろう、円形のエリアがある。
    2211bIMG_7296.jpg  2211bIMG_7299.jpg  2211bIMG_7301.jpg

 この「みさき公園」であるが、南海電鉄の遊園地として多くの来園者を迎えていたが、一昨年(2020年)に閉園となった。
 そして、「みさき公園」は岬町が運営主体として引き継がれ、遊園地ではなく来場者が楽しめる憩いの場として、2024年に再開されることになっている。

 現在は、一時の措置として中央にあたるエリアのみに入ることができるようになっているので、見学してみる。

 進んで行くと、入場ゲートがある建物が近づく。
 そして奥の丘の頂上に燈台も見える・
    2211bIMG_7303.jpg  2211bIMG_7306.jpg  2211bIMG_7309.jpg

 入場ゲートから入ると(無料)、芝生と木々のエリアがあり、動物の絵が描かれた石垣、また休憩施設のようなものがある。
    2211bIMG_7320.jpg  2211bIMG_7307.jpg  2211bIMG_7308.jpg

 更に進むと、円形ホールのようなものもある。
 その先には、建物を撤去した跡があり、その先に丘に登る道が見える。
    2211bIMG_7310.jpg  2211bIMG_7311.jpg  2211bIMG_7319.jpg

 燈台に近づく上り道である。
 燈台はかなり傷んでいるようであり、これも修復されるのであろう。
    2211bIMG_7313.jpg  2211bIMG_7315.jpg  2211bIMG_7318.jpg

 元に降りて、海に向けて更に進む。
 フェンスが設けられていて、残念ながらこれ以上は進むことができない。
 仕方がないので、周りの景色を眺めながら、「みさき公園駅」へと戻り、ミニ探索を終了したのであった。
         2211bIMG_7314.jpg  2211bIMG_7321.jpg

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR