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神戸市営地下鉄海岸線10/新長田駅

 神戸市中央区の「三宮・花時計前駅」と神戸市長田区「新長田駅」とを起終点とする「神戸市営地下鉄海岸線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、東の起終点である「三宮・花時計前駅」から9つ目の駅であり、西の起終点である神戸市長田区の「新長田駅」である。

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 「新長田駅」で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式である。
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 「新長田駅」は、「神戸市営地下鉄 西神・山手線」との乗り換えと、「JR山陽本線/神戸線」との乗り換え駅でもある。
 駅上は、JR駅の広いロータリがある。
 そして、南北の道路「若松線・タンク筋」の北方向、南方向の風景である。
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 「タンク筋」を南方向へと進み、横断歩道を渡り、商店街へと入る。
 商店街はアーケード庇の「新長田1番街」であり、これを西へと進む。
 アーケードと交差するが、その右手に「鉄人28号」が見えて来る。
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 アーケードも「新長田1番街」である。
 このアーケードは、「阪神高速道路」を潜ったところから始まる「大正筋商店街を」経て、「六間道商店街」へと折れ曲がり、「駒ヶ林駅」へと続く。
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 さて、「鉄人28号」である。
 「鉄人28号」は、神戸出身の漫画家「横山光輝氏」の代表作で、その主人公をモニュメント化したものである。
 新長田の商店街を向いて、震災後復興された商店街を守っているように見える。
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 そして「鉄人28号」の横、背後からの風景である。
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 この「鉄人」の公園は「若松公園」である。
 遊具で遊ぶ子供たちの姿も見られる。
 また、公園の北側には、「JR神戸線」を走る列車も見られる風景がある。
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 そして公園を後にして駅へと向かい、「新長田駅」のミニ探索と、「神戸市営地下鉄海岸線」のミニ探索を終了したのであった。

神戸市営地下鉄海岸線9/駒ヶ林駅

 神戸市中央区の「三宮・花時計前駅」と神戸市長田区「新長田駅」とを起終点とする「神戸市営地下鉄海岸線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、東の起終点である「三宮・花時計前駅」から8つ目の駅であり、神戸市長田区にある「駒ヶ林駅」である。

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 「駒ヶ林駅」で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式である。
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 駅改札やコンコースには、「神戸ピアノ」が置かれ、三国志壁画{諸葛亮」が設置されている。
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 駅から出ると、そこには三国志像「周瑜」が設置されている。
 「周瑜」は三国の内の「呉」の艦隊司令官として、、「赤壁の戦い」などで知られている人物である。
 また、そこは「六間道商店街」のアーケードである。
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 商店街は、三国志商店街ともなっている。
 東から順に、「三国志なごみサロン」、「魏武帝廟」である。
 「魏武帝廟」には、「魏」の総大将「曹操」の姿がある。
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 次に、「三国志館」である。
 戦闘中の姿などが置かれている。
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 「六間道商店街」の西側で、北上する「大正筋商店街」と交差する。
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 その商店街の入り口左側にも三国志像がある。
 「呉」の総帥「孫権」の像である。
 その隣には、三国志の人物の絵画も掲げられている。
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 三国志はここまでとし、「六間道」に続く道を西へと進み、その次の交差点を左折する。
 南方向へと進んで行くと「高松線」に出る。
 その向かい側に「駒林(こまがばやし)神社」が見える。
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 「高松線」を渡り、そのまま南下する。
 右手に「駒林神社」の東参道があるが、これを横目に南下すると港に到着する。
 港は「長田港」である。
 港の左側には沢山のタンクが見える。
 液体化学品のタンクが48基あり、海上・陸上の輸送基地である。
 「新長田駅」から南に延びる道路は「若松線」というが「タンク筋」とも云われるのはこの所以である。
 また、「長田港」の北側は「駒林神社」の社頭である、
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 社頭には、「いかなごのくぎ煮発祥の地」の標柱が立ち、また震災後復興された「大鳥居」も建っている。
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 大鳥居を潜り、参道を北上する。
 住所表示は「駒ヶ林町」である。
 そして「注連縄柱」より先は境内である。
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 境内正面は「拝殿」である。
 その背後には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「応神天皇」、「猿田彦大神」、「奇稲田姫命」とされている。
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 この神社の創建は不明であるが、最も古い記録は、平安時代末期、「平清盛」が「厳島神社」への参詣の途中に上陸したとされる。

 境内であるが、左手に、「平清盛上陸の地」の碑が祀られている。
 またその並びに、「靖国社」、「三宝荒神社」が祀られている。
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 更に、「天光玉勝稲荷神社」、「神明社」が祀られている。
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 神社境内を後にして、北へと戻る。
 「高松線」を挟んで、神社の向かいに寺院が見える。
 訪れてみると、「臨済宗南禅寺派 海泉寺」である。
 本尊は、「十一面観音」で、福原西国三十三観音霊場第3番札所とのことである。
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 また境内には、鐘楼は無いが「湯川秀樹博士 全人類の幸福を祈る鐘」の石柱、「源平古戦場」の石碑、そして「阪神淡路 東日本 大震災慰霊之碑」が建てられている。
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 「海泉寺」の通りを挟んだ東側に「海泉寺鎮守 新黒稲荷神社」が祀られている。
 正面は、「みあらい地蔵尊」で、祠の奥に地蔵尊が祀られている。
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 そして右手は「新黒稲荷神社」である。
 「狛狐」が祀られ、堂宇には「義経堂」の扁額がある。
 神社名は、「源九郎義経」の「九郎」から「黒」、「義経」を「きつね」と読めばこうなるとのことの説がある。
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 「高松線」を東へと進む。
 「若松線・タンク筋」との交差点の東南側に、大型のショッピングがある。
 その入り口に、三国志像「呂(りょふ)布」がある。
 「呂布」は後漢の武将で2度の主君殺しから、「裏切者」とも云われる人物である。
 そして、そこにあった駅の入り口から入り、「駒ヶ林駅」のミニ探索を終了したのであった。
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神戸市営地下鉄海岸線8/苅藻駅

 神戸市中央区の「三宮・花時計前駅」と神戸市長田区「新長田駅」とを起終点とする「神戸市営地下鉄海岸線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、東の起終点である「三宮・花時計前駅」から7つ目の駅であり、神戸市長田区にある「苅藻(かるも)駅」である。

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 「神戸市市営地下鉄海岸線」は、「兵庫運河」を西へ潜ると、兵庫区から長田区へと変わる。

 長田区の最初の駅は「苅藻(かるも)駅」で、この駅で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式である。
 そして「三国志」の壁画も掲げられている。
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 駅の地上は「高松線」である。
 その西方向、東方向の風景である。
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 「高松線」を東へと進む。
 「新町線」との交差点を渡ると公園「尾池街園」がある。
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 更に東へ進むと「兵庫運河」に出るが、架かる橋「高松橋」の袂に銅像が立っている。
 「兵庫運河」開削の功労者である「八尾善四郎」の像である。
 明治31年、当時は「新川運河」が完成していたが、それを核にして和田岬半島」を横切る「兵庫運河」を開催させ、海上輸送に大いに貢献したとのことである。
 特に、「日露戦争」では、基地港であった広島呉港への物資輸送に貢献し、軍の評価が高かったとのことである。
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 「兵庫運河」を東へ渡る「高松橋」の風景である。
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 そして、橋上からの運河の北方向、南方向の風景である。
 北に見える工場は、「川崎重工・川崎車両」である。
 また、南の右手の運河縁の工場は、「千代田精機」で、社屋には、折しも「スコットランド女子オープンゴルフ」で優勝した「古江彩佳(あやか)」の垂れ幕が吊るされている。
 この神戸市長田区の出身とのことである。
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 元の公園まで戻り、今度は交差点の対面側(北西側)の小路を西へと進む。
 そこにはフェンスに囲まれた「運河大神宮」が鎮座している。
 詳細は不明であるが、運河開削の鎮守として創建されたものであろうと思われる。
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 フェンス越しに覗いてみると、正面は「鳥居」そしてその先に祠が祀られている。
 中央の祠は、大神宮の神社名からして「天照皇大神」であろう。
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 そして3基の祠を左側、右側から眺めてみる。
 左右の祠は、海にまつわる「住吉神」、「蛭子神」であろうか?
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 神社前の小路を西へと進む。
 「三ツ星ベルト」の看板が見えて来る。
 北へ進むと、本社社屋がある。
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 本社正面である。
 また向かい側(東側)には、広い「神戸事業所」がある。
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 次に、「三ツ星ベルト本社」の南側、西側を眺め、南西角から駅方向へと進む。
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 そしてこの地点で、「苅藻駅」のミニ探索を終了したのであった。

神戸市営地下鉄海岸線7/御崎公園駅

 神戸市中央区の「三宮・花時計前駅」と神戸市長田区「新長田駅」とを起終点とする「神戸市営地下鉄海岸線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、東の起終点である「三宮・花時計前駅」から6つ目の駅であり、神戸市兵庫区にある「御崎公園駅」である。

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 「御崎公園駅」で下車する。
 駅ホームは、2面3線で、海岸線では唯一の構造である。
 これにより、多客時の対応や、車庫への入出庫対応を行っている。
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 地下1階のコンコースはかなり広。
 また、「三国志」の壁画「周瑜」が描かれている。
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 コンコースから階段を上がる。
 踊り場に、Jリーグ「ヴェセル神戸」の写真が設置され、雰囲気を盛り上げている。
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 地上へと出る。
 地下鉄の上の通りは「高松線」で、その西方向、東方向の風景である。
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 「高松線」を東へと進む。
 しばらく行くと、左手(北側)にスタジアムの白い屋根が見えて来る。
 そして進んで行くと、「御崎公園」の入り口に達し、「御崎公園球技場」すなわち「ノエビアスタジアム神戸」が正面に見える。
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 スタジアムの南側の入り口「GATE A」には「ヴィッセル神戸」の写真が掲げられている。
 また訪問日は試合の翌日であったため、露店などの撤去が行われていた。
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 スタジアムの右手は広い広場である。
 手前(南側)は、「ミニサッカー」か「フットサル」のコートである。
 そして北側は多目的広場である。
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 さて「ノエビアスタジアム」である。
 東側はビッグスタンドで、入り口「GATE B」がある。
 おして北側の1階には、「ヴィッセル神戸 スポーツクラブ」がある。
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 次は北側である。
 こちらには、「GATE C」がある。
 中を覗いてみると、少しだけ見える。
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 スタジアムの北側には、「神戸百年記念病院」がる。
 元々は、鐘紡兵庫工場の診療所であったとのことである。
 次に、西側へと回る。
 西側はメインスタジアムであり、隙間からピッチを眺めたのであった。 
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 南西の隅からスタジアムを眺め、退出したのであった。
 駅に戻る途中に、道路沿いの「ヴィッセル神戸」のフラッグを眺めたのであった。
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 そしてこの地点で、「御崎公園駅」のミニ探索を終了したのであった。

神戸市営地下鉄海岸線6/和田岬駅

 神戸市中央区の「三宮・花時計前駅」と神戸市長田区「新長田駅」とを起終点とする「神戸市営地下鉄海岸線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 今回は、東の起終点である「三宮・花時計前駅」から5つ目の駅であり、神戸市兵庫区にある「和田岬駅」である。

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 「和田岬駅」で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式である。
 そして、「神戸ピアノ」も置かれている。
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 地上の駅上の通りは、「高松線」であり、その南西方向、北東方向の風景である。
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 直ぐの近くに「JR神戸線」の「兵庫駅」から分岐される「和田岬線」の1面1線の「和田岬駅」がある。
 そして、「高松線」と斜めに交差する道路があり、その南方向左手(東方向)は「三菱重工」のエリアである。
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 この斜め交差の道路を北へと進む。
 北方向は、「兵庫津の道」と云う。
 左手に「三石神社」が見えて来る。
 社頭には鳥居、社号柱の他に、「神功皇后上陸此地」と云う標柱も建てられている。
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 境内へと入る。
 境内右手には、「神功皇后」と並んで「応神天皇」を抱く「武内宿禰」の像が祀られている。
 そして背後は「拝殿・本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「神功皇后」、「天照皇大神」、「素盞嗚大神」とされている。
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 この「三石神社」は、現在の三菱重工の構内にあったが、明治時代の工場建設により、現在地に遷座されたものである。

 先ずは、往古、「神功皇后」が三韓征伐の帰途上陸し、三つの石を立てて神占いをした結果、廣田・生田・長田・住吉の神々を其の地に祀らしめた儀式の地とされる。
 後に、「推古天皇」がこの地に行幸し、その「三石」を玉座としたとされる。

 そして、天平年間に「僧行基」が和田泊を興した時、「神功皇后」の神霊が現れ、往来の船を守らんとすと誨えたため、祠を立て大輸田泊の鎮護としたものとされる。

 境内には、その「三石」が祀られている。
 またその隣には、「三好稲荷神社」・「東洋大明神」が祀られている。
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 「三石神社」の北隣に大きな神社がある。
 「和田神社」と云う。
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 境内へと入る。
 右手奥に、時節柄の「茅の輪くぐり」があり、その奥は「拝殿」・「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「天御中主大神」、「市杵嶋姫大神」、「蛭子大神」とされている。
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 往古、「蛭子神」が淡路島より船でこの和田岬に流れ着いたとされる。
 その場所は、神社の現在地より南西800mの地で、「蛭子の森」と云われた。

 その後、「平清盛」が安芸の宮島より「市杵嶋姫大神」を勧請し、更にその後、「天御中主大神」が坐している神輿が流れ着き、「尼崎城主 青山氏」が神社として「和田明神」としたと云う経緯を辿る。

 そして明治時代、三菱重工の建設により、現在地に遷座したものとされる。

 「拝殿」左手には、「弁財天銅像」、そして左手の奥から、「秋葉神社」、「猿田彦社」が並ぶ。
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 更に続いて、「宮比神社」が並ぶ。
 また、「和田神社」の扁額も置かれている。
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 その他境内には、「拝殿」右手に「高倉稲荷神社」が祀られ、その左手奥に「巳塚」、そして「拝殿」の向かいに「影向松」がある。
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 神社には裏参道がある。
 その鳥居は、「菱垣廻船問屋」が寄進したものとされる。
 その鳥居から神社を退出すると、目の前は「JR和田岬駅」である。
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 そしてこの地点で、「神戸市営地下鉄海岸線」の「和田岬駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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