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琵琶湖線23・長浜駅

 「京都駅」と滋賀県長浜市の「長浜駅」を起終点とし、琵琶湖の東部地域を走る愛称「琵琶湖線」を郭駅下車で訪ねてみる。
 今回は「京都駅」から22駅目で起終点の「長浜駅」である。

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 「長浜駅」で下車する。
 駅舎内の跨線橋から西方向に「長浜城天守」が見える。
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 今回は、城のある西方向へ出て、公園内やその近辺を探索してみる。
 「長浜駅」西口から城へと向かう。
 公園は「豊公園」と云う。
 ゆかりの長浜城主・豊臣秀吉から名づけたものであろう。
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 天守前へと進む。
 「長浜城跡」の標柱も建っている。
 この天守は、戦後に伏見城などをモデルとして復元された模擬天守で、歴史博物館として機能しているものである。
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 本丸跡もある。
 また天守の琵琶湖側は琵琶湖国定公園特別地域となっている。
 更に、「長浜城石垣出土地」という表示もある。
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 そして琵琶湖岸には、「太閤井戸阯」の石碑も建っている。
 また、湖岸沿いには大きなホテルも見える。
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 広い「豊公園」を歩いてみる。
 中央に噴水があり、テニスコートなどもある。
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 東方向へと戻る。
 琵琶湖線(北陸本線)の線路の手前に「長浜鉄道スクエア」があるので覗いてみる。
 正面の建物は「旧長浜駅舎」で、日本で一番古い駅舎とされている。
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 中へと入ってみる。
 駅舎の中身が、そのまま保存されている。
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 また。駅長室などもそのままである。
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 駅舎の裏側には、かつての機関車が静展示されている。
 先ずはSL「デゴイチ」である。
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 そして、北陸本線の交流電化後に登場した「ED70形交流電気機関車」も展示されている。
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 鉄道スクエアを後にして、線路を渡り、「長浜駅」の東口へと戻る。
 東口の風景は、先ほどの「旧長浜駅舎」を模したものであった。
 そしてこの地点で「長浜駅」のミニ探索を終了したのであった。
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 以下、蛇足である。
 かつて何度か「長浜駅」の東側の街を探索したことがあるのでご参考に…。

 先ずは、商店街である。
  http://fujisirorei.blog.fc2.com/blog-entry-1964.html

 そして、「長浜八幡宮」である。
  http://fujisirorei.blog.fc2.com/blog-entry-2139.html

琵琶湖線22・田村駅

 「京都駅」と滋賀県長浜市の「長浜駅」を起終点とし、琵琶湖の東部地域を走る愛称「琵琶湖線」を郭駅下車で訪ねてみる。
 今回は「京都駅」から21駅目の滋賀県長浜市の「田村駅」である。

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 「田村駅」で下車する。
 駅の跨線橋から、南方向(米原方向)には、右手にドームが見える。
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 また、北方向(長浜方向)には、左手に学校が見える。
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 駅の外へと出る。
 駅前はゆったりとしている。
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 北側は大学である。
 「学法 関西文理総合学園 長浜バイオ大学」である。
 開学は2003年で、比較的新しい。

 大学の周りを見てみる。
 南側が正門であろう。
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 西へ進むと、時計台がある。
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 南側には道路を挟んで大学の規模からみて大きな「インキュベーションセンター」がある。
 産学連携などを重視している大学なのであろう。
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 次に、大学エリアの南側である。
 幾つかの企業が立地していて、その向こうにドームがある。
 「滋賀県立 長浜ドーム」である。
 多くの人が集まるところであろうが、コロナ禍の中なので人は見かけない。
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 そして駅へと戻り、「田村駅」のミニ探索を終了したのであった。
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琵琶湖線21・坂田駅

 「京都駅」と滋賀県長浜市の「長浜駅」を起終点とし、琵琶湖の東部地域を走る愛称「琵琶湖線」を郭駅下車で訪ねてみる。
 今回は「京都駅」から20駅目の滋賀県米原市の「坂田駅」である。

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 「琵琶湖線」は「米原駅」を過ぎると、北陸本線へと継承される。
 その最初の駅が「坂田駅」であり、下車する。
 駅はホームだけの駅であるが、東側へ出ると、駅に隣接して「近江母の郷コミュニティハウス」があり、「田んぼっ湖カフェ」がある。
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 駅前ロータリーの向こうには、右手に大型ショッピングがある。
 ロータリーの中央には、「近江真綿」の蚕の繭を抱いたモニュメント、そしてその隣に、「山内一豊とその妻千代女」の像が建っている。
 内助の功で知られる千代女はこの地の出身と云われている。
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 駅前の道路を北へと進む。
 右手には公園がある。「神明自然公園」と云う。
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 公園を過ぎると北向きに神社の社頭があり、鳥居と社号柱が建つ。
 社号柱は2本、左側は「岡神社」、右側は「坂田宮」である。
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 神社は「坂田神明宮」と云う。
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 鳥居を潜ると参道は右折する。
 そして道路を渡ると太鼓橋の神橋がある。
 進むと二ノ鳥居、祖霊社が祀られている。
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 その先、左折、右折すると電車の踏切である。
 JR琵琶湖線である。
 踏切は「神明神社踏切」である。
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 踏切を渡り、参道を進むと左手に「祓所」、そして右手は社殿が連なる境内である。
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 正面には拝殿が建つ。
 そしてその右手は、舞殿舞台である。
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 拝殿の奥は、幣殿拝所である。
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 そして瑞垣の中に外宮、内宮の本殿が祀られている。
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 本殿の祭神は、左手の式内社論社の外宮・岡神社は豊受毘売命、右手の内宮は天照皇大神とされている。

 本殿の左手に境内社が祀られている。
 左から順に、倭姫神社、旧本殿2社である。
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 本殿の右手にも境内社が祀られている。
 本殿に近い方から、「四所宮」、「七所宮」、「稲荷神社」である。
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 また境内には、眞名井池がある。
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 そして下部が変わった灯篭、境内に接近して鉄路が見え、裏参道の鳥居も建つ。
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 神社からの退出は琵琶湖線の西側からである。
 正面に大きな農業施設「JAレーク伊吹 近江カントリーエレベーター」がある。
 そして、振り返って神社の杜を眺め、坂田駅へと戻った。
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 ホームへと出て、「坂田駅」のミニ探索を終了したのであった。
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琵琶湖線20・米原駅

 「京都駅」と滋賀県長浜市の「長浜駅」を起終点とし、琵琶湖の東部地域を走る愛称「琵琶湖線」を郭駅下車で訪ねてみる。
 今回は「京都駅」から19駅目の滋賀県米原市の「米原駅」である。

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 「米原駅」は、琵琶湖線の駅であると同時に、東海道新幹線の駅でもある。
 また、近江鉄道の彦根・多賀大社線の起終点駅でもある。
 この「米原駅」で下車し、東口へと出る。
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 駅前広場の一角に「米原湊跡」の石柱がある。
 彦根藩が成立して開港された湊で、西2kmにある琵琶湖と中山道・北国街道とを結ぶ物資輸送の拠点であったとのことである。
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 また、駅前には国道8号線が通っている。
 岐阜方面、彦根方面の風景である。
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 国道を渡り少し行くと、「米原宿」の説明パネルが建っている。
 そして、「湯谷神社」の社号柱が建っている。
 神社への参道であり、進んで行くと神社が近づいてくる。
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 最初の鳥居、そして曳山庫、次の鳥居が建っている。
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 鳥居を潜ると拝殿・本殿である。
 祭神は、大己貴命、水門神、保食神とされている。
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 この「湯谷神社」は古代に、出雲国人がこの地に通りかかり、村人に池を掘らせると、温泉が湧き出、又荒地を開墾したところ、五穀がよく成育したので、出雲の祖神大己貴命を奉斎したのが起こりであるとされている。
 古代は「六所権現」と称されたが、明治になって「湯谷神社」と改められたとのことである。

 境内には多くの境内社が祀られている。
 左は「大神宮」で、元は米原機関区の構内に祀られていたものである。
 右は「山王権現社」で、平安時代の創建とされるものである。
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 神社を後にして、東側の寺院「青岸寺」へと向かう。

 「青岸寺」の参道入り口の右手に「金比羅大権現」が祀られている。
 この神社は、彦根藩が米原湊を開場した時に、湖上交通の安全を祈願して勧請されたものとされている。
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 そして「青岸寺」の参道である。
 「名勝 青岸寺庭園」の標柱も建っている。
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 山門を潜ると正面は本堂である。
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 本堂の右手に拝観口があるので入ってみる。
 先ずは名勝の庭園を眺める。
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 「築山林泉式枯山水庭園」である。
 キリシタン灯篭も建てられている。
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 この寺の創建は室町時代の初期で、開基は近江守護の佐々木と云われている。
 また近代には書院「六湛庵」が建てられ、庭園の風景とマッチしている。
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 そして御朱印を頂き、寺を後に、「米原駅」のミニ探索を終了したのであった。

琵琶湖線19・彦根駅

 「京都駅」と滋賀県長浜市の「長浜駅」を起終点とし、琵琶湖の東部地域を走る愛称「琵琶湖線」を郭駅下車で訪ねてみる。
 今回は「京都駅」から18駅目の滋賀県彦根市の「彦根駅」である。

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 「彦根駅」で下車する。
 「彦根駅」には近江鉄道のホームもあり、乗り換え駅でもある。
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 駅舎の階上から、北方向のホームの向こうに「佐和山城跡」の佐和山が見える。
 また、西方向の駅前から続く道路の先の高台に、「彦根城天守」が見える
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 駅舎を西口へと出る。
 駅前には、彦根藩初代藩主で、関ケ原の戦いで活躍した徳川四天王の「井伊直政」の像が建てられている。
 そして西には「彦根城天守」が見える。
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 彦根城へと進む。
 到着するのは「佐和口」である。
 「佐和口」には、重要文化財の「馬屋」があり、中を覗いてみる。
 また、これも重文の「佐和口多聞櫓」もある。
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 その先は内堀である。
 内堀を「表門橋」で渡る。
 彦根城は、「月明 彦根城」として近江八幡景の一つである。
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 橋を渡り、石段を昇る。
 頭上に橋が現れる。「廊下橋」と云う。
 橋の袂まで登り、橋を渡ると重文の「天秤櫓」である。
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 「廊下橋」上からの風景である。
 左手は彦根市の市街地である。
 右手には「佐和山」が見える。
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 「天秤櫓」を潜ると「時報鐘」がある。
 そして、その先はこれも重文の「太鼓門櫓」である。
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 「太鼓門櫓」の付櫓と裏側を見て、本丸へと入る。
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 本丸には、国宝の「天守」が聳える。
 天守の表側、裏側を眺める。
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 その先の西ノ丸隅の重文の「三重櫓」を眺め、石段を降りる。
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 本丸周囲の石垣を眺めて見る。
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 城郭はこれくらいにして、内堀まで降りる。
 城の北側の内堀の外は特別史跡で大名庭園の「玄宮園」である。
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 「玄宮園」に入ってみる。
 池泉を巡るような庭園で、いくつかの橋が架かっている。
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 中心的な建物は臨池閣で、上部には彦根城天守も見える風景がある。
 また「玄宮園」の外には、幕末の彦根藩主「井伊直弼大老」の銅像が建っている。
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 城を跡にする前に内堀を伝って、南側の「大手門橋」を見てみる。
 橋を渡った石垣は大手門があった所であろう
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 彦根城を後にして、佐和山の方向へと向かう。
 「佐和山城」は石田三成の居城で、麓には石田三成屋敷跡の碑がある。
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 そして北方向へ進むと、「井伊神社」が祀られている。
 井伊家歴代の神霊が祀られている。
 本殿は痛みが激しいため覆屋に覆われているので、全体が見えないのは残念である。
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 そしてこの地点で「彦根駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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