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『天満天神繁昌亭』

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 大阪にある上方落語の定席「天満天神繁昌亭(はんじょうてい)」である。
 全長2.6kmと日本一長い天神橋商店街のそばで、大阪天満宮の北門を出たところに隣接している。

 2006年に市民の寄付により建てられたもので、現在は上方落語の唯一の定席となっている。
 
 約60年ぶりに復活した落語定席は、若手育成の役割を担いながら、大勢の落語家達に光を当てることになっていて、連日、多くのファンが訪れている。

『交通事故』

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 街角を歩いていると、偶に変わったものに出くわす。
 ある街中の通勤時間帯の県道と脇道との信号のない交差点での事故である。

 事故があらかた片付いて、警官が道路の交通整理をしているところに出くわした。
 どのようなことで、ボックス車が前転したかはわからない。

 他人の不幸に付け込むようで悪いが、見事な前転でもある。 
 しかし、いくら見事でも事故は起こさないようにしたいものである。

『大阪・京橋の女神』

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 大阪のJRと京阪、両京橋駅の間の北側の、国道一号線を挟んだビルの屋上に建っている自由の女神像である。
 ここにずっとあったのであろうが、最近気が付いた。

 色、形、本物そっくりだが、こちらはかなり縮小版のような気がする。
 折しも大阪伊丹空港へ着陸する飛行機がその体制に入っていた。

 街歩きをしていると、時々珍しいものを発見する。

『神戸・風水の穴』

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 JR神戸駅前のクリスタルタワーである。
 135mのガラス張りのタワーであり、神戸駅周辺のランドマークとなっている。
 珍しいのは、中国の風水の思想が取り入れられていて、上部に風穴が開けられていると云われている。
 
 このビルには、川崎重工業神戸本社、兵庫県庁神戸ハーバーランド庁舎、日本生命保険などが入居している。

 ちなみにJR神戸駅は、東海道本線在来線の起点・終点駅でもある。
 一方、新幹線は新大阪駅であるが…。

『兵庫県公館』

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 神戸市の兵庫県庁の南側にある「兵庫県公館」の玄関である。

 明治35年に4代目の兵庫県本庁舎として、代表的な建築家・山口半六の設計で建築されたフランス・ルネサンス様式の代表的建造物である。
 完成当時は規模・優雅さ、ともに日本一の名声を博したと云われている。

 第2次世界大戦で外壁だけを残して焼失したものの、戦後修復し、長らく兵庫県南庁舎として利用されていた。
 その後、老朽化が激しくなり撤去の話も持ちあがったが、
「この建築物はふるさとのかけがえのない財産。後世に残そう」
 という県民の期待に応え、県は大改造工事を実施し、建設当初に近い姿になり、兵庫県公館に生まれ変わったものである。

 現在は迎賓館、そして県政資料館として活用されていて、国の登録有形文化財にも登録されている。

『大阪・ブロッサム』

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 大阪の中央環状線の門真市から鶴見区に入ったところにある建物である。
 6~7階建ての円形の大きいものであり、タワーも備えている。

 八重の重厚な白い花びらを軸付で伏せたような形で、月下美人をモチーフにした建物である。
 遠目にも良くわかるシンボルタワーである。

 この建物は全国で2番目の売り上げをする「大阪鶴見花き地方卸売市場」、花博の5年後にこの場所に開場され18年を経過している。
 「鶴見はなぽ~とブロッサム」の愛称で呼ばれている。

 もう一つ、このブロッサムの階上にはアウトレットのショップがある。
 全国展開しているMTIアウトレットパークの1号店である。

『神戸港風景』

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 神戸港の中埠頭を対岸のモザイク側から見たものである。
 ポートタワー、ホテルオークラ、それに白い網のような海洋博物館が見える。
 そして、バックの山は六甲山系である。

 ポートタワーは観光用として、今から丁度50年前に建てられたもので、ストレートのパイプを組み合わせた鼓を長く伸ばしたような形をしていて、高さは108mである。

 海側からはよく見えるが、山側からは高速道路やビルに邪魔されて、かつてのように良く見えないのは残念である。

『京都・仁和寺金堂』

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 京都御室の仁和寺の金堂である。
 この金堂は、慶長年間造営の京都御所の内裏、紫宸殿を寛永年間(1620年頃)にこの場所に移築したものである。
 当時の宮殿建築を伝える現存最古の紫宸殿として国宝に指定されている。
 金堂内には本尊である阿弥陀三尊像や四天王像が安置されている。

 金堂の他にも、五重塔や観音堂など多くが重要文化財である。
 仁和寺は真言宗御室派で宇多天皇の開基で、平安中期の創建であり、別名御室御所とも云われる。

『日本三大大鳥居』

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 日本三大大鳥居の一つ、兵庫県淡路島の南あわじ市にある「おのころ神社」の鳥居である。
 高さは21.7mである。
 おのころ神社は国生みの神社として知られている。

 古事記の記述によると、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の二神は別天津神たちに、漂っていた大地を完成させることを命じられ、天沼矛(あめのぬほこ)を与えられた。 二神が天上の「天の浮橋」に立って、天沼矛を青海原に突き刺してかき回した。
 そして、その矛を引き上げたときに、矛の先から滴り落ちる潮(しお)が凝(こ)り固まって一つの島となった。
 これが「おのころ島」と云われ、二神はその島に降りて夫婦の契りを結び、国生みをしたとされている。
 この初めに造られたのが淡路島で、次々と大八洲(おおやしま)の国々、即ち日本列島を造ったとされている。

 日本三大大鳥居とは、他に「平安神宮(京都) 24.4m」「厳島神社(広島) 16.8m」である。

『額紫陽花』

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 京都市内のある公園で見つけた額紫陽花である。
 額紫陽花とは、周りの花が額縁のように見えることから名づけられたとか…。

 紫陽花は、その色が変化することから、別名「七変化」「八仙花」と呼ばれる。
 また「四葩(よひら)」とも呼ばれる。
 花びらの数に4枚が良く見られることから、そう呼ばれたのであろうか?
 
 藤原定家の歌に、
   「あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば 四ひらの数の 添ふかとぞ見る」
 というのがある。
  
 この四枚の花弁「四ひら」なる言い方は、額紫陽花であってこその言い回しであろう。

『大阪・水晶橋』

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 大阪の中之島の市役所と府立図書館の間あたりと、対岸の西天満の裁判所のあたりを結ぶ、堂島川にかかっている水晶橋である。
 橋の袂は階段になっていて、歩行者のみが渡れる橋である。

 この橋、本来は河川浄化を目的として昭和4年に『堂島川可動堰』として建設されたものであり、川の水質改善に大きく貢献した。
 昭和57年に橋面を改装して、法律的にも橋と認定されたものである。

 すぐ下流にある大江橋、淀屋橋は重要文化財であり、歴史を感じるが、この水晶橋は歴史よりもその優美な姿を見せ、目を楽しませてくれる。

『京都・ 師団司令部』

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 京都市の伏見区、伏見街道にある旧帝国陸軍第16師団司令部の建物である。
 現在は京都聖母学院の本館として使われている。
 学校なので中には入れないが、外から眺めるだけでも綺麗な建物である。

 この辺りには、師団街道を始め、師団橋、第一軍道など、当時に関係した名称が残っている。
 

『夕方の虹』

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 夕方、久しぶりに虹を見た。
 架け橋にはなっていない断片的なものであるが、この七色は神秘的である。
 子供の頃は橋の袂まで行こうと良く追っかけたものであるが、行きつくことはなかった。
 そんなことを思い出した虹であった。

『菩提樹の花』

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 京都市中の寺院、千本中立売近くにある浄福寺の境内に咲いている菩提樹である。

 住職の話によると、市内の数ヶ寺に菩提樹があるが、他は東山などの山際で、平地のこの寺のが早く咲き出し、
 咲き終わるころに他の寺院のが咲き出すとのことである。

 花と葉を摘んで乾燥させるとハーブティーになるとのことで、作っておられ、小分け袋を一つ頂いた。
 早速、試してみよう。

『神戸・五色塚古墳』

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 神戸市垂水区の山陽電鉄霞ヶ丘駅の東にある復元された前方後円墳「五色塚古墳」の後円部分である。
 4世紀に祀られたものらしく、古墳からは埴輪が出土し、保管されている。

 大きさは全国的に見て40番前後らしい。
 このあたりの豪族の墓らしく、誰とは確定されていない。

 古墳の上に登ることができ、明石海峡大橋や淡路島が良く見えるところである。

『明石海峡大橋』

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 神戸市の垂水にある五色塚古墳の頂上から眺めた明石海峡大橋である。
 
 明石海峡大橋は、阪神淡路大震災の時は建設途上であった。
 主塔は数十センチ間隔が広がったそうであるが、震災にも耐えて今日の明石鳴門ルートを確保している。

 古墳は4世紀のものだそうである。
 神戸市教育委員会の管理で、発掘調査も完了している。
 頂上まで上がることができるのは嬉しいことである。

 古墳の一枚も撮影したが、これは後日の紹介とする。

『大津・膳所城回廊』

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 大津市の近江大橋西詰の地点から、膳所城址へ向かう湖上の回廊と、その先の膳所城址である。
 この大津の地は、戦国時代の信長の時代には明智光秀の坂本城、秀吉の時代には京極高次の大津城、そして関ヶ原の戦いが終わり家康の時代になってこの膳所城が築城された。

 以降、明治維新を迎えるまではこの膳所城がこの地域の統治の中心であった。
 膳所城址には遺構は何も残っていず、大手門などは膳所地域の神社に移設され、重要文化財となっている。

 膳所城址から琵琶湖を望むと、まず近江大橋、その向こうに近江富士、そして伊吹山までを望むことができる。

『鎌倉・鶴岡八幡宮』

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 途中下車で鎌倉・鶴岡八幡宮に参拝した。
 お祭りでもあるのかと思われるほど、人・人・人であった。

 今や修学旅行や遠足のメッカとなっているのであろうか?
 子供たちや若者グループの間をすり抜け、速攻で参拝を済まし、
 神社を後にした。

 帰り道の小町通りも人通りが凄かった。

『なんの塔?』

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 京都の南部、国道1号線の近くに聳えているタワーである。
 近くまで寄って見てみたら、京都ローカルのラジオ放送局の送信塔であった。
 高さは137m、自立型である。
 この付近を移動するときには、場所や方角の目印にはなる塔である。

『西宮・宮水発祥地』

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 兵庫県西宮市にある「宮水発祥之地」の石碑である。
 西宮・灘の酒造りはこの六甲山の伏流水と海水の成分が程よくブレンドされた宮水によって、確かなものになった。
 摂津の国灘郷の山邑太左衛門(やまむらたざえもん)という酒元の主人が、この水に着目し旨い酒を造り出し、近郷の酒元にも惜しげも無く紹介し、利用させ、現在の隆盛を見たのである。

 この碑が建っている周辺には各酒蔵の取水井戸場があり、現在でも活用されている。
 場所は阪神西宮駅の南、阪神高速をくぐった東側一帯である。

『花菖蒲』

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 神奈川県の一ノ宮、寒川神社の神池に咲いていた花菖蒲である。
 ほぼ咲きそろったという様子で、見事である。
 派手な花は無く、しっとりと落ち着いて咲いている。

 季節は着実に夏に向っていることを伝えてくれている。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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