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大阪メトロなんば駅から難波八阪神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ四つ橋線」の大阪市中央区にある「なんば駅」で下車し、駅の南方向に鎮座する古社の「難波(なんば)八阪神社」を訪ねることにしている。

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 「なんば駅」で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式である。
 そして南側の出口から地上へと出る。
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 地上の広い道路は「御堂筋」から繋がる「国道26号線」である。
 その歩道を南方向へと進む。
 右手に、「難波元町小学校」がある。
 その先に、カラフルな寺院が見える。
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 寺院の門前まで来てみると、「鉄眼寺」と掲げられている。
 寺門、本堂をの眺めである。
 この寺は「瑞龍寺」と云い、黄檗宗萬福寺末寺で、薬師三尊を本尊としているとのことである。
 一切経を全国の寺院に納めたとされる和尚「鉄眼道光」が江戸時代の初めに中興したとされている寺院である。
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 その先、「長尾谷高校」の校舎があり、そして広い道路「蔵前通り」と交差する。
 「蔵前通り」の左方向(東側)には、大相撲三月場所が開催される「府立体育館」が見える。
 そしてその先の小路を右へと入る。
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 少し進むと、「難波八阪神社」の南向きの社頭である。
 鳥居、社号柱が建つ。
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 鳥居を潜って参道を進む。
 左手に、「獅子殿」が祀られている。
 この「獅子殿」の祭神は、「素盞嗚尊 荒魂」とされている。
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 正面は、二対の狛犬に護られた「拝殿」である。
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 そしてその奥には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の主祭神は、「素盞嗚尊」、「奇稲田姫命」、「八柱御子命」とされている。
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 この神社の創建は、仁徳天皇の時代、この付近一帯に疫病が流行り出したところ、「牛頭天王」を祀ったのが始まりとされる。
 以来「難波下宮」と呼ばれており、難波一帯の産土神とされてきた。
 尚、「難波上宮」は、先に訪れた「難波神社」とされている。

 境内社が祀られている。
 「本拝殿」の右手に、4社の小祠である。
 左から、「稲荷神社」、「三宝荒神社」、「市杵島姫神社」、「皇大神社」である。
 また、「本拝殿」の左手前に「篠山神社」が祀られている。
 祭神は、この地の代官であった「篠山十兵衛景義」で、地元民が功績を称え祀ったものとされている。
 その功績とは、近くにある「木津卸売市場」の原型である「青物市場」の設立を斡旋し、官許を得たとのことである。
 そして「篠山神社」の前から眺めた「獅子殿」の横からの姿である。
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 更に境内には、「難波葱発祥の地」の碑、紅梅、白梅が咲いている風景もある。
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 神社への参拝を終え、東側の鳥居から退出する。
 そして、北側から「本殿」の後ろ姿を眺め、少し東南方向に歩いて、「木津卸売市場」を眺め、「なんば駅」のミニ探索を終了したのであった。
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大阪メトロ本町駅から難波神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ長堀鶴見緑地線」の大阪市中央区にある「心斎橋駅」で下車し、駅の北方向に鎮座する古社の「難波(なんば)神社」を訪ねることにしている。

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 「心斎橋駅」で下車する。
 地下のホームは、1面2線の島式である。
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 地上は、東西の「長堀通り」と南北の「御堂筋」との交差点である。
 「長堀通り」の西、東方向を眺め、「御堂筋」の歩道を北上する。
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 進んで行き、神社の玉垣が見えてきたところで、左折する。
 「難波神社」の南向きの正面鳥居・社号柱である。
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 鳥居を潜り進むと、左右一対の狛犬に護られた階上には「拝殿」が祀られている。
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 「拝殿」には今年の「絵馬」が掲げられ、「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の主祭神は「仁徳天皇」、配祀神は「素盞嗚尊」とされている。
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 この神社の創建は、5世紀前半の「反正天皇」の時代とされ、その後、「豊臣秀吉」の命令で、現地に遷座したとされる。
 しかし、「大坂夏の陣」の後には、江戸幕府によって境内地の約9割が没収されたという経緯を辿っている。

 次に境内社である。
 「本拝殿」の左手に、「博労稲荷神社」が祀られ、その前方に「金刀比羅神社 」が祀られている。
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 また、境内の東側に、14柱の神々で構成される「十四柱相殿神社」が祀られている。
 それに並んで、この境内に、「植村文楽軒」が人形浄瑠璃の小屋を開いたとされる記念碑も建てられている。
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 境内には、楠の樹齢約400年の神木がある。
 この楠は、大阪市の保存樹第1号とのことである。
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 神社境内を後にして、周辺を眺めてみる。
 先ずは東側の鳥居・祭神碑・社号柱である。
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 更に、北側の鳥居、西側の鳥居、また、門扉に掲げられた神紋である。
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 そしてこの地点で、「心斎橋駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線三山木駅から佐牙神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「近鉄京都線」の京都府京田辺市にある「三山木(みやまき)駅」で下車し、駅の西南方向に鎮座する式内社「佐牙(さが)神社」を訪ねることにしている。

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 「三山木駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
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 駅前は広いロータリーとなっていて、反対側には「JR学研都市線」の「三山木駅」がある。
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 これら「三山木駅」の西側には、「府道八幡木津線」が通っているので、これを南下する。
 進んで行くと、「遠藤川」を渡る。
 その上流方向の風景である。
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 川を渡って直ぐの右手に学校がある。
 「京田辺市立 三山木小学校」である。
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 その先の右手に神社の鳥居・社号柱が建っている。
 「佐牙神社」の社頭である。
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 鳥居を潜り、参道を進む。
 進んで行くと、丘の手前に朱塗りの「二ノ鳥居」が見えて来る。
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 鳥居を潜り、石段を昇る。
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 一つ目の石段を昇った左側に、「恵日(えにち)寺跡」がある。
 明治初期の神仏分離により廃寺となった「佐牙神社」の神宮寺である。
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 2つ目の石段を昇る。
 昇り切ると境内である。
 右手には、手水舎、そして小祠が祀られている。
 また左手には、伊勢神宮遥拝所の鳥居が建っている。
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 そして正面は「拝殿」である。
 また両手前には、一対の狛犬が祀られている。
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 その背後には「本殿」が祀られている。
 「本殿」は2棟祀られ、いずれも重要文化財である。
 そして右殿(北殿)には「佐牙弥豆男(さがみづお)神」、左殿(南殿)には「佐牙弥豆女(さがみづめ)神」が祀られているとされる。
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 また、「本殿」を祀る囲み塀の中には、境内社の「蛭子神社」、「太神宮」が祀られている。
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 この「佐牙神社」神社の創建は飛鳥時代で、敏達天皇の勅令により、「佐牙弥豆男神」、「佐牙弥豆女神」の二座の「造酒の神」を祀ったとされている。
 但し、その境内地は、現在地の北東方向であったとされるので、後程、訪れてみることにする。

 そしてこの神社境内の南側には寺院の跡地がある。
 「三山木廃寺跡」である。
 この辺りは、山陽道が通る交通の要衝でもあった所で、この大寺院があったとされている。
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 「佐牙神社」を後にして、「三山木駅」の向こうの北東方向の田園風景の中にある「佐牙神社旧跡」に行ってみる。
 この地は「木津川」に近く水害にあうことが多かったため、奈良時代の終わりごろに、現在の鎮座地に遷宮されたとされている。
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 そしてこの地点で、「三山木駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ蒲生四丁目駅から「がもよん界隈」へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ長堀鶴見緑地線」の大阪市城東区にある「蒲生四丁目駅」で下車し、駅の西南方向の「がもよん界隈」を訪ね、古民家を再生した店舗を眺めると共に、「若宮八幡大神宮」をも訪問することにしている。

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 「蒲生四丁目駅」で下車する。
 駅ホームは、1面2線の島式で、地下1階のコンコースには、壁面一杯に区の花「モクレン」が描かれている。
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 地上は、西からの「国道1号線」と、南からの「今里筋」の交差点である。
 「国道1号線」は左折し北上、そして東方向への道路は、府道大阪生駒線となる。
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 この辺りは、「がもよん界隈」と云い、レトロな店舗が見られる。
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 その店舗の一部を眺めながら、町なかの道を進む。
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 しばらく進んで行くと、西向きの「若宮八幡大神宮」の社頭に到着する。
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 この神社の創建については不明であるが、江戸時代初期の「大坂冬の陣」の際、徳川方の「佐竹義宣」軍が境内に陣を設けたことでよく知られている。
 境内右手にはその石碑が設けられ、左手にはカラフルな手水舎が設けられている。
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 正面は「拝殿・拝所」である。
 「透塀」には灯篭も下げられている。
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 そして背後には覆屋の中に「本殿」が祀られている。
 祭神は、「若宮八幡大神(仁徳天皇)」とされている。
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 境内社が祀られている。
 手前に「豊受稲荷大神」、奥に「祖霊社」である。
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 その他境内には、クスやムクノキの神木が祀られ、鳥居の外側に「神輿庫」が設置されている風景がある。
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 神社を後にして神社前の道を西へと進むと、右手に「蒲生行者堂」が祀られている。
 大峰山での修行と関係があるお堂とのことである。
 その仏像の一つ、「和合不動明王」である。
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 その隣には、「正福寺」がある。
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 桜が咲いたとの案内があったので入ってみた。
 やはり、「啓翁桜(ケイオウザクラ)」が咲いていた。
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 迂回して駅へと戻るとする。
 道路沿いにレトロな店舗が見られる。
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 「がもよん界隈」とされる店舗である。
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 そして駅へと戻り、「蒲生四丁目駅」周辺のミニ探索を終了したのであった。

四つ橋線本町駅から靭公園・西園へ(その2)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ四つ橋線」の大阪市中央区にある「本町駅」で下車し、駅の北西方向にある西区の「靭公園」の「東園」をミニ探索した後、「なにわ筋」を西へと渡り、「西園」のミニ探索をすることにしている。

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 「西園」の大部分は、テニスコートである。
 「ITCうつぼテニスセンター」と云う。
 東に「センターコート」があり、観客席を伴い各種のトーナメントが開催されるところである。
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 その西側の広いエリアは「一般コート」で、クラブハウスを伴い、16面のコートが並んでいる。
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 尚、このテニスセンターは、世界的プレーヤーの「大坂なおみ」さんが小さいころテニスを始めたところとされるゆかりの所である。

 「西園」の南東の隅には、石碑・石柱が建っている。
 「靭海産物市場跡」、「永代浜跡」、そして「御霊宮旧蹟」である。
 この辺りは、かつて「海産物市場」があり、海産物の荷揚げのために、川を開削して、「永代浜」という港が造られたとされる。
 また、この地には、800年代後半から「圓神祠」という「御霊宮」が祀られていた。
 それが安土桃山時代に「本町駅」近くの淡路町へ「御霊神社」として遷宮されたその名残とされる。
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 もう一つ、この場所には「楠永大神 楠玉大神」が祀られている。
 そして本殿への拝所は、南側の道路沿いである。
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 そして、樹齢約400年とされる神木の「大楠」である。
 戦後、進駐軍が周辺の土地を接収し、飛行場を建設した。
 その時、飛行機の邪魔になるという事で楠を切り倒そうとしたが、住民の願いにより残されたとされる。
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 そしてこの地点で、「本町駅」を下車しての、「靭公園」のミニ探索を終了したのであった。

四つ橋線本町駅から靭公園へ(その1)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ四つ橋線」の大阪市中央区にある「本町駅」で下車し、駅の北西方向にある西区の「靭公園」を訪問し、今が盛りの「寒緋桜」などを眺めてみることにしている。

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 「四つ橋線 本町駅」で下車する。
 ホームは2面2線の相対式であり、改札を通り地上へと出る。
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 尚、この地は、元々は「海産物市場」、戦後は進駐軍に接収され「飛行場」に、そしてその後大阪市に返還され「都市公園」となったという歴史を有している所である。

 「四ツ橋筋」を北上すると、左手に「靭公園」の入り口がある。
 そして遊歩道は奥へと続く。
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 先ずは、東西に分割されている東側の「東園」の探索である。
 ここで「靭公園 東園」の案内図を掲げておく。
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 公園入口を入った右手に、「大阪科学技術館」がある。
 「大阪科学技術センター」のビルの1階2階にである。
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 先ずは見学してみる。
 医療機器や原子炉の原理展示がある。
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 更に、LEDの展示、H3ロケットの展示、そして大阪関西万博の展示もある。
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 科学館の西側には、「寒緋桜(カンヒザクラ、緋寒桜)」の並木がある。
 今が盛りである。(3月13日)
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 「寒緋桜」は、「ソメイヨシノ」と比べると早咲きの桜で、濃い紫紅色の下向きの花を集団で付ける。
 そして「河津桜」などはこの「寒緋桜」をルーツとするとされている。
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 「寒緋桜」の北側はテニスコート「ITCうつぼ庭球場」である。
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 「寒緋桜」の西側には、石段がある。
 ユキヤナギが咲き、石段を上り切るとそこは「バラ園」であるが、春の開花に向けて手入れ中である。
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 「バラ園」の南隣には、遊具があり、「大塩平八郎終焉の地」の碑があり、そしてアメリカ人「John Seward Johnson II」が造った像が置かれている。
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 像は3体で、親子の微笑ましい様子が表現されているものである。
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 更に、西へと進むと、「東園」は終わりとなり、「なにわ筋」へと出る。
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 そして道路向こうの「西園」へと続く。(つづく)

長尾駅下車(その2)、菅原神社から伝王仁墓へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「JR学研都市線」の大阪府枚方市にある「長尾駅」で下車し、駅近の「菅原神社」を訪問した後、南方向にある「伝王仁(わに)墓」を訪ねることにしている。

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 「菅原神社」を後にして、南方向へと歩き、一旦、府道へと出る。
 府道には、「史跡伝王仁墓」の矢印表示があるので、それに従って右折する。
 そして、車道から離れて、街中の道を進むと、少し先に樹々が見えて来る。
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 「伝王仁墓」である。
 少し先に入り口があり、石碑が建てられている。
 「大阪府指定史跡」とのことである。
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 「古事記」や「日本書紀」によると、4世紀末、朝鮮半島の百済国から王仁博士が「論語」10巻・「千字文」1巻を携え渡来し、日本国に漢字と儒教を伝えたとされる。
 その「王仁博士」は、来日以来、学問の祖として崇敬され、この地に「王仁博士」の墓が設けられたとされる。

 墓所を眺めてみる。
 正面には「百済門」が建っている。
 軒下飾りも見事である。
 尚、この門は2006年の建立とされている。
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 門を潜って、見返してみると、裏側には「天地人」の額が掲げられている。
 そしてその先正面は、「博士王仁之墓」と刻された墓標が建てられている。
 尚この墓は、領主の久貝氏の建立ともされている。
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 その左隣には、約30年前に建築された「善隣友好館」が建てられている。
 内部には、沢山の写真が掲げられている。
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 その前方には、「王仁博士」が持ち込んだとされる「論語」、「千字文」のレプリカが飾られている。
 そして、「百済門」、「善隣友好館」が並ぶ姿を見て、更に西へと進む。
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 西には公園状の広場がある。
 その北側にも、石碑が建っている。
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 石段を昇る。
 こちらの碑は、江戸時代後期の建立で、「博士王仁墳」と刻されている。
 そして灯篭も建てられている。
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 そしてこの地点で、「長尾駅」を下車してのミニ探索を終了したのであった。

長尾駅から菅原神社へ(その1)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「JR学研都市線」の大阪府枚方市にある「長尾駅」で下車し、駅近くの「菅原神社」を訪問することにしている。

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 「長尾駅」で下車する。
 駅ホームは、地上の1面2線の島式で、駅舎は階上である。
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 駅前のバス停・ロータリーの横の道路を南下し、直ぐに左折、JR線の踏切を渡ると神社の社頭が現れる。
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 「菅原神社」である。
 社頭は北向きで、鳥居、社号碑が建つ。
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 鳥居には「菅原神社」と記された扁額が掲げられ、鳥居の左横には、「菅原道真公」の有名な歌が掲げられている。
 「東風ふかば にほいおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」である。
 そして、鳥居を潜り、参道を薄む。
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 左手には境内へ直通の裏参道の鳥居が建っている。
 また、右手は梅の花が盛りである。
 そして、正面には「二ノ鳥居」が建っている。
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 「二ノ鳥居」を潜ると参道は左にカーブする。
 右手に「手水舎」があり、左手には南向きの「三ノ鳥居」が建っている。
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 「三ノ鳥居」を潜る。
 正面は「拝殿」で、「拝所」が設けられている。
 また、手前左手には、「臥牛」が祀られている。
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 また、「拝殿」前には、一対の「狛犬」が祀られている。
 そして左手には、「神具庫」が建っている。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」祭神は、「管原道真公」とされている。
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 この神社は、「大坂の陣」の直後、「徳川家康」の命により、旗本の「久貝因幡守正俊公」に、この北河内の地が采地された。
 以来、開拓も進み、人口も増加してきたところで、京都の「長岡天神」の分霊を受け、質素な氏神をこの地に建てたのが「菅原天神」の始まりとされている。

 境内社が祀られている。
 「本拝殿」の右手には、「天照皇大神宮 遥拝所」、そして「高倉稲荷神社」、「米宮」が祀られている。
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 そして少し離れた右手(東側)に、「水神社(貴船神社)」が祀られている。
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 社殿の北東側は広い社叢である。
 そして南東側からの風景を眺め、「菅原神社」を後にしたのであった。
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城陽駅から水度(みと)神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「JR奈良線」の京都府城陽市にある「城陽駅」で下車し、「大和街道」から「山背(やましろ)古道」を東進し、「水度(みと)神社」へ向かうことにしている。

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 「JR奈良線」の「城陽駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 そして駅の東側へと出る。
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 駅前には、「山背(やましろ)古道」の案内板がある。
 「山背古道」とは、平成7年に定められたもので、古代の「山背の国(その後山城国)」の東山手を現在の城陽市から木津川市までを辿る散策路である。
 そして線路沿いを南下し、踏切を西へ渡ると、そこは「大和街道」であり、これを南下する。
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 少し行ったところに西向きに「水度神社」の「一ノ鳥居」と「社号柱」が建っている。
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 鳥居を潜り、参道を進んで行く。
 「JR奈良線」の踏切を渡り、進む。
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 途中の狭いところには、歩道のような工夫がされている。
 また路面には、「山背古道」のマークも張られている。
 そして神社の「二ノ鳥居」が見えて来る。
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 鳥居前は三叉路である。
 正面は鳥居、右斜めと右手の直角方向に道路がある。
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 右手の直角方向の道路を進んでみる。
 突き当りは、「京都府立城陽高校」である。
 城陽市の市政発足と時を同じくして開校された学校とのことである。
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 神社の「二ノ鳥居」前に戻る。
 「神橋」の右手前には「ロウバイ」が、「神橋」を渡った左手には「白梅」が咲いている風景がある。
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 「二ノ鳥居」を潜って参道を昇って行く。
 先ずは左手に「手水舎」、その奥に「龍王神社」が祀られている。
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 更に進むと、左手に朱塗りの鳥居の神社が祀られている。
 「稲荷大明神」2社と石造りの「水戸永大明神」である。
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 そして進むと境内に達する。
 中央に「拝殿」、右側に紅梅、左手に白梅の風景である。(2月6日訪問)
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 「拝殿」と一対の「狛犬」である。
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 背後は、「中門・透塀」の中に祀られた「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「天照皇大御神」、「高御産靈神」、「少童豐玉姫命」とされている。
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 「本殿」の外側からの風景である。
 尚、「本殿」は檜皮葺の一間社流造で、重要文化財でもある。
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 この神社の創建は、平安時代とされるが、奈良時代との説もある。
 そして、延喜式に記載されている「式内社」である。

 多数の境内社が祀られている。
 先ずは境内右手(東側)の南側には、「天地神祇」である。
 続いて「八幡神社」、「太神宮社」、「天満宮社」の3社である。
 続いて、少し離れて、「春日神社」である。
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 そして「本拝殿」の左側(西側)には、「松尾神社」、「絵馬殿」、そして右から、「日吉神社」、「加茂神社」、「厳島神社」の3社が祀られている。
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 神社の右手には「鴻ノ巣山」があり、「山背古道」はこの山の散策路としても設定されているので、少し散策してみる。
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 そしてこの地点で、「城陽駅」のミニ探索を終了したのであった。

東福寺駅から新熊野神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「JR奈良線」の京都市東山区にある「東福寺駅」で下車し、東大路へ出て北方向へ向かい、「新熊野(いまくまの)神社」へ向かうことにしている。

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 「東福寺駅」で下車する。
 駅ホームは、2面2線の相対式である。
 駅舎は、「京阪電鉄」の「東福寺駅」と共用の造りとなっていて、出入口は東側である。
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 駅前の通りは「伏見街道(この辺りは本町通)」である。
 この道を南へ下ると、「東福寺」や、その先「伏見稲荷」へ行くことができる。
 これを北へと進み、右折して住宅街の小道を進むと、「東大路通」へと出る。
 出たところには、「京都第一日赤病院」がある。
 北へと進んで行くと、アーケード庇の「いまくまの商店街」となる。
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 「東大路通」の向かい側には、「清少納言」ゆかりの「御寺 泉涌寺」への参道がある。
 そして、更に商店街を北上する。
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 左側のアーケードが尽きたところに神社が祀られている。
 「新熊野(いまくまの)神社」である。
 鳥居を潜り境内へと入る。
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 左手に菊の御門があり、奥にクスノキが祀られている。
 この社は「樟社」と云い、「樟大権現」、別称「樟龍弁財天」が祀られている。
 神木クスノキは「後白河上皇御手植之樟」とのことである。
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 この神社に関連が深い「後白河上皇」は、生涯で34回も熊野三山に詣でるほど熊野権現を信仰していた。
 そして「後白河上皇」の御所である「法住寺殿」の鎮守社として、熊野三山の「熊野権現」を勧請して、「平清盛」によって熊野三山の新宮・別宮として創建されたのがこの神社とされている。

 境内の中央右手には、熊野の方向である南向きに「拝殿・本殿」が祀られている。
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 そして「拝殿」前には一対の「狛犬」が祀られている。
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 その背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「熊野牟須美命(伊邪那美命、いざなみのみこと)」とされている。
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 また、「本殿」の背後の丘には、京の「熊野古道」が設営されている。
 そして、「八咫烏」を始「熊野古道」に関するものが祀られている。
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 「本殿」の右手には境内社が祀られている。
 先ずは「上之社(速玉之男大神、熊野家津御子大神)」、「中之社(天忍穂耳命、瓊々杵尊、彦火火出見尊、鵜葺草葺不合命)」である。
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 続いて、「若宮社(天照大神)」、「下之社(稚産霊命、軻遇突智命、埴山姫命、弥都波能売命)」である。
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 その他境内には、今上天皇お手植えの「梛の木」があり、、そして「今熊野猿楽図」やその石碑が掲げられている。
 尚、「今熊野猿楽」とは、室町時代、「観阿弥・世阿弥」がこの神社の社頭にて、将軍の前で猿楽を演じ、それが都に能楽として広まった契機になったとされている。
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 そして、神社境内を一巡したところで、「東福寺駅」のミニ探索を終了したのであった。

【近鉄】大久保駅から雙栗(さぐり)神社へ

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「近鉄京都線」の宇治市内にある「大久保駅」で下車し、西方向へ向かい、駅周辺の探索から久御山(くみやま)町にある「雙栗(さぐり)神社」へ向かうことにしている。

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 「大久保駅」で下車する。
 駅ホームは、2面4線の待避設備を備えた島式で高架である。
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 駅の南西側の交差点へと出る。
 東西に通っている道路は「府道宇治淀線」であり、これを西へと進む。
 道路の右手の「名木川」を挟んだ北側に陸上自衛隊の「大久保駐屯地」があるので、これを眺めながら進む。
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 駐屯地内には自動車運転教習所がある。
 また、音楽隊の練習風景も見られる。
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 「府道」を進む。
 右手には自動車関連の工場があり、西隣に大手電機量販店がある。
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 それらに続いて右手には、「日産・自動車大学校」がある。
 また、道路の向かい側(左手)には「任天堂」の事業所がある。
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 その先は、南北の「国道24号線 大久保バイパス」であり、これを渡り、府道を進む。
 途中で「古川」を渡る。
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 そして進んで行くと、右手に神社の杜が見えて来る。
 右折し、杜を目指し、東参道の鳥居に到着する。
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 鳥居を潜り進んで行くと、左手(南側)からの主参道と合流すると、右手に社殿が見えて来る。
 先ずは、登録有形文化財で割拝式の「拝殿」である。
 内部には絵馬などが掲げられている。
 尚、この神社は式内社「雙栗(さぐり)神社」である。
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 「拝殿」の背後は本殿エリアである。
 正面の登録有形文化財「本殿門」と「玉垣」の中に、重要文化財の「本殿」が祀られている。
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 また「本殿門」の両脇には一対の「狛犬」が祀られている。
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 そして「本殿」である、
 本殿の祭神は、「天照大神」、「素盞嗚命」、「事代主命」、「応神天皇」、「比咩大神」、「仁徳天皇」、「神功皇后」の七柱とされている。
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 この神社は、貞観元年・859年にはその存在が知られている式内社であるが、その後、中世には「石清水八幡宮」の分霊を祀ったことから「椏本(あてもと)八幡宮」とも呼ばれたとされる。

 また、「本殿」の横には、天然記念物で樹齢4~500年といわれる「クスノキ」が祀られている。
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 社殿を後にして、参道を南へと戻ると、表参道と交差する。
 その場所には、「御厨池舊蹟」の石碑が立っている。
 そして表参道は、西方向へと延びている。
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 表参道を退出方向へと進む。
 そして出口付近で振り返ると、天保年間の灯篭が建ち、大鳥居が建っている。
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 そして社号柱、社頭風景である。
 また社頭前の道路を辿り、「大久保駅」に戻り、この駅のミニ探索を終了したのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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