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大阪メトロ四つ橋線11・西梅田駅

 大阪市住之江区の「住之江公園駅」と、大阪市北区の「西梅田駅」を結ぶ「大阪メトロ四つ橋線」の各駅を、南から北へと各駅下車で探索してみる。
 今回は、「住之江公園駅」から 10番目の駅で起終点の大阪市北区にある「西梅田駅」である。

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 「四つ橋線」の北の終点の「西梅田駅」で下車し、階段を上がって改札を出る。
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 そこはまだ地下街であり、「JR大阪駅」と逆の西方向へと進む。
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 途中の「ハービス エント」の入り口を過ぎる。
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 そしてその先で地上へと出て、東の「大阪駅」方向を振り返る。
 中央に「阪急」のビルが、右手に最近完成した「阪神」のビルが、そして左手に「大阪駅」のビルが見える。
 そして左手前の「中央郵便局」の跡地に、ホテル、オフィス、劇場や店舗が入居する、地上40階、高さ188mのビルが建設中である。
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 西へと進む。
 公園がある。「西梅田公園」である。
 公園の南側には、「国道2号線」が通っている、その交差点に橋の親柱が残されている。
 「新出入橋」である。
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 そして、国道から、「出入橋きんつば屋」の前を通り、南の一筋目の高速道路の下には「出入橋」が残されている。
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 これら「新出入橋」「出入橋」は、「堂島川」と「大阪駅」を結ぶ水運の川であった「梅田入堀川」に架かっていた橋である。
 明治時代に鉄道が開設したが、トラックなどはなく、物流は大阪の街中の水運と鉄道のハイブリッドであった。
 その後、水運の必要性が無くなり、川が埋め立てられ、上部に高速道路が建設されたとのことである。

 高速道路の下は駐車場になっている。
 そしてその西には「NTTテレパーク堂島」がある。
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 敷地内の正面には、花壇がある。
 そして、この地は「大阪市役所堂島庁舎跡」との石柱も建てられている。
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 「テレパーク」の西側へと回ってみる。
 不安定そうなモニュメントも置かれている。
 また、塀の壁面には、「大阪大学微生物研究所創設之地」の銘板が嵌め込まれている。
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 「テレパーク」の西側は、「大阪高検」、「大阪地検」などが入居する国の合同ビルである。
 余談であるが、中央のビルの左側奥に見えるのは「関西電力本社」である。
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 そしてこの地点で、「西梅田駅」と「四つ橋線」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ四つ橋線10・肥後橋駅

 大阪市住之江区の「住之江公園駅」と、大阪市北区の「西梅田駅」を結ぶ「大阪メトロ四つ橋線」の各駅を、南から北へと各駅下車で探索してみる。
 今回は、「住之江公園駅」から 9つ目の駅で、大阪市西区の「肥後橋駅」である。

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 「肥後橋」の橋名・駅名は、「土佐堀川」に架かる橋の「中之島」側に、「肥後藩」の蔵屋敷があり、その橋が「肥後橋」と呼ばれtことに起因するとされる。
 現在の「肥後橋」はかつての橋の位置の西側にあるとのことである。

 「肥後橋駅」で下車し、東側の「肥後橋」の袂の出口から地上へと出る。
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 「肥後橋」が架かっている。
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 橋上から「土佐堀川」の上流・下流の風景である。
 上流には「錦橋」が架かり、下流には「阪神高速」が横切っている。
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 そして、橋の北側の中之島であるが、右手(東側)に「中之島フェスティバルタワー」が、左手(西側)には、「中之島フェスティバルタワーウエスト」が聳えている。
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 「土佐堀川」の「肥後橋」の東直ぐ、フェスティバルタワーの南側にある「錦橋」の風景である。
 「錦橋」は、かつては「土佐堀川」の浄化を目的とした可動堰であったが、現在は歩行者専用の橋として転用されている。
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 「錦橋」の南東方向の「阪神高速」の下には、「西横堀川跡」の石碑がある。
 この「阪神高速」であるが、環状線の西側の部分は「西横堀川」の埋め立て地の上部に、東側は現役の「東横堀川」の上部に建設されたものである。
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 そして、その東側には「三井住友銀行」の大阪本店ビル、東側の「四つ橋筋」に面して、NHK朝ドラ「あさがきた」の「広岡浅子」の「大同生命ビル」が装いも新たに建っている。
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 「四つ橋筋」を南へと下がる。
 「江戸堀1」の交差点を東へ入ると、「阪神高速」の下に「筋違(すじかい)橋」の親柱が保存されている。
 この橋は、「西横堀川」に架かっていた橋で、「高麗橋通り」と「江戸堀通り」を結ぶものであったが、両通りは南北にずれていたため、斜めに架けられていたことから「筋違橋」と名付けられたものである。
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 そしてこの地点で、「肥後橋駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ四つ橋線9・本町駅

 大阪市住之江区の「住之江公園駅」と、大阪市北区の「西梅田駅」を結ぶ「大阪メトロ四つ橋線」の各駅を、南から北へと各駅下車で探索してみる。
 今回は、「住之江公園駅」から 8つ目の駅で、大阪市西区の「本町駅」である。

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 「本町駅」で下車する。
 「本町駅」は、この「四つ橋線」と「中央線」、「御堂筋線」の3駅が繋がってる駅である。
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 駅の北口から地上に出ると、そこは「四つ橋筋」と「本町通り」が交差する「信濃橋」交差点である。
 「四つ橋筋」を北へと進む。
 そして、2本面の道路との交差点の「靭公園前」に出る。
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 その先は西へと広がる「靭公園」である。
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 「靭公園」は、元々この地は「靱塩干魚市場」であったが、戦後、連合国軍により飛行場として接収され、その後講和条約により大阪市に返還され公園化されたものである。
 公園は、中央の「なにわ筋」を挟んで「東園」、「西園」に分かれている。

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 「東園」に入る。
 右手(東側)には「大阪科学技術センター」の建物がある。
 その西側は、運動広場やテニスコートである。
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 その先の石段を越えると「バラ園」であるが、残念ながら、今はその季節ではない。
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 仕方がないので、過去のバラ園の風景を添付する。
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 バラ園の先は、「なにわ筋」である。
 その向かいは「西園」で、テニス競技場の建物が見える。
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 テニス競技場は、「ITCうつぼテニスセンター」と云う。
 5,000人のセンターコート1面、そしてサブセンターコート1面、14面の一般コートなどを備えている。
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 テニスコートの南に神社がある。
 「楠永大神」である。
 祭神は、「楠永大神」、「楠玉大神」である。
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 「なにわ筋」を東方向へと渡り返す。
 そこには「靭尋常小学校跡」碑と鬼瓦が置かれている。
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 そしてこの地点で、「本町駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ四つ橋線8・四ツ橋駅

 大阪市住之江区の「住之江公園駅」と、大阪市北区の「西梅田駅」を結ぶ「大阪メトロ四つ橋線」の各駅を、南から北へと各駅下車で探索してみる。
 今回は、「住之江公園駅」から7つ目の駅で、大阪市西区の「四ツ橋駅」である。

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 「四ツ橋駅」で下車する。
 路線名も駅名も読みは「よつばし」であるが、路線は「四つ橋線」、駅名は「四ツ橋」と異なる。
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 地上へ出ると、そこは「長堀通り」と「四つ橋筋」の交差点であるが、交差点名は「四ツ橋」、通り名は「四つ橋筋」の表示パネルが掲げられていて、地下鉄線の表現と同じである。
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 「四ツ橋」は、かつて流れていた「長堀川」と「西横堀川」の川の十字交差点に四つの橋が架かっていたことからの名付けである。
 その記念として、「長堀通り」の上り下りの間で、「四つ橋筋」の直ぐ東に、記念碑などが建てられている。
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 そして、四つの橋の模型がその方向に並べられている。
 先ずは、「西横堀川」に東西方向に架かっていた「上繋(かみつなぎ)橋」、「下繋橋」である。
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 そして、「長堀川」に南北に架かっていた、東側の「炭屋橋」、そして「吉野屋橋」である。
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 また、橋群の中央には、それぞれの橋名が記された照明塔の台座があり、脇には説明板も設置されている。
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 「四つ橋筋」を北へと行く。
 一本西側の筋に、「新町北公園」がある。
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 その北側に、以リックス劇場」の風景がある。
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 そしてこの地点で、「四ツ橋駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ四つ橋線7・なんば駅

 大阪市住之江区の「住之江公園駅」と、大阪市北区の「西梅田駅」を結ぶ「大阪メトロ四つ橋線」の各駅を、南から北へと各駅下車で探索してみる。
 今回は、「住之江公園駅」から6つ目の駅で、大阪市浪速区(なにわく)の「なんば駅」である。

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 この駅の名称は「難波駅」であるが、駅名標はひらがな表記で「なんば」である。
 それは「大阪メトロ御堂筋線」に起因する。
 「御堂筋線」は大阪府外からの乗客に配慮し、難読駅名をひらがな表記にした。
 「なんば(難波)」、「あびこ(我孫子)」、「なかもず(中百舌鳥)」の3駅である。
 そのため「四つ橋線」のこの駅も「なんば」である。

 「なんば駅」で下車する。
 北側の改札を出て、地下道を北へと進む。
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 地上に出たところには、「道頓堀川」が流れていて「深里(ふかり)橋」が架かっている。
 川の手前左手には、「湊町リパープレイス なんばHatch」がある。
 「FM大阪」が入居している建物である。
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 橋上から西側を見て、左手(南側)は「湊町船着場」、中央は斜めに架けられたつり橋の「浮庭橋」、右手(北側)は「キャナルテラス堀江」である。
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 「深里橋」の右側である。
 「道頓堀川」の直ぐの上流には、「大国主神社」に由来する「大黒橋」が架かっている。
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 「深里橋」を含む「四つ橋筋」を北へと進む。
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 西側に「オレンジストリート」の入り口がある。
 その逆側(東側)を東方向へと進み、途中に高速道路を潜る。
 「アメリカ村」の南あたりである。
 そのまま進むと神社の社頭へと到着する。
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 神社は「御津(みつ)八幡宮」である。
 鳥居を潜ると正面は「拝殿」である。
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 「拝殿」手前には、一対の「狛犬」が祀られている。
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 「拝殿」の先は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「応神天皇」、「仲哀天皇」、「比咩大神」とされている。
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 この「御津八幡宮」は、奈良時代に、「東大寺」を建立するにあたり、鎮守社として「手向山八幡宮」を建立すべく、九州の「宇佐八幡宮」より「八幡大神」を勧請した。
 その際、「八幡大神」が瀬戸内海を渡って初めて上陸したのがこの地「御津」で、後日、「八幡大神」を祀ったものとされている。

 境内社として「石宮社」、また、「石敢當(せっかんとう)」と云う魔除けの役割を果たす石碑も祀られている。
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 神社の東側の「鳥居」から退出する。
 尚、この付近の住所地は「西心斎橋」である。
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 神社の北側の通りを、西へと進む。
 少し行くと、そこには「御津公園(通称:三角公園)」がある。
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 「三角公園」は、通称「アメ村」の中心である。
 お好み焼きなどの店が近くにある。
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 「アメ村」は若者文化の発信地で、沢山のショップが、南北・東西に広がっている風景がある。
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 そしてこの地点で、「なんば駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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