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京阪電鉄中之島線 渡辺橋駅:近隣の美術館・科学館などの探索

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「京阪電鉄中之島線」の「渡辺橋駅」で下車し、主として駅の西方向の「大阪大学医学部・病院」の跡に建っている、美術館などの施設を眺めてみることにしている。

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 「渡辺橋駅」で下車する。
 駅のホームは地下で、1面2線の島式である。
 ホーム上階の地下改札口を出ると、飲食の店などが並ぶ地下街である。
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 西方向の出入り口から地上へと出る。
 出入口は「堂島川」の左岸である。
 その西に、「堂島川」に「田簔橋」が架かっている。
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 「田簔橋」の先の「玉江橋」との間の右側(北側)地域並びに左側(南側)地域に、「大阪大学医学部・病院」があった。
 山崎豊子作の「白い巨塔」のモデルとしても良く知られているところである。
     IMG_3709 (2)   旧阪大医学部

 「田簔橋」を北へと渡る。
 西側(下流側)の風景には、「玉江橋」が見え、右手に「ABCホール」や「関西電力病院」が見える。
 また、東側(上流側)の風景には、高架の「阪神高速」が見え、右手に「フェスティバルホール」などのビルも見える。
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 「田簔橋」を渡り終えた左側に「蛸の松」と云われる松の木が植えられている。
 かつては、「堂島川」南岸に「福島正則」が植えたとされるもので、蛸の泳ぐ姿に似ているとのことでこの名があったが、近年、この場所にその記念として移され、新しく植えられたとされている。
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 その北側に「雙松岡」と云う石碑が建っている。
 江戸の「昌平黌」に並ぶ漢学塾で、松林・松本・岡の3先生により建てられたとされている塾の跡地である。
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 その北には、検察庁などの官庁の合同庁舎、NTTテレパークなど大きなビルが建っている。

 「堂島川」からの南側の風景である、
 これから訪問する積りである、左から、「関電ビル」、「大阪中之島美術館」、「大阪大学中之島センター」が見える。
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 「田簔橋」を渡り返すと、左手に「四季の丘」という小高い緑地があるので上ってみる。
 頂上には腰掛に最適な平坦な石が置かれている。
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 そして、アキランサスが色づき、また「関電ビル」、「美術館」への陸橋通路も整備されている。
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 美術館の方向へ向かう。
 「大阪中之島美術館」の北側の庭園に「ヤノベケンジ」作の「シップス・キャット(ミューズ)」が設置されている。
 大航海時代に害獣から貨物や船舶を護り、船員の心を癒したモニュメントで、現在は「大阪中之島美術館」が世界へ情報発信するという象徴とのことである。
 尚、この場所には、「蛸の松」の「福島正則」の「広島藩蔵屋敷」があったとのことである。
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 「大阪中之島美術館」の外側と、入ったところにあるミュージアムショップの様子である。
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 美術館の南側には、左手に「国立国際美術館」、右手に「大阪市立科学館」が設けられている。
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 先ずは、「国立国際美術館」の風景である。
 完全地下型の美術館で、エントランス部は、竹をイメージしているとのことである。
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 次に、「大阪市立科学館」の風景である。
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 建物の裏側へ回り込むと、そこには「円環型日時計」が展示されている。
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 「堂島川」縁に出る。
 そこには「大阪大学中之島センター」が設置されている。
 過去の大阪大学のキャンパスの存在を表現しているものと思われる。
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 最後に、「堂島川」の遊歩道に出てみる。
 そこには、「大阪府師範学校跡」、「大阪大倉商業学校跡地」の石碑が建っている。
 これらは現在の「大阪教育大学」、また「関西大倉高等学校・中学校」の前身の跡とのことである。
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 そしてこの地点で、「渡辺橋駅」を下車しての、近隣の施設などのミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄中之島線 中之島駅:グランキューブ大阪などの近隣の探索

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「京阪電鉄中之島線」の「中之島駅」で下車し、駅近の幾つかのビルを探索してみることにしている。
 この日は、「グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)」に所用があり、その機会を活用したことによるものである。
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 「中之島駅」」で下車する。
 駅ホームは地下で、1面2線の島式である。
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 先ずは、今回訪ねる施設を眺めるために、駅の西隣の「堂島大橋」を渡り、「堂島川」の対岸へ出る。
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 対岸から、右側の「グランキューブ大阪」、左側の「リーガロイヤルH」を眺めてみる。
 今回は、「グランキューブ大阪」の屋上の円形ドームの所を訪ねることにしている。
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 先ずは、「グランキューブ大阪」の地上のエントランスである。
 奥の突き当りにあるのは「プラザステージ」である。
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 「グランキューブ大阪」の設計者は「黒川紀章」である。
 エレベーターで屋上(12階)に上がる。
 すり鉢型の円形ドームの中は「特別会議室」である。
 そして会議室の裏手は通路を挟んでガラス張りである。
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 ガラス張りの外側は「屋上庭園」である。
 これは、、淀川に勢いよく天に向かって伸びる葦の生息する風景を表現しているとのことである。
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 そして屋上(12階)からみる外の風景である。
 遠くには「六甲山」、そして眼下の「堂島川」、隣の「リーガロイヤルH」である。
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 次に東隣の「リーガロイヤルホテル」に行ってみる。
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 中に入ってみると、正面には見事な花飾り、そしてラウンジがあり、奥は白糸の滝である。
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 ホテルの周囲の植え込みには、石碑が建っている。
 一つは「明治天皇聖躅」、もう一つは「蔵屋敷跡」とその説明版である。
 江戸時代には、船便の良さから多くの藩の蔵屋敷があったとのことで、この地には「讃岐高松藩」の蔵屋敷があったとのことである。
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 そしてこの地点で、「中之島駅」を下車しての、周辺のミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄本線 樟葉駅3:交野天神社訪問

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、前回に引き続き、「京阪電鉄本線」の「樟葉駅」で下車し、駅の北東方向の住宅街の中に鎮座する「交野天神社」を訪問することにしている。

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 「樟葉駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面4線の島式である。
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 駅前のロータリーから繋がる道路「くずはアベニュー」を東方向へと進む。
 進んで行くと、右手に公園、図書館などがある。
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 更に進んで行く。
 右手に飲食店やスーパーなどが並び、左手にクリニックが並ぶ。
 そして左側にある道路「鏡伝道(きょうでんみち)」へと入る。
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 「鏡伝道」を北上する。
 公園に突き当たるので左折する。
 この辺りは少しの高台となっていて、樟葉駅前の高層マンションが良く見える。
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 公園の中を通り抜けることにする。
 公園は「鏡伝池緑地(市民の森)」と云う。
 遊具広場があり、公園の中心に「鏡伝池」がある。
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 そして、池の傍には、酒蔵に吊るされているような「杉玉」、また、畑作業のような人形が置かれている。
 更に、背の高いイトスギが見事である。
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 公園を後にして、再び「鏡伝道」を北へと進む。
 学校が建っている。
 「枚方市立楠葉中学校」である。
 校門横の説明板には「楠葉中学校遺跡」と記されている。
 学校建設時に地中から奈良時代や平安時代の高杯や土師皿などが発掘されたとのことで、次に訪問する「継体天皇樟葉宮」や「交野天神社」の祭祀に関係するものとされている。
 その神社の杜は北側にある。
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 杜の左端(西端)は「交野天神社」の社頭である。
 2本の石碑が建てられ、少し奥に「一ノ鳥居」が建てられている。
 石碑には、「樟葉宮舊蹟」、「桓武天皇先帝御追尊之地」と記されている。
 また、社頭手前には「稲荷神社」が祀られている。
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 「一ノ鳥居」を潜り、参道を進む。
 右手には、「國栄石」、その背後に「七福神」、「金毘羅大権現 不動明王」の石碑が置かれている。
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 そして、一対の「狛犬」が祀られ、「二ノ鳥居」が建っている。
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 参道は左折する。
 木造の「三ノ鳥居」が建ち、左手に「手水舎」がある。
 そして、「三ノ鳥居」を潜る。
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 右手奥に「天照大神」が祭神の「大神社」が祀られている。
 そして、正面は「拝殿」である。
 拝所からは、「本殿」を望むことができる。
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 「拝殿」背後には「本殿」、そして右側には並立されて「八幡神社」が祀られている。
 どちらも鎌倉時代の建立とされ、両方とも重要文化財とされている。
 尚、「本殿」の祭神は、「桓武天皇」の父の「光仁天皇」、「天児屋根命」、「菅原道真」とされている。
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 この「交野天神社」は、「長岡京」時代の「桓武天皇」が父親の「光仁天皇」を祀るために、「樟葉宮」の跡地に郊祀壇を設けたのが起源とされている。
 そして、江戸時代に「天児屋根命」、「菅原道真」を合祀したとされている。

 「本拝殿」の右手に「樟葉宮」へと至る参道が設けられている。
 これを進み、石段を昇る。
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 石段を昇ると「継体天皇樟葉宮」の跡地である。
 石碑が建てられている。
 北陸越前国から転進した「継体天皇」はこの「樟葉宮」にて即位したとされている。
 また、宮跡には、「貴船神社」が祀られている。
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 この「貴船神社」は、元々はこの地の氏神であったとされるが、「交野天神社」が創建されて後、「境内末社」とされているとのことである。
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 そして「交野天神社」の境内を一巡したところで、「樟葉駅」を下車してのミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄本線 樟葉駅2:二ノ宮神社訪問

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「京阪電鉄本線」の「樟葉駅」で再び下車し、駅の南東方向の住宅街の中に鎮座する「二ノ宮神社」を訪問することにしている。

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 「樟葉駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面4線の島式である。
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 駅前はバス停を主体としたロータリーとなっていて、ショッピングビルなどが取り囲んでいる。
 そして、東へと向かう道路「くずはアベニュー」を進む。
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 大きな交差点を過ぎ、少し進んだ所を小路へと右折し進む。
 進行方向に学校らしき建物が見える。
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 校舎に沿って回ると、学校は「樟葉西小学校」である。
 そして、その前に小公園「下田公園」がある。
 公園を過ぎ、左折・右折を繰り返し進む。
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 「二の宮公園」の前に出る。
 公園の左隣には、神社の「鳥居」が建ち、参道が奥へと続く。
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 もう少し西へ進むと「扁額」の掛かった「鳥居」が建っている。
 「二ノ宮神社」の「表参道」と思われる。
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 「鳥居」を潜ると、右手に神社が祀られている。
 「猿田彦神社」である。
 そして、参道を進む。
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 参道を進んで行くと、左手に「手水舎」が建っている。
 そしてこの場所で、公園横の鳥居からの斜めの参道と合流している。
 正面は、「拝殿」である。
 そしてその背後には「本殿」が祀られている。
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 「拝殿」は割拝式で、拝所からは「本殿」正面を望むことができる。
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 そして「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「健速須佐之男命」、「奇稲田姫命」、「大己貴命」の三柱とされている。
 尚、「本殿」周囲はパイプ組で補強されているようにも見える。
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 この神社「二ノ宮神社」の創建は古く四世紀で、「仁徳天皇」の創始と伝承されている。
 その後、「用明天皇」、「桓武天皇」、「織田信長」、「豊臣秀頼」などがこの神社の再建に関わっていたとのことである。
 またこの神社の名称は、前回訪問した「牧野駅」の「片埜神社」の「一ノ宮」に対しての名称と考えられる。

 境内社が祀られている。
 先ずは「本殿」の左手に「二ノ宮稲荷神社」である。
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 また、「本殿」の右手に、「愛宕神社」、「磐座」、そして「皇大神宮」が祀られている。
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 そして神社境内を一巡したところで、「樟葉駅」を下車しての「二ノ宮神社」と近隣のミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄本線 牧野駅:片埜(かたの)神社訪問

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「京阪電鉄本線」の「牧野駅」で下車し、駅の東方向の街中に鎮座する「片埜神社」を訪問することにしている。

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 「牧野駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
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 駅の東側はロータリーとなっている。
 「前島街道」と記されている石柱の道を南へと進む。
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 左手の「穂谷川」を「明治橋」で渡る。
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 橋を渡り、街中の狭い道を進むと、神社の玉垣が見えて来る。
 そして、玉垣の交差点を南へと進む。
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 左折すると、「式内社 片埜(かたの)神社」の社頭で、「鳥居」、「社号柱」が建っている。
 「社号柱」には、「一之宮」と記されているが、「河内国」の北部のこの地「交野郡」の「一之宮」とのこととされている。
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 「鳥居」を潜ると、四脚門の「南門」が建っているので、それを潜ると境内である。
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 境内右手には、「神牛」、「稲荷大神」が祀られている。
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 そして正面は、一対の「狛犬」と「拝殿」である。
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 「拝殿」には、「扁額」、「本殿」の拝所、そして「五瓜」と「梅鉢」が合わさった「神紋」が描かれた「賽銭箱」が設置されている。
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 「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 この「本殿」は、「豊臣秀頼」の指図によって再建されたものとされ、国の重要文化財でもある。
 そして祭神であるが、主祭神は「 建速須佐之男大神」、「菅原道真」、配祀神は 「櫛稻田姫命」、「八島士奴美神」とされている。
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 この神社は、「垂仁天皇」の時代に出雲国の豪族である「野見宿禰」がこの地を拝領し、出雲の祖神である「建速須佐之男大神」を祀ったとされる。
 そして、平安時代中期、「野見宿禰」の後裔である「土師氏」の子孫である「菅原道真」が天神として祀られるようになると、この神社でも「菅原道真」を祀ったとされている。
 更に、明治時代に近隣の多くの神社を合祀し、交野郡の中心的存在になったとされている。

 また「拝殿」前には、神宮寺の灯篭であった鎌倉時代の灯篭が祀られ、右手には「皇大神宮遥拝所」、そして「鬼の面」が祀られている。
「鬼の面」は、神社が「大坂城」の鬼門に当たる神社として設定されたことによるとされている。
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 「本殿」の背後に境内社として「依姫社」が祀られている。
 祭神は「玉依姫命」、「大国主命」、「市寸島姫命」とされている。
 また「依姫社」の前には、「禁足地」が祀られているが、内容は不明である。
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 境内を一巡したので、「東門」から退出する。
 門の横には、分厚い「土塀」が保存されている。
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 門の先には「鳥居」、「社号柱」が建っている。
 そして、その先には少し離れて、「大阪歯科大学」のキャンパスが設置されている。
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 神社の北側には、「牧野公園」が広がっている。
 そして公園内には、「伝 阿弖流為 母禮(アテルイ・モレ)之塚」の石碑が建てられている。
 これは、古くから「蝦夷の統領が処刑された場所」との伝えに基づくものとされている。
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 そしてこの地点で、「牧野駅」を下車しての「片埜神社」、そして近隣のミニ探索を終了したのであった。

京阪電鉄本線 御殿山駅:御殿山神社訪問

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「京阪電鉄本線」の「御殿山駅」で下車し、駅の東方向の丘陵地の頂上に鎮座する「御殿山神社」を訪問することにしている。

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 「御殿山駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 そして、ホームの東方向の高台に神社の杜が見える。
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 駅の東側はロータリーである。
 そして、東方向に道路「御殿山アート坂」が丘に向けて上がって行く。
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 坂道を上って行く。
 途中の左手に、神社方向への上り口がある。
 それをやり過ごし、更に上ると、坂の頂上付近に神社の参道があるので、これを進む。
 途中左手に、「生涯学習センター」が建っている。
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 そして道路は右折し、次に左折すると、「社号柱」、「灯篭」が建つ神社の門前となる。
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 そして、左手に「手水舎」が建ち、正面は「鳥居」である。
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 「鳥居」を潜ると正面には、一対の「狛犬」と「拝殿」が祀られている。
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 「拝殿」内には、「八幡宮」と記された扁額、そして遷宮の様子が描かれた「絵馬」が掲げられている。
 そして「本殿拝所」である。
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 「拝殿」の背後には、覆屋に包まれた「本殿」が祀られている。
 祭神は、「八幡大神(品陀和気命=応神天皇)」とされている。
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 この神社は、明治時代に、「惟喬親王」の別荘であった「渚院」に関わる「粟倉神社」から勧請されたとされている。
 そして「御殿山」の名称は、「惟喬親王」がこの山上に休憩所を設けたとか、江戸時代に当地の藩主「永井伊賀守」がこの山に陣屋を建てたからなどの諸説があるとのことである。

 境内社が祀られている。
 「本殿」左手には「稲荷神社」、そして「拝殿」の右手前には「貴船神社」が祀られている。
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 神社の周辺であるが、西側に隣接して「御殿山公園」が設置されている。
 そして東側は、丘の下に「鳥居」が見られ、少し遠くの丘陵には学校が見られる。
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 最後に、丘の下の「鳥居」まで参道を降りてみる。
 この「鳥居」は、神社への昇り口の「一ノ鳥居」とのことである。
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 そしてこの地点で、「御殿山駅」を下車しての、「御殿山神社」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ中央線 コスモスクエア駅:駅周辺と万博建設地の遠望

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「大阪メトロ中央線」の終点であり、「南港ポートライナー線」との乗り換え駅である「コスモスクエア駅」で下車し、駅周辺と来年に開催される「大阪・関西万博」の建設地を眺めて見ることにしている。

2410dIMG_3292 (3)

 「コスモスクエア駅」で下車する。
 駅ホームは、「中央線」が地下2階、「南港ポートタウン線」が地下3階で、両路線とも1面2線の島式である。
 そして、駅の出口は階上である。
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 海岸べりへと降りる。
 先ずは、「舞洲」が見え、「舞洲」の両側には、「夢洲」との間の「夢舞大橋」、そして「桜島」との間の「此花大橋」が見える。
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 そして、その左の「夢洲」のクレーンを眺めながら、海沿いの「シーサイドプロムナート」を西方向へと進む。
 進んで行くと、先に「ドーム」が見えて来る。
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 「舞洲」、「夢洲」、「咲州」の位置関係は下図である。
2410d夢洲万博 (4)

 「ドーム」は後程として、左の公園の中に入る。
 古代船の「なみはや」が復元展示されている。
 全長12mで、5世紀ごろの船とされている。
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 元の「プロムナード」へ戻る。
 「ドーム」が大きくなってくる。
 再び左へと入る。
 建物があるが、現在は使われていないようである。
 「なにわの海の時空館」とネーミングされているが…。
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 この建物は、2000年に開館された「なにわの海の時空館」のエントランス部とのことである。
 そして営業不振により、事業仕分けされ、2013年に閉館となったとされている。
 その後、これを活用するという事業者も現れず、このような状態になっているとのことである。

 裏手に廻ってみると、海の中に「ドーム」が建っている。
 一面ガラス張りで、展示館として活用され、「菱垣廻船(ひがきかいせん)」の復元展示などがなされていたとのことである。
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 この辺りから、対岸の「夢洲」の風景が少しは見えて来る。
 逆方向の陸側には、「WTC」や「ATC」が見える。
 そして海岸沿いを、更に進む。
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 進んで行くと、海岸沿いの「プロムナード」は終点となる。
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 この終点付近が万博建設地に近いと思われるので、それを眺めてみる。
 (訪問は、10月4日)
 先ずは「大屋根リング」の全体の眺め、そして左から順の眺めである。
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 そしてこの地点で、「コスモスクエア駅」を下車しての、周辺ミニ探索を終了したのであった。

JR東海道線 大阪駅2:KITTE大阪(JPタワー大阪)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 前々回に、「大阪駅」で下車し、北側の9月初めにオープンした「グラングリーン大阪」を訪問したが、今回は「大阪駅」の2回目として、駅の西側に隣接している「KITTE大阪」を訪問することにしている。

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 「KITTE大阪」は、「大阪中央郵便局」の跡に建設された「JPタワー大阪」の地下1階から6階までに開業されたショッピングや飲食のビルで、事業主は「日本郵便」や「JR西日本」などである。
 開業は、今年(令和6年)の7月31日とされている。
 この新ビルの位置は、「JR大阪駅」に隣接した西側である。
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 「KITTE大阪」へは、「大阪駅」の桜橋口から向かう。
 道路を渡ると「KITTE大阪」であるが、正面入口へは左側(南側)へと回り込む。
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 正面入り口の左には、郵便局が置かれている。
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 正面入り口から入る。
 内部の正面には、かつての「大阪中央郵便局」の建築物が保存されている。
 そして右手には、「水引」をモチーフにしたオープン記念モニュメントが飾られている。
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 案内図が掲示されている。
 地下1階から地上6階まで、ショップやカフェ、レストラン、そしてアでミューズメントやクリニックで構成あれている。
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 「KITTE大阪」の各階を眺めてみる。

 2階は、「JPcafe」、三輪素麵の「三輪山本」、そして、全国各地のアンテナショップである。
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 3階である。
 旧大阪中央郵便局の建屋がそのまま使われている。
 窓の開閉ハンドルや天井の照明もそのままである。
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 また、3階には、チーズケーキの「観音屋」、蜂蜜の「杉養蜂園」などがある。
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 4階は、ラーメンで行列の「小麦の麺神」、「串かつだるま」、「日本橋たいめいけん」などの有名店が店を並べている。
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 また、4階からのビル内の風景である。
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 次に5階である。
 ここも有名店が出店している。
 名古屋の「山ちゃん」、シンガポール・マレーシアからの「東寶」、加賀温泉の「加賀屋」、とんかつの「竹葉亭」、寿司の「函太郎」などである。
 また、5階の窓からの「大阪駅」やその北の風景も見える。
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 次に6階である。
 中央には、「スターバックス」があり、周囲に「クリニック」、乗馬クラブ「銀座」などもある。
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 また、ゲームセンターやガチャコーナーも設置されている。
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 更に、「SkyシアターMBS」、「ハローキティ カフェ」があり、工事中の部分も見られる。
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 「KITTE大阪」を一巡したので、裏口から退出する。
 裏口は、「JR大阪駅 西口」と歩道を挟んで向かい合っているのであった。
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 そしてこの地点で、「大阪駅」を下車しての、「KITTE大阪」のミニ探索を終了したのであった。

大阪メトロ谷町線 東梅田駅:露天神社(お初天神)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪メトロ谷町線」の「東梅田駅」で下車し、御堂筋を少し下がったところに鎮座する「露天神社(お初天神)」を訪問することにしている。

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 「東梅田駅」で下車する。
 駅ホームは地下で、2面2線の相対式である。
 そして「御堂筋」に面した地上へと上る。
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 「御堂筋」の歩道を少し下がり、「国道1号線(曽根崎通り)」に出る手前を左折すると、「露天神社」の表参道に出る。
 社頭には、「鳥居」、「社号柱」が建てられている。
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 「鳥居」を潜り、進んで行くと、左手に「神輿」が祀られ、そして「手水舎」が建っている。
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 正面には「注連縄柱」が建ち、その先は「拝殿」である。
 尚、「注連縄柱」の下部には、米軍の空襲による弾痕が残されている。
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 「拝殿」の両脇には、「左近の桜」、「右近の橘」が植えられている。
 また、「菅原道真公」に関係する「神牛」も祀られている。
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 「拝殿」の背後には、「本殿」が祀られている。
 「祭神」は、「大己貴大神」、「少彦名大神」、「天照皇大神」、「豊受姫大神」、「菅原道真」の五柱とされている。
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 この神社の創建は古く、世紀の初頭で、当時は、大阪湾に浮ぶ孤島に「住吉住地曾根神」として祀られていたとされる。

 その後、「菅原道真公」が大宰府へ左遷され、その途中にこの神社に立ち寄り、都を偲んで、
   「露とちる 涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出づれば」
 との歌を詠み、「露天神社」の社名になったとの説もあるとのことである。
 尚、「道真公」に因み、この神社は天満宮として、松浦武四郎氏が明治時代に選定した「菅公聖蹟二十五拝」の一つともなっている。

 幾つかの境内社が祀られている。
 「拝本殿」の左には「開運稲荷神社」が祀られている。
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 また、「拝本殿」の右には、「水天宮・金比羅宮」、少し手前に「難波(夕日)神明社」、そして社務所横に、「御井社・拔戸社」が祀られている。
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 この神社には、もう一つ大切なことがある。
 「近松門左衛門」の人形浄瑠璃の「お初・徳兵衛」で知られる「曾根崎心中」である。
 元禄年間に、この「天神の森」で実際に起こった心中事件を題材にしたもので、当時、大評判となったとされている。
 そして、神社の一角に、そのエリアが設けられている。
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 その浄瑠璃の一節である。
 「この世の名残、夜も名残、死にに行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜、一足づつに消えて行く、夢の夢こそあはれなれ
あれ数ふれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め、寂滅為楽(仏教で言う、涅槃、さとりの境地)と響くなり~~ 」
 (拙作「お初天神と曾根崎心中」より抜粋:
https://fujishirorei.com/2018/07/28/%e6%9b%be%e6%a0%b9%e5%b4%8e%e5%bf%83%e4%b8%ad/

 神社には、先の表参道の他にも参道がある。
 「曽根崎お初天神通り」の入り口と対をなす「西参道」、そして商店街に近い「裏参道」である。
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 そしてこの地点で、「東梅田駅」を下車しての、「露天神社」のミニ探索を終了したのであった。

JR東海道線 大阪駅1:グラングリーン大阪(うめきた公園)

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索をしている。
 今回は、「大阪駅」北側に、「うめきた開発2期」として、今年の9月6日に開設された「グラングリーン大阪」を訪問することにしている。

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 「大阪駅」で下車する。
 駅ホームは、地上11線、地下4線の大規模な駅である。
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 階上の改札口を出て、「ルクア1100」のビルの横を駅に沿って西へと進む。
 ビルに沿って右折すると、「グラングリーン大阪」へと渡る歩道橋が架かっている。
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 歩道橋の上からの風景である。
 右手(東側)に「大阪駅」の別棟、そして「グランフロント大阪」のビルが見える。
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 そして、歩道橋を渡り、建物を抜けると、右手に通り抜けた「大阪駅」別棟、そして眼下にドームが見え、階上の「歩行デッキ(「ひらめきの道)」が延びているので、これを進む。
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 ここで、入手したパンフレットから、概略図を抜粋させていただく。
 また、黒矢印は、今回の進行ルートである。
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 「歩行デッキ」を進んで行くと、左手に「新梅田シティ」の「スカイビル」、「ホテル」が見え、眼下には、「ロートハートスクエアうめきた」の大屋根の内部、そして水盤を伴った「芝生広場」が見える。
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 そして右手には、「色彩ガーデン」や、工事中の「ノースパーク」が見える。
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 「ノースパーク」へは行き止まりになっているので、「サウスパーク」の方へと降りる。
 そして「芝生広場」の周りを反時計回りに廻ってみる。
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 一巡すると、到着するのは大屋根の下である。
 「ロートハートスクエアうめきた」である。
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 大屋根の隅には、「PLAT UMEKITA」と云うスペースが設けられている。
 ガイダンスや展示などを行うスペースで、ダンボールっを加工したアニマルなども展示されている。
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 さらに、「グラングリーン大阪」の「MIDORI MAP」も掲示されている。
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 「グラングリーン大阪」を後にして、「大阪駅」の方へと戻る。
 途中に、「大阪駅」の地下の出入り口があり、それを過ぎると、上部に駅の線路が見えて来る。
 そしてこの地点で、「大阪駅」を下車しての、「グラングリーン大阪」のミニ探索を終了したのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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