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神戸新交通ポートアイランド線3・ポートターミナル駅

 神戸市中央区の「三宮駅」を起点とし、同じ中央区の「神戸空港駅」を終点とし、途中にループ線を有する「神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)」の各駅を「三宮駅」から順に訪ねてみることにしている。
 今回は、「三宮駅」から2番目の駅の「ポートターミナル駅」周辺のミニ探索である。

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 「ポートターミナル駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、1面2線の島式である。
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 駅ホームから見た東方向の風景である。 
 北方向はバックに「六甲山」が、南方向には「ポートアイランド」の北部が、そして西方向には「メリケン埠頭」方向が見える。
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 階段を下りて、駅から出る。
 正面は大型バスのロータリーや駐車場である。
 そして左手に「ポートターミナル」がある。
 「ポートターミナル」は海外などからの大型クルーズ客船などが入る港として知られているところである。
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 「ポートターミナル」の玄関から入る。
 入り口には案内図が示されている。
 そして、入ったところは、3階のロビーである。
 ロビーには、ストリートピアノが置かれていて、丁度、演奏の真っ最中であった。
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 ロビーの海側には送迎デッキがあるので、出てみる。
 大型クルーズ客船の寄港はなかったので、何も見られない。
 その送迎デッキからの風景である。
 北東方向、「六甲アイランド」が見える東方向、そして南東方向の「ポートアイランド」である。
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 岸壁には大きな機械装置も見られる。
 繋留用の作業機器であろうか?
 そして、3階から2階へ降りると、そこにも待合ロビーがある。
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 大型クルーズ船の着岸がない日であったので、静かな「ポートターミナル」であったのは残念であるが、やむを得ない。
 そしてこの地点で、「ポートターミナル駅」のミニ探索を終了したのであった。

神戸新交通ポートアイランド線2・貿易センター駅

 神戸市中央区の「三宮駅」を起点とし、同じ中央区の「神戸空港駅」を終点とし、途中にループ線を有する「神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)」の各駅を「三宮駅」から順に訪ねてみることにする。
 今回は、「三宮駅」の次の駅の「貿易センター駅」周辺のミニ探索である。

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 「貿易センター駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、1面2線の島式である。
 ホームは3階で、改札口・コンコースは2階である。
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 地上へ降りて東へ行くと、「国道2号線」と交差する。
 上部には、「阪神高速神戸線」が通っている。
 尾の先には、公園がある。
 「みなとのもり公園」である。
 入り口の左手には、「語り継ぎ広場」がある。
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 「みなとのもり公園」の平面図が示されている。
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 公園の入り口(上図の左上)からアプローチ道路を進む。
 左手は、「田圃」である。
 そして中央は、災害時の避難地である「芝生広場」、右手はスポーツ目的の「多目的広場」である。
 尚、この「多目的広場」の上部は、「ポートライナー」の高架線路である。
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 右方向の「多目的広場」へと向かう。
 「バスケットコート・ゴール」がある。
 その先は、「ニュースポーツ広場」である。
 「スケボー」の練習場である。
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 練習場では、ちびっこのスケボープレーヤーが練習の真っ最中であった。
 この上には、「阪神高速」などの高架道路の密集も見られる。
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 「ニュースポーツ広場」から「芝生広場」を横切ったところに、小高い「展望の丘」がある。
 そして「展望の丘」からの「芝生広場」の眺めである。
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 公園を横切る「ポートライナー」の眺めである。
 高架線路を潜ると、公園の出口へ向かうアプローチ道路であり、出口から眺めたものである。
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 そして「税関前」の交差点へと出て、「神戸税関」の建物を眺め、「貿易センター駅」のミニ探索を終了したのであった。
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神戸新交通ポートアイランド線1・三宮駅

 神戸市中央区の「三宮駅」を起点とし、同じ中央区の「神戸空港駅」を終点とし、途中にループ線を有する「神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)」の各駅を「三宮駅」から順に訪ねてみることにする。

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 今回は、起点の「三宮駅」周辺のミニ探索である。
 「三宮」の探索は今回で6回目となるが、今回は「三宮駅」から乗車する前に、駅の東南側を訪ねることにする。

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 「JR三ノ宮駅」の構内に、ポートライナー 三宮駅」へと至る階段・エスカレーターがあるので、これを上がる。
 駅の出入り口は2階である。
 そして駅前の地上の風景である。
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 駅に隣接して「ミント神戸」と云うビルがある(ビルの左手は駅である)。
 駅からビルの側面を歩くペデストリアンデッキが付いているので、これを進み、ビルを半周し、交差点の上に出る。
 この交差点は「国道2号線」の交差点で、国道は東方向(左側)から来て、南方向へと直角に折れ曲がるところである。
 そして交差点の上にあるのは、「ポートライナー」の高架線路である。
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 「国道2号線」へと降りて、国道を南方向へと進む。
 この南下する「国道2号線」は、片側1車線の道路で、上部に「ポートライナー」の高架線路がある。
 進んで行くと、左手に公園が見えて来る。
 「磯上公園」である。
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 左折れして、公園を眺めてみる。
 西側に、夾竹桃が咲き、テニスコートがある。  
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 左手には「磯上体育館」がある。
 また、体育館の南側は、多目的グラウンドである。
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 公園の南側へと回り込む。
 サッカー協会の建物がある。
 グラウンドの向こうには体育館も見える。
 そして公園名の表示板「磯上公園」も設置されている。
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 公園の西側へと回り込む。
 「国道2号線」の交差点の手前の北側には、「神戸レガッタ&アスレチッククラブ」の建物がある。
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 交差点を渡り、「アスレチッククラブ」の斜め前の小路を西へと進む。
 西隣の道路との交差点へと出る。
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 交差点を渡り、南方向へと進む。
 カラフルな歩道である。
 右手に、「小野八幡公園」があり、奥にオブジェも見られる。
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 そしてその南隣は神社である。
 「小野八幡神社」である。
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 鳥居を潜ると直ぐの右手に、震災の慰霊碑などが祀られている。
 参道を進むと、左手に「双龍の言霊」と云う「手水所」がある。
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 正面の左には「拝殿」が祀られ、青銅製の狛犬が護っている。
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 そして「本殿」が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「応神天皇」とされている。
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 この「小野八幡神社」の創建は古く、平安時代の仁和3年(887年)とされている。
 そしてその後、境内神殿の七草を宮中に献上していたとされる。
 また後年、源頼朝、讃岐の「松平頼常公」の崇敬があったとされる。

 「拝殿」の右手に、鳥居が立っている。
 境内にあった楠で加工した白木のままで「甦りの鳥居」とのことである。
 その奥に、境内社が祀られている。
 先ずは、稲荷神社の鳥居を潜る。
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 その奥の祠の右手は「白玉国高稲荷神社」、左手は「金刀比羅神社」である。
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 「小野八幡神社」を後に、北西へと進み、「フラワーロード」へ出る。
 そこには「神戸国際会館」がある。
 地下には「神戸市営地下鉄」の「三宮花時計駅」がある。
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 新しい阪急駅の上の高層ビルも見える。
 そして、「三宮センター街」のゲートを眺め、「阪急神戸百貨店」前を通り、「ポートライナー」の「三宮駅」に戻ったのであった。
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 「三宮駅」に入る。
 駅ホームから線路の敷設を見てみる。
 この線路方式は、案内軌条式鉄道と云い、走行路面上の側壁にある案内軌条に案内輪をあてて、ゴムタイヤで走行する交通機関である。
 車輪はコムタイヤであるが、鉄道の一種とされているとのことである。
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 そして、「ポートライナー」に乗り、次の駅に向かったのであった。

阪神電鉄本線32・神戸三宮駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から31番目の駅で、神戸市中央区にある「神戸三宮駅」である。

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 「神戸三宮駅」で下車する。
 駅ホームは地下2階で、2面3線の島式である。
 そして改札は、地下1階にある。
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 改札口を出ると、そこは地下街「さんちか」である。
 地上へ出ると、南北の「フラワーロード」で、百貨店「神戸阪急」、商店街「三宮センター街」のゲート、そして高層ビルの「神戸市役所」が見える。
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 「三宮」の探索は、今回で5度目になる。
 今までの4回とは、「JR 三ノ宮駅」、「地下鉄 三宮駅」、「地下鉄 三宮花時計駅」、そして「阪急神戸線 神戸三宮駅」であった。
 今回は、今年(2023年)4月にリニューアルされた「東遊園地」を訪問してみることにする。

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 「フラワーロード」を南下し、「神戸市役所」を過ぎるところから公園は始まる。
 上図の右下、公園の東北角から入場する。
 水遊び場もある。
 そして、カフェレストランのような建物もできている。
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 先ずは北側である。
 高台の「見晴らしひろば」があり、右奥に金色の「マリーナ像」も整備されている。
 このあたりは、かつては迷路の様であったが、すっきりと整備されている。
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 中央部の西には「モーツァルト像」が立っている。
 そして、「ガーデンステージ」とカフェレストラン「URBAN PICNIC」、広い「芝生ひろば」もあり、「神戸市役所」も見渡せる。
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 その南には、今までと同様に、「1.17希望の灯り」が灯っている。
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 更にその南には、「慰霊と復興のモニュメント」のゾーンがある。
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 地下へ降りて行くと、そこには、被災し亡くなられた方々の氏名が記されている慰霊のエリアである。
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 ここから南は、既にリニュアルされていたところである。
 「こども本の森 神戸」、「花時計」などがあり、「東遊園地」は尽きる。

 「東遊園地」の南には「国道2号線」が通っている。
 国道を渡り少し西へ行くと、そこには「阪神高速神戸線」の震災での被災部分が「土木遺産」として展示されている。
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 「橋脚」や「伸縮部分」も並べられ、地震の大きなエネルギーが感じられるところである。
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 もう一つ、極近くに「日本一短い国道」がある。
 「国道2号線」の「税関前」の交差点から、「神戸税関」の横を通り、「新港突堤臨港線」の「第三突堤」交差点の40m手前までの、僅か187.1mの「国道174号線」である。
 先ずは、「神戸税関」が見える北入り口の風景である。
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 そして、「神戸税関」横を通り抜けたところの折り返し点の風景である。
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 この国道は、主要な港である「神戸港」と主要な道路である「国道2号線」とを結ぶ路線として、道交法により国道と指定されたものとのことである。

 少し足を延ばしたが、この時点で、「神戸三宮駅」のミニ探索を終了したのであった。

 尚、「阪神電鉄 本線」の起終点は、もう一つ先の「元町駅」であるが、「神戸高速電鉄」の「元町駅」と共通で、既に探索を行っているため、この時点で、「阪神電鉄 本線」の各駅のミニ探索も終了したのであった。

阪神電鉄本線31・春日野道駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から30番目の駅で、神戸市中央区にある「春日野道駅」である。

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 「春日野道駅」で下車する。
 駅ホームは地下で、2面2線の相対式である。
 駅は、「国道2号線」の地下にあり、南側から地上に出る。
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 地上の「国道2号線」の風景である。
 東方向、西方向の風景と、道路を挟んだ北側の「春日野道商店街」のゲートである。
 この商店街は、「阪急神戸線」の「春日野道駅」まで続く約500mのアーケードである。
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 南方向に向けて、高架の歩道が繋がっているので、これを進む。
 「阪神高速神戸線」の下付近の歩道の下の道路の風景である。
 東方向正面には、ダンロップ住友ゴムの本社が見える。
 西方向は、この道路は高速道路の下道となって行くのが分かる。
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 歩道橋を進む。
 左手に学校が見えて来る。
 「なぎさ小学校」である。
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 歩道橋の左手の先に大きな建物が見えている。
 「神戸赤十字病院」である。
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 この地域は「HAT神戸」と云う。
 震災前には、製鉄所などが立地していたが被災し、その後「HAT神戸」として整備されたものである。
 「HAT」とは、「Happy Active Town」の略とのことである。
 
 病院手前での歩道橋上からの風景である。
 中心道路である「灘浜脇浜線」の東西の風景、そして小学校の屋根の先に見える「住友ゴム」の本社である。
 西方向には、「三宮」のビル群が見える。
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 病院まで来たので、陸橋を降りる。
 地上から「神戸赤十字病院」を眺めてみる。
 「兵庫県災害医療センター」も併設されているようである。
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 病院の東隣には、「日本赤十字社兵庫県支部、血液センター」があり、その東隣りに「神戸防災合同庁舎」がある。
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 更に東へと進む。
 交差点は、「HAT神戸中央」である。
 そして、「灘浜脇浜線」の東西の風景である。
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 その交差点の東南側に「人と防災未来センター」が建っている。
 西館、東館で構成され、渡り廊下がある。
 また南側には、水面がある。
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 東館と西館の間に、「鎮魂のカリヨン時計塔」が設置されている。
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 そして南側の庭園には、「阪神高速道路コンクリート橋脚の被害」の現物が展示されている。
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 更に、「神戸の壁・鎮魂と復興のベンチ」が展示されている。
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 「人と防災未来センター」の道路を挟んだ南は「なぎさ公園」である。
 入ってみると、左手に白いモニュメントのようなものが並んでいるが、美術作品と思われる。
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 その隣に、「犬も歩ケバ」と云う作品が展示されている。
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 その南は海である。
 中央に「ハーバーハイウエイ」のブリッジが見える。
 そして東方向、西方向の風景である。
 東方向の右側は、「摩耶埠頭」である。
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 公園の西の部分には、円形の「マリンステージ」がある。
 そしてその前には、クマのオブジェの「「Animal2021-01-B(KOBE Bear)」が立っている。
 また、護岸には水産庁の漁業取締船「白鷺」が停泊している風景もある。
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 そして、「なぎさ公園」まで訪問したところで、「春日野道駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線30・岩屋駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から29番目の駅で、神戸灘区にある「岩屋駅」である。

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 「岩屋駅」で下車する。
 駅ホームは、切り通し風の半地下で、2面2線であるが、上下線とも独立した単式である。
 そして西側の地上の出口から出る。
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 駅前の南北の道路は「ミュージアムロード」と云うネーミングであり、その北方向、南方向の風景である。
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 南方向へと下る。
 左手に「BBプラザ神戸」と云う高層ビルが建っている。
 ショッピングやオフィス、そして美術館などの新しいビルである。
 更に下って行くと、交差点となり、その先は「阪神高速神戸線」で、「HAT神戸」と表示されている。
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 その手前で交差する道路は「国道2号線」+「国道43号線」である。
 尚、大阪から延びてきていた「国道43号線」はこの交差点で、終点となる。
 交差点を左折し、国道の西方向、東方向の風景を眺めてみる。
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 国道を東方向へ進む。
 左手に鳥居が見えて来る。
 式内社「敏馬(みぬめ)神社」の社頭である。
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 正面は石段参道であるが、まずはその両袖である。
 先ずは右手に、「白玉稲荷大神」が祀られている。
 また、左手には、「閼伽井」の石碑、「柿本人麻呂」の万葉歌碑が設置されている。
 歌は、「たまもかる 敏馬をすぎて なつくさの 野島のさきに 舟ちかづきぬ」である。
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 正面の石段を昇る。
 昇ったところは社殿が建つ広い境内である。
 そして正面は「拝殿」である。
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 「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の主祭神は「素盞嗚尊」、配祀神は「天照皇大神」、「熊野坐神」とされている。
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 この神社の創建は「神功皇后」の時代まで遡る。
 「三韓征伐」の帰途、この沖で船が動かなくなった。
 そこで征伐に出発の時に、神託を賜った「美奴売(みぬめ)神」を祀り、事なきを得たと伝承されている。

 境内社も祀られている。
 「水神社」、「神功皇后」を祀る「后(きさい)の宮」、「松尾神社」である。
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 また、この「敏馬(みぬめ)浦」は、古代、奈良の都から大阪を経て、西国に船で向かうときの最初の宿泊港であり、「柿本人麻呂」、「大伴旅人」、「田辺福麻呂」はじめ、多くの歌人が立ち寄り、歌を詠んだとされている。
 その一つ、「田辺福麻呂」の歌碑である。
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 そして「敏馬神社」の境内を一周したところで、「岩屋駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線29・西灘駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から28番目の駅で、神戸灘区にある「西灘駅」である。

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 「西灘駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
 そして、駅の東側から出る。
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 駅前には、高架線路にクロスして、国道2号線が通っている。 
 その北方向、南方向の風景である。
 そして、南方向へと進み、左手の橋が架かる小路に入る。
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 東方向へ小路を進んで行く。
 右手に杜が見えて来る。
 今回の目的地の「西求女塚古墳」である。
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 その東へ回り込む。
 公園は「求女塚西公園」、そのベースは「西求女塚古墳」である。
 国の史跡である「西求女塚古墳」は、3世紀後半の「前方後方墳」で、「邪馬台国」の女王「卑弥呼」が「魏」の国王から授かったと云われる「三角縁神獣鏡」などが出土したとされる。
 また、埋葬者はこの地の豪族ではないかとされる。
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 右手を進んで行くと、「史跡 西求女塚古墳」の標柱や説明板が立てられている。
 古墳は「前方後方墳」で、全長95mとされている。
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 先ずは「前方部」である。
 東の終端部には遊具設備が設けられている。
 そして「前方部」から「後方部」方向を眺めた風景である。
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 そして「後方部」へと進み、「前方部」を眺めた風景である。
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 今度は、「後円部」手前から「後円部」を眺めた風景である。
 頂点の周囲は、円形の様である。
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 次に「後方部」の背後に回り込む。
 終端は木々の林である。
 そして石段を降りて、古墳・公園を退出したのであった。
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 そしてこの地点で、「西灘駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線28・大石駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から27番目の駅で、神戸灘区にある「大石駅」である。

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 「大石駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面4線の島式である。
 ホームの大阪寄りは、「都賀川(とががわ)」を跨いでいる。
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 「都賀川」の右岸(西側)に駅の出口がある。
 出口を出たところの高架線路に並行した東西の道路の風景である。
 東方向には「都賀川」に架かる橋が、西方向の奥には鳥居が見えるが、鳥居訪問は後程とする。
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 「都賀川」の右岸を下流へと進む。
 最初は公園を、その先、河原へと降り、「阪神高速神戸線・国道43号線」を潜る。
 そして向こうに「ハーバーハイウエイ」の赤いブリッジが見えて来たので、堤防上に上がる。
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 左手に「住吉神社」、右手に「沢の鶴資料館」がある。
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 先ずは左手の「住吉神社」である。
 社頭は南向きで、鳥居、社号柱が建っている。
 そして鳥居を潜ると注連縄柱である。
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 正面には「拝殿」、「本殿」が祀られている。
 主祭神は「天照皇大神」、配祀神は「表筒男命」、「中筒男命」、「底筒男命」とされている。                  
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 この神社は、この西にある「敏馬神社(みぬめじんじゃ)」の御旅所として創建されたとされる。
 その標柱も立ち、また「拝殿」横には、「与謝蕪村」の句碑も立てられている。
 句碑には、「畑打ちの 眼をはなれずよ 摩耶ケ獄」と刻されている。
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 隣の「沢の鶴資料館」へと向かう。
 「沢の鶴酒造」は、「灘五郷」の一番西の「西郷(にしごう)」の酒蔵である。
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 この資料館は、「沢の鶴」の創業当時(江戸中期)からの酒造りの道具・用具が展示されている「昔の酒蔵」である。

 入り口から順に眺めてみる。
 色んな甕が置かれている。
 そして、大八車、酒米の品種の展示である。
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 次に、地下槽場の跡、大瓶、蒸米の風景である。
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 更に、醪仕込み、乳酸菌を育成する酛卸桶、そして搾棒である。
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 そして、小道具などが展示され、酒を運んだ樽廻船の模型も展示されている。
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 「沢の鶴資料館」を一通り見終わったので、駅に戻る方向へと進む。
 最初、駅を降りた時に、駅前の道の西方向に鳥居が見られたので、その神社へと行ってみる。
 神社は「船寺神社」と云う。
 更に、「厄除東向八幡宮」との社号柱も建てられている。
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 鳥居を潜り進んで行くと、正面は「拝殿」である。
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 その背後には、「本殿」が祀られている。
 主祭神は「八幡大神」、配祀神は「天照皇大神」、「春日大神」とされている。
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 この神社の由緒は「神功皇后」に関わる。
 「三韓征伐」の帰途、この地の沖を通過しようとした時、海上暴風波浪となったため、暫く船を繋いで風波の和らぐのを待って出航したと云われる「神功皇后」ゆかりの地である。
 この地は、古代から「都賀川」の洪水に悩まされていて、平安時代に京都の「石清水八幡宮」から「八幡大神」を勧請し、「東向八幡宮」としたのが創建とされる。

 また、境内社として、「船吉稲荷大明神」、「岩楠社」が祀られている。
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 そして「船寺神社」に参拝したところで、「大石駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線27・新在家駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から26番目の駅で、神戸灘区にある「新在家駅」である。

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 「新在家駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
 駅からの出口は、東側にある。
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 駅の東側の高架線路の下には、南北の道「友田本通」が通っている。
 その北方向、南方向の風景である。
 南方向には、「阪神高速神戸線」の高架道路が見える。
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 「友田本通」を少し南下し、左折し進んで行くと、高架の電車車庫が見えて来る。
 「石屋川車庫」である。
 車庫の下には、スーパーマーケットもある。
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 車庫の道路を挟んで南西側には公園がある。
 「浜田公園」と云う。
 公園には、遊具も備えられている。
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 公園前の東側には、「武庫の郷 甲南漬本店」の案内看板が立っている。
 今回は、この「武庫の郷 甲南漬本店」を訪れることにする。
 先ずは正面からの風景である。
 左右に蔵があり、中央奥にコンクリートの建物が建っている。
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 左手の蔵は、そば処、寿司処の食事処である。
 そして中央は「甲南漬資料館」、右手の蔵は「甲南漬本店」である。
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 「甲南漬」とは、「奈良漬」の一つの登録商標で、「灘五郷」の酒粕・味醂粕から生まれたものである。
 そしてこの地は、酒粕の仲介業から、明治の初めに焼酎の製造を始め、その後、みりんの製造から、「甲南漬」の製造へと発展した「高嶋酒類食品㈱」の、コミュニティースペース「武庫の郷」である。

 先ずは、中央の「甲南漬資料館」を訪れてみる。
 この建物は、昭和レトロな建物で、国の登録有形文化財に指定されている。
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 1階の廊下である。
 「高嶋酒類」の当時の工場の全景、そして「甲南漬」の製造工程などが展示されている。
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 また、廊下には、道具や用具が展示されている。
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 更に、座敷やラウンジも設置されている。
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 廊下を通り抜けたところに「かまど」が置かれている。
 そして、庭園があり、「甲南漬本店」へと繋がっている。
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 「甲南漬本店」」の内部は店舗も兼ねていて、沢山の商品が並んでいる。
 また、本店の入り口には、灘の銘酒の酒樽が並べられている。
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 そして「武庫の郷」を一周したところで、「新在家駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線26・石屋川駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から25番目の駅で、神戸市東灘区にある「石屋川駅」である。

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 「石屋川駅」で下車する。
 駅ホームは、盛土高架で、1面2線の島式であり、一部「石屋川」の上となっている。
 更に、外側にもう1線あるが、神戸側にある「石屋川車庫」への引き込み線である。
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 駅の北側へと出る。
 線路に沿った道路は「西国街道」で、駅前には寺院「高野山真言宗 理性院」がある。
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 山門を潜ってみる。
 境内には、沢山の地蔵尊が祀られている。
 そして正面は「本堂」である。
 「本尊」は、「大日如来」とされている。
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 「西国街道」は「理性院」に沿って北へと曲がる。
 進んで行くと「本堂」が右手に見える。
 「西国街道」は左折し、「石屋川」に「西国橋」が架かっている。
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 「西国橋」の風景と、その先の「西国街道」の風景である。
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 更に、橋上からの「石屋川」の上流・下流の風景である。
 下流には、「石屋川駅」のホームが、川を渡っているのが見える。
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 もとの「石屋川」の左岸(東側)の道路へ戻る。
 そして北方向へと進む。
 川に沿って「石屋川公園」が北へと延びる。
 少し進むと、「徳川道起点」の看板が立っている。
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 「徳川道」とは、江戸時代末期、神戸港の開港に当たり、この先の「西国街道」を行き来する外国人と、日本の大名や武士との衝突を避けるために、設置された迂回路とのことである。
 この地を起点として、六甲山の杣谷峠を通り、明石の大蔵谷までの大迂回をした道である。

 更に北へと進む。
 「石屋川公園」は一旦尽き、「国道2号線」に出る。
 国道の北側には、国の登録有形文化財の「御影公会堂」が建っている。
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 「御影公会堂」は、昭和8年に「灘五郷」の「嘉納財閥」の寄付により建設されたものとされる。
 神戸空襲で被災し、外壁は残っていたが、内部はがらんどうであったとされる。
 その後、神戸市の手により元の姿に修復されたとされる。
 神戸・淡路大震災では、ほとんど被害が無かったため、避難場として活用された。
 その後、リニューアルされ、現在の姿となっている。

 「石屋川」に架かる「石屋川橋」を渡り、「国道2号線」を西へと進む。
 「石屋川」の右岸(西側)にも公園があるので、これを下流方向へと進む。

 こちら側の公園の地下は、「耐震性貯水槽」とのことで、説明板がある。
 また、音が聞こえる「水琴窟モニュメント」も立っている。
 そして、「野坂昭如」の「火垂るの墓記念碑」も立てられている。
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 その南は、遊具が設けられた遊びの広場となっている。
 そして公園は、先の「西国街道」で終点となり、この地点で「石屋川駅」のミニ探索を終了したのであった。
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阪神電鉄本線25・御影駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から24番目の駅で、神戸市東灘区にある「御影駅」である。

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 「御影駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面4線の島式である。
 そして、先ずは駅の北側へと出る。
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 駅前は、バス・タクシーのロータリーであるが、横の広場には、この「御影」の地名の由来となった「澤之井の地」と云う石碑が設けられている。
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 石碑の上部からは清水が湧き出ている。
 この謂れは、「三韓征伐」の帰途、「神功皇后」が「沢の井」という泉に、自らの姿を映し、化粧をしたとの伝説である。
 更に、姿を映したとのことから、この地は「御影」と云う地名になったとされる。
 そして、この石碑の西方向には、商店街の入り口が見えるので、訪れてみる。
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 商店街はアーケードの「御影市場・旨水館(しすいかん)」と云う。
 アーケードに入ってみる。
 100m程度進むと一旦の出口となる。
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 出たところの道路は、「弓場筋」であり、バスも走っている。
 その北方向、南方向の風景と商店街の出口である。
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 道路の向こう側にも商店街の入り口があり、入ってみる。
 「東灘・地域助け合いネットワーク」と記されたいくつかの店舗が並んでいる。
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 更に進む。
 こちらも100m程で出口となる。
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 この商店街は、100年以上の歴史があるとされる。
 当初は「阪神本線」の線路が地上であったので、それに沿った商店街であったが、「阪神本線」が高架化されてからは、その下を上手く使っての構成となっている。

 この商店街の西にも続いて商店街がある。
 「大手筋商店街」である。
 そして、間の「大手筋」を北へと進んだところに「稲荷神社」が祀られている。
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 神社は「富玉稲荷神社」と云う。
 この辺りには、阪神・淡路大震災で被災・廃業した「世界長酒造」があった。
 この酒蔵の一角に祀られていた神社で、「阪神」の高架などの関連で、現地に移設されたものと思われる。
 小祠の拝所と本殿しかない神社であるが、「灘五郷」と「御影郷」を眺めてきた神社であると思われる。
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 「御影駅」へと戻り、駅の南側へと出る。
 線路に沿って西方向へ進むと、「御影市場」の入り口があり、その先、高架の下に冠木門が見えて来る。
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 冠木門は「沢の井」である。
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 「沢の井」の説明盤も立っている。
 「神功皇后」、「御影郷」などにまつわる記述である。
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 内部を眺めてみる。
 奥には、小祠が2基祀られているが、そこまでは行けない。
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 そして、「沢の井」には清水が湧き出る風景があり、池中には亀が休むモニュメントが作られている。
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 駅前に戻る。
 駅前には「バレンタイン広場」と云うのがある。
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 友好都市「イタリア・テルニ市」の「聖バレンチノ教会」から発祥した「バレンタインデー」は世界中に広がり、我が国においてもこの神戸市が発祥との記念広場である。
 教会や内部のステンドグラス、そして地図も掲げられている。
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 そしてこの地点で、「御影駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線24・住吉駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から23番目の駅で、神戸市東灘区にある「住吉駅」である。

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 「住吉駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
 駅の南側へと出る。
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 駅前の道を南方向へと進む。
 高速道路の高架の先に酒蔵の看板塔が見えて来る。
 「白鶴酒造」である。
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 更に進むと、「国道43号線」を渡る歩道橋がある。
 歩道橋からの西方向、東方向の風景である。
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 歩道橋を渡り、少し西の「白鶴酒造」横の小路を南下する。
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 そして右折すると、「白鶴酒造」に挟まれた通りに出る。
 先ずは、南側の工場風景である。
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 北側は本社である。
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 そして東隣には、「白鶴酒造資料館」が設置されている。
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 「資料館」に入り、内部を見学してみる。
 この「資料館」は、大正初期に建造され昭和期まで本店壱号蔵として機能していた建物とのことである。
 中では当時の酒造りの工程を、等身大の人形を配して、演じられている。

 先ずは1階である。
 洗米・蒸米の作業、そし「て阿弥陀車」で大樽を2階に上げる作業と、2階の天井に吊るされた「阿弥陀車」である。
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 2階では、多くの作業が展示されている。
 「麹室」、「放冷場」、そして「麹取り込み」の作業である。
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 そして、「醪(もろみ)仕込み」、「樽詰め」、「樽廻船」での江戸への搬送である。
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 その他、酒造りの道具が多数、そして2階の風景、1階の売店の風景である。
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 そして「白鶴酒造資料館」を後にして、「住吉駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線23・魚崎駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から22番目の駅で、神戸市東灘区にある「魚崎駅」である。

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 「魚崎駅」で下車する。
 駅ホームは、盛土の上に造られた2面2線の相対式である。
 改札やコンコースは、階上となっていて、北方向へはペデストリアンデッキにて、「六甲ライナー 魚崎駅」と接続されている。
 そして、駅の南側へと降りる。
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 駅の西側には、南北に「住吉川」が流れ、川沿いの南側には、「阪神高速 国道43号線」が渡っている。
 川沿いに南下し、「阪神高速」の手前を左折、道路のトンネルを潜り左折、「西国浜街道」を東方向へと進む。
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 進んで行くと、公園がある。
 「五百池(いおじ)公園」と云う。
 その角に、「右大坂道 左兵庫道」の道標が建っている。
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 公園に隣接した南側は神社である。
 「魚崎八幡神社」と云う。
 西向きの朱塗りの鳥居を潜ると境内である。
 進んで行くと、右手に「白髭稲荷神社」が祀られている。
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 そして左手は「拝殿」である。
 「拝殿」前には、この地「魚崎郷」の献酒、そして狛犬が祀られている。
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 「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「八幡大神」、「春日大神」、「八衢比古神(やちまたひこのかみ)」、「八衢比売神」、「天照皇大神」、「久那戸大神(くなとのおおかみ)」とされている。
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 この神社の由緒は古代の「神功皇后」に遡る。
 「三韓征伐」の帰途、船団が動かなくなったので、当時この地にあった松に艫綱を繋ぎとめたとされる。
 そして、船に祀る神のご神託により、幾つかの神々を、廣田や生田、長田などの地に祀ったとされる。
 神の加護により、事なきを得、船団はその後平穏に航海したとされる。
 その繋ぎ停めた松は「神依松」として崇められ、後に、村人たちによりこの地に神社が創建されたとされる。
 尚、この地は「五百崎(いぼさき)」と呼ばれ、神社の創建は「五百神社」であったとされる。
 その由緒書きの石板、何世代か後の松も聳えている。
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 また境内には、「松尾神社」が祀られ、東の参道鳥居も建てられている。
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 この地は「灘五郷」の一つ「魚崎郷」である。
 神社の南西方向に酒蔵があるので、訪れてみる。

 先ずは、「浜福鶴酒造」である。
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 当日は休日の様で、外から眺めるだけであった。
 酒樽、煙突などが目立ち、酒蔵の前の通りは「酒蔵通り」であった。
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 西方向に新しい酒蔵が見える。
 回り込んでみると、「櫻正宗酒造」であった。
 震災で生き残った門があり、「櫻正宗記念館『櫻宴』」の入り口である。
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 「櫻宴」に入ってみる。
 売店があり、宴会・飲食の施設もあるとのことである。
 「垂壺」・「垂甕」も展示されている。
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 「酒蔵通り」を更に西へと進む。
 「剣菱酒造」の魚崎蔵がある。
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 もう少し西へと進むと、「住吉川」であるが、その手前に公園がある。
 「住吉川公園」である。
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 「住吉川」には「島崎橋」が架かっている。
 その北方向の「住吉川」の風景、そして川の向こう(西側)には「菊正宗酒造」の建物が見える。
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 そしてこの地点で、「魚崎駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線22・青木駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から21番目の駅で、神戸市東灘区にある「青木(おおぎ)駅」である。

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 「青木駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面4線の島式である。
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 駅北側を高架線路に沿って西方向へと進み、街中の道を右折、左折する。
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 再び西方向へと進むと、「天上川」が流れ、「本町橋」で、これを渡る。
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 更に進んで行くと、道路は突き当たるので、右折、左折して西へと向かう。
 そして、少し行くと、右手に神社の案内柱が建っている。
 「魚崎猿田彦神社」である。
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 少し立ち寄り、お参りしてみる。
 「魚崎猿田彦神社」の創建は江戸時代後期とされている。
 そして、主祭神は「猿田彦大神」、相殿神は「素戔嗚尊」、「大己貴命(大国主命)」とされている。
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 少し西へ進むと、「横屋八幡神社」の南向きの社頭に到着する。
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 鳥居を潜り進んで行くと、正面には「拝本殿」が祀られている。
 祭神は、「天照大御神」、「八幡大神」、「春日大神」とされている。
 この神社の創建は不詳であるが、記録によると16世紀かそれ以前で、横屋村の鎮守であったとされている。
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 境内社が祀られている。
 本殿の隣に「愛宕神社」、少し離れて「稲荷神社」である。
 そして、地車庫も設置されている。
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 その他、境内では、震災で倒壊した鳥居の柱、雪見灯篭などが見られる。
 そして、東参道の鳥居を潜り、退出したのであった。
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 「横屋八幡神社」を出て北方向へ進むと広い公園がある。
 中央に木立の遊歩道があり、右手は広いグラウンド、その先にも広場がある。
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 また、左手は遊具があるエリアで、時節柄、サルスベリも咲いている。
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 公園の北側の道路沿いには、公民館であろう「横屋会館」が建っている。
 そして公園の住所地は、「魚崎北町」である。
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 この公園の入り口は南西角である。
 公園は「川井公園」と云う名称であった。
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 そしてこの地点で、「青木駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪神電鉄本線21・深江駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から20番目の駅で、神戸市に入った最初の駅で、東灘区にある「深江駅」である。

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 「深江駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
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 駅の出口は東側にあり、線路に沿った道を西へと進む。
 進んで行き「高橋川」を歩道橋で渡る。
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 更に進むと、左手に学校の正門が建っている。
 手前(東側)は「神戸市立本庄小学校」、その隣は「神戸市立本庄中学校」である。
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 中学校の横を回り込む。
 学校の南側の道路は、「西国浜街道」である。
 運動場側から2校の校舎を眺めてみる。
 震災後に再建されたとのことで、同じデザインの校舎は見事である。
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 また、「西国浜街道」の小学校の角には、「なごりの松」が残され、「旧本庄村役場跡」の碑も建っている。
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 小中学校から東へと進み。「商船大学線」に出て、これを南下する。
 「国道43号線」を渡り、上部の「阪神高速」を潜ると、「神戸大学深江キャンパス」の東門の前である。
 そして少し西へ行ったところに正門がある。
 「神戸大学 海洋政策科学部 海事科学部」である。
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 正門から入る。
 右手には「海事博物館」、左手には講義・研究棟が建っている。
 その先に、歴代の学校名が記された門柱が並ぶ。
 左手から古い順で、「川崎商船學校」、「神戸高等商船學校」、「神戸商船大学」である。
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 キャンパス内を東へと進む。
 そして右折すると、大きなグラウンドがあり、このそばを南下する。
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 グラウンドが途切れたところに「進徳丸メモリアル」という記念施設がある。
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 「進徳丸」とは、大正時代に就航した練習帆船である。
 その後、昭和時代の戦時中に汽船に改造され、昭和時代の全期間に活躍したとされる。
 そして、役目を終え、キャンパス内に引き上げられ展示されていたが、震災で打撃を受けたため、要素部分の展示となっているのがこのメモリアル、とのことである。

 スクリュー、錨などが残されている。
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 船体、操舵室なども残されている。
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 その他の設備や帆船時代のマストも建てられている。
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 隣の船着き場には、現在の練習船「海神丸」が係留されている。
 そして、その向こうは新明和工業の工場である。
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 そして、「旧商船大」のキャンパスを一巡したところで、「深江駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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