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近鉄京都線23/24・上鳥羽口駅/十条駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から22番目の京都市伏見区にある「上鳥羽口駅」と、23番目の京都市南区の「十条駅」である。

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 先ずは「上鳥羽口駅」で下車する。
 この駅は、島式1面2線ホームで、両外側に通過線のある高架駅である。
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 駅舎を出て、東方向へと、「油小路通り」と高架の「第二京阪道路」を潜る。
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 そして、「久世橋通り」を進む。
 右手に「村田機械」の本社がある。
 進んで行くと、左手に、「任天堂」の綺麗な建物が見えて来る。
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 「任天堂」本社である。
 我が国で最初に「トランプ」を製造販売した企業で、その後電子ゲームにて、「ファミコン」、「ゲームボーイ」やそのソフト、そして最近では「スイッチ」の販売を行う、有名企業である。
         2202yIMG_7658.jpg  2202yIMG_7657.jpg

 「任天堂」の北隣には建築中の大きなビルがある。
 京都市上下水道局の総合庁舎ビルである。
 外観は完成し、内装や外構等の整備が進められているようである。
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 そして建設中のビルの西北側にも、「任天堂」がある。
 同じスタイルのビルであるが、こちらには「任天堂 本社開発棟」の表札が掲げられている。
 この建物から、多くのゲームが生まれているのであろう。
    2202yIMG_7647.jpg  2202yIMG_7649.jpg  2202yIMG_7648.jpg

 「十条通り」へと回り込み、「油小路通り」との交差点から、もう一度「任天堂」ビルを見て、十条駅へと向かったのであった。
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 そして、駅の改札を入り、高架のホームから、電車に乗ったのであった。
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 この時点で、「上鳥羽口駅」と「十条駅」のミニ探索を終了した。

近鉄京都線23/24・上鳥羽口駅/十条駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から22番目の京都市伏見区にある「上鳥羽口駅」と京都市南区の「十条駅」である。

2202y上鳥羽口駅 (2)

 先ずは「上鳥羽口駅」で下車する。
 この駅は、島式1面2線ホームで、両外側に通過線のある高架駅である。
    2202yIMG_7670.jpg  2202yIMG_7672.jpg  2202yIMG_7668.jpg

 駅舎を出て、東方向へと、「油小路通り」と高架の「第二京阪道路」を潜る。
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 そして、「久世橋通り」を進む。
 右手に「村田機械」の本社がある。
 進んで行くと、左手に、「任天堂」の綺麗な建物が見えて来る。
         2202yIMG_7662.jpg  2202yIMG_7661.jpg

 「任天堂」本社である。
 我が国で最初に「トランプ」を製造販売した企業で、その後電子ゲームにて、「ファミコン」、「ゲームボーイ」やそのソフト、そして最近では「スイッチ」の開発販売を行う、有名企業である。
         2202yIMG_7658.jpg  2202yIMG_7657.jpg

 「任天堂」の北隣には建築中の大きなビルがある。
 京都市上下水道局の総合庁舎ビルである。
 外観は完成しているようで、内装や外構等の整備が進められているようである。
    2202yIMG_7656.jpg  2202yIMG_7655.jpg  2202yIMG_7651.jpg

 そして建設中のビルの西側にも、「任天堂」がある。
 同じスタイルのビルであるが、こちらには「任天堂 本社開発棟」の表札が掲げられている。
 この建物から、多くのゲームが生まれているのであろう。
    2202yIMG_7647.jpg  2202yIMG_7649.jpg  2202yIMG_7648.jpg

 「十条通り」へと回り込み、「油小路通り」との交差点から、もう一度「任天堂」ビルを見て、十条駅へと向かったのであった。
         2202yIMG_7645.jpg  2202yIMG_7643.jpg

 駅の改札を入り、高架のホームから、電車に乗ったのであった。
    2202yIMG_7642.jpg  2202yIMG_7640.jpg  2202yIMG_7639.jpg

 そして、この時点で、「上鳥羽口駅」「十条駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線22・竹田駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から21番目の京都市伏見区にある「竹田駅」である。

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 「竹田駅」で下車し、駅の東側へと出る。
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 駅のロータリーから「名神高速道路」の下を東方向へと進む。
 途中、名神を南へと潜り、「東高瀬川」を渡り、引き続き東へと進む。
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 途中、「国道24号線」を越える。
 そして東方向へと進む。
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 高速道路の北側に公園があるので、高速道路を潜り、覗いてみる。
 公園は「西浦南公園」と云う。
 高速道路との緩衝目的での設置であろうか?
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 元の道路へと戻る。
 学校がある。
 「京都市立藤森中学校」である。
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 その隣に、文化センターのような建物群が見える。
 先ずは、「京(みやこ)エコロジーセンター〔京都市環境保全活動センター〕」である。
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 中に入ってみる。
 先ずは屋上である。
 ビオトープがあり、遠くに「伏見城」も見える。
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 そして、図書室もある3階、会議スペースもある2階、和室もある1階である。
 このセンターは、名前の通り、環境保全について主として児童たちが学ぶことができるようになっている。
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 隣は、「京都市青少年科学センター」である。
 こちらは、自然科学の勉強ができる施設のようである。
 プラネタリウムのドームも見える。
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 もう一つドームが乗っかった建物もある。
 旧館であろうか?
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 そして、北方向に「京エコロジーセンター」と「名神高速道路」を眺め、もう一度、高速道路を潜り、公園内を歩いて、駅に戻り、「竹田駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線21・伏見駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から20番目の京都市伏見区にある「伏見駅」である。

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 「伏見駅」で下車する。
 駅は、2線2面の高架ホームである。
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 地上へ降りると、そこには京都・奈良・和歌山を結ぶ「国道24号線」が通っている。
 そして住所地は「柴田屋敷町」である。
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 国道を渡り、そのまま北へと進んで行く。
 「墨染通り」と交差したところで、東へと進む。
 そこには「此の付近 近藤勇遭難の地」の標柱が建っている。
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 料亭「清和荘」の入口門である。
 門から入ってみる。
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 左手に茶室、正面左手に玄関がある。
 そして玄関右横に、「伏見の名水」の一つである「清和の井」がある。
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 「清和荘」を出て、東へ進み、南へと右折する。
 かなり前からある大型スーパーが装いも新たに構えている。
 そして国道へ戻る手前に京都市電が静展示された公園が見えて来る。
 「柴田屋敷町児童公園」である。
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 公園の西側から入ってみる。
 地蔵尊「延命地蔵大菩薩」が祀られている。
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 そして、児童用の遊具もあり、その先が市電である。
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 市電の周囲と中を見てみる。
 この市電は、町内会の集会所として利用されているとのことであった。
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 公園を後にして、国道を南へと渡り、東方向へと進む。
 右手に水路だまりがある。
 これは、「琵琶湖疎水」が伏見まで流れ、この北東にある「墨染発電所」で終点となるが、その排水を受け止め、「濠川」として放水する機能の「伏見インクライン下ダム」である。
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 そして、「下ダム」を見たところで、「伏見駅」へと戻り、ミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線21・伏見駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から20番目の京都市伏見区にある「伏見駅」である。

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 「伏見駅」で下車する。
 駅は、2線2面の高架ホームである。
    2202wIMG_7980.jpg  2202wIMG_7983.jpg  2202wIMG_8017.jpg

 地上へ降りると、そこには京都・奈良・和歌山を結ぶ「国道24号線」が通っている。
 そして住所地は「柴田屋敷町」である。
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 国道を渡り、そのまま北へと進んで行く。
 「墨染通り」と交差したところで、東へと進む。
 そこには「此の付近 近藤勇遭難の地」の標柱が建っている。
    2202wIMG_7988.jpg  2202wIMG_7999.jpg  2202wIMG_7997.jpg

 料亭「清和荘」の入口門である。
 門から入ってみる。
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 左手に茶室、正面左手に玄関がある。
 そして玄関右横に、「伏見の名水」の一つである「清和の井」がある。
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 「清和荘」を出て、東へ進み、南へと右折する。
 かなり前からある大型スーパーが装いも新たに構えている。
 そして国道へ戻る手前に京都市電が静展示された公園が見えて来る。
 「柴田屋敷町児童公園」である。
         2202wIMG_8001.jpg  2202wIMG_8009.jpg

 公園の西側から入ってみる。
 地蔵尊「延命地蔵大菩薩」が祀られている。
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 そして、児童用の遊具もあり、その先が市電である。
         2202wIMG_8004.jpg  2202wIMG_8005.jpg

 市電の周囲と中を見てみる。
 この市電は、町内会の集会所として利用されているとのことであった。
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 公園を後にして、国道を南へと渡り、東方向へと進む。
 右手に水路だまりがある。
 これは、「琵琶湖疎水」が伏見まで流れ、この北東にある「墨染発電所」で終点となるが、その排水を受け止め、「濠川」として流すのが機能である「伏見インクライン下ダム」である。
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 そして、ダムを見たところで、「伏見駅」へと戻り、ミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線20・近鉄丹波橋駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から19番目の京都市伏見区にある「近鉄丹波橋駅」である。

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 「近鉄丹波橋駅」で下車する。
 駅は4線2面の地上ホームで、階上には改札口や隣の駅への通路がある。
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 駅の出口は、隣の「京阪電鉄 丹波橋駅」への入り口である。
 京阪の駅を通過し、途上へと降りる。
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 駅の向かいには、「呉竹文化センター」がある。
 駅前を北へと進む。
 駅の外れで交差する道路は「丹波橋通り」であり、これを西へと進む。
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 進んで行くと、左手に「釜敷さん」がある。
 寺名は「浄土宗 勝念寺」と云い、この寺は「織田信長」が亡くなった後に創建されたもので、「織田信長」から賜ったとされる「釜敷(かましき)地蔵尊」を祀っている。
 この地蔵尊は、炎に炊かれ煮えたぎる釜の上に立つというもので、地獄で釜ゆでにされ苦しむ人の身代わりとなり、幸福へと導いてくれるとされ、「かましきさん」と親しみを込めて呼ばれるようになったとの逸話がある。
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 趣のある町屋を見ながら、更に西へと進む。
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 そして交差点を右折してみると、そこには酒蔵がある。
 「金鵄(キンシ)正宗」である。
 ここには伏見の名水「常盤水」があるはずであるが、門が閉まっているので、良くは見えない。
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 「丹波橋通り」に戻り、西へと進む。
 趣のある町屋がある。
 スーパーマーケットもある。
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 その西側に、今回の目的である「丹波橋」が「濠川」に架かっている。
 「丹波橋」の名は、「桑野丹波守」の屋敷があったことからの名付けとされるが、「濠川」は、明治時代に琵琶湖疎水の開削に伴い、「墨染発電所」の放水路として開削され、橋も架けられたものなので、そのあたりの経緯から、通り名や駅名が名付けられたものと思われる。
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 橋上からの「濠川」の眺めである。
 そして少し南へ離れて臨む「丹波橋」である。
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 南西方向へと進む。
 「濠川」縁の酒造会社の塀の前に「薩摩島津伏見屋敷跡」の標柱が建っている。
 そして「濠川」を渡り、東へと進む。
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 進んで行くと、左手(北側)に学校などがある。
 「伏見中学校」、「寒天発祥の地」碑、「伏見板橋小学校」である。
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 学校の前を右折し、南進する。
 右手(西側)に「真言宗東寺派 大黒寺」が建っている。
 先ほどの「薩摩藩邸」に近く、「薩摩藩」が藩の祈祷所としたことから、「薩摩寺」とも呼ばれる寺である。
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 「大黒寺」の境内に、伏見の名水「金運清水」がある。
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 「大黒寺」の前に神社「金札宮」がある。
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 境内に入ると、正面に「拝殿」、左手に「神楽殿」、そして奥には「本殿」が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「天太玉命(白菊明神)」、「天照大神」、「倉稲魂神」とされ、創建は奈良時代とされている。
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 そして境内には、京都市の天然記念物「クロガネモチ」、「恵比寿像」、「白菊井」などがある。
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 そしてこの地点で、「近鉄丹波橋駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線19・桃山御陵前駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から18番目の京都市伏見区にある「桃山御陵前駅」である。

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 「桃山御陵前駅」で下車する。
 駅は、2線2面の高架ホームである。
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 駅前道路の東方向には「御香宮神社」の鳥居が建ち、「御香宮」や「明治天皇陵」、「乃木神社」へ行くことができる。
 西方向には、「京阪電鉄本線」の「伏見桃山駅」、そして「大手筋商店街」のアーケードへと続く。
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 アーケードに入り、途中から南へと行く。
 寺門に「会津藩駐屯地跡」の標柱が建っている。
 江戸時代末期の「鳥羽・伏見の戦い」の時の「会津藩」の宿陣となったところである。
 寺院は「真宗大谷派 伏見別院(伏見御堂)」とのことで、幼児園の看板も掛かっている。
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 「伏見御堂」前の道路を南へと進むと左手に、酒蔵に付随して「伏見の名水 白菊水」があるが、現在は閉鎖中である。
 料理店「鳥せい」も併設されている。
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 その斜め前には酒蔵を活用した料理店がある。
 「月桂冠 大倉酒造」の酒蔵を活用したもので、「京の台所 月の蔵人」と云う。
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 その南は「大倉酒造」の領域である。
 道路の左側に「月桂冠株式会社」の本社がある。
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 そして右手は、「月桂冠大倉記念館」である。
 この記念館の中にも伏見の名水「さかみず」があるとのことである。
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 更に南へ進み、「宇治川」の分流である「宇治川派流」を「弁天橋」で渡る。
 観光シーズンには活躍する「十石船」がシートを掛けられ置かれている。
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 橋の先には寺院がある。
 「真言宗醍醐派 長建寺」である。
 この寺は、江戸元禄に伏見奉行「建部内匠頭政宇(まさいえ)」が「中書島」を開発するにあたり、創建されたとされている。
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 境内の正面は「本堂」である。
 本尊は、「八臂(はっぴ)弁財天」である。
 また「本堂」の左手には、伏見の名水の一つである「閼伽水(あかすい)」がある。
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 また境内には、建部氏が寄進した「辨天型灯篭」、「不動堂」、「福富稲荷神社」も祀られている。
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 「長建寺」を出て、「宇治川派流」に沿って北西方向へと進み、途中の「蓬莱橋」を北へと渡る。
 渡ったところから北へと延びる商店街は「竜馬通り」と云う。
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 「竜馬通り」は後程として、左折し進んで行くと、「寺田屋」がある。
 幕末期、「坂本龍馬」が宿泊していた時に、伏見奉行所の捕り方に襲われたが、難を逃れたとして知られる旅館である。
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 「竜馬通り」に戻り、北へと進み、東へと折れると、「黄桜酒造」である。
 右手(南側)には、「黄桜記念館・河童資料館」がある。
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 そして左手(北側)は、「カッパカントリー」である。
 売店や食事処がある。
 この「カッパカントリー」の庭にも、伏見の名水があったはずであるが、見つからない。
 社員の方に聞いてみると、コロナ禍で、撤収したとのことであった。
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 そして伏見の町の南半分を一巡したところで、「桃山御陵前駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線18・向島駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から17番目の京都市伏見区にある「向島駅」である。

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 「向島駅」で下車する。
 駅ホームは2面4線の地上で、駅舎は階上コンコースである。
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 「向島」とは、「巨椋池」の中に浮かぶ自然の砂州であり、伏見から「宇治川」の向こうに見える島との名付けと思われる。
 そして、秀吉の伏見城築城に伴い、「宇治川」や巨椋池」の改修工事を行い、「奈良街道」である「槇島堤」と「小倉堤」が築かれ、その堤に囲まれた一帯が「向島」と呼ばれたとされている。

 駅舎の西側から出る。
 階段を降りる方向は「巨椋池干拓地」であるが、学校などの設置は認められており、3つの学校の校舎やグラウンドが見える。
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 先ずは、これらの学校の傍まで行ってみる。
 線路に沿って、西方向の水路・道路を眺めながら、南方向へと進む。
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 そして、もう一つの水路沿いに南西方向へと進む。
 先ずは南東方向の風景である。
 高架道路「京滋バイパス」が見える。
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 西方向には、学校の建物が見える。
 進んで行くと、建物は近づく。
 手前が「種智院大学」、その向こうが「京都府立京都すばる高等学校」である。
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 学校へ近づく交差点まで進んだので、ここで駅方向を振り返ってみる。
 水路の先は線路で、その先はマンション群である。
 そして、学校の方向へと進む。
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 右手には、ネットフェンスの広いところがある。
 「洛南高・中」のグラウンドである。
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 そして、左手には、広い干拓地が見える。
 続いて「すばる高校」である。
 グラウンドもある。
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 高校の向かいは「種智院大学」である。
 この大学は、「弘法大師空海」が創設した「綜藝種智院(しゅげいしゅちいん)」をルーツとするものであり、歴史は古い。
 現在は人文学部の単科大学で、仏教学科、社会福祉学科の2学科を有している。
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 学校を抜け出て、付近の風景を見てみる。
 西方向は「巨椋池干拓地」で、先に高速道路の「第二京阪道路」が見える。
 そして、北方向は干拓地が尽きるあたりで、ずっと向こうには「愛宕山」が望める。
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 今度は、線路を東へと越え、「向島駅」の東側を見てみる。
 駅前にはロータリー、その先には長く伸びる公園「向島中央公園」がある。
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 公園を挟んで、数多くの高層住宅が立ち並ぶ風景があり、駅の西側とは対照的である。
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 そしてこの地点で、「向島駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線17・小倉駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から16番目の京都府宇治市にある「小倉駅」である。

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 「小倉駅」で下車し、西側へと出る。
 駅は、2面2線のホームを持つ地上駅である。
 改札口は、上り線、下り線にそれぞれあり、他のホームへの通行は不可である。
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 駅前の道路はそう広くはなく、また複雑である。
 先ずは、西方向を目指す。
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 そして、折れ曲がりながら、北方向へと一直線につながる道路へと出る。
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 これを北方向へと進む。
 しばらく進むと、右手に水路が現れ、遊歩道状況になる。
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 その先、右手に体育館の建物が見えて来る。
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 そして、左手に小学校もある。
 「宇治市立北小倉小学校」である。
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 右手は体育館を含む「西宇治公園」であり、正面から入ってみる。
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 公園の左手(北側)には、テニスコート、遊具広場がある。
 そして正面(東側)は、広いグラウンドである。
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 グラウンドの南側は農地である。
 その向こうは、少しの距離があるが、住宅がビッシリと詰まっている風景がある。
 そして公園の南側には、体育館が見える。
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 更に、体育館に繋がる手前右はプールの入り口である。
 そしてフェンスの向こうには、子供用プール、その奥には25mのプールがある。
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 「西宇治公園」を一巡したところで、公園沿いを北へと進む。
 そして農地の中の交差点へと出る。
 東側には「近鉄京都線」の線路と電車が走る風景がある。
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 交差点の北西側である。
 農地の中に高架道路が見える。
 「京滋バイパス」である。
 そして、遠景の山は、右「愛宕山」、左「西山」である。
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 そして南西側の風景である。
 こちらも広大な農地が広がっている。
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 この広大な農地は、元々は池であった。
 「巨椋(おぐら)池」と云い、古い地図には描かれている。
 それが、昭和時代になって干拓され、現在のような農地になったものである。
 周囲約16キロ、面積約8平方キロであったとされる。
 そして、「近鉄京都線」は、「巨椋池」の東縁に沿って敷設され、「小倉」と云う町名や駅名もこの池に由来するとされる。

 また古い時代には、豊臣秀吉が、池の東縁に大和へ至る「奈良街道」を築造したともされている。

 そして、「巨椋池干拓地」を眺めたところで、「小倉駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線16・伊勢田駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から15番目の京都府宇治市にある「伊勢田駅」である。

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 「伊勢田駅」で下車し、西口から出る。
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 駅の西横の細い通を北へと進む。
 少し進んだところで、東西の道路に突き当たり、これを西へと進む。
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 西へと進んで行くと、神社の杜が近づいて来る。
 そして、「式内社 伊勢田神社」の南向きの社頭に到着する。
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 社頭には、「社号柱」、「鳥居」が建つ。
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 また、社頭の南側には、「八幡神社」が祀られている。
 その先には、南方向に少しの参道もある。
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 「鳥居」まで戻り、参道を北進する。
 参道を車道が横切っているが、その先に神社の社殿が建っている。
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 先ずは一対の狛犬が祀られている。
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 そして、「注連縄柱」、「中門・拝所」、「瑞垣」である。
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 「瑞垣」の中は「本殿」である。
 祭神は、「天照皇大神」、「手力男大神」、「萬幡豊秋津姫(よろづはたとよあきつひめ)大神」である。
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 「伊勢田神社」の創建は不詳であるが、当初は国津神である穀物神を祀っていたとされる。
 そして、平安初期には「伊勢神宮」の支配地の御料田となり、天津神である「天照皇大神」を祀るようになったとのことである。
 尚、「伊勢田」と云う地名・駅名もその「伊勢神宮の御料田」が謂れとのことである。

 「本殿」の周囲は社叢である。
 そこには、「住吉大神」も祀られている。
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 更に境内社として、本殿の周囲に、「作田神社」、「春日社」、「稲荷神社」が祀られている。
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 そして神社を一巡したところで、「伊勢田駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線15・大久保駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から14番目の京都府宇治市にある「大久保駅」である。

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 「大久保駅」で下車する。
 ホームが島式2面4線の高架駅である。
 駅の西側には陸上自衛隊の駐屯地があるためか、パネルで目隠しされている。
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 駅の西側に出ると、広い道路があり、バス停も設けられている。
 これを高架線路に沿って、南方向へと進み、「式内社 旦椋(あさくら)神社」を訪ねてみることにする。
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 最初の交差点は、複雑な形をしている。
 西方向には3本の道があり、真ん中は神社の「二ノ鳥居」に行ける。
 「一ノ鳥居」前に出るために、南側の道路へと入る。
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 道路を進んで行くと、「旦椋神社」の南向きの社頭に到着する。
 社頭には「社号柱」が建っている。
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 参道を進むと、「一ノ鳥居」が建つ。
 参道の先に、「二ノ鳥居」が見える。
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 「二ノ鳥居」を潜ると、その先に「神門」が建つ。
 その先には、「割拝式拝殿」があり、その先の「本殿」へと通じている。
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 「本殿」の風景である。
 「本殿」の祭神は、「高皇産霊神(たかむすびのかみ)」、「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」、「菅原道真公」の三神とされている。
 尚、「本殿」は、17世紀後半に改築されたもので、京都府登録文化財となっている。
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 「本殿」の透塀の両手前には、一対の狛犬が配され、「本殿」には「天満宮」の提灯も掲げられている。
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 その他境内には、「道真公」に係る「神牛」も祀られている。
 そして、内部に2社の祠が祀られている境内社もある。
 また、樹齢400年の「しいのき」もある。
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 この「旦椋神社」の創建は不詳であるが、古代にこの西の現宇治市大久保旦椋にあったとされている「式内社」である。
 またこの「旦椋」の地は古墳時代の豪族、栗隈(くりくま)氏の拠点と推定される所で、古墳時代後期の古墳群や、飛鳥時代の集落跡が出土しているとのことである。

 神社を後にして、「二ノ鳥居」前を少し西へ行くと、そこには「古代遺跡の「旦椋遺跡」の標柱が建っている。
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 北方向へと進み、府道宇治淀線へと出る。
 府道、そして「名木(なぎ)川」の北側一帯は、「陸上自衛隊大久保駐屯地」である。
 主に見えるのは、車両運転の教習場である。
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 そして自衛隊前を東へと進み、「大久保駅」へと戻り、この駅のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線14・久津川駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から13番目の京都府城陽市にある「久津川(くつかわ)駅」である。

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 「久津川駅」で下車する。
 駅の西側に隣接して、神社があるので、今回はそれを訪れてみる。
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 神社は、「平井神社」と云う。
 社頭には、南向きに鳥居が建つ。
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 鳥居を潜ると、長い参道が北へと続くが、右手には「牛頭(ごず)庭園」があり、左手には社務所とそして「御旅所」がある。
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 そして参道の正面は「割拝式 拝殿」である。
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 「拝殿」の先には、「本殿」部分が覗いている。
 破風の「中門」には木瓜紋」が、そして両側には一対の狛犬が祀られている。
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 「本殿」である。
 祭神は、「神速須佐之雄命(かむはや すさのおの みこと」、「八十猛命(やそたけるの みこと)」、「竒稲田比売命(くしいなだひめの みこと)」の3神である。
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 この神社の創建は不詳であるが、「本殿」などには桃山風の彫刻が施されていることから、江戸初期かそれ以前とされている。
 そして、神社が鎮座する平川地区の氏神として信仰を集め、江戸時代を通しては「牛頭天王社」と呼ばれていたとのことである。

 「本殿」の右隣には、「天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)」を祭神とする「若宮神社」が祀られている。
 尚、「若宮神社」は、「本殿」とともに京都府登録文化財に指定されている。
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 「本殿」の右手に、他の境内社が祀られている。
 奥から、「大国主神社」、「天満宮社」、「がん封じの神木」である。
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 神社を出ると、その西隣には、「浄土宗 安養寺」の伽藍の風景がある。
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 そして、この地点で、「久津川駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線13・寺田駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から12番目の京都府城陽市にある「寺田駅」である。

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 「寺田駅」で下車し、駅の東口から出る。
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 線路に沿って南方向に延びる道路には、「文化パルク城陽」の案内標識があるので、それに向かう。
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 そのまま南方向へ歩くと、左手に目的の施設がある。
 城陽市の大規模複合文化施設「文化パルク城陽」である。
 上部に突出しているのはプラネタリウムである。
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 玄関から入ってみる。
 直ぐの右手に、プラネタリウムへの入り口がある。
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 正面にはカフェレストラン「星待ちキッチン」、右手奥には、図書室がある。
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 他にも、いろんな部屋がありそうであるが、ここまでとし、外へと出る。
 南側から眺めた「文化パルク城陽」である。
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 先の方向には、工事現場が見えて来る。
 「新名神高速道路」の建設現場である。
 この高速道路は、愛知県豊田市の豊田JCTと兵庫県の神戸JCTを結ぶ第二名神高速であるが、中間の草津田上JCTから高槻JCTの間は、一部を除き現在は建設中であり、全線開通は令和9年度とされている。
 下道の国道24号線の歩道橋に上り、眺めてみる。
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 建設真っ盛りである。
 下には、「近鉄京都線」の電車も走っている。
 そして北方向を眺めると、少し遠くに「文化パルク城陽」も見える風景がある。
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 「寺田駅」へと戻る。
 駅の西口、そしてロータリーを眺めて、「寺田駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線12・富野荘駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から11番目で、「木津川」を北へと渡った所の京都府城陽市にある「富野荘(とのしょう)駅」である。

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 「富野荘駅」で下車し、地下の改札を通り、東口から出る。
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 今回は、駅の東にある「式内社論社 荒見神社」を訪問する。

 駅の東側は住宅地である。
 住宅地の北側に、東方向へ延びる道路が通っているので、これを東へと向かう。

 しばらく歩くと、左手に城陽市の「コミュニティーセンター」があり、その並びは「保育園」である。
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 その先左手に、「荒見神社」が鎮座する。
 社頭には、「鳥居」、「社号柱」、そして「神門」が建っている。
 「神門」は「薬医門」で、神仏習合の名残であろう。
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 「薬医門」を潜ると境内である。
 正面には西向きに、「拝殿」、「幣殿」、そして「本殿」と並ぶ。
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 「本殿」は「中門」・「瑞垣」の中に祀られているが、その前には一対の「狛犬」が祀られている。
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 そして「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「天火明尊」、「天香語山尊」、「天村雲尊」、「阿比良依姫尊」、「木花開耶姫尊」の五柱である。
 この五柱から、別称「「五社天神宮」とも呼ばれたとのことである。
 尚、この神社の創建は不詳であるが、七世紀中頃との説が有力である。
 また、この「本殿」は江戸時代の初めに築造されたもので、国の重要文化財でもある。
 更に、本殿の隣には、摂社で京都府登録文化財の「御霊社」も祀られている。
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 境内の右手には、「鳥居」が建ち、「磐座」が祀られている。
 この神社の当初の鎮座地である東方の「五所ヶ谷」に祀られていた「磐座」が遷座されたものである。
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 神社を退出して、その東側には、大型のショッピングセンターがある。
 そして、駅へと戻り、駅の西口とロータリーを眺め、「富野荘駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線11・新田辺駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から10番目の駅の京都府京田辺市にある「新田辺駅」である。

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 「新田辺駅」で下車する。
 この駅は、2面4線のホームで、北側には車両基地もある。
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 駅舎は橋上で、西側へと降りる。
 そこは「一休さん」の像が建つバス停ロータリーである。
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 ロータリから西方向へと進む。
 商店の間の歩道を進んで行くと、車道を渡り、JRの「京田辺駅」へと至る。
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 駅舎の橋上の通路を抜け、地上へと降りる。
 そこにも「一休さん」の像が建っている。
 そして、右手に図書館を見て、西へと進む。
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 細い道路を進み、突き当りの「府道木津八幡線」を右折し、北進すると、左手に神社へ向かう参道が登っているのが見える。
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 「式内大社 棚倉孫(たなくらひこ)神社」の参道である。
 参道を上まで登ると右手には、文政年間の灯篭、そして「式内 棚倉孫神社」の社号柱が建つ。
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 その先、「神橋」を渡る。
 渡る川は天井川の「天神川」である。
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 神社境内の案内板がある。
 そして境内へは石段を降りる。
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 左手に社務所がある。
 この社務所は、神宮寺の「松寿院跡」とのことである。
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 正面の鳥居を潜ると、「拝殿」である。
 「拝殿」から「本殿」が見える。
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 先ずは「本殿」を取り巻く「中門」・「瑞垣」である。
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 その内部の「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「天香古山命(あめのかごやまのみこと)」で、別名は「高倉下命」である。
 創建は、7世紀の推古天皇の時代で、木津川の東向こうの「棚倉」から勧請されたとされている。
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 「本拝殿」の右手には、境内社の「五社殿」が祀られている。
 左から、「寶蓮稲荷大明神」、「老松殿 紅梅殿」、「天照皇大神宮 春日大明神 八幡大菩薩」、「多賀神社」、「稲荷神社」である。
 その右隣には、「式場」と云う建物が建っている。
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 「本拝殿」の左手には、奥に「絵馬殿」がある。
 武者絵などが掲げられているが、南側に見慣れないものが並べられている。
 米寿を祝う「升掛け」とのことである。
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 「絵馬殿」の手前は、「神輿殿」である。
 「瑞饋(ずいき)神輿」が置かれている。
 また、「神輿殿」の手前の鳥居横には、「金毘羅社」が祀られている。
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 そして、神社境内を一周したところで、「新田辺駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線10・興戸駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から9番目の駅の京都府京田辺市にある「興戸(こうど)駅」である。

2202l興戸駅

 「興戸駅」で下車する。
 駅は2面2線のホームであるが、その両側に小山が隣接している。
 天井川「防賀川」が切り下げられた跡である。
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 橋上駅舎から階段を下りて、駅の南側の踏切から見たホームである。
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 駅の東側はロータリーとなっている。
 そのロータリーから東へと延びる道を進む。
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 田園地域に出て北進すると、神社の杜が見えて来る。
 「草路城・咋岡神社」の杜である。
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 杜の西側には、先ずは幼稚園がある。
 そして水路に沿って、北へと進む。
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 左手に小学校がある。
 「草内小学校」である。
 そして小学校の校門前に、「咋岡(くいおか)神社」の南へ延びる参道入り口がある。
 「社号柱」、その奥に「鳥居」が建つ。
 「咋岡神社」は、社伝によれば12世紀後半の創建で、式内社論社である。
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 「鳥居」脇に、「草路城跡」の石柱が建っている。
 応仁の乱の原因の一つでもある「畠山氏」の内部争いに関し、一方の「畠山政長」が軍を集め立て籠ったが敗れたとされる城である。
 また、神社の社殿や杜の説明もある。
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 先ずは、神社である。
 参道は突き当りで左折し、西向きの朱塗りの鳥居を潜る。
 そして、正面に拝殿が祀られ、その奥に見えないが本殿が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「倉稲魂神」、「菅原道真公」とされる。
 尚、神社は江戸時代になる前の戦国時代に修復されたものとされている。
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 境内は、城跡の様相も呈している。
 土塁や堀の遺構である。
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 そして、堀は城跡・神社を取り囲んでいる。
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 次に、城跡・神社の北西側で小学校の北側の寺院である。
 この辺りでは最も古い奈良時代かそれ以前の創建とされている「真言宗智山派 法泉寺」である。
 境内には、13世紀の作で国の重要文化財の「十三重石塔」が建っている。
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 正面の本堂には「十一面観音像」が祀られている。
 奈良時代に、この地が干ばつに見舞われたとき、「十一面観音」の力により清水が湧き出たことから、「法泉寺」と名付けられたとのことである。
 また、「九重石塔」が建てられた庭園もある。
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 そして、この地点で、「興戸駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線9・三山木駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から8番目の駅の京都府京田辺市にある「三山木(みやまき)駅」である。

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 「三山木駅」で下車する。
 駅は高架駅で、2面2線のホームを有する。
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 駅の西側は、バス停を含む大きなロータリーとなっていて、その向こうに「JR三山木駅」がある。
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  「三山木(みやまき)」と云う駅名・地名の謂れであるが、かつての「三山木村」は、山本、山崎、南山、高木の3つの「山」と1つの「木」が合わさったものとされている。

 今回は、「三山木駅」を中心に、周囲の風景を眺めることにする。

 先ずは駅の東側である。
 高層マンションを回り鋳込んで、東への道を少し進む。
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 道路に面した南側に、民家を活用した「竹取翁博物館」がある。
 よく知られている「竹取物語」の舞台は、この地であるとのことである。
 真偽のほどは不明であるが、学者の間にもそのような説があるとのことである。
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 尚、「竹取物語」とは関係はないが、奈良「東大寺二月堂」の「お水取り」の竹は、この地から根付きの竹が運ばれるとのことである。

 「博物館」の斜め前の北側の公園に「山本小学校跡」の石碑が建っている。
 かつて、この場所に村の小学校があったが、現在は、西南方向に「三山木小学校」として引き継がれているので、後程、訪れることにする。
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 次は駅の「北東地区」である。
 そこには「高野山真言宗 壽寶寺」と云う寺院がある。
 その寺門脇に、「北 草内渡・・・」と云う標柱、そして「奈良街道 山本驛旧跡」と云う標柱が建っている。
 この地は、かつては奈良街道の宿場であった。
 北方向へ行って、木津川を渡れば、信楽を経由して伊賀方向へ、南方向へ行けば、木津を経由して奈良へ行くことができるとの標示である。
 尚、織田信長の本能寺事件の時の、徳川家康の「伊賀越え」のルートとも考えられているところである。
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 次は駅に近い「北地区」である。
 「生駒井手線」を挟んで、パチンコ店、チェーンのコーヒー店、そしてコンビニがある。
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 次に駅の「北西地区」である。
 東西の「生駒井手線」と「木津八幡線」の交差点である。
 そして「木津八幡線」の北、南の風景である。
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 交差点の北両側には、コンビニ、食品スーパー、そしてスマホの店がある。
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 交差点の西側、「同志社大学」の方向である。
 チェーンのドラッグストア、そしてラーメン店などがある。
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 そして、駅の「西地区」である。
 道路を挟んで、車のディーラー、食堂、ホカ弁の店などがある。
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 最後に、「南西地区」である。
 コンビニがあり、農産物の産直の店、そしてリカーのチェーン店が並んでいる。
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 更にその先に、作業用品店があり、南へ「遠藤川」を渡る。
 橋の向こうには学校が見える。
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 学校は「三山木小学校」である。
 校門前から校舎や体育館を眺め、今回の「三山木駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線8・近鉄宮津駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から7番目の駅の京都府京田辺市にある「近鉄宮津駅」である。

2202j近鉄宮津駅

 「近鉄宮津駅」で下車する。駅は2面4線のホームを持つ地上駅である。
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 駅を出て、線路の下の道路を西方向へと進む。
 「JR学研都市線」の踏切を渡ると、その先で「府道木津八幡線」と交差に出る。
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 府道を北へと進む。
 少し進んで行くと、左手に神社の鳥居がある。
 「式内社 佐牙(さが)神社」の参道である。
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 参道入り口には、「一ノ鳥居」そして「社号柱」が建つ。
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 参道を進んで行くと、朱塗りの「二ノ鳥居」が建ち、その左手に、かつての神宮寺であった「恵日(えにち)寺跡」の石柱が建っている。
 そして鳥居を潜ると石段である。
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 石段を昇ると境内である。
 正面には「拝殿」が祀られている。
 そして、手前左手には、伊勢神宮遥拝所がある。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」は春日造りの2棟で、南殿(左側)に「佐牙彌豆女(さがみつめ)神」、北殿(右側)に「佐牙彌豆男(さがみつお)神」が祀られている。
 尚、これらの「本殿」は、安土桃山時代の作とされ、国の重要文化財に指定されている。
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 「佐牙神社」の創建であるが、573年に北東部の旧山本村に創建され、平安時代に現在地に遷座したとされる。
 
 神社を後にして、駅へと戻る。
 ホームから見ると、駅に併設されている車両基地が見える。
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 また、ホームの東側の風景は、北から南まで、一帯が田園風景である。
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 そして、やってきた電車に乗って、「近鉄宮津駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線7・狛田駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から6番目の駅の京都府精華町にある「狛田(こまだ)駅」である。

2202i狛田駅

 「狛田駅」で下車する。
 駅は2面2線ホームの地上駅である。
 駅の西出口から出る。
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 駅の北側には、「煤谷川」が流れている。
 川の西側にJR線の鉄橋が見える。
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 そして、橋を渡り、川沿いを東方向へと進む。
 5分程度歩くと左手に神社の杜が見えて来る。
 「春日神社」である。
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 社頭には、「鳥居」、「社号柱」が建つ。
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 鳥居を潜った参道には、右手に「神鹿」のの像、そして正面は「拝殿」である。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」は室町時代に奈良の「春日大社」の「若宮社」の社殿を移築したとされる入母屋造りの建築で、国の重要文化財に指定されている。
 そして、「本殿」の祭神は、「武甕槌命」、「経津主命」、「天児屋根命」、「比売神」の4神である。
 尚、この「春日神社」の創始は、9世紀の初めに、春日神を勧請したものとされている。
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 また、「本殿」の左右には境内社が祀られているが、写真は困難であった。
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 境内を出ると、神社前の東側に、「稲荷神社」も祀られている。
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 また、神社の全体は大きな杜に包まれていて、その杜は「春日の森緑地」と云う。
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 神社を後にして、駅へと戻る。
 駅の東口へ到着すると、新しい駅舎になっていて、ロータリーも整備されている。
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 そして、この地点で「狛田駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線6・新祝園駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から5番目の駅の京都府精華町にある「新祝園(しんほうその)駅」である。

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 「新祝園駅」で下車する。
 ホームは2面4線で、西側に並行して走る「JR学研都市線 祝園駅」のホームが見える。
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 改札口は橋上で、JRの改札口と繋がっている乗換駅でもある。
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 駅前の道路を西方向へと進む。
 直ぐの右手に大型ショッピングのビルがある。
 そして進んで行くと、「山手幹線」との交差点の北西角に「精華町役場」の庁舎がある。
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 「山手幹線」道路を南へと進む。
 途中、「植田・南稲八妻(うえだ・みなみいなやづま)」と云うバス停がある。
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 バス停の先を右折すると、神社の案内看板が見えて来る。
 そして、「稲植(いなうえ)神社」の参道入り口に到着する。
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 参道の先は、「一ノ鳥居」である。
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 鳥居を潜り、進んで行く。
 「注連縄柱」を潜る。
 左手に「祓戸社」があり、右手は境内入り口である。
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 境内入り口には、神牛が祀られた「手洗所」、そして「社号柱」が建てられている。
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 境内へと入る。
 右手に「参集殿・社務所」、左手に「宝物収蔵庫」が建っている。
 そして、正面は「拝殿」である。
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 「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 祭神は、「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」である。
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 境内社として、「本殿」の左手には、「小宮」として、「八幡宮」、「天満宮」、「熊野宮」、「八王子神社」が祀られている。
 また右手には、「春日四神」の「春日神社」が祀られている。
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 この「稲植神社」の創建は、神社の周辺の集落である「南稲八妻」と「植田」の合同の氏神として、15世紀の中ごろに、奈良の「春日大社」から勧請したものとされている。

 境内の西に鳥居が建っているので、これを潜って進む。
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 「三ノ鳥居」を潜った先に、「稲植三宝大荒神社」の祠が祀られている。
 祭神は、「三宝荒神」である。
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 また、この神社には裏参道がある。
 振り返りながら裏参道を辿って行く。
 春日灯篭も建てられている。
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 裏参道「一ノ鳥居」から退出して神社の社地を離れ、東方向へ下りると、そこには「山手幹線」が通っている。
 そして駅へと戻り、「新祝園駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線5・木津川台駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から4番目の駅の京都府木津川市にある「木津川台駅」である。

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 「木津川台駅」は、今から28年前に設置された「近鉄京都線」では最も新しい駅である。
 この駅は、西に位置する「関西学研都市」の整備や、「木津川台」を始めとするニュータウンの開発に呼応して、設置されたものである。

 「木津川台駅」で下車する。
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 駅舎から出て、南方向へ進み、右折後「府道木津八幡線」を渡ると、神社の朱塗りの神橋へと出る。
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 その先は、鳥居や案内板が建つ神社の社頭である。
 神社名は「大宮神社」と云う。
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 鳥居を潜って進むと、石段の先は境内で、正面に拝殿が祀られている。
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 拝殿の手前には、一対の狛犬、そして神牛が祀られている。
 左手の狛犬の頭上の、「右近の橘」の黄色い実とのコントラストが、珍しい風景である。
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 境内の左右には、「舞殿」風の建物が建っているが、これも珍しい。
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 「拝殿」の背後には、「本殿」が祀られている。
 「本殿」の祭神は、案内板に示されている「崇道天皇(早良親王)」、「誉田別尊」の2柱である。
 「早良親王」は、「平安時代」に至る前に「桓武天皇」の皇太弟に立てられたが、「藤原種継」の暗殺に関与したとの罪により廃され、絶食して没したとされる人物である。
 その後、奇怪な事柄が発生したため、「親王」の祟りとのことで、「御霊神社」などに祀られたものである。
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 また境内には、沢山の地蔵尊も祀られている。
 そして、神苑には、文政年間の春日灯篭も置かれている。
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 尚、この神社の由緒書きなどが無かったため、創建等については残念ながら不明である。

 そしてこの地点で、「木津川台駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線4・山田川駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から3番目の駅であり、京都府精華町と木津川市に跨る「山田川駅」である。

2202f山田川駅 (2)

 「山田川駅」で下車する。
 出口は西側のみで、駅前はバス停を含むロータリーとなっている。
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 駅の南側には、駅名の由来でもある「山田川」が流れている。
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 ロータリーの府道を挟んで北西側にはショッピングセンターがあり、その向こうに森が見える。
 そして、通り抜けてゆくと、神社の鳥居が見えて来る。
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 神社は、「新殿神社」である。
 参道入り口には、「一ノ鳥居」、そして前を横切る高速道路の下に「社号柱」が建っている。
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 参道を進む。
 途中の「二ノ鳥居」を潜り、左手の石段を昇る。
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 最初の石段を昇った右手に「十三重石塔」が建っている。
 高さ約4mの室町時代の作で、国の重要文化財にも指定されている石塔である。
 そして、「三ノ鳥居」を潜り、更に石段を昇る。
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 昇り着いた先は境内である。
 直ぐに「舞殿」が建つ。
 左手に「宮座」、一段と高くなった正面奥に「拝殿」が建つ。
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 「拝殿」前の石段脇には、一対の狛犬が祀られている。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、右側に「素盞鳴命」、左側に「天児屋根命」である。
 尚、この神社の創建は、棟札が残っていて、室町時代の1547年とのことである。
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 また、「本殿」脇には、神社名不明であるが、左右に境内社が祀られている。
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 他にも、境内には寺院の堂宇が祀られている。
 「薬師堂」である。
 神社に隣接していた「医王寺」の本尊で、「薬師如来坐像」、他に「弘法大師坐像」、「観音像」が安置されているとのことである。
 そして、表札には「清水寺」と書かれた和歌も記されている。
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 そしてこの地点で、「山田川駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄京都線3・高の原駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、「大和西大寺駅」から2番目の駅である奈良市の「高の原駅」である。

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 「高の原駅」で下車する。
 「高の原駅」は京都府と奈良県の府県境の奈良側にある。
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 駅の西側には、北に「イオンモール」、南に「高の原中央病院」がある。
 そして、駅舎の南側の陸橋とそれに続く歩行者専用道路を東方向へと進む。
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 左手に公園がある。
 「平城浄化センターアピール下水道」と云う水の流れる公園である。
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 公園の先を左折する。
 道は、「山桃の道」と云う。
 左折して直ぐに、奈良県から京都府に入る。
 そして右側には団地のゲートが、左側に「日立造船株」の事業所がある。
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 団地に沿って右折する。
 道は「エゴノキの道」と云う。
 進んで行くと、自動車道を陸橋で越え、丘陵地に突き当たる。
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 道は丘陵地に沿って左へと曲がる。
 そして右へと曲がると、公園入口が見えて来る。
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 公園は、「音浄ヶ谷公園」と云う。
 入り口からは、京都や奈良の東の山が見える。
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 公園の中へと降りてゆく。
 この公園は、中央で南北に京都府と奈良県に分かれている。
 奈良県側は「歌姫近隣公園」と云う。
 南の奈良県側に「瓦窯跡」があるので、行ってみる。
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 「歌姫西瓦窯跡」である。
 瓦窯の跡は石を並べて再現されている。
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 窯跡はいくつかある。
 そして左隣には遊具のエリアもある。
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 今度は北側の京都府木津川市側である。
 こちらには、覆屋の中に再現された窯跡がある。
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 内部には「瓦窯」がレプリカで再現されている。
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 これらの窯で、「法隆寺」や「平城京」の瓦を焼いたそうである。
 瓦の拓本の写真も掲示されている。
 また、工房跡も再現されている。
 尚、この周辺には、沢山の瓦窯あったとの地図も掲示されている。
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 他にも、石を並べた「瓦窯跡」もあり、それらを眺めたところで、「高の原駅」のミニ探索を終了したのであった。
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近鉄京都線2・平城駅

 「近畿日本鉄道」の京都と奈良を結ぶ「京都線」の各駅を、起終点の「大和西大寺駅」から「京都駅」までを各駅下車で訪ねてみることにする。

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 今回は、「大和西大寺駅」の隣の駅である奈良市の「平城駅」である。

2202dP1200783 (2)

 先ずは「大和西大寺駅」を出発する。
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 そして「平城駅」で下車する。
 この「平城駅」の辺りは「佐紀盾列古墳群」の西部地域で、皇室の主要古墳が4基もあり、それを順に訪ねてみる。
 先ずは、駅ホームの北方向に「神功皇后陵」が見える。
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 駅を出て、線路沿いを北に進み、踏切を渡る道との交差点の西方向に鳥居が見える。
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 鳥居の神社は「山稜(みささぎ)八幡神社」である。
 祭神は、「気長足媛命(神功皇后)」、その子の「品陀和気命(応仁天皇)」、そして「神功皇后」の母である「玉依媛命」とされている。
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 神社の南側の道を西へと向かう。
 途中右手に、「神功皇后陵」の案内板がある。
 そして丘への石段へと入る。
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 進んで行くと、「拝所」に到達する。
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 古墳名称は「五社神古墳(ごさしこふん)」で、「狭城盾列池上陵(さきのたたなみのいけのえのみささぎ)」として、第14代「仲哀天皇」の皇后の「神功皇后陵」に治定されている前方後円墳で、墳丘長は267mである。
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 駅へと戻る。
 今度は、駅の東口から見える古墳へと行ってみる。
 矢印は、「成務天皇陵」である。
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 住宅の間の細い坂道を登って行く。
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 少し登ったころ、右手に古墳の周濠が見えて来る。
 「成務天皇陵」の後円部の周濠である。
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 周濠に沿って後円部から前方部の東側へと進む。
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 そして「拝所」に出るが、通り越して、前方部の左側(西側)の周濠を見てみる。
 こちらは水量が豊富である。
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 そして「拝所」である。
 古墳名称は「佐紀石塚山古墳」で、「狭城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)」として、第13代の「成務天皇陵」に治定されている前方後円墳で、墳丘長は218mである。
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 また、拝所の右手の奥側の広い濠では、白鷺の遊ぶ姿も見える。
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 次に右隣(東隣)の「日葉酢媛命陵」である。
 「日葉酢媛命」とは、第11代「垂仁天皇」の皇后で、第12代「景行天皇」の母である。
 古墳は、「佐紀陵山古墳(さきみささぎやまこふん)」と呼ばれ、墳丘長207mの前方後円墳である。

 先ずは、西側の周濠である。
 はっきりとした「造り出し」も見られる。
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 前方部の周濠である。
 こちらの濠も幅がある。
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 そして「拝所」である。
 標柱には「狭木之寺間陵(さきのてらまのみささぎ)」と記されている。
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 「日葉酢媛陵」の前方部の右側(東側)である。
 周濠は一部に水が見られるが、概ね草木に覆われている。
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 最後に、これららの南側にある「孝謙天皇陵」である。
 前方後円墳ではあるが、周辺の木々と同化していて良くは見えないので、丘陵を下りて、西へと回り込んでみる。
 この古墳は前方部が西向きで、西側に「拝所」がある。
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 標柱には、「稱徳天皇(しょうとくてんのう) 高野陵(たかののみささぎ)」と記されている。
 古墳名は、「佐紀高塚古墳(さきたかつかこふん)」と云い、墳丘長127mである。
 天皇名が輻輳していてややこしいがこれらの天皇は同一人物で、第46代「孝謙天皇」と第48代「稱徳天皇」である。
 尚、一説には、この古墳は他の3基の古墳と同様に、4世紀に築造されたとされているので、奈良時代の「孝謙天皇」とは合わないのが疑問として残る。
 また当初は周濠はあったのであろうが、埋められたものと思われる。
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 4基の古墳を見終わったところで、今回の「平城駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄大阪線25・真菅駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から24駅目で奈良県橿原市の「真菅(ますが)駅」である。

2202c真菅駅

 「近鉄大阪線」は橿原市に入る。
 橿原市の最初の駅「真菅駅」で下車し、南口から出る。
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 「真菅」と云う地名、駅名は、柿本人麻呂が万葉集にて詠んだ、
 「真菅よし 宗我の河原に 鳴く千鳥 間無しわが背子 わが戀ふらくは」に因んでいるとされる。

 駅の西側の通りへと出る。
 踏切を挟んだ北方向、そして南方向で、南方向の右端に鳥居が見える。
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 そして鳥居前へと進む。
 神社は、「式内大社 宗我坐宗我都比古神社(そがにますそがつひこじんじゃ)」で、蘇我氏に関係する神社である。
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 鳥居を潜って進む。
 正面は「拝殿」である。
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 「拝殿」の手前両側には、一対の狛犬が祀られている。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「曾我都比古神」、「曾我都比売神」とされている。
 創建は、飛鳥時代の「推古天皇」あるいは「持統天皇」の時代とされる神社である。
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 また境内社として、「八大夫稲荷神社」が祀られている。
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 更に、「本殿」の右には、「ロウバイ」が花を付けていたのが、この神社の風景である。
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 そして神社を後にして、「真菅駅」のミニ探索を終了したのであった。

 その後、「真菅駅」から「大和八木駅」に到着し、「大阪線」のホームから「橿原線」のホームに降りて、「奈良線」、大阪線」、橿原線」で、同一駅を結節点とした閉ループを完成させたのであった。
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近鉄大阪線24・松塚駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から23駅目で奈良県大和高田市の「松塚駅」である。

2202b松塚駅

 「松塚駅」で下車する。
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 駅前には「松塚地蔵尊」が祀られている。
 そして駅前の道路を西へ進むと「濠」が現れる。
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 この「濠」は、「松塚環濠集落」の東南隅である。
 今回は、中世には松塚氏の館で、江戸時代には「桑山一慶」によって築かれ、明治まで続いた陣屋があったこの「松塚環濠集落」を訪ねてみる。

 東南隅には神社の「本殿」の後ろ姿が見える。
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 そして濠に沿って北上する。
 途中に環濠の中に寺院が見えるので行ってみる。
 浄土真宗本願寺派の「名願寺」である。
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 濠は少し曲がるが、また北へと続く。
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 そして突き当り、濠は右折する。
 右折して少し進み、今度は左折する。
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 左折した濠に沿って、そのまま北上する。
 すると、県道に突き当たる。
 ここまでが、環濠の東側の濠である。
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 県道の風景である。
 立派な民家があり、その向こうは田畑である。
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 県道に突き当たった濠は、今度は県道の南側を西に向けて進む。
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 途中、左手に入ったところに寺院がある。
 浄土真宗本願寺派の「西蓮寺」である。
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 濠に戻る。
 濠は左折し、住宅の間に入る。
 仕方がないので、住宅の西側の道路を南下する。
 少し南下すると、右手に神社がある。
 社頭は南向きの「琴平神社」である。
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 神社前を東へ進むと、濠に遭遇したので、これを南下する。
 辻地蔵も祀られている。
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 趣のある住宅も見られる。
 そして、路地の向こうに鳥居が垣間見える。
 「市杵嶋(いちきしま)神社」である。
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 鳥居を潜り、境内へと入る。
 右手に仏教の堂宇、神具庫、などが祀られている。
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 そして、奥には「割拝式拝殿」が建っている。
 「拝殿」には、扁額などが掲げられている。
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 「拝殿」を潜ると「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「市杵島姫命」とされている。
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 また「本殿」の両側には、境内社の「八坂神社」などが祀られている。
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 最後に「松塚環濠集落」内の神社に参拝したことで、「松塚駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄大阪線23・大和高田駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から22駅目で奈良県大和高田市の「大和高田駅」である。

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 「大和高田駅」で下車する。
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 駅前の陸橋から付近を眺めてみる。
 東方向に、大型ショッピングモールの「トナリエ大和高田」がある。
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 地上へと降りて、「弁天座」の表示がある西方向への小路を進み、すぐ左折する。
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 先には踏切があり、これを渡る。
 「JR和歌山線」の単線線路である。
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 踏切の先の右手には、「弁天座」がある。
 かつての映画館で、現在は大衆演劇場である。
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 次に、南方向の「JR高田駅」へと向かう。
 駅の南東側に、「天神社」が祀られている。
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 社頭は西向きで、少し奥まったところに、鳥居、社号柱、灯篭が建っている。
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 鳥居を潜り進んで行く。
 のまた、境内社の6社も含めて、祀られている神社名が記されている。
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 そして、左手に南向きに「拝殿」が祀られている。
 その背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、造化の神とされる「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」、「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」、「津速産霊神(つはやむすびのかみ)」である。
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 神社の由緒書きによると、この「天神社」は、かつては「天神宮」と呼ばれ、創建は「崇神天皇」の時代とされている。
 また、この地「高田」の地名由来は、平安時代初期「蓼田郷(たでだごう)」と称されていたが、「天神宮」の主祭神「高皇産霊神」の「高」と「蓼田」の「田」とをとって「高田」と称されるようになったとも云われる。

 境内社である。
 先ずは、「稲荷大明神」、「神明神社」、「天満宮」である。
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 そして、「恵比寿神社」、「当麻神社」、「厳島神社」である。
 「当麻神社」とは、高田城城主であった当麻参河守藤原為政を郷土の守り神として祀っているとのことである。
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 そして、「天神社」を後にして、「大和高田駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄大阪線22・築山駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から21駅目で奈良県大和高田市の「築山駅」である。

2201G築山駅

 「築山駅」で下車する。
 駅は2面2線ホームの地上駅で、改札口は南側のみである。
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 駅横の道を西へと進む。
 左側に「インキ山古墳」の看板があり、背後の丘がその古墳であるとのことである。
 道は折れ曲がり、南方向へと進む。
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 「築山駅」から、南約300mの児童公園の向こうに墳丘が横たわっているのが見える。
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 そして、墳丘に架かった土橋の袂に管理用の建物と、「磐園陵墓参考地」と彫られた標石が建てられている。
 宮内庁により「磐園陵墓参考地(被葬候補者:顕宗天皇)」に治定されている「築山古墳」である。
 墳丘長が210mもある大型の前方後円墳で、馬見古墳群ではもっとも大きいものである。
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 「築山古墳」の前方部は東向きである。
 周濠もあり、その外堤を時計回りに巡ってみる。

 先ずは公園側の北側面であるが、かなり崩されているようであり、周濠の幅は狭くなっている。
 また、時節柄、渡り鳥も遊んでいる。
    1903IMG_1524.jpg  1903IMG_1540.jpg  2201GIMG_1529.jpg

 次に、東側の前方部の濠と墳丘である。
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 次に、南の側面部である。
 住宅との間に遊歩道が設けられている。
 また、前方部と後円部との境に、「造り出し」が設けられているのが分かる。
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 最後は、西側の後円部である。
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 南側と後円部の周濠は広いものであり、当時の形に近いものであろうと思われる。

 尚、この古墳は中世に 城として使用された可能性があるそうである。
 その証拠に、墳丘の形は崩れ、墳丘上にも小道が巡っているとのことである。

 「築山古墳」を後にして、北へと戻る。
 そこには、「大谷山自然公園」と表示された丘がある。
 この丘にも、古墳「大谷古墳」があったとのことである。
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 そして駅へと戻り、「築山駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄大阪線21・五位堂駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から20駅目で奈良県香芝(かしば)市の「五位堂駅」である。

2201FIMG_6882 (2)

 「五位堂駅」で下車する。
 駅は、2面4線の地上ホームで、駅舎は橋上である。
 駅の北側一帯は、副駅名にもなっている「真美ケ丘ニュータウン」と云う香芝市の人口の4分の1も住む大住宅地で、大学もある。
 今回は、駅の西側へと線路に沿って進み、古代からの地域を訪ねてみる。 
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 西方向へと進んで行く。
 左手には「二上山」が見える。
 右手は、近鉄の車両基地である。
 「五位堂検修車庫」と記されている。
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 車両基地が尽きるところに、「JR和歌山線」の線路があり、踏切を渡る。
 そして住宅街の中を進んで行くと、町屋のカフェもある。
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 カフェの先は、寺院・神社が並んでいる。
 手前は真宗本願寺派の「万徳寺」である。
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 その隣は、浄土宗「福應寺」である。
 平安時代に、「恵心僧都源信」の創建と伝わる寺院で、本尊は「恵心僧都」の真筆と伝わる秘仏「板佛 来迎図」である。
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 その隣は 「杵築神社」と云う神社である。
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 神社の境内には、昔、狐の親子が住んでいて、井戸を掘りあてたとされる「きつねの井戸」がある。
 その伝承から、神社は「杵築(きつき)神社」、地域名は「狐井(きつい)」である。
 井戸には手押しポンプが備えられている。
 また神社裏に回ってみると、覆屋の本殿が見られる。
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 神社の南方向には古墳がある。
 墳丘長約140mで、5世紀末から6世紀初頭にかけての前方後円墳「狐井城山古墳」である。
 被葬者h不明であるが、大王級の人物ではないかと考えられている。

 古墳の北側の「前方部」から一周してみる。
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 続いて側面である。
 時節側渡り鳥も遊んでいる。
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 南側の口縁部であるが、周濠は無く畑となっている。
 「二上山」が間近に見える風景もある。
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 そして古墳の北東堰堤から、東側面、前方部、前方部の周濠を眺めてみる。
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 この辺りの広い一帯は「馬見古墳群」と云われる地で、多くの古墳が存在する古代からの地域である。
 そしてこの地点で、「五位堂駅」のミニ探索を終了したのであった。

近鉄大阪線20・近鉄下田駅

 「近畿日本鉄道」の「大阪線」の各駅を途中下車で訪問し、「近鉄奈良線」、「近鉄橿原線」と合わせて、3路線で閉ループを完成させることにする。
 今回は、「近鉄大阪線」の起終点「大阪上本町駅」から19駅目で奈良県香芝(かしば)市の「近鉄下田駅」である。

2201EIMG_6847 (2)

 「近鉄下田駅」で下車し、南口へと出る。
 駅前はロータリーで、その先に「二上山」が見える。
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 住宅街を西方向へ進むと、池があり、公園となっている。
 「今池親水公園」と云う。
 池の堤防へと上り、池に沿って歩いてみる。
 池の上には、遊歩橋が架かっていて、その中ほどに「浮御堂」がある。
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 そして「浮御堂」の向こうに「香芝市役所」の庁舎が見える。
 その左側の建物は「香芝市総合体育館」である。
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 市役所側の公園入口へと進む。
 板塀の入り口となっていて、「今池親水公園」の案内図も設置されている。
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 市役所の裏側から、表側へと回る。
 「香芝市商工会」の建物、そして市役所の道路を挟んで北側には、「ふたかみ文化センター・博物館・図書館」がある。
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 市役所庁舎の正面玄関である。
 そして市役所裏側には、駐車場を挟んで体育館の玄関があり、西側には道路を挟んで消防署もある。
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 体育館の周囲を回る。
 南隣にホールを伴った公民館があるが、この時はホールの改修工事中であった。
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 西方向には「二上山」が見える。
 そして南側から公民館(ホールはシートに包まれている)を眺め、「近鉄下田駅」のミニ探索を終了したのであった。
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プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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