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能勢電鉄日生線2・日生中央駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から10番目で、「山下駅」で分岐された「日生線」の終点駅で、兵庫県猪名川町にある「日生中央駅」の周辺の探索である。

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 前回の「妙見口駅」から「山下駅」まで戻り、「日生線」の電車に乗り換える。
 車内のブラインドは、街の背景に山があるというデザインである。 
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 そして「日生中央駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の島式と単式の複合式である。
 改札口は階上で、コンコースには店舗が並ぶ。
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 コンコースから北東方向の県道「北摂里山街道」の陸橋上に出る。
 橋上からの道路の北西方向、南東方向の風景である。
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 そして、下に降りて、駅の周りを時計回りに回ってみる。
 歩道橋に「阪急 日生ニュータウン 猪名川町」の表示がある。
 また道路の右側に「交流門」と云うのが建てられている。
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 少し行って右折するとそこはゴルフ場「山の原ゴルフクラブ」の入り口である。
 ネットの隙間からゴルフ場のコースを眺めながら周回道路を進む。
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 プレー中の様子も見られる。
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 周回道路の右側には、「六地蔵」と記された地蔵尊が祀られている。
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 ゴルフ場を後にして、西方向へと進む。
 「公園通り」を横切ると、そこには公園「うぐいす池公園」がある。
 中央に池があり、紅葉も進んできている様子である。
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 東屋の展望所があるが、木々に囲まれ、眺めは良くはない。
 周りの楓の紅葉は、まだ少し早い様子である。(訪問は10月30日)
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 そして池をもう一度眺め、北東隅の石のモニュメントを眺め、退出したのであった。
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 北東方向の駅を目指す。
 食品スーパーの「阪急オアシス」があり、建物を回り込んでみると、「サピエ」という建物であることがわかる。
 そしてそこは駅前の広場である。
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 「日生中央駅」の玄関もある。
 また、趣のある商業施設「日生中央タンモトセンタービル」も広場を囲んでいる。
 もう一つ、東側はロータリーとなっていて、主としてバス停である。
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 そして、駅の周りを一周したところで、「日生中央駅」のミニ探索を終了したのであった。
 と同時に、「能勢電鉄 妙見線・日生線」の全線のミニ探索も終了したのであった。

能勢電鉄妙見線14・妙見口駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から13番目の「妙見線」の終点駅で、大阪府豊能町にある「妙見口駅」の周辺の探索である。

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 「妙見口駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の端頭式である。
 また、外側には留置線が1線ある。
 そして、駅舎は町屋風である。
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 駅前の風景である。
 駐車場や食事処、お土産店もある。
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 駅前から北へと延び、「妙見山」へ行くことができる「花折街道」を進む。
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 右手に「花折街道」の標石が建てられていて、その奥に公民館がある。
 そして、その先右手に趣のある民家も見られる。
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 更に進む。
 右手に「廃校」のような建物がある。
 「旧吉川中学校」とのことで、現在は「オイスカ関西研修センター」とのことである。
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 その先には、右手に「白龍大神」の小祠が祀られ、左手の丘には「吉川小学校」の校舎が建っている。
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 更に進む。
 左手には街道の茶店「たまや」の看板を付けた民家もある。
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 そして右手には、比較的新しい民家もあり、その前方が「吉川八幡神社」への分岐点となり、左折すると神社への参道となる。
 また。左折しないでまっすぐ進むと、「妙見山」下のケーブル駅へと行くことができる。
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 また、この辺りからの視界には里山の風景が広がる。
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 「吉川八幡神社」への参道を進む。
 神社の社頭が近づくと、そこには「能勢電鉄」の車両のカットモデルが展示されているのには驚かされる。
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 「吉川八幡神社」の社頭は南向きである。
 鳥居を潜り、石段を昇る。
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 境内正面は「拝殿」である。
 また「拝殿」手前には、背後の「吉川城址」への案内板もある。
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 「拝殿」の背後は「本殿」であるが、外観は覆屋に覆われている。
 祭神は「応神天皇御霊(八幡大神)」である。
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 この神社は、平安時代前期、空海が「高代寺山」山頂近くにて泉を発見し、「薬師如来」を祀る草庵を立てたのが始まりとされる。
 そして、平安時代中期、源氏の祖である「源満仲」が、父「経基」の菩提を弔うため、「高代寺薬師院」を建立したとされる。  
 更に、平安時代後期、「源頼仲」が、「高代寺」を中興すると共に、この「八幡宮」を創建したと云う経緯を有する。

 神社の杜である。
 城の堀切りの様な切込みも見られる。
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 そして、境内社である。
 5社が並んでいる。
 左から、「弁財天」、「多賀社」、「稲荷社」、「天照大神」、「祓戸大神社」である。
 また、少し離れたところに「奥宮」が祀られている。
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 そして、「吉川八幡神社」の境内を一巡したところで、「妙見口駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線13・ときわ台駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から12番目の駅で、大阪府豊能町にある「ときわ台駅」の周辺の探索である。

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 駅名や団地の名称の「ときわ」は、「源義経」の母の「常盤御前」に由来すると云われるが、詳細は不明である。

 「ときわ台駅」で下車する。
 駅名標の描画は「常盤御前」である。
 駅ホームは地上で、1面1線の単式である。
 そして駅舎から出る。
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 駅前は、車用のロータリーとなっている。
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 ロータリーの中央には停車スペースもある。
 その東方向に繋がって、新聞の販売店が目立つアーケード庇の商店街もある。
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 駅から住宅街「ときわ台」の方向への道路「ときわ台坂通り」を進むと、橋が架かっている。
 その先から団地の住宅が並ぶ風景となる。
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 渡った橋は「ときわ大橋」、川は「初谷川」である。
 そして上流方向、下流方向の眺めである。
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 「ときわ台駅」の周辺には、住宅街以外にあまり見るべきものがなさそうなので、この地点で駅の周辺のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線12・光風台駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から11番目の駅で、大阪府豊能町にある「光風台駅」の周辺の探索である。

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 「笹部駅」を出て「妙見口駅」を目指す「能勢電鉄妙見線」は大阪府豊能郡豊能町に入る。
 大阪府の最初の駅の「光風台駅」で下車する。
 「光風台駅」は、ニュータウンの光風台・新光風台団地の開発に伴い、1978年に新設された「妙見線」内では最も新しい駅である。
 駅ホームは地上で、列車の行き違いが可能な2面2線となっている。
 駅舎は橋上であるが、駅舎から出ると地上である。
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 駅前はバス停を含むロータリーである。
 しかし、駅は住宅地からはかなりの下であり、上りのエスカレーターが装備されているのは有難い。 
 一つ目のエスカレーターに乗り、降りて進む。
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 2本目のエスカレーターに乗る。
 降りたところには、東西の道路が通っている。
 東方向は光風台の団地の方へ、西方向は初谷川を渡り、新光風台の団地の方へ行く道路である。
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 先ずは東方向へ行ってみる。
 左手に食品スーパー「イズミヤ」がある。
 そしてその横の南北の道路である。
 南北とも、住宅が並ぶ道路である。
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 今度は西方向である。
 「初谷川」の橋上からの風景である。
 橋直下には、川の流れが見える。
 そして北方向には、住宅街が見える。
 次に訪れる「ときわ台」の風景であろうと思われる。
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 橋を西へと渡り切ると、「新光風台」の入り口である。
 入り口には郵便局もあり、道路は住宅団地へ繋がっているものである。
 そして橋を振り返った風景である。
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 そしてこの地点で、「光風台駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線11・笹部駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から10番目の駅で、兵庫県川西市にある「笹部駅」の周辺の探索である。

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 「山下駅」では、「妙見口駅」行きの電車に乗り換えることになる。
 乗り換えた車両の窓のブラインドには、この辺り風景が描かれている。
 そして「笹部駅」で下車する。
 駅は斜面にあり、駅ホームは1面1線の単式である。
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 駅ホームからの北方向の笹部集落の風景である。
 住宅の間に「笹部の棚田」が見えるので、行ってみることにし、駅舎を後にする。
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 駅の階段を降りたところには川が流れ、橋が架かっている。
 橋上からの上流、下流の眺めである。
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 川は「妙見山」辺りから流れて来る「初谷川」である。
 川を渡り、対岸の道路からの駅やその上部の住宅団地(「大和団地」)の風景である。
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 道路に沿った住宅の間を北へ(棚田方向へ)と進む。
 そして棚田の東側の脇の農道を辿り、丘を登って行く。
 柿の実が残っている風景もある。
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 東からの「笹部の棚田」の眺めである。
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 そして中央上部からの棚田の眺めである。
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 更に道路を西へと進み、棚田を眺めてみる。
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 道路は住宅の間に入る。
 そして下って行くと、棚田の端に「笹部公民館」が建っている。
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 そしてこの地点で、「笹部駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線10・山下駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から9番目の駅で、兵庫県川西市にある「山下駅」の周辺の探索である。

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 「山下駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、3面4線の島式と相対式が合わさった複合式である。
 「妙見口駅」方面への「妙見線」へは、この駅で乗り換えることになるが、そのホームは右半分(東側)である。
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 階下の西向きの駅舎出口から出る。
 駅前は広場となっていて、学習塾や商店、そしてバス停もある。
 住所地は「見野2丁目」との表示もある。
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 線路に沿った小道を南方向へと進む。
 今回の目的地は「市杵島神社」である。
 広い道路を渡り、中学校のグラウンド横を過ぎると、神社の社号柱が見えて来る。
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 「市杵島神社」の社号柱を左折し、灯篭、鳥居の建つ参道を進む。
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 そして、更に石段を昇る。
 両側に狛犬が祀られている。
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 石段を昇り詰めると「拝殿・本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「宗像三女神」の一人の「市杵島姫大神」とされている。
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 この神社は、祭神を源氏の総帥の「源満仲」が、水の神・海上安全の神として、琵琶湖の竹生島から勧請したとされている古社である。

 「本拝殿」の左手には社名不明の境内社も祀られている。
 そして、「本拝殿」の右側の坂道を登ってみる。
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 登り詰めたところは裏参道の入り口である。
 入り口前の道路を下がって行くと、前回に訪問した「頼光寺」に行くことができる。
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 神社を後にして、「山下駅」に戻る。
 次に、駅の北側へと向かう。
 小路を辿ってゆくと、橋に出る。
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 橋は、「初谷川」に架かっていて、その川の上流、下流の風景である。
 そして橋を渡った先を少し行ったところに寺院がある。
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 寺門の前まで行ってみる。
 寺院は「真宗大谷派 寿徳山 光福寺」である。
 正面に本堂、左手に六角形の「涅槃堂(納骨堂)」も祀られている。
 この寺院は、明応二年(1493年)に開基された五百年を超えた古刹でもある。
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 そしてこの地点で、「山下駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線9・畦野駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から8番目の駅で、兵庫県川西市にある「畦野(うねの)駅」の周辺の探索である。

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 「畔野(うねの)駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 下部の中央の写真は、「川西能勢口駅」方向で、前駅の「一の鳥居駅」を過ぎて入ったトンネルの出口が見える。
 また右側の写真は、「妙見口駅」方向である。
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 「畦野駅」の由来であるが、もともとは西方向の「猪名川」の畔に「畝野(うねの)牧」という牧場があったことの地名からの名付けとされている。
 読みは変わらず漢字の方が「畝」→「畦」に変化したとのことである。

 駅の西側へと出る。
 階段を降りて、北方向へと進む。
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 高架道路の下には「頼光寺」の案内板がある。
 そして道路を潜ると郵便局である。
 郵便局の角に沿って、北方向へと住宅街を進む。
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 街路には「頼光寺」の矢印が記されている。
 進んで行くと、右折の矢印が現れる。
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 矢印に従って右折する。
 住所地は「東畦野」である。
 そして先に「能勢電鉄」の線路が見え、潜るトンネルが見える。
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 線路を潜ると石段であり、これを昇る。
 石段の途中右手に「祥雲山 頼光寺」の寺号柱が建っている。
 そして石段の先に「本堂」が見えて来るが、ブルーシートに包まれている。
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 石段を昇り切ると、両側に灯篭が建ち、正面は本堂である。
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 本堂の右横の風景と、正面の拝所には源氏の家紋である「笹竜胆(ささりんどう)」が記されている。
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 この「頼光寺」は、「源満仲公」の夫人である「法如尼」の発願にて、子息の「源賢僧都」により、「法如尼」の念持仏であった地蔵菩薩を本尊として創建されたとされる「源氏」に縁が深い曹洞宗の寺院である。
 また境内には約400株のアジサイが植えられていて、時節にはアジサイに囲まれた寺とのことで、「あじさい寺」とも呼ばれる。

 「本堂」右手には、「水子地蔵」が祀られ、本堂前には井戸、そして「本堂」左手には庫裏も建っている。
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 そして「本堂」左手から裏手にかけて庭園である。
 残念ながら時節ではないので、アジサイは見られないが、柑橘系が実を付けている風景がある。
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 そして裏からの参道である。
 参道には、創建の3名の供養塔も祀られている。
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 「頼光寺」の上には公園となっている。
 「大和みはらし緑地」で、「畦野」の西の方までも眺めることができる。
 尚、住所地は「大和西3丁目」である。
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 そしてこの地点で、「畦野駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線8・一の鳥居駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から7番目の駅で、兵庫県川西市にある「一の鳥居駅」の周辺の探索である。

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 「一の鳥居駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 ホームから、北東方向にある「大阪青山大学北摂キャンパス体育館」、そしてその先に城の天守閣が見える。
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 ホームから階段を降りると、出口である。
 出口の西側には、住宅街に行くことができる細い道路があり、東側は「国道173号線」が通っているので、交差点を渡って駅を眺めてみる。
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 その交差点から、東方向へ延びる道は「国道477号線」で、「妙見山」へ行くことができる。
 また南北方向は「国道173号線」で、その南方向、北方向の風景である。
 尚、「一の鳥居駅」の名称は、「妙見山」参詣の「一の鳥居」があったとの名付けとされている。
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 「国道173号線」の東へりの歩道を北へと歩く。
 直ぐに東へと入る町中の道がある。
 かつての「妙見山」へと向かう街道であったのかも知れない。
 その先、「大阪青山大学」の看板とともに、天守閣が見えて来る。
 そして正門があるので、それを入る。
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 門を入ると左手に体育館の入り口がある。
 そしてその先に「大阪青山歴史文學博物館」の石柱が建っている。
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 石柱から登って行くと、右手に「戦国三将の像」が建てられている。
 左から、この地の城主「塩川伯耆守」、鷹狩の白鷹を手にしている「織田信長」、そして信長の小姓の「森蘭丸」である。
 信長の配下となった「塩川伯耆守」の城下で鷹狩を行う様子が表現されているものとなっている像である。
    2311fCIMG7186.jpg  2311fIMG_5740①  2311fIMG_5740② 

 この「戦国三将の像」の背後の丘陵に天守を模した「大阪青山歴史文學博物館」が建っている。
 この学園の創始者が塩川氏の末裔とのことで、祖先の「山下城」を模したとされている。
 更に、天守の朱塗りの手摺は、信長の安土城を模したものとも云われている。
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 天守閣の側面へと回り込む。
 ここに「博物館への入り口があるが、現在は閉館中である。
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 最後に、天守閣の右手を眺め、帰る方向からもう一度天守閣を眺め、城を跡にしたのであった。
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 そしてこの地点で、「一の鳥居駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線7・平野駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から6番目の駅で、兵庫県川西市にある「平野駅」の周辺の探索である。

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 「平野駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面3線の単式・島式の複合型である。
 また、駅の南側に「車両基地(平野車庫)」があり、停車中の車両も見える。
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 駅舎は階上であり、その先、歩道橋となっている。
 東側には病院があり、歩道橋には「三ツ矢サイダー発祥の地」の案内板がある。
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 「三ツ矢サイダー発祥の地」を目指し、歩道橋を降りて、「国道173号線」を北へと進む。
 途中、西の「緑台」や「水明台」へ行くことができる左折道路が分かれている。
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 更に北へと進むと、右手の「塩川」を渡ったところにホームセンターがある。
 そしてホームセンター横の道を進むとタワーが見えて来る。
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 「三ツ矢サイダー発祥の地(平野鉱泉工場跡)」である。
 明治17年、この地に湧き出る鉱泉から、飲料用の「平野水」の生産が始まったところである。
 その後、大正時代には、「三ツ矢」の商品名で、東洋一の大工場になったとされている。
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 次に、駅まで戻り、国道沿いを南方向へと進む。
 途中、右折れし、住宅街を進み、辻地蔵を左折すると、先ずは神社の横参道が現れる。
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 横参道をやり過ごして進むと、南向きの「式内社 多太神社」の社頭に到着する。
 神社名は「ただ神社」であるが、先の「多田神社」と区別するため「たぶと神社」とも呼ばれる。
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 鳥居を潜り参道を進むと、石段である。
 そして石段の先には「拝殿」が祀られている。
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 「拝殿」の両手前には、一対の「狛犬」が祀られている。
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 「拝殿」の背後には覆屋の中に春日造の「本殿」祀られている。
 祭神は、「日本武尊」、「大鷦鷯尊(仁徳天皇)」、「伊弉諾尊」、「伊弉冉尊」の四柱とされている。
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 尚、源氏が多田荘を根拠地としてからは、本居とした多田院から見て艮(うしとら、北東)の方角に当たることから、守護神として位置付け、「平野明神」して崇敬されたとされる。

 境内社が祀られている。
 「本殿」左手には、「稲荷神社」、そして「春日神社」、「天照皇大神宮」、「八幡神社」の相殿社が祀られている。
 また、「本殿」右手には、北摂七福神の「福禄寿」が祀られている。
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 その他、境内には、遥拝所と思われる玉垣に囲まれた基壇があり、その上に石が祀られている社、「山車・太鼓格納庫」などもある。
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 「多太神社」を後にして、正面の参道を下ってみる。
 最後に左折して国道に出ると、そこには、「多太社」と記された社号標石が立っている風景がある。
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 そしてこの地点で、「平野駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線6・多田駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から5番目の駅で、兵庫県川西市にある「多田駅」の周辺の探索である。

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 「多田駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
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 駅舎からの出口は西側である。
 道路は西へと延びる「県道130号線」であり、「多田神社」への参道でもある。
 その入り口に、「多田神社」の社号柱、そして北方向へ「多太(通称:たぶと)神社」の案内柱が立っている。
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 少し行くと広い道路と交差する。
 「国道173号線」で、その北方向、南方向の風景である。
 そして、国道を渡って西へと進む。
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 進んで行くと、橋がある。
 「塩川橋」と云い、完成したばかりの様で、周辺はまだ工事中である。
 渡る川は「塩川」で、橋を潜ると「猪名川」に合流する。
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 更に西へと進む。
 「猪名川」の向こうに、ダイハツの川西工場が見える。
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 その先、参道右手に「多田小学校」の校門、「公民館」がある。
 そしてこの辺りの住所地は「多田院」と云う。
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 その先、いよいよ「多田神社」の社頭である。
 社号柱、寺号柱が建っている。
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 また正面の「猪名川」には「神橋」である「御社橋」が架けられ、神社へは石段が昇っている。
 そして石段を昇り詰めたところで、「南大門」を潜る。
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 源氏一門の祖廟であり、「清和源氏発祥の地」と云われる「多田神社」の境内である。
 この神社の前身は、970年に創建された「多田院法華三昧寺」で、天台宗のち真言律宗の寺院であり、のちに「多田神社」と改称されtと云う経緯を有する。
 また江戸時代以降、徳川家の崇敬も厚く、歴代徳川将軍の位牌が代々本殿に納められたとされている。
 そして、周辺の玉垣には「徳川家」の名も記されている。
 尚、境内は現在でも「多田院」の名称で国の史跡に指定されているとのことである。
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 鳥居がありその正面はには重要文化財の「隋神門」があるが、門を潜る前に左手前、右手前を眺めてみる。
 先ずは、左手前である。
 「社務所・儀式殿」に続いて、「田尻稲荷神社」が祀られている。
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 その西隣りには「厳島神社」、そして高麗門形式の「西門」があり、その南手前には「六所神社」が祀られている。
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 南側でるあるが、「千年のムクロジ」の大木があり、「斎館」もある。
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 一方、東側であるが、「授与所」、登録有形文化財の「宝物殿」が建っている。
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 「宝物殿」の前には、「水戸黄門御手植 銀杏」があり、左手には「天満宮」が祀られている。
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 「隋神門」を潜ると、左右は木立の並ぶ森林で、正面は「拝殿」である。
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 そして「拝殿」に至る左手前には、「神馬舎」、「宝蔵庫」がある。
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 更に右手前には、「遥拝所」、「神輿庫」がある。
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 そして重要文化財の「拝殿」である。
 拝所の神紋は源氏の「笹竜胆」と、徳川家の「三つ葵」の合わせ紋が表示されている。
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 また「拝殿」の両手前には、一対の「狛犬」も祀られている。
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 「拝殿」の背後には、これも重要文化財の「本殿」が祀られている。
 「本殿祭神は、「清和天皇」のひ孫の「源満仲(一の宮)」を始めとして、「酒吞童子」征伐で知られる「源頼光(二の宮)」、そして「源頼信(三の宮)」、「源頼義(四の宮)」、「源義家(五の宮)」の五柱が祀られている。
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 「多田神社」への参拝を済ませ、最後に神社前の神橋である「御社橋」を渡ってみる。
 「猪名川」を渡った橋の南の渡り口には鳥居が建っている。
 そして橋の先には「多田神社」が見える。
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 橋上からの「猪名川」の眺めである。
 上流、下流とも岩が敷き詰められたような眺めとなっている。
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 そしてこの地点で、「多田駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線5・鼓滝駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から4番目の駅で、兵庫県川西市にある「鼓滝(つづみがたき)駅」の周辺の探索である。

2311d鼓滝駅 (2)

 「鴬の森駅」を出た電車は、「猪名川」の手前と先でトンネルを潜り、「鼓滝駅」へと到着する。
 「鼓滝駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
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 しばらくホームで佇んでいると、向かい側のホームには「川西能勢口駅」行きの電車が停車し、こちら側にはトンネルを抜けて来る「山下駅」方面行きの電車が進行してくる。
 そして改札口を出る。
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 駅前には、線路とクロスする東西の通りが通っている。
 その東方向、西方向の風景である。
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 この駅前の道路を西方向へと進む。
 右手に「イオン」があり、左手には飲食店がある。
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 そして国道へと出る手前右手に公園があり、そこには歌碑が建てられている。
 平安時代の歌人「西行法師」の歌碑で、
 「音にきく 鼓が瀧をうちみれバ 川邊ニさくや しら百合の花」
 と記されている。
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 公園の先は、南北の国道173号線との交差点であり、その北方向、南方向の風景である。
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 国道を渡ると、「猪名川」に架かる「銀橋」の袂(東詰)である。
 橋の袂には、架け替え前の親柱が保存されている。
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 「銀橋」の上からの風景である。
 「猪名川」の右岸にはマンションが見られ、その向こうに「能勢電鉄」の鉄橋が見える。
 このマンションの向こうの鉄橋の辺りに「鼓滝」があったのではないかと推定されている。(推定地②)
 尚、「鼓滝」とは、この山から河原の岩の上に滝水が落下し、鼓のような音を立ていたことから名付けられた滝とのことである。
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 次に、「銀橋」を渡り切ったところの県道との交差点である。
 この辺りも「鼓滝」の推定地とされている。(推定地①)
 そして、「猪名川」の上流の風景、更に左岸(東岸)の風景である。
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 そして、「鼓滝」の推定地を眺めたとろで、「鼓滝駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線4・鴬の森駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から3番目の駅で、兵庫県川西市にある「鴬の森駅」の周辺の探索である。

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 「鴬の森駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 上り下り線それぞれの改札口は別々で、下りの「山下」方面への出口から出る。
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 「鴬の森」とは、駅の西側に南北に連なる「滝山」のこの辺りは野鳥が飛び交う深い木立で、鴬のさえずりが聞こえていたことから名付けられたとされる。
 現在では、大部分が住宅地になっているが、その面影を求めて、反時計回りに回ってみる。

 上り線の駅舎を眺め、踏切を渡り、住宅街への坂道を登る。
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 少し行くと、右手に石段があるのでこれを登る。
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 登り終えたところに「鶯さえずり公園」の看板がある。
 あまり手入れされていないような小さな広場があり、遊具やベンチが置かれている。
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 そしてかなりの高台であるので、下界の風景も見える。
 駅前の住宅街、そして「猪名川」である。
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 更に奥へ進むと、少し大きな広場があり、ベンチや滑り台が置かれている風景がある。
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 「鶯さえずり公園」の上は「鶯台」という住宅街で、その道路を登って行く。
 少し行くと、住宅街の中に「鴬の森第2公園」がある。
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 この公園は良く整備されていて、ぶらんこなどの遊具、植え込みの「みんなの森」、そして運動広場もある。
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 次に、南側の「鴬が丘」へと行く。
 標示盤を入るとそこは「鴬が丘公園」である。
 そしてその先に高い石段があるので、これを登る。
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 石段を登り詰めたところは住宅街「鶯が丘」である。
 そして道路を東方向へと進んで行くと左手に公園がある。
 「鴬が丘第2公園」である。
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 砂場やブランコがある長細い公園である。
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 公園が尽きるところに石段があるので、これを降りる。
 降りたところに、貯水タンクが2基設置されている。
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 そして下って行くと、住宅地の斜面を利用した「たけのこ公園」という小さな公園がある。
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 そしてこの公園を後に駅に戻り、「鴬の森駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線3・滝山駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」から2番目の駅で、兵庫県川西市にある「滝山駅」の周辺の探索である。

2311b滝山駅 (2)

 「滝山駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
 そして駅舎と改札口は南側にある。
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 「滝山」という名称は、西側の集落の丘陵地の先端に鼓滝(つづみたき)があり、古くからその山を「滝山」と呼んでいたとのことからの名付けとされている。

 駅前から踏切を渡り、「猪名川」方向に向かうと南北の県道と交差する。
 その県道の南方向、北方向の風景である。
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 北方向へと進む。
 右手にヘリポートがある。
 「猪名川河川防災ステーション」とのことである。
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 その北側に何かの小屋が見える。
 近づいてみると川の樋門の制御小屋の様である。
 調べてみると、「前川」が「猪名川」に流れ込むところとのことである。
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 河川敷に遊歩道が延びている。
 先ずは「猪名川」の上流方向を眺めてみる。
 サギ達が遊んでいる風景がある。
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 そして下流方向である。
 対岸は池田市で、その浄水場の建物が見える。
 更に先には、阪神高速道路や五月山の見える風景がある。
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 そしてこの地点で、「滝山駅」のミニ探索を終了したのであった。

能勢電鉄妙見線2・絹延橋駅

 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」を起点とし、豊能町の「妙見口駅」、枝分かれして猪名川町の「日生中央駅」に至る「能勢電鉄」の全線の各駅で途中下車し、付近を探索することにしている。
 今回は、起点の「川西能勢口駅」の次の駅で兵庫県川西市にある「絹延橋(きぬのべばし)駅」の周辺の探索である。

2311a絹延橋駅 (2)

 「絹延橋駅」で下車する。
 駅ホームは地上で、2面2線の相対式である。
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 駅を出て、駅の東の「猪名川」に架かる「絹延橋」の方へ進む。
 実は「絹延橋」の手前は川西市ではなく、大阪府池田市であり、橋も大阪府池田市の橋である。
 「絹延橋」の名称は、呉織(くれは)と穴織(あやは)がこの地で機を織り染色を行い、「猪名川」で水洗いをして、川原で絹を延べたという伝承に由来するとされる。
 その「絹延橋」を渡る。
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 橋上からの上流(北方向)、下流の風景である。
 下流の架橋は阪神高速の橋である。
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 「絹延橋」を渡り終え、国道173号線を南へと進み、「中橋」という交差点に到達
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 「中橋」交差点を左折する。
 住所地は「綾羽2丁目」で、東方向へ少し進むと、神社の社頭へと到着する。
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 神社は「式内社 伊居太(いけだ)神社」である。
 石段を昇ると、社号柱、鳥居が建ち、それを潜って進む。
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 鳥居の先の右手に先ずは「稲荷神社」が祀られている。
 その隣には、「厳島神社」が祀られている。
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 参道の先の向かい側には、「猪名津彦神社」が祀られている。
 この神社の祭神の「穴織媛」を中国呉の国から連れてきた人物である。
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 参道の正面は「大門」である。
 潜ると境内であり、その中心に舞台式の「拝殿」が祀られている。
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 「拝殿」の先には、「中門」が建ち、「瑞垣」の中に3棟の本殿が祀られている。
 「本殿」の祭神は、「穴織大明神」、「応神天皇」、「仁徳天皇」とされている。
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 この「伊居太神社」の創建に関しては、応神天皇の時代に機織・縫製技術を得るために中国の呉の国に派遣された「阿知使主」と「津加使主」父子が、「呉王」に乞い連れ帰った「呉織・穴織・兄媛・弟媛」の4人の縫工女のうち、池田の地に迎えられた「呉織・穴織姉妹」の妹、「穴織媛」が仁徳天皇76年に死去し、翌77年に仁徳天皇によって祀られたという経緯を有している。

 境内社であるが、「本殿」の右手に手前から「住吉大明神」、「国常立尊」、「松尾大明神」の3社、そして奥に「天照皇太神宮」、「豊受皇太神宮」が祀られている。
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 その他境内には、「神輿庫」、「神具庫」、「参集殿」などが配されている。
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 そして、「伊居太神社」の境内を一巡したところで、「絹延橋駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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