『大阪市此花区・舞洲』
大阪市此花区のUSJや桜島の西に人工島である220ヘクタールの舞洲(まいしま)がある。
舞洲には、公園の舞洲緑地、野球やサッカーなどのスポーツ施設、環境に関する処理工場、企業の物流センターなどが設置され、余すところなく活用されている。
舞洲へは、JR桜島線の終点桜島駅からバスで此花大橋(上図の左手、上図は下が北)を渡る。
渡ったところの右側には障害者スポーツセンター「アミティ舞洲」、その奥に異国風の建物や煙突を備えた大阪市スラッジセンターがある。
また右手にも同様の異国風の大阪市・八尾市・松原市の環境工場がある。
更にこの辺り一帯は企業の物流センターとなっていて、コンクリートの建物が並ぶエリアである。
西へ行き、舞洲の南にある夢洲へと繋がる道路を越えるとスポーツ施設のエリアとなる。
先ずはJリーグのセレッソ大阪の芝生を敷き詰めたグラウンドが2面ある。
そして西に舞洲ベースボールスタジアム、舞洲アリーナがある。
更に、プロ野球のオリックスの球場やら練習場やらの施設が続く。
その先は舞洲緑地である。
但し先日の台風21号で被害を受け、現在は修復途中である。
とりあえず、時計回りに一周してみる。
先ずは見晴らしの丘、灯台、冒険の丘である。
海岸に近づくと遊歩道に倒木が多くなり、迂回をしながら進む。
海の向こうには夢洲、そして咲洲のWTCなどが見える。
噴水池も大被害である。
噴水池に流れ込むせせらぎを遡ると、先ずは下の池、そしてログハウスが取り囲む上の池となる。
そしてその先はロッジ舞洲という宿泊施設である。
また道路向かいには舞洲陶芸館がある。
陶芸館の背後は丘となっている。新夕陽丘ヶ丘と名付けられている。
その他にも、ゆり園、オートキャンプ場、ドッグラン、サーキットなどが備えられている舞洲である。
『時節の花:曼殊沙華』
『東大阪市・花園中央公園』
花園中央公園は近鉄電車奈良線の東花園駅の北方向に広がる公園である。
そして隣に花園ラグビー場も併設されている。
駅を降りると流石に高校ラグビーのメッカらしく、雰囲気が盛り上がる。
駅前から、公園正面に向けて直線道路が延びている。
この道路は、スクラムロードと名付けられている。
道路の終点は歩道となり、エントランスはラグビー場と公園は一体である。
歩道にはラグビーのプレイシーンが焼き付けられたタイルが並ぶ。
そして正面には噴水があり、その先はラグビー場のメインスタジアムである。
エントランスの右手にラグビーの杜がある。
そこには、高校ラグビーの代々の全国優勝校の校章のレリーフが並べられている。
公園は一段と高くなっているが、その間に花壇が設けられている。
公園へは石段を昇る。
この公園はスポーツ施設がメインの公園である。
石段の向こうは陸上競技のトラックもある多目的球技広場である。
またその北隣は、多目的芝生広場、さらに野球場である。
また、西側は先ほどのラグビー場であり、練習グラウンドや第2グラウンドとなっている。
一方公園の中のグラウンドを眺めてみると、一段と低い所に設置されている。
その理由は、この公園には遊水池の機能があり、隣を流れる恩地川の洪水を防止するために、いざという時に貯水池の役割を果たすことにもなっている。
グラウンドの東の堤の外には遊園設備が設けられている。
またその南には、ドリーム21という子供のための科学・文化・スポーツの施設が設けられている。
さらにこれらの施設の間には公園にふさわしいと思われる花畑もある。
今は桔梗などがしっかりと花を付けている。
更に、水生植物の回廊、芝生広場などもある。
公園の北の周辺部分は池である。
またこの池は右手に水門があり、恩地川と繋がっていて、遊水池の入り口となっている。
また公園とその周辺は、サルスベリや向日葵のシーズンでもある。
そして公園の南東側に隣接して近鉄電車の車庫もある。
尚、この花園中央公園は元は大阪外国語大学のグラウンドであった。
大学が移転したので公園として活用されているとのことである。
『名古屋市中区・久屋大通公園』
名古屋市の中心部に広がる久屋大通公園の中央辺りで、北部へのエントランス部分のモニュメントである。
地下鉄栄駅で下車、地上へ上がると、上記の風景に出会う。
この部分から北側は「セントラルパーク」と名付けられている。
この辺りの右手(東側)の公園の外には、NHK名古屋の建物と、愛知県芸術劇場/美術館がある。
このセントラルパークは、やはりテレビ塔であろう。
その北側は「ロサンジェルス広場」と云う。
姉妹都市ロサンジェルスに因むもので、白頭鷲の像やハリウッド映画のスターたちの手形を押した石板もある。
更にその北は、「いこいの広場」で、ここにも色んなモニュメントが置かれている。
その北は南京広場である。
そして「リバーパーク」となり、名古屋城の外堀通りで公園はそこまでとなる。
久屋大通公園は、名古屋の都心のオアシスとして、100m道路である久屋大通の中央帯を活用した公園で、南北は約2kmに渡る帯状の公園である。
『名古屋市中区・桜天神社』
名古屋市中区錦に鎮座する「桜天神社」の社頭の標柱である。
桜天神社は、名古屋テレビ塔の西、長者町通りと桜通りとの交差点の東南側に位置している。
尚、桜通りという名称はこの桜天神社に因るとされている。
桜天神社は、名古屋三大天神参りの一で、シーズンともなれば合格祈願の受験生で賑わうとのことである。
上図は社頭の鳥居である。
また社頭には、昼と夜の12時の時報を司ったと云われる「時分鐘」の模型、また「菅原神社」という標柱もある。
これは明治時代、菅公千年祭を記念して建立されたものである。
神社の参道を進むと、鳥居脇に先ずは一対の狛犬が祀られている。
またその先左手に、歳の数だけ水をかけると願いが叶うと云われる願の水の牛が祀られている。
そしてその先には、撫で牛も祀られている。
そして突き当りは舞台である。
右折れすると拝殿本殿である。 祭神は菅原道真公である。
また上部が陶器製の灯篭も設置されている。
また左手には、多くの神の合祀社が祀られている。
尚、桜天神社は、織田信長の父の織田信秀が北野天満宮から菅原道真の木像を勧請して、那古野城に設けた祠に奉ったのが始まりとされ、現在地へ移された天文7年が創建とされている。
『大阪府茨木市・田中天満宮(再参拝)』
大阪府茨木市田中町、安威川と元茨木川の合流点の西側の住宅街の中に鎮座する「田中天満宮」の社頭の標柱である。
標柱、一ノ鳥居は住宅街の中を通る道路に面し、そこから奥へと細い参道が延び、途中で松の枝で覆われた二ノ鳥居を潜る。
そして正面は拝殿である。
拝殿の手前には一対の狛犬、2頭の神牛が祀られている。
拝殿の背後の覆屋の中に本殿が祀られている。
本殿の祭神は、菅原道真公である。
また、拝本殿の瑞垣の中には、末社の春日神社が祀られている。
尚、この田中天満宮は、菅原道真公が九州大宰府への赴任途中に、この地に泊ったとさる。
その時に住民たちが充分なもてなしができなかったため、祟りを恐れて天満宮を建立したとされている。
『堺市堺区・浅香山公園』
先の浅香中央公園に似通っている名称の「浅香山公園」である。
場所は、大和川とJR阪和線が交差する部分を座標平面とみなして、先の浅香中央公園は第1象限に、この浅香山公園は第3象限にある公園で、住所地は堺市堺区浅香山である。
浅香山公園の最寄りは、JR阪和線「浅香駅」で、駅の西の西除川(にしよけがわ)を渡ったところの大和川沿いにある。
公園は、遊具などが配置される多目的広場とグラウンドで構成されている。
また公園の西の端から大和川沿いの浅香山緑道という遊歩道が延びる。
遊歩道には堺市出身の与謝野晶子の短歌、また大阪みどりの百選の石柱も建てられている。
また遊歩道の左手は堺市浅香山浄水場である。
遊歩道から東方向を望むと大和川の湾曲部分を望むことができる。
またその部分には、JR阪和線の鉄橋も渡されている。
江戸時代に僅か8ヶ月で付け替えられた大和川であるのに、なぜ大きく湾曲しているのであろうか。
それは、元々あった浅香谷を利用したことと、真っ直ぐ通すには岩盤が強固であったとされている。
また、浅香という地名が大和川の右岸及び左岸に存在するのは、その地区が川で分断されたことを示しているのであろうか?
同様な両岸の同一地名は、「遠里小野(おりおの)」、「大阪市東住吉区矢田」などがある。
『大阪市住吉区・浅香中央公園』
大阪市住吉区浅香にある「浅香中央公園」の東の入り口である。
浅香中央公園はJR阪和線「杉本町駅」が最寄りである。
杉本町駅の東側には隣接して「大阪市立大学」のキャンパスがある。
大学のキャンパス内には一般の道路が敷設されていて、その道路を東へ進むと公園となる。
公園の南側の入り口である。
南の入り口付近はジャブジャブ広場といい、水が流れていれば格好の水遊び場となる。
そして、南から北の入り口へと向けて中央プロムナードが通されている。
中央プロムナードの左側は野球場である。
また左手には、大阪市地下鉄の車庫であったことを記念するモニュメントが設けられている。
尚、写真の3011とは、最終出庫された車両の番号とのことである。
プロムナードの右手は広い芝生広場となっている。
また、北側の小高い所には「獅子が空を翔ぶ日に」という像が建てられている。
冒頭の東側入り口へと戻る。
こちらからももう一つの広い芝生広場を望むことができる。
また2つの芝生広場の境界には、石組の滝が設けられているが、ここも水がなく、ちょっと拍子抜けである。