『宇治市・宇治神社』
京都府宇治市宇治山田、宇治川右岸に建つ式内社「宇治神社」の社名標柱である。
宇治神社は、京阪電車宇治駅で下車し、宇治川の右岸を遡行し、朝霧橋の東詰めを参道入り口とする。
尚、参道入り口には鳥居があったが、この秋の台風で倒壊したとのことで、その痕跡が見られる。
参道口には一対の狛犬も祀られている。
参道を進むと石段となり、石段上には拝殿である桐原殿が建っている。
その背後には鳥居、そして石段の上に中門(拝所)、そして本殿が見える。
先ずは鳥居、そして一対の狛犬である。
そして、拝所である中門とその背後の本殿である。
本殿の祭神は、石柱に書かれているように、菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)である。
菟道稚郎子命は応神天皇の皇子で仁徳天皇の弟で、仁徳天皇に皇位を譲るべく自殺したという美談で知られる皇子である。
尚、本殿は鎌倉後期の造営とされ、国の重要文化財に指定されている。
そして、この神社の奥に世界遺産「宇治上神社」が鎮座している。