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大阪モノレール14・千里中央駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、「門真市駅」から本線の9番目の駅である大阪府豊中市の「千里中央駅」である。

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 「千里中央駅」で下車する。
 改札内には、飲食提供を伴ったスペースも設けられている。
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 「大阪モノレール 千里中央駅」は、「北大阪急行(大阪メトロ) 千里中央駅」との乗換駅でもある。
 アーケードの下を北へと進んで行くと、地下鉄駅へ降りる階段がある。
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 モノレール駅へと戻り、今度は、「上新田天神社」の案内がある東方向への通路を進む。
 通路は右折れするが、その手前から、千里阪急ホテルが左手に見える。
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 右折れすると、「中央環状線」の陸橋となる。
 「千里中央」は「中央環状線」と「新御堂筋」との交差点で、冒頭図に示されたように、幾重ものジャンクションとなっている。
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 陸橋を渡り、進む先は「上新田天神社」である。

 天神社の杜が見えて来る。
 この神社は、通称は「千里天神」、親しみを込めて「千里の天神さん」と呼ばれる。
 南へと進んで行くと、一ノ鳥居が建つ南向きの社頭である。
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 鳥居を潜ると石段である。
 登り詰めると境内となる。
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 正面は拝殿・本殿である。
 本殿は覆屋に覆われて見えないが、豊中市の有形文化財に指定されている。
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 この神社の由緒であるが、江戸時代になってこの地域に新田が開発され、京都所司代、引き続き淀藩の領地となった。
 それに伴い他所から天神社が遷座され、上新田天神社が創建されたという経緯を辿る。

 境内には、神牛、灯篭なども設けられている「上新田天神社」である。
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 そしてこの地点で、「千里中央駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール13・山田駅

 大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回から、再び本線に戻り、「門真市駅」から8番目の駅で、「万博記念公園駅」の次の駅である「山田駅」のミニ探索を行う。

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 「山田駅」で下車する。
 改札内には、ゆったりとした「モノレール文庫」もある。
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 この「山田駅」は、「阪急電鉄 千里線」との乗換駅でもある。
 モノレール駅を出ると、阪急駅への案内掲示がある。
 阪急駅は駅ビルとなっていて、バス停などを含むロータリもある。
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 モノレール駅まで戻り、阪急駅の手前の階段を東方向へと降りて進む。
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 今回の目的地は、駅の南東方向約2kmにある「式内社 伊射奈岐神社」である。
 30分程度歩くと、「伊射奈岐神社」の北東向きの鳥居が現れる。
 鳥居を潜り、「山田川」に架かる朱塗りの神橋を渡ると、その先は一直線の参道である。
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 その先、参道は石段となる。
 石段を登り詰めるとその正面は、拝殿・本殿である。
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 本殿の主祭神は「伊射奈美命(いざなみのみこと)」、相殿には、「天児屋根命」、「手力雄命」、「天忍熊根命」、「蛭子命」の4神が祀られている。
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 この神社は、雄略天皇の時代に、伊勢斎宮女「倭姫」の示教により、大佐々之命が五柱の神を奉祀するべき霊地を諸国に求め、ついにこの山田の地に祀ったと云われる。

 また「山田」という地名が、伊勢山田から名を移したものであるとも伝えられている。
 この神社は俗に「姫神社」とも云われ、江戸時代には「五社宮」とも称されている。

 拝殿の隣には御祓所がある。
 そして御祓所には一対の武者像も祀られている。
 また境内社として、「重守大明神」が祀られている。
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 尚、延喜式神名帳には、島下郡の条に「伊射奈岐神社」が二座となっている。
 もう一座は、駅から南方向約3kmの吹田市「佐井寺」に鎮座する「伊射奈岐神社」である。

 今回は、「山田」の地名の起源となったこの「伊射奈岐神社」を訪問したことで、「山田駅」のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール12・彩都西駅(その2)

 「大阪モノレール」の「万博記念公園駅」と「彩都西駅」を起終点とする支線「彩都線」の各駅を途中下車で順次訪ねている。
 今回は、「万博記念公園駅」から4つ目駅で起終点の大阪府茨木市の「彩都西駅」の東側をミニ探索する。

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 「彩都西駅」の東側は、「彩都ライフサイエンスパーク」が設置されている。
 駅の西側には、バス停を服も広いロータリーとなっていて、食品スーパーを含む大型ショッピングがある。
 そして、ロータリーの道路を挟んで、パークへと向かう石段がある。
 石段を上ると、周回道路であり、これを時計回りに進むことにする。
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 先ずは左手に「大阪保健医療大学研究所」、「アース環境サービス」、「JQA(日本品質保証機構)」と並ぶ。
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 道路は右折する。
 左手正面に、「日本赤十字社 近畿ブロック 血液センター」、曲がってしまうと右手に「ニッセイ彩都センター」がある。
 このニッセイのビルは大きく、遠くからも良く見えるビルである。
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 道路を進む。
 右手に、「日本食品分析センター」、「富士フィルム」と並ぶ。
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 道路は右折する。
 その交差点の左手には、国立の「医薬基盤研究所」がある。
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 右折を完了した左手は、イノベーション施設インキュベーション施設が並ぶエリアである。
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 その向かい右手には、「ペプチド研究所」、その奥は「クマリフト R&Dセンター」である。
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 道路が大きくカーブする内側には、「彩都 友絃会病院」が建っている。
 そして、道路を振り返り、駅方向へと向かったのであった。
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 「彩都西駅」へと戻り、駅東側のミニ探索と、「大阪モノレール 彩都線」のミニ探索を終了したのであった。

大阪モノレール12・彩都西駅(その1)

 「大阪モノレール」の「万博記念公園駅」と「彩都西駅」を起終点とする支線「彩都線」の各駅を途中下車で順次訪ねている。
 今回は、「万博記念公園駅」から4つ目駅で起終点の大阪府茨木市の「彩都西駅」をミニ探索する。
 「彩都西駅」の周辺は見どころが多いので、2回に分け、今回はその1回目である。

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 「彩都西駅」で下車する。
 ホームから、南に「千里丘陵」が、北は終点らしく線路のポイントなどが見える。
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 階段を昇ると階上はコンコースである。
 「ガーデンラウンジ」と云う休憩スペースもある。
 そして駅舎を出て、西方向(上図案内図の右方向)へと出る。
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 「万博外周道路」を陸橋で渡り進んで行くと南側に公園がある。
 「彩都西公園」と云う。
 管理棟もあり、しっかりとした公園である。
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 「ローラー滑り台」や「複合遊具」も備わっていて、子供らの歓声が聞こえてくる。
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 公園からは、西側の隣の丘にある「大阪大学外国語学部」の建物が見える。
 公園を西へと出る。
 ここから西は「箕面市」である。
 北方向から流れてきて、下流で「勝尾寺川に合流する「川合裏川」を渡り、西へと進んで行く。
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 左折れすると、北向きの大学への入り口である。
 しかしながら、この「大阪大学外国語学部」は閉鎖されている。
 今年の4月に、箕面市の船場東に移転したとのことである。
 別の入り口も閉鎖である。
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 折角なので、大学の周囲を廻ってみる。
 大学の周囲は、フェンスと生垣で覆われているので、良くは見えない。
 隙間から覗くのみである。
 「間谷公園前」と云うバス停もある。
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 更に廻る。
 「図書館」のようである。
 そして閉鎖された「西門」へと至る。
 この辺りのバス停は「間谷住宅4」である。
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 道路は大学を離れて行く。
 道路を降りて行くと、「大阪モノレール」線路の「万博外周道路」へと出る。
 これを北の駅方向へと進む。
 途中、「川合裏川」に架かるアーチ橋を眺め、一旦、「彩都西駅」へ戻ったのであった。
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 次回は駅の東側をミニ探索することになる。

大阪モノレール11・豊川駅

 「大阪モノレール」の「万博記念公園駅」と「彩都西駅」を起終点とする支線「彩都線」の各駅を途中下車で順次訪ねている。
 今回は、「万博記念公園駅」から3つ目駅の大阪府茨木市の「豊川駅」をミニ探索する。

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 「豊川駅」で下車する。
 ホームの北方向には、「彩都」のビル群が見える。
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 ホーム下の改札内には、「モノドリンク」のリフレッシュコーナーがあり、「モノレール文庫」もある。
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 改札口は階上で駅舎の南側である。
 そこからは、旧「西国街道」の東西の両方向が見える。
 また、駅舎の東側はロータリーである。
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 駅舎の階段を降り、北へと進む。
 「勝尾寺川」へ合流する「箕川」を渡る。
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 進むと、「国道171号線」との交差点に出る。
 そこにはホームセンター「ニトリ」もある。
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 「国道171号線」を北へと渡り、脇道を進む。
 左手に神社の杜が見えて来る。
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 式内社「須久久神社」の二座の内の一である「春日神社」である。
 そして、社号柱・鳥居の左手には、「月の清水跡」碑が建っている。
 「清和天皇」が上皇となり、箕面の「勝尾寺」を訪ねた折にこの地にも立ち寄り、里人と「観月の宴」を催したとされる。
 里人が桃の花を「山の井」の清水に挿して歓待し、上皇はこの井戸を「月の清水」と命名したと云われている。
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 尚、この「春日神社」は、「中臣鎌足」の従兄弟の孫である「中臣清麻呂」が隠居して、隠居地の宿久庄の須久久山と春日山にそれぞれ神社を創建し、両社とも須久久神社を称したことから、「元須久久神社」と云われる。

 鳥居を潜ると石段、その先は鹿のレリーフが描かれた「春日灯篭」が立ち並ぶ参道である。
 その先に「二ノ鳥居」が建ち、その先は再び石段参道となる。
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 石段を登り詰めたところは境内である。
 「春日灯篭」が並ぶ。
 社務所のような「清水老人憩いの家」がある。
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 正面は社殿である。
 一対の狛犬が祀られ、そして拝殿である。
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 そして、本殿である。
 拝殿本殿は、平成22年に不審火により焼失したため、24年に再建されたものである。
 尚、祭神は春日神の「天児屋根命」、「武甕槌命」、「経津主命」、「比売大神」」の4神である。
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 社殿を俯瞰するように道が上へと通じている。
 この道を登ると、用途は分からないが広いグラウンドの様な場所へと出る。
 車でこの場所へも来られるようで、轍の跡がついている。
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 そしてこの地点で「豊川駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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