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阪急電鉄今津線10/阪急宝塚線1・宝塚駅

 兵庫県西宮市の「今津駅」を起終点とする「阪急電鉄 今津線」の各駅と、それに続く「阪急電鉄 宝塚線」の各駅を途中下車にて、大阪市の「大阪梅田駅」まで訪ねてみることにする。
 今回は、「今津駅」から9駅目で、「宝塚線」の起終点である「宝塚駅」である。

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 「阪急今津線」の終点の「宝塚駅」で下車する。
 駅は、「阪急宝塚線」との接続駅で、ホームは2面4線である。
 駅舎の南側へと出る。
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 駅前のビル内を通り抜けると、「宝塚大劇場へと続く「花のみち」である。
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 進んで行くと、「大劇場」が見えて来る。
 また、途中には、阪急グループの創業者「小林一三氏」の胸像も建てられている。
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 かつて、この「大劇場」の北側から東方向に掛けて「宝塚ファミリーランド」と云う遊園地があったが、2003年に閉園されている。
 今回は、その跡地の活用の様子を眺めて見ることにする。

 「宝塚大劇場」の横で「阪急今津線」の高架線路を潜り、次の交差点まで進む。
 そこには「手塚治虫記念館」がある。(但し、閉園の9年前に建てられたもの)
 記念館の玄関横には、「火の鳥」のモニュメントも建っている。
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 また、記念館の横に廻ってみると、「ジャングル大帝」のレオのモニュメントが建っている。
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 「手塚治虫記念館」の東側は「ファミリーランド」の跡地であるが、昨年に「市立文化芸術センター」が建てられている。
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 両館の間の南側は庭園である。
 もともとあったものかも知れない。
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 そして、東側の高架道路を潜ると、広場となっていて、正面には遊具、北には、これも以前からあった「宝塚音楽学校」が、現在は「宝塚文化創造館」として活用されている。
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 遊具の向こうは、2本の高いマンションビルであるが、後程、距離を取って眺めることにする。
 「文化創造館」の東側には、趣のあるデザインのビルが建っている。
 「サンタクルス」と銘打たれた産婦人科の総合病院である。
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 東へと進む。
 この辺りは、カーディーラーが並んでいる。
 また、2本の高層マンションの入り口もある。
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 その東は学校である。
 「関西学院初等部」の表示がある。
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 そして、この辺りからは高層マンションの全体が眺められる。
 33階建てで、総戸数287戸とのことである。
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 「宝塚駅」へと戻る。
 国道を挟んで、「阪急駅」と、少し前に訪問した「JR駅」と並ぶ風景を見て、「阪急駅」に戻り、今回の「宝塚駅」と「阪急今津線」のミニ探索を終了したのであった。
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阪急電鉄今津線7・小林駅

 兵庫県西宮市の「今津駅」を起終点とする「阪急電鉄 今津線」の各駅と、それに続く「阪急電鉄 宝塚線」の各駅を途中下車にて、大阪市の「大阪梅田駅」まで訪ねてみることにする。
 今回は前後するが、「今津駅」から6駅目の「小林(おばやし)駅」である。

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 「小林駅」で下車する。
 駅正面には、モニュメントが建てられている。
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 駅前を少し東へと進み、左折北上する。
 途中から、もう一本東の、「良元街道」に乗り換える。
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 この「小林駅」がある地域は、かつては「良元(りょうげん)村」と云った。
 「良元街道」とは、西宮から宝塚小浜に抜ける「馬街道」とも呼ばれる「西宮街道」の、この付近を通る部分の名称である。
 その「良元街道」を北上する。
 途中に、分厚い門構えの邸宅も見られる。
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 左手に神社の参道が見える。
 その先の北方向も街道は続き、住所地は「小林」である。
 西方向の参道に入ると、「一ノ鳥居」が建っている。
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 鳥居を潜ると、右手には「金毘羅社」が祀られている。
 そして、その先は踏切である。
 踏切を渡り終えると、丁度、阪急電車が通り掛かったのであった。
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 参道を昇って行く。
 参道はヘアピンに折れ曲がっている。
 昇って来た坂は「正直坂」、これから昇る坂は「清明坂」と名付けられている。
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 その「清明坂」を昇ると、左手に「二ノ鳥居」、「宝塚神社」と記された「社号柱」が建っている。
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 鳥居を潜ると境内である。
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 境内の北側には、朱塗りの鳥居が建ち、その左側には「恵美須社」、右側には「天満神社」が祀られている。
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 そして「恵美須社」の並びには、左から、「大神社」、「愛宕社」、そして石の「三社」、続いて「塞神社」、「八幡社」が祀られている。
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 西側は「拝殿」である。
 丁度、正月の準備中であったので、完成された形で見ることができなかったのは、やむを得ない。
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 「拝殿」の背後は本殿である。
 祭神は、「大山咋命」、「素盞嗚尊」とされている。
 この神社の創建は不詳であるが、隣にある「平林寺」の開基が「聖徳太子」とされていることから、同時期との考えもある。
 また、神社の北側隅には、震災の遺構がまとめられている。
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 「宝塚神社」の境内は見晴らしの良い場所である。
 宝塚や川西の市街地はもちろんのこと、大阪平野を介して、東の正面に「生駒山」、東南方向に「葛城・金剛」の山々が見える。
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 神社を後にして、境内北側の朱塗りの鳥居を潜り、隣の「平林寺」へと向かう。
 「鐘楼」、そして「本堂」、「不動明王像」が見られる。
 「本堂」の本尊は「釈迦如来」で、創建は飛鳥時代で、「聖徳太子」並びに「用明天皇」の開基とされる。
 また宗派は、真言宗系単立である・
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 境内には、「観音堂」、「薬師堂」、そして「宝篋印塔」などが祀られている。
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 この隣り合わせの神社と寺院、明治時代にまでは、神仏習合で一体であったと思われるが、明治政府の神仏分離令にて、別々となってしまったものと思われる。

 そしてこの地点で、「小林駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄今津線9・宝塚南口駅

 兵庫県西宮市の「今津駅」を起終点とする「阪急電鉄 今津線」の各駅と、それに続く「阪急電鉄 宝塚線」の各駅を途中下車にて、大阪市の「大阪梅田駅」まで訪ねてみることにする。
 今回は、「今津駅」から8駅目の「宝塚南口駅」である。

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 「宝塚南口駅」で下車する。
 ホームの北方向に見える赤い屋根の建物は「宝塚大劇場」である。
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 駅の東側には、時節柄、クリスマスのデコレーションがある。
 駅舎から出て、駅を眺めて見る。
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 デコレーションの東側はサンビオラと云うショッピングビルであるが、その3階に「宝塚市立国際文化センター」がある。
 また、ビルの北側には、県道が通っていて、直進すると、「逆瀬川駅」の付近を通り、「六甲山」へと行くことができる。
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 今度は駅の西側である。
 駅の西側は、工事現場用の白いシートで囲われている。
 仕方がないので、再度駅舎へと上がり、眺めて見る。
 広いエリアはビルの取り壊し中である。
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 聞いてみると、「宝塚ホテル」であったとのことである。

 それでは、「宝塚ホテル」はどこへ行ったのか?
 新しい「宝塚ホテル」は「武庫川」を渡って、「宝塚大劇場」の並びの「宝塚駅」に近い所に移動していたのであった。
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 そしてこの地点で、「宝塚南口駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄今津線8・逆瀬川駅

 兵庫県西宮市の「今津駅」を起終点とする「阪急電鉄 今津線」の各駅と、それに続く「阪急電鉄 宝塚線」の各駅を途中下車にて、大阪市の「大阪梅田駅」まで訪ねてみることにする。
 今回は、「今津駅」から6駅目の宝塚市の「小林(おばやし)駅」を都合で後程とし、7駅目の「逆瀬川(さかせがわ)駅」である。

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 「逆瀬川駅」で下車する。
 先ずは駅舎の西側である。
 西側は、バスの溜り場を伴うバス停である。
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 そして、駅名の「逆瀬川」が流れている。
 この「逆瀬川」は、「土木遺産」とのことで、堰堤などに色んな工夫がなされたものとのことである。
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 今度は駅舎の東側である。
 東側は、バスやタクシーのロータリーである。
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 ロータリから東方向へと進む。
 5分程度歩くと、神社の社頭に到着する。
 「式内社大社 伊和志津神社」の横からの参道である。
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 鳥居を潜って参道を進む。
 参道にも鳥居があり、社号柱も建っている。
 社号柱には、「伊和志豆神社」と、かつての神社名が記されている。
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 進んで行くと「拝殿」前に出る。
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 「拝殿」の背後は「本殿」である。
 「本殿」祭神は、「須佐之男命」とされている。
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 この「伊和志津神社」の創建であるが、平安時代初期以前と考えられている。
 この地は、「伊蘇志臣(いそしのおみ)」が拠点としていた地で、伊蘇志臣が祖神を祀ったのが創建とされている。
 そして現在の地名も、文字は違うが「伊孑志(いそし)」と云う。

 またこの神社には、安土桃山時代、「加藤清正」が「文禄・慶長の役」で朝鮮から持ち帰った虎を境内で飼育したとも伝えられている。

 境内社が祀られている。
 左側が「安徳天皇」を祀る「宝塚水天宮」、右側は「加具土命(かぐつちのみこと)」を祀る「愛宕社」である。
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 その他、右から「八幡宮」、「春日大明神」、「天照皇大神宮」、「山神社」、「大将軍社」が並ぶ「洋拝所」、そして神仏習合の名残の「地蔵舎」も祀られている。
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 一旦、神社の境内から退出する。
 神社の北側の角は、県道の交差点となっていて、神社の塀沿いを東へと進む道路にはトンネルがある。
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 交差点を北へと渡り、住宅街の中の道を東へ進むと、丁度トンネルの東側にあたるところに鳥居が現れる。
 「表参道」であり、鳥居を潜って石段を昇る。
 山頂付近は、社叢である。
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 進んで行くと丘を下る。
 そして、正面に「拝殿」が見えて来て、正面からの参拝ができることになる。
 このように、トンネル上を通過する参道は珍しいものであるが、様々な経緯があったのものと推察される。
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 そして、神社境内に戻った所で、「逆瀬川駅」のミニ探索を終了したのであった。

阪急電鉄今津線6・仁川駅

 兵庫県西宮市の「今津駅」を起終点とする「阪急電鉄 今津線」の各駅と、それに続く「阪急電鉄 宝塚線」の各駅を途中下車にて、大阪市の「大阪梅田駅」まで訪ねてみることにする。
 今回は、「今津駅」から5駅目で、宝塚市に入った最初の駅の「仁川(にがわ)駅」である。

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 「仁川駅」で下車する。
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 駅舎の外壁には、「馬」が描かれたパネル映像が掲げられているのは、「仁川駅」は「阪神競馬場」の最寄駅であることによるものであろう。
 駅舎の隣には、六体の地蔵尊が並べられている。
 これは「六道」を現すもので、その「六道」とは、仏教における衆生がその業の結果として輪廻転生する6つの世界のことで、「天道」、「人間道」、「修羅道」、「畜生道」、「餓鬼道」、「地獄道」のことである。
 これら地蔵尊は、この地区の葬送の場に設置されていたもので、「仁川駅」の設置の際に、この場所に移されたものとされる。
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 「仁川駅」東側のロータリー・県道を北へと進むと、「阪神競馬場」の全体が見えて来る。
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 更に進むと、「阪神競馬場」の入り口へと到達する。
 そして、アプローチの広い歩道橋を進む。
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 突き当りの左側にはスタンドへの入り口がある。 
 数人のガードマンがいて、聞いてみると、予約が無ければスタンドへは入場できないとのことであった。
 仕方がないので、そこから競馬場を眺め、陸橋を降りて、外周道路にて駅へと帰ったのであった。
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 そして、残念ではあるが、「仁川駅」のミニ探索を終了したのであった。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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