ＰＨＯＴＯあっちこち　　　　　　　藤白　怜

　大阪府門真市の「門真市駅」と大阪府豊中市の「大阪空港駅」を起終点とする「大阪モノレール本線」並びに支線の「彩都線」の各駅を途中下車で訪ねている。
　今回は、「門真市駅」から本線の９番目の駅である大阪府豊中市の「千里中央駅」である。



　「千里中央駅」で下車する。
　改札内には、飲食提供を伴ったスペースも設けられている。
　　　　　　　　

　「大阪モノレール 千里中央駅」は、「北大阪急行（大阪メトロ） 千里中央駅」との乗換駅でもある。
　アーケードの下を北へと進んで行くと、地下鉄駅へ降りる階段がある。
　　　　　　　　　　　
　
　モノレール駅へと戻り、今度は、「上新田天神社」の案内がある東方向への通路を進む。
　通路は右折れするが、その手前から、千里阪急ホテルが左手に見える。
　　　　　　　　

　右折れすると、「中央環状線」の陸橋となる。
　「千里中央」は「中央環状線」と「新御堂筋」との交差点で、冒頭図に示されたように、幾重ものジャンクションとなっている。
　　　　　　　　

　陸橋を渡り、進む先は「上新田天神社」である。

　天神社の杜が見えて来る。
　この神社は、通称は「千里天神」、親しみを込めて「千里の天神さん」と呼ばれる。
　南へと進んで行くと、一ノ鳥居が建つ南向きの社頭である。
　　　　　　　　　　　

　鳥居を潜ると石段である。
　登り詰めると境内となる。
　　　　　　　　　　　

　正面は拝殿・本殿である。
　本殿は覆屋に覆われて見えないが、豊中市の有形文化財に指定されている。
　　　　　　　　

　この神社の由緒であるが、江戸時代になってこの地域に新田が開発され、京都所司代、引き続き淀藩の領地となった。
　それに伴い他所から天神社が遷座され、上新田天神社が創建されたという経緯を辿る。

　境内には、神牛、灯篭なども設けられている「上新田天神社」である。
　　　　　　　　　　　

　そしてこの地点で、「千里中央駅」のミニ探索を終了したのであった。