『日本三大大鳥居』
日本三大大鳥居の一つ、兵庫県淡路島の南あわじ市にある「おのころ神社」の鳥居である。
高さは21.7mである。
おのころ神社は国生みの神社として知られている。
古事記の記述によると、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の二神は別天津神たちに、漂っていた大地を完成させることを命じられ、天沼矛(あめのぬほこ)を与えられた。 二神が天上の「天の浮橋」に立って、天沼矛を青海原に突き刺してかき回した。
そして、その矛を引き上げたときに、矛の先から滴り落ちる潮(しお)が凝(こ)り固まって一つの島となった。
これが「おのころ島」と云われ、二神はその島に降りて夫婦の契りを結び、国生みをしたとされている。
この初めに造られたのが淡路島で、次々と大八洲(おおやしま)の国々、即ち日本列島を造ったとされている。
日本三大大鳥居とは、他に「平安神宮(京都) 24.4m」「厳島神社(広島) 16.8m」である。