『京都市・菅大臣神社』
京都市下京区の西洞院仏光寺通りに住宅街の中にある菅大臣神社である。
この場所は菅原道真公の白梅殿、紅梅殿と云われる屋敷や菅家廊下(かんけろうか)と呼ばれる学問所があったところである。
道真公の聖蹟二十五拝の第三番に位置づけされている。
何度も戦火に遭遇しており、現在の本殿は明治時代に下鴨神社の社殿が移築されたものとされている。
境内には道真公誕生の井戸が護られている。
石碑には「天満宮誕生水」とされている。
道真公の歌「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」で良く知られる飛梅もある。
この境内は白梅殿と云われ、通りを挟んで北に紅梅殿跡に道真の父是善を祀る神社が建立されている。