阪急電鉄神戸線10・芦屋川駅
大阪市と神戸市のそれぞれの中心部を結ぶ「阪急電鉄神戸線」の「西宮北口駅」から「神戸三宮駅」へと順に各駅下車で、駅周辺をミニ探索している。
今回は、「西宮北口駅」から2番目の駅で、「大阪梅田駅」から9番目の芦屋市にある「芦屋川駅」である。
「芦屋川駅」で下車する。
駅ホームは、2面2線の相対式である。
ホームは「芦屋川」の上にあって、川の下流の風景が良く見える。
駅舎の北側へと出る。
正面は駅前広場で、「星の広場」と云う。
かつては、星座を文字盤にあしらった花時計が設置されていたとされる。
公園手前の左方向は商店街「山手サンモール」である。
また、公園の右手には、「芦屋川」を渡る橋が架かっているので、その橋への階段を上る。
「芦屋川」に架かる橋からの、上流と下流の駅の風景である。
駅に戻り、今度は南方向へと「業平さくら通り」を下る。
少し行くと、左手に橋が架かっている。
「月若橋」である。
川向こうに風見鶏の建物も見える。
そして正面は公園である。
公園は「月若公園」と云う。
公園内には、「高浜虚子親子三代句碑」も設置されている。
「月若橋」の交差点まで戻る。
「芦屋川」の上流、下流を眺め、西方向への道路を進む。
進んで行くと、右手に美術館がある。
「俵美術館」と云う。
江戸時代のものを中心に、携帯筆記具である矢立てをコレクションしている全国でも珍しい美術館であり、約1,500点の矢立てを収蔵しているとのことである。
更に進む。
右手に、「公光・業平の祠」が祀られている。
注連縄柱の間を進んで行くと、本殿が祀られている。
本殿は覆屋で、その中に、2基の石の祠が祀られている。
左の小さい方が「在原業平」、右手の大きい方が「芦屋(藤原)公光」とされている。
不詳ではあるが、「在原業平」はこの芦屋に別荘を設けて住んだとされる。
その、「業平」の「伊勢物語」の第87段に、
『昔、男、津の国、莵原(うばら)の郡、芦屋の里に、しるよしして、いきて住みけり。 ・・・・』
と記され、自らが芦屋に住んでいたことを記している。
更に、「芦屋公光」は、能『雲林院』のワキとして登場する人物で、京都・雲林院を訪ねたところ、在原業平の霊に出会い、『伊勢物語』の秘伝を伝授された、との人物とされる。
この2公をこの地に祀ったものとされているのがこの「公光・業平の祠」とのことである。
そしてこの地点で、「芦屋川駅」周辺のミニ探索を終了したのであった。
今回は、「西宮北口駅」から2番目の駅で、「大阪梅田駅」から9番目の芦屋市にある「芦屋川駅」である。
「芦屋川駅」で下車する。
駅ホームは、2面2線の相対式である。
ホームは「芦屋川」の上にあって、川の下流の風景が良く見える。
駅舎の北側へと出る。
正面は駅前広場で、「星の広場」と云う。
かつては、星座を文字盤にあしらった花時計が設置されていたとされる。
公園手前の左方向は商店街「山手サンモール」である。
また、公園の右手には、「芦屋川」を渡る橋が架かっているので、その橋への階段を上る。
「芦屋川」に架かる橋からの、上流と下流の駅の風景である。
駅に戻り、今度は南方向へと「業平さくら通り」を下る。
少し行くと、左手に橋が架かっている。
「月若橋」である。
川向こうに風見鶏の建物も見える。
そして正面は公園である。
公園は「月若公園」と云う。
公園内には、「高浜虚子親子三代句碑」も設置されている。
「月若橋」の交差点まで戻る。
「芦屋川」の上流、下流を眺め、西方向への道路を進む。
進んで行くと、右手に美術館がある。
「俵美術館」と云う。
江戸時代のものを中心に、携帯筆記具である矢立てをコレクションしている全国でも珍しい美術館であり、約1,500点の矢立てを収蔵しているとのことである。
更に進む。
右手に、「公光・業平の祠」が祀られている。
注連縄柱の間を進んで行くと、本殿が祀られている。
本殿は覆屋で、その中に、2基の石の祠が祀られている。
左の小さい方が「在原業平」、右手の大きい方が「芦屋(藤原)公光」とされている。
不詳ではあるが、「在原業平」はこの芦屋に別荘を設けて住んだとされる。
その、「業平」の「伊勢物語」の第87段に、
『昔、男、津の国、莵原(うばら)の郡、芦屋の里に、しるよしして、いきて住みけり。 ・・・・』
と記され、自らが芦屋に住んでいたことを記している。
更に、「芦屋公光」は、能『雲林院』のワキとして登場する人物で、京都・雲林院を訪ねたところ、在原業平の霊に出会い、『伊勢物語』の秘伝を伝授された、との人物とされる。
この2公をこの地に祀ったものとされているのがこの「公光・業平の祠」とのことである。
そしてこの地点で、「芦屋川駅」周辺のミニ探索を終了したのであった。