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叡山電鉄叡山本線7・三宅八幡駅の崇導神社

 京都市の洛北を走る「叡山電鉄叡山本線」の各駅を途中下車で訪ねている。
 今回は、その起終点駅の京都市左京区の「出町柳駅」から6番目の同じ左京区の「三宅八幡駅」である。

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 「三宅八幡駅」で下車する。
 駅ホームは、2面2線の相対式である。
 また、「デオ700系732号(通称:ひえい)」の変わったデザインの車両が出発するのが見える。
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 駅は上下ホームとも駅舎は無く、上屋だけの構造である。
 駅のすぐ横には、「三宅八幡神社」の社号柱が建っている。
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 北方向へと進み、「高野川」を「三宅橋」で渡る。
 その東方向(上流側)、西方向(下流側)の風景である。
 上流側には、「比叡山」が正面に見える。
 また、橋を渡り終えたところには、「三宅八幡神社」の朱塗りの「南大鳥居」が建っている。
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 「三宅八幡宮」へは、「鞍馬線」の「八幡前駅」が最寄なので、後程の訪問とし、「高野川」沿いの「敦賀街道」を東へと進む。

 左手に「蓮華寺」への参道がある。
 庭園や紅葉で知られる寺院であるが、立ち寄らずに、先へと進む。
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 左手に「崇導(すどう)神社」の北向きの参道があり、社号柱が建っている。
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 他にも、式内社「伊多太神社」の石碑、「小野毛人」などの標柱も建っている。
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 参道を進むと「一ノ鳥居」が建っているのでそれを潜る。
 そして少し進むと、右手に寺院の多宝塔のようなものが見える。
 「栖賢寺(せいけんじ) 金鳳閣」で、開山堂とのことである。
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 参道を進み、「二ノ鳥居」、「三ノ鳥居」を潜ると、石段である。
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 石段を昇ると両手前に一対の狛犬が祀られ、その先は拝殿である。
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 その先は土間の「幣殿」で、更にその先には「本殿」が祀られている。
 祭神は、「早良親王(崇道天皇と追諡)」とされている。
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 「早良親王」とは、平安遷都の「桓武天皇」の弟で、「長岡京」の造営時に「藤原種継」の暗殺に関与したとして、不遇の死を遂げt人物である。
 この神社は、その「早良親王」の霊を慰めるために、平安時代に入ってからすぐに創建されたとされている。

 「拝本殿」の周囲には、境内社が祀られている。
 右手に、「天照皇大神宮・豊受皇大神宮」、「式内社 出雲高野神社」が祀られ、前方左に「恵比寿大神など」、右手前に「春日大神など」が祀られている。
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 境内の左手(西側)には、「伊多太神社」、そしてその前に6社の合祀社が祀られている。
 「鎌倉大神」、「日吉大神」、「美穂津大神」、「三輪大神」、「足之大神」、「教之大神」の6社である。
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 そして、境内の右手(東側)には、「行者の滝」、「式内社 小野神社」、奥には「如意輪観世音大菩薩」が祀られている。
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 他にも、幾つかの境内社が祀られているが、参拝はここまでとし、同時に「三宅八幡駅」のミニ探索を終了したのであった。

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藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
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よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
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併せてよろしくお願いします。

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