大阪府羽曳野市・雄略天皇陵
大阪府羽曳野市にある「雄略天皇丹比高鷲原陵(たじひのたかわしのはらのみささぎ)」の古代の街道「長尾街道」に面した標柱である。
この標柱から南へ進んだところに雄略天皇陵の拝所がある。
この天皇陵に行くには、近鉄電車南大阪線の「高鷲駅」が最寄である。
駅の600m北の住所地「島泉」に天皇陵がある。
雄略天皇は応神天皇のひ孫で仁徳天皇の孫の第21代の天皇である。
そして天皇陵は5世紀後半に造営されたとされている。
雄略天皇陵は前方後円墳との説がある。
前方部は「島泉平塚古墳(高鷲平塚古墳)」、後円部は「島泉丸山古墳(しまいずみまるやまこふん)」で周郷で分離されているので、珍しい変則形である。
前方部は、比較的平らである。
南側から眺めても、普通の林のようにしか見えない。
「長尾街道」から周郷と後円部が良く見える。
古墳の説明板には上空写真が掲示されている。
後円部と前方部の位置関係が良くわかる。
丸山古墳の西側からの風景である。
周郷はしっかりしている。
古墳の南側へと回り込む。
南側には、公民館機能や図書館を備えた「陵南の森総合センター」がある。
隣には、老人福祉センターの「生きがい情報センター」や作業所がある。
そして後円部丸山古墳を南側から眺めて、雄略天皇陵の探索を終了したのであった。