大阪府柏原市青谷に鎮座する式内社「金山彦神社」の社頭の標柱である。
神社は柏原市の大和川の右岸から信貴山方向へと至る府道183号線を少し登ったところの左側である。
社頭には、冒頭の標柱の他、鳥居が建てられ、潜ると境内である。
境内正面の一段と高い所に拝殿と、その手前に一対の狛犬が祀られている。
拝殿の背後は本殿である。
本殿の祭神は、金山毘古神で、古代における製鉄の神とされている。
また、祭祀氏族は、当初は鳥捕獲や飼育など鳥に係わる氏族で、本来の姿が製鉄に係わる鳥取氏であると云われている。
また境内には、本殿横に古墳祭祀、そして廣光稲荷大明神、龍王神社が祀られている。