fc2ブログ

阪神電鉄本線7・杭瀬駅

 大阪市の「大阪梅田駅」と神戸市の「元町駅」を起終点とする「阪神電鉄本線」の各駅を各駅下車で訪ねてみることにする。
 今回は、大阪側の起終点の「大阪梅田駅」から6番目の駅で、「左門殿川」を渡り、兵庫県尼崎市に入ったところの「杭瀬(くいせ)駅」である。

2307pIMG_3493 (3)

 「杭瀬駅」で下車する。
 駅ホームは高架で、2面2線の相対式である。
    2307pIMG_3548.jpg  2307pIMG_3488.jpg  2307pIMG_3494.jpg
 
 駅の直ぐの北側に公園がある。
 「宮前公園」と云い、その横の北向きの道は神社への参道である。
 進んで行くと、「熊野神社」の社頭となる。
    2307pIMG_3495.jpg  2307pIMG_3496.jpg  2307pIMG_3497.jpg

 鳥居を潜ると、正面は「拝殿」である。
    2307pIMG_3498.jpg  2307pIMG_3500.jpg  2307pIMG_3506.jpg

 そして「拝殿」の背後には、「本殿」が祀られている。
 祭神は、「素盞嗚命」、「天児屋根命」、「応神天皇」とされている。
    2307pIMG_3508.jpg  2307pIMG_3505.jpg  2307pIMG_3514.jpg

 この「熊野神社」は、江戸時代の初期、「尼崎城」の際、城下町の東に造営されたものとされる。

 また、境内社として、「稲荷神社」、「神功皇后」を祀る「子安の池」なとが祀られている。
    2307pIMG_3504.jpg  2307pIMG_3501.jpg  2307pIMG_3502_20230804070812c39.jpg

 そう広い神社ではない。
 裏参道には、社号石碑が建てられている。
 そしてその前の道路は、「国道2号線」である。
    2307pIMG_3515.jpg  2307pIMG_3513.jpg  2307pIMG_3510.jpg

 先ほどの「宮前公園」まで戻り、神社側の入り口から入る。
         2307pIMG_3516.jpg  2307pIMG_3518.jpg

 公園には、遊具広場や多目的広場が設けられている。
    2307pIMG_3517.jpg  2307pIMG_3519.jpg  2307pIMG_3547.jpg

 公園の東側には、「神光宮」が祀られている。
 神道系の宗教団体の様である。
 祭神は、「天御中主神」、「高皇産霊神」、「神皇産霊神」、「大日孁貴」、「大己貴命」、「若宇賀能売命」、「八百萬大神」と記されている。
    2307pIMG_3531.jpg  2307pIMG_3529.jpg  2307pIMG_3530.jpg

 「神光宮」の正面は、鳥居、社号柱、そして「拝本殿」である。
 また背後から本殿を眺めてみるが仏教の「本堂」のようにも見える風景であった。
    2307pIMG_3521.jpg  2307pIMG_3523.jpg  2307pIMG_3528.jpg

 次に、東方向の「左門殿(さもんど)川」の手前の「梶ヶ島」へと向かう。
 尚、「左門殿川」とは、尼崎城主の戸田左門が、この地の洪水を憂慮し、新たに水路を開拓したことの名付けとされている。
 その川の手前の「梶ヶ島」には、南向きに、「住吉神社」が祀られている。
    2307pIMG_3532.jpg  2307pIMG_3533.jpg  2307pIMG_3534.jpg

 境内へと入る。
 広い境内で、社殿は少ない。
 正面には、「拝殿」、「狛犬」が祀られている。
 「狛犬」は天保2年の奉納とのことである。
    2307pIMG_3538.jpg  2307pIMG_3540.jpg  2307pIMG_3539.jpg

 「拝殿」の背後には「本殿」が祀られている。
 本殿の祭神は、住吉三神(「底筒男命」、「中筒男命」、「上筒男命」)と「神功皇后」とされている。
    2307pIMG_3542.jpg  2307pIMG_3543.jpg  2307pIMG_3544.jpg

 この神社の創建は古く、「神功皇后」の「三韓征伐」の帰途、船団の一部がこの地に立ち寄り、「住吉三神」の守護のお礼として、軍船の舵を用いて神像を三体彫刻し、奉斉したとのことに基づくとされる。
 また、舵から神像を刻んだことから、この地は「梶ヶ島」と呼ばれるようなったとされている。

 そして、この地点で、「杭瀬駅」のミニ探索を終了したのであった。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR