『大阪市・大阪城の紫陽花』
大阪市中央区大阪城の南外堀の更に南側の駐車場と教育塔との間の水路の畔の紫陽花園が見ごろである。
青いのやら、ピンクのやら、土壌の酸性度で色は変わるそうであるが、多くの紫陽花が咲いている。
各種の額紫陽花、ヤマアジサイも豊富である。
大阪城の南外堀には、東に一番櫓、西に六番櫓が重要文化財として遺されている。
他のナンバリングされた2~5番、7番は、薩長が攻めてきた戊辰戦争や米軍の空爆で無くなったものとされている。
また西外堀の南の大手門の隣に千貫櫓、北に乾櫓も残されている。
これらも重要文化財である。
千貫櫓とは、あの織田信長が石山本願寺攻めの時、「千貫支払っても手に入れたい」とつぶやいたところから名付けられたとの逸話があるものである。
また、南外堀の歩道では、クチナシの花も見ごろである。