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『京都市北区・若宮神社(紫野)』


 京都市北区紫野雲林院町に鎮座する「若宮神社」を訪ねてみる。
 最寄は北大路通りのバス停「大徳寺前」で、若宮神社の鎮座地は大徳寺の南、建勲神社が鎮座する船岡山の東で、大宮通りに面した西側で、社頭は東向きである。
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 社頭には鳥居の他に、社号柱、提灯が吊るされている。
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 鳥居を潜り参道を進むと、左右に狛犬が祀られている。
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 そして二ノ鳥居を潜ると本殿である。
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 本殿には鳩の扁額、が掲げられている。
 また、本陣の祭神は清和天皇とのことである。
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 この若宮神社は、元々は源頼光の邸内に祀られていた鎮守社で、石清水八幡宮を本宮とするものであったとされている。

 境内は本殿の左に祀られている。
 祠は無く石碑のみで、中央に白菊大明神、権太夫大明神、そして両側に久高明神、吉丸明神と記されている。
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『京都市中京区・御所八幡宮』


 京都市中京区亀甲屋町に鎮座する「御所八幡宮」を訪ねてみる。

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 最寄り駅は京都市営地下鉄の「烏丸御池駅」である。
 駅から地上に出て、御池通を東へと進む。
 途中、在原業平邸址があり、その先、御所八幡宮へと到着する。
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 神社は御池通向き北向きである。
 社頭には鳥居、社号柱が建つ。
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 鳥居を潜ると境内である。
 社殿は西向きである。
 唐破風の中門・拝所、その両手前に一対の狛犬が祀られている。
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 そして瑞垣の中には本殿が祀られている。
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 本殿の祭神は、応神天皇、神功皇后、比賣神の三神である。

 この御所八幡宮は、三條坊門万里小路邸を内裏とした後宇多天皇が、弘安2年(1279年)、邸内に石清水八幡宮を勧請したことに始まるとされる。
 三條坊門万里小路邸は、平氏討伐の令旨を発した後白河法皇の皇子の以仁王の邸宅「高倉宮」があったことから、高倉八幡宮とも呼ばれた。
 更に、足利尊氏は自らの邸内に御所八幡宮を再興して足利氏の鎮守としたとされる。
 そして昭和の時代に、現在地に遷宮されたとされている。

 境内には幾つかの境内社祀られている。
 天満宮、金毘羅社、稲荷社などである。
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『京都市東山区・若宮八幡宮社』

 
 京都市東山区五条橋東に鎮座する「若宮八幡宮社」を訪ねてみる。

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                  (上図の上は南方向)

 最寄り駅は京阪電鉄本線の「清水五条駅」である。
 駅から東方向、五条通を東山方向へ進むと、左手(北側)に神社は鎮座する。
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 社頭は南向きで、先ずは右手に神社の社号柱、左手に清水焼発祥の地の標柱が建つ。
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 参道を進むと先ずは石の鳥居、そして朱塗りの鳥居が建つ。
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 更に進むと左右に境内社が祀られているが、後にして石段を昇る。
 石段の上は拝所・中門・瑞垣である。
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 瑞垣の中には本殿が祀られている。
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 本殿の祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后である。
 そして左相殿は仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)、右相殿は陶器神社で祭神は椎根津彦命(しいねつひこのみこと)である。

 この本殿エリアには、蓬莱石、神苑に至る神橋、正徳四年(1714年)の灯篭などがある。
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 本殿エリアから、先ほど通ってきた境内社エリアへと戻る。
 先ずは西側である。
 入り口に近い方は稲荷神社である。
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 次は祖霊社、秋葉社である。
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 そして、阿波天満宮である。
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 最後は鍾馗神社である。
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 東側は社務所左前に陶祖神社が祀られている。
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『京都市山科区・若宮八幡宮(音羽)』


 京都市山科区音羽森廻り町に鎮座する「若宮八幡宮」を訪ねてみる。

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                    (上図の上は南方向)

 最寄り駅は京阪電鉄京津線「四宮駅」で、駅から南方向が鎮座地である。
 駅から街中の道を向かう。
 途中、自動車道の三条通を渡り、古代に大津と平安京を結んだ渋谷街道を横切ると、神社の森が視野に入る。
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 進んで行くと右手、東向きに神社の社頭がある。
 社頭には、鳥居、社号柱が建つ。
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 この場所からは、拝殿が横向きに見える。
 また、社殿も横向きである。
 横の参道であろうと思い、南側へと廻ってみる。
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 南側の参道である。
 社号柱が建つ。
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 石の鳥居も建つ。
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 鳥居を潜ると境内である。
 正面に拝殿が祀られている。
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 拝殿の奥には一対の狛犬が祀られている。
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 その先は拝所の幣殿である。
 神紋は木瓜紋である。
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 そしてその先は本殿が祀られている。
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 祭神は、仁徳天皇、応神天皇、神功皇后、素戔嗚尊、天武天皇の5神である。

 この若宮八幡宮は、天智8年(669年)に、天智天皇が志賀の都から山科郷へ巡幸した時に、音羽の杜に八幡神を勧請したのが始まりと云われている。
 また、平安時代に神宮寺として観音寺が建てられ、十一面千手観音、不動明王、毘沙門天が勧請されたとされる。

 その観音寺の名残がある。
 観音堂と云い、昭和期に再建されたものである。
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 また本殿の左に境内社が祀られている。
 天満宮である。
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 また右手には、宝篋印塔が2基建てられている。
 右は大津皇子、左は粟津王の墓とされる。
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 神社を後に、山科の中心の通りである外環状線へと向かう途中に、山科本願寺南殿跡が広く残されている。
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『京都市山科区・八幡神社(川田道)」


 京都市山科区川田前畑町に鎮座する「八幡神社」を訪ねてみる。

 鎮座地は山科区内の東海道新幹線の高架線路の南側で、その脇に通っている国道一号線の「川田道バス停」の南側である。
 バス停の南には道路を挟んで、万因寺という浄土真宗の寺院、その寺院経営の保育園がある。
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 その保育園の南、万因寺の西の一角に八幡神社は鎮座する。
 参道・社頭は西向きである。
 また、参道入り口には神社の社号柱、寺院の寺号柱が建つ。
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 参道を進むと石の鳥居が建つ。
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 鳥居を潜ると、拝殿が建つ。
 拝殿脇には灯篭もある。
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 拝殿の先には一対の狛犬が祀られている。
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 その先は本殿である。
 本殿には日露戦役の扁額が掛かっている。
 本殿の祭神は譽田別命とされている。
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 この八幡神社の由緒は不明であるが、確かな説は万因寺(開基平安時代)の鎮守社として、創建されたものと考えられる。

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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