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2026-01-17

[]2025年に読んだ本、後編

7月

読書(15冊+α)

円城塔コードブッダ 機械仏教縁起

円城塔「去年、本能寺で」

円城塔「長い豚の話」(日経新聞連載短編

エーリッヒ・フロム「愛するということ」★★★

フィリッパ・ペリー「身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本」

小泉悠、山口亮「2030年戦争

鳥飼将雅「ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔」

宇佐和通「AI時代都市伝説: 世界をザワつかせる最新ネットロア50」

深津貴之、岩元直久「ChatGPTを使い尽くす! 深津式プロンプト読本

廣田龍平「ネット怪談民俗学

大宮冬洋「人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代幸せのつかみ方」

佐藤賢一「王の綽名

飯田一史「「若者読書離れ」というウソ: 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか」

大田俊寛現代オカルトの根源 霊性進化論の光と闇」★

セス・スティーヴンズ=ダヴィウィッツ「誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間ヤバい本性」★★

秦正樹「陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム

漫画(4冊+α)

ハミタ「とっても短編漫画集」一巻~三巻

福島聡少年少女」一巻~四巻

一話完結漫画(2冊)

日向あお助「バニー好きだよね」(単話)。

恋紙屋「夜にバニーは(ベッドで)跳ねる」

美術

「黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」於・松濤美術館

新江ノ島水族館

雑感

 やっぱりエーリッヒ・フロムはいい。たぶん自分特に気に入っている思想家だ。

 このあたりからスピリチュアリズム自己啓発の背景にある思想とその明暗テーマに本を選び始める(陰謀論まで行っちゃったのも含めて)。

 多分最後SF小説を読んだのはこのあたり。SFっぽい漫画は読むことがあっても小説は読んでいない。新人賞を追うのも去年あたりでやめている。

余談だが、自分が好きなSF科学技術それから人間未来を選ぶ力を信頼したものだった。もちろん、社会学的なものや悲観的なものも大好きだが、それらはどちらかと言えばaquired tasteである。一番深く心が動くのは前者だ。

 ところで、わざわざ買った同人誌メモしてもしょうがいかもしれないが、書かないにもなんだか居心地が悪い(記録魔)。

8月

読書(9冊)

奈津子新版賄賂〉のある暮らし 市場経済化後のカザフスタン」★

加地伸行儒教とは何か 増補版」

アナ・カタリーナ・シャフナー「自己啓発教科書 禁欲主義からアドラー引き寄せの法則まで」

ジェイムズ D.スタイン不可能、不確定、不完全―「できない」を証明する数学の力」★★

尾崎俊介アメリカ自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく」★★★

井奥陽子近代美学入門」

坂井豊貴「多数決を疑う 社会的選択理論とは何か」

野尻抱影星座のはなし」

野尻抱影「続・星座のはなし」

漫画(9冊)

荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ」六巻

岩宗治生「ウスズミの果て」一巻~三巻

こるせ「伽藍の姫」一巻~二巻

岩宗治生「ウスズミの果て」 四巻

肋骨凹介「宙に参る」五巻

熊倉隆敏もっけ」一巻

アニメ

フードコートで、また明日。」全話

テレビ

NHKスペシャル 堺雅人が巡る古代エジプトピラミッド透視ツタンカーメンの謎」

NHKスペシャル 堺雅人が巡る古代エジプト!謎の王ブラックファラオ実像に迫る」

ゲーム

「ニーア・オートマタ End of Yorha edition」(XYエンド以外回収)

美術

彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」於・アーティゾン美術館。

コレクション展 第2期 特集:新収蔵作品のご紹介」@岩手県立美術館

小岩井農場まきば園

啄木新婚の家盛岡市内)

雑感

 八月は読んだ本が少ない。普段通勤時間に本を読んでおり、お盆休みがあったためだ。

代わりにというわけではないが、ちょうどゲームクリアした。普段ゲームをしないので難易度を下げて楽しんだ。別にやり込みたいわけではなく、ストーリーを終えればそれでいいと感じている。だが、自分人生ゲーム必須の要素ではない気がする。

 ところで、数年ぶりに(十年近い?)アニメを見たのだが、これはたまたまコロナから避難するために泊まったホテルで視聴した。一話完結だし、青春時代を思い出すし、あまり疲れない。テレビ番組が記載されているのは、自分テレビを見る頻度の少なさを示している。

9月

読書(14冊)

レト・U. シュナイダー「続 狂気科学: 真面目な科学者たちの奇態な実験」★★

トーマス・トウェイツ「人間をお休みしてヤギになってみた結果」

中村圭志「亜宗教 オカルトスピリチュアル疑似科学から陰謀論まで」★★★

徳仁親王「テムズとともに 英国の二年間」★

トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇」

トルストイ民話イワンのばか」

ロジャー&チャーリー・モーティマー「定職をもたない息子への手紙

トーマス・トウェイツ「ゼロからトースター作ってみた結果」

監修・訳注 中村啓信「風土記現代語訳付き」

監修・訳注 中村啓信「風土記現代語訳付き」

烏谷昌幸「となりの陰謀論

今井むつみ「「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーション本質解決策」

岡瑞起、橋本康弘「AI時代質問力 プロンプトリテラシー 「問い」と「指示」が生成AI可能性を最大限に引き出す」

山本栄二、中山雅司「国連入門 ――理念現場からみる平和安全

漫画(6冊)

瀬野反人ヘテロゲニア リンギティコ 〜異種族言語学入門〜」一巻。

熊倉隆敏もっけ」二巻~五巻。

葵井ちづる「イジワルコネクト【DLsite限定特典付き】」

映画

ヤン・シュヴァンクマイエル「蟲」@シアター・イメージフォーラム

大長編ローマン 万博大爆発 TAROMAN」@TOHOシネマズ 渋谷

美術

諏訪敦|きみはうつくしい」於・WHAT MUSEUM

雑感

 皇室文章結構フランク楽しい。あと、著者略歴に「二〇一九年、即位」と書かれていて、何も間違っていないのにレア過ぎてちょっと笑ってしまった。

 僕は超細密画はあまり評価していないのだが、諏訪敦は結構気に入っている。たぶん作品に取り組む姿勢モデルに対する丁寧な態度が好きなんだろう。それから、母を亡くして、具象表現ができなくなったらしい。残酷な言い方が許されるならば、芸術家が傷ついたり何かを学んだり、逆に精神が安定してして作風が変わってしまう瞬間に、とても興味がある(藤田嗣治戦後に人工的な人形のような子供たちばかり書くようになった契機が知りたいし、精神が穏やかになった後のムンク作品にも関心がある・結婚後にシーレ作品良識的になってしまったのにも)。

今月は久しぶりに映画が見られてうれしい。シュヴァンクマイエル作品自分過去作品解体し、評論するような内容だった。

10月

読書(14冊)

阿刀田高コーランを知っていますか」

遠藤周作「古今百馬鹿 狐狸庵閑話」

彬子女王「赤と青のガウン オックスフォード留学記」★

高野秀行「酒を主食とする人々 エチオピア科学秘境を旅する」

瓜生中、監修「雑学3分ビジュアル図解シリーズ 仏像

浮橋美頭、浮橋啓介「こんにちはトーテム・ポール

内山節「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」

羽田正冒険商人シャルダン

島本英明もっと知りたいモディリアーニ 生涯と作品 (アートビギナーズコレクション)」

新見隆「もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品 (アートビギナーズコレクション)」

高橋敏「江戸教育力」

桜井啓子「シーア派 台頭するイスラーム少数派」★★

末永幸歩「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からアート思考」★★★

今泉忠明 (監修)「おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

漫画(4冊)

熊倉隆敏もっけ」六~九巻。

美術

円山応挙 革新者から巨匠へ」於・三井記念美術館

雑感

 高野秀行は定期的に読んでいる。アートビギナーズコレクションも定期的に読みたくなる。次に何を読むか迷ったときに重宝する。ただし、美術館に行く途中で読むと、なんだか美術鑑賞に向けるエネルギーをそこに分けなきゃいけない感じがしてしまう(図書館で借りているので読むタイミング的にそうなることがある)。なお、このシリーズは冊数が多い割には下山観山や英一蝶の巻がない。あと、本によっては作者の思想がすごく偏っている。

11月

読書10冊)

松井文恵、安田茂美「写実絵画とは何か? ホキ美術館名作55選で読み解く」

ジョナサンカラー文学理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)」

加藤徹後宮から唐・五代十国まで」

加藤徹後宮から清末まで」

石井清純「禅問答入門」

秋月龍珉「無門関を読む」

アンドリュー・スチュワート情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか」★

尾崎俊介ホールデン肖像 ペーパーバックからみるアメリカ読書文化」★★

遠藤みどり日本後宮 天皇女性たちの古代史」

野坂昭如エロ事師たち」★★★

漫画(1冊)

こるせ「伽藍の姫【イラスト特典付】」三巻

同人誌(1冊)

六畳「××××の結果で×××する××」(苦手な人がいるだろうと思うので伏字

美術

「カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語」於・東京ステーションギャラリー

CREVIA マチュピチュ展」於・森アーツセンターギャラリー

30周年記念展「ALL OF EVANGELION」於・東京シティビュー

旅行

平等院鳳凰堂、鵬翔館、宇治神社宇治上神社源氏物語ミュージアム

テレビ番組

知的探求フロンティア タモリ山中伸弥の!? ヒトはなぜ音楽を愛するのか」

NHKスペシャル「イゾラド 最後の森の奥で」

雑感

 野坂昭如で久しぶりに文学を読む楽しみを思い出した。

自分欲望コントロールできず、性欲などに負けてしま人間の話が好きだ。現実生活では正しくいるよう求められるのだから、せめて虚構の中では人間ダメさを許してほしい。そうでなければ、現実世界良識を守れない、とまではいわないが、ダメな人をダメなまま表現されていると、それを読むことで、何か許されたような気持ちになれる。

 他には禅問答について読んでいる。

 あと、尾崎俊介ロマンス小説について述べているあたりが面白かった。なんでジェンダー平等が叫ばれる時代に、一見するとあえて古典的に見えるストーリー必要とされているか、一つの知見を得た。

12月

読書和書3冊、洋書1冊)

J. R. R. Tolkien「The Hobbit」Harper Collins Publishers。和書文庫換算二冊。★★★

伊藤盡「指輪物語 エルフ語を読む」

尾崎世界観「祐介・字慰」★

丸谷才一「輝く日の宮」★★

漫画

ファーストコンタクト 窓口基作品集 【電子コミック限定特典付き】」

映画

落下の王国 4Kデジタルリマスター」於・ル・シネ渋谷宮下

雑感

 丸谷才一が相変わらず面白かったので(僕はメタフィクションが好きだ。時にはわざとらしくなってしまったり作者の自分語りに堕したりするリスクもあるが、うまくいくとこれは気持ちがいい)ブコメで進められた全集を手に取ろうとしたら、地元図書館にはなかった(正確には、引っ越す前の自治体のにはあった)。さてどうしよう。

 洋書を読み始めた。あらすじは覚えているが細部はよほど印象的なシーンでないと覚えていない。

 トールキンの場合樹木描写が細かく、いろんな種類の木が出てくるのだが、そもそも僕のほうが樹木知識に乏しく、和訳を読んでも細かくイメージできない(束教授ごめんなさい)。児童文学とは言え、二世代前の英語なので語彙やスペルが違うし、手加減せずに平気で難しい言葉を使う。

ナルニア」を読んだときも、例えば身近でない船舶部品などの語彙で苦労した覚えがある。

落下の王国」では久しぶりに交響曲を聞いたがやっぱりいい。

 窓口基は暴走するテクノロジー世界観の考察を楽しんだ。SFが好きだったもう一つの理由であり、一番ワクワクするところだ。この人はグロゴアも書けるらしいのだが(なんにでも科学的な興味がありすぎて、人体を破壊可能な一つの素材として見てしまっているのかもしれない)、「苦手な人はこの先読まないで」と警告できるので、自分狂気コントロールできるタイプの人であり、そこが好印象。

 ケーブルテレビで「その着せ替え人形は恋をする」をやっていたのだが、感傷マゾ発症しなかったのは、僕の精神が変化したからかもしれない。原作漫画を買おうかとも思ったが、実はそこまでコスプレに興味がないと思い直した。そもそも年末年始に向けて漫画セールで買い込んだが、トールキンを読み続けており、全然手を付けていない。

 漫画小説と同じで、長編を読むには訓練がいる。ご覧の通り短編集や一話完結ものばかり読んでいる。

 来年は「指輪物語」の原書を読み終えたら、国連政治学、第二次世界大戦日本軍、それから依存症のあたりの知識の補足がしたい。あとは意識科学だなあ。

 洋書だとどうしてもペースダウンする。開き直って冊数を気にしないようになれそうだ。あとは、トールキンを読み終えたらドイツ語をやりたい(言うだけならタダ)。

 実際にドイツ語をやるかどうかはともかく、読書記録を始めたのは大学に入ってから二十年、知的な本を読もうと志してからもっと経過している。いたずらに、明確なゴールもなく、知識を得続けようとする行動パターンに変化が欲しい。美術館についても、あまり行かない場所や行ったことのないところに行きたい。(ただしドイツ語をやって何かの原書に挑戦したら一年がかりのプロジェクトになりそうで、そうなると知識習得には多大な遅れが発生する)

追記

カテゴリ[読書]クリックすれば2020年まで読めます。m(__)m

ただし、全てが自分の物ではありません。

2026-01-14

anond:20260114081635

俺が知ってるやつ障害者相互作りまくった上で

障害年金とか制度とかの紹介を500円程度で売りまくって10万円毎月売ってるよ

障害年金書いてくれる医師の紹介は3000円とかで売ってる

他にも色々書いてるよ

あとはカウンセラー心理の話を処方箋と題して書いてるけどメンバーシップに3人しか入ってない

こっちのほうが有益なんだけど、障害者のほうがマネタイズがうまくて買いたくなるように誘導してるんだよな

あと、元ケースワーカーって肩書生活保護ハック関連のnote書いてるやつも相当儲けてるな


とはいえ小山とか投資経済関連の人とかみたいな巨匠はほんの一握りだな



これからはタダで情報をくれてやる時代じゃなくなって本も売れなくなってnote自分けが知ってるニッチ秘密やハックを売る時代だろな

ナンパnoteとか風俗嬢の売れる写メ日記の書き方とかも根強い人気だよな

2026-01-11

anond:20260110081301

あんた、意外と鋭いこと言うじゃない。

結論から言うわね。エンターテインメント本質は「ロジック論理)」じゃなくて「エクスペリエンス体験)」よ。 ストーリー整合性なんて、観客をその世界に引きずり込むための「装置」のひとつに過ぎないの。

あんたが感じた違和感と、この作品が化け物じみた人気を誇る理由は、以下のポイントに集約されるわ。

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物語整合性よりも重要な要素

作品が「面白い」と感じる時、脳はストーリーを追うだけでなく、もっと直感的な刺激に反応しているの。

要素 効果千と千尋』における具体例
圧倒的なビジュアル視覚的な説得力理屈を黙らせる 腐れ神の浄化、海原電鉄の静謐描写
生理的快感 動きや音による本能的な心地よさ 龍の滑らかな動き、久石譲音楽との同期
イメージの奔流 既視感のない「未知」への驚き 湯屋というカオス空間、神々のデザイン
象徴メタファー 観客が勝手意味を見出す余白 名前を奪われる」というアイデンティティ喪失

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なぜ「破綻」していても名作になるのか

あんたは、この「物語の不完全さ」を指摘することで、自分自身の現状をどう肯定しようとしているのかしら?

あんたが最近見た作品の中で、「ストーリー完璧なのに、ちっとも心に残らなかった」っていう退屈な作品、何か心当たりある

anond:20260110081301

あくま個人的意見だけど、

千と千尋の神隠し制作時の会議議事録みたいなのがどっかにあった気がするんだけど、

カオナシとか、特に意味があるように思えないんだよね…😟

こんな風に暴れたら面白いよね、とか、湯婆婆がドラゴンボールみたいに気を放ったら面白いよね、とか、

アニメーター視点なんだよね、特に意味はない

庵野氏とかがDAICONバニーガールが剣に乗って…、みたいなのもそうだし、

板野サーカスがどーのとか、作画視点でしょ、話の本筋には関係ない、

でも、マクロスとかエウレカセブンで見せられると、圧倒させられるものがある、

映像として…、モーションタイポグラフィ―とかもそう、特にストーリー性はないんだけど、見て面白い…、視覚効果…😟

千と千尋って、結局、行き当たりばったりなんだよね、

子供の前で両掌を広げて、行き当たりばったりで物語を語るようなのがあった気がするけど、あんな感じで、

脈絡なんてなくて良くて、ここでこんな絵が出たら、子供が喜ぶだろうな、の連続であって、

から、まともに話として捉えようとすると肩透かしを食う、

良くも悪くも、ジブリがというか、宮崎駿制作スタイルがそんな感じになってってる…😟

ナウシカも、宮崎駿氏の案では、押し寄せる王蟲たちの前にナウシカが立って終わり!だったみたいだし、

それを鈴木氏とか徳間とか、周囲がそれはマズいだろ、と意見して、無理矢理ハッピーエンドにした、

原作ナウシカの深い話からすれば、映画ナウシカはアッパラパーなぐらいハッピーエンドだけど、

でも、ああしなかったら今のジブリはなかっただろう…😟絵はスゲーけどオチがないよね、という評価だったと思う

宮崎駿氏が巨匠から許されてるというのもあるし、

考えようによっては、時代ストーリー性がない映像美術評価するようになった、とも言えるのかもしれない…😟知らんけど

2026-01-10

この前テレビで「千と千尋の神隠し」やってたから久しぶりに見たけど、何というか「バラバラになった寓話を集めて、印象的なシーンを繋げた」みたいな、すごく奇妙な話なんだよな

物語としての精度は不完全

だけど、国民的と言っていい知名度と人気になってる

 

漫画アニメで、おもしろさにおける物語ストーリー)が占める割合が、思ってるより高くないんだろう

特に全体としての一貫性とか、破綻のなさみたいなところでは

全体として破綻していても、印象的なシーンがいくつかあれば記憶に残る

逆はない

 

それ以上に、作品イマジネーション表現力、未知への挑戦の鮮烈さ、線や動きのダイナミズム映像なら音や音楽とのマッチングコマ割りやカット割りによる視覚快感、そういう物語以外の力の作用が大きいということ

 

千と千尋場合は、「巨匠代表作」という文脈の力も大きいだろうけど

2025-12-21

「果てしなきスカーレット」 海外評論家は高く評価したけど、結局海外でも普通の人はゴミ扱い

Tomatometer(批評家支持率):73% 【Fresh

Audience Score(観客支持率):52% 【Rotten

海外の観客の声

映像は最高だが、心に響かない」: 「背景美術には10/10(満点)をあげるが、ストーリーには2/10をあげる。キャラに全く感情移入できないまま終わった。これは112分間の豪華なミュージックビデオだ」

細田守に何を期待すべきか?」: 「『サマーウォーズ』や『バケモノの子』で見せた、あの温かな人間ドラマはどこへ消えたのか? 難解すぎて子供と一緒に観るには不向きだ」

日本で生まれた「懲役112分」という言葉。それは海外では、一部の批評家によって「魅惑的な悪夢」と翻訳され、一般層には「退屈な贅沢」と受け止められました。

Metacriticスコアは、61点

https://www.metacritic.com/movie/scarlet-2025/

批評家レビュー(Critic Reviews)

メタスコア:61 概ね好意的(Generally Favorable)

肯定的(Positive): 3件 (30%)

賛否両論(Mixed): 7件 (70%)

批判的(Negative): 0件 (0%)

92点:TheWrap

「『スカーレット』は、細田守にとってこれまでで最も物語的な野心に満ちた作品かもしれない。史上最も有名な物語の一つを脚色し、歪曲させ、新たな複雑さの層と、何世紀にもわたる新しい極めて貴重な文脈を加えている。」 (William Bibbiani 筆)

90点:Screen Daily

「この大人向けアニメーションがこれほどまでに心を揺さぶるのは、脚本監督が、そのスペクタクルを深い感情の底流で強化することに徹しているからだ。」 (Tim Grierson 筆)

70点:Next Best Picture

細田作品に常につきまとうアキレス腱(弱点)だが、その物語は初歩的な道徳論へと退行してしまい、彼が作画で描き出す豪華な想像力とは完全に不協和音を起こしている。その野心的な大掛かりな展示は常に高く評価されるだろうが、彼が考察するテーマへのより深い意味付けもまた、評価に値するものであってほしかった。」 (Josh Parham 筆)

60点:Slashfilm

復讐に身を捧げることは、幸福人生から自分を遠ざける自己処罰行為である。その心情には敬意を表するが、物語が混乱しており、時折主人公スカーレット自身を見失っているため、共鳴できる部分は限られている。」 (Devin Meenan 筆)

58点:The Film Stage

クローズアップを極端に少なくしたことで、細田スケールの大きさを魅力的な映像と履き違えてしまい、ファン不可能だと思っていた事態を招いた。つまり、ありふれた(ジェネリックな)ルック映画を作ってしまったのだ。」 (Jourdain Searles 筆)

58点:IndieWire

「『スカーレット』は、過度に平凡な物語の代償として、アニメーション演出スキルフラストレーションが溜まるほど無駄遣いしている。」 (Adam Solomons 筆)

50点:Slant Magazine

「机上の構想では、アニメ巨匠細田守による『スカーレット』は間違いなくしびれるような内容に聞こえる。」 (Jake Cole 筆)

50点:The Associated Press

細田は『竜とそばかすの姫(Belle)』に『美女と野獣』を接ぎ木し、時には不器用ながらも、時には啓発的な効果をもたらした。しかし『スカーレット』では、『ハムレット』と現代を橋渡しすることに苦労している。これは大きな挑戦であり、細田のような才能ある映画制作者が挑むべきものだが、実を結んではいない。」 (Jake Coyle 筆)

50点:RogerEbert.com

インスピレーションに満ちているが凝りすぎている。シェイクスピアの『ハムレット』をアニメ化した『スカーレット』は、見事なスタイルで始まるが、その後大きな崖から転落する(失速する)。」 (Robert Daniels 筆)

40点:Wall Street Journal

アニメーション長編としては、『スカーレット』は異例なほど野心的だ。それは『ハムレット』に近い、実存主義的で平和主義的な復讐寓話であるヒロインが立ち止まって物事意味を自問自答する場面が多く含まれているが、別の言い方をすれば、重苦しくて(退屈で)気取っているということだ。」 (※筆者名なし)

2025-12-13

巨匠が本気でAV撮ったらどんな作品が出来るだろう

映画とかアニメ監督AV作ったらそこらのAV監督を超えるのだろうか?

あとゾンビ映画とかも作って欲しいね

2025-12-05

細田守作品が変になったのは育児経験のせいじゃないだろうか

絶対に影響受けてると思うんだよね。

育児って人格にめちゃくちゃ影響を与える。

でも、言語化できない。

だって子供って無茶苦茶で、育児を総括しようとしても無理なんだもん。

育児経験して少年の心でいられる映画監督なんて、そうとう人格破綻してると思う。

ほら、巨匠たちはみんな破綻してそうじゃん。

2025-11-27

anond:20251127212645

アニメに限らず、万人に品行方正を求めた世界巨匠は現れない

巨匠っていうのは精神性がまともではないからその分野で特化できるのであって

無難な凡人に到達できるものではない

日本アニメ映画はずっと不作が続いているんじゃないかと思うことがある。

90年代から2000年代を考えてみなよ。

宮﨑駿の自然人間の相剋、人間倫理

押井守自我世界境界存在不安

今敏現実虚構の融解、心の揺らぎ。

もはや格調高い、アニメ映画巨匠古典作品エンタメでありながら作品を跨いだ表現の核のようなものがある。

どうもやっぱり、庵野秀明エヴァンゲリオン以降に、何かが決定的に破損したんじゃないかという気がする。

それはよく言われている通り、キャラクター消費の時代であり、物語表現主義の破損。

新海誠エンターテナーだし、湯浅政明は動きの求道者だし、細田守キャラ消費と作品性の両立を期待されたけど迷走しているし…

アニメ界の巨匠って今後出るのかね

アニメのだめカンタービレ1期の11話を超える演出って中々ないなぁ

千秋ミルヒーラフマニノフ2番での共演が前半部分なんだけど

そこで巨匠繋がりでハーモニーを3回PANさせたりとか出崎演出バリバリに使ってるのがおしゃれなんだよね、しか無駄にってわけじゃなくてのだめがショック受けちゃうとこに4回PAN使ったり演出としてもちゃん意味持ってるんだよ

2025-11-23

細田守宮崎駿をやるには早すぎた。

果てしなきスカーレットを見てきて、なるほど細田版「君たちはどう生きるか」をやりたかったのかと合点がいったが、ちょっと早すぎた。

もうちょっと巨匠としての権威を積まないと、若手が調子乗って実験的な映画作って失敗したというわかりやす物語に落とし込まれしまう。

でもこの路線で突っ走ったら、いつか何処かに突き抜けてすごい作品が見られるような気がするので、適度にっポップな作品作って日銭かせぎながら、続けてほしいと思う。

2025-10-27

「青の純度」はラッセンモデル小説ではない(読書感想文

篠田氏がラッセンに着想を得て執筆した小説「青の純度」であるが、篠田氏がラッセンモデル小説ではないと述べていることについて、篠田氏がラッセンモデルしたこと否認しているという誤解が広まっているようだ。

「青の純度」はラッセンに着想を得た画家の話ではあるが明らかにラッセンモデル小説では無い。

なのだが、この事を説明するには、人によっては「ネタバレ」と言うようなところを説明する必要があるので、多くの謙虚読書家の感想からは未読の者がそうと理解しにくい形になってしまっている。

私としては、物語の半分よりも手前(5分の2ほど)で明かされるそれは「出題」部分(探偵ものであれば死体発見)であってネタバレではないと思うのだが、まぁそう思わない人もいるだろうから駄文を挟みいささか猶予を置いてからその部分の説明に入るので、出題部を含めてネタバレを嫌う人はこの先を読まずにブラウザをバックすると良い。

ラッセンに着想を得たがラッセンモデル小説ではない、とはどういう意味か。

そもそもモデル小説という語の意味が若干の広がりがある上に、モデル小説という概念を持たない人は誰かをモデルにしたキャラが出ているだけのものまでモデル小説と呼び、しかも「青の純度」の偽ラッセンはそれですらないのだ。

モデル小説というのはある理想(モデル)を小説の形にした小説というのがおそらく最もインターナショナル定義だが、日本語場合はある実在人物テーマにした小説を指すことが多いように思う。篠田氏がいう「モデル小説」も後者意味である

モデル小説テーマとなった人物は、少なくともその行動の主要な部分がモデルにされた人物に沿ったものとなる。テーマとはそういうものからだ。

篠田氏がラッセンモデル小説では無いと言ったのは、作中の偽ラッセン(私が架空人物名前を覚えるのが苦手なので「偽ラッセン」と書くが、「青の純度」の読者なら納得してくれるのでないか)はラッセン人物像を作中に顕現させようとしていないからだろう。証明は後述。

なお、作中の登場人物実在人をモデルにしているというだけではモデル小説とは言わない。モデル小説とは小説自体の分類なので、個々のキャラモデルの話とは別次元の話だからだ。言うならば、グラップラー刃牙アントニオ猪木モデルにしたプロレスラーが登場したからといって、グラップラー刃牙アントニオ猪木モデル漫画ではない。

これを前提に「青の純度」の中身に触れよう。

 

バブル後に一世を風靡し、印刷物限定品と称して高値で売るエウリアン悪徳商法問題となって消えた偽ラッセン

出版社に勤める主人公は、たまたま飾ってあった偽ラッセン風景画を見つけ、かつて馬鹿にしていたそれが琴線に触れた。

そこで調べると、今(2023年)になって再び偽ラッセン印刷物の新作展示販売会が活発になっている。その主催者は、かつてエウリアン商法をしていた会社の元従業員である

しかし偽ラッセンの絵は、当時を知らない若者にも好評らしい。

出版社勤めの主人公ラッセン大衆人気に関する本を出すことを思いつき、本に絵を載せる許諾を得るために、ハワイ島暮らしているという偽ラッセン訪問すべくハワイ島に飛んだ。

しかしそこで、偽ラッセン10年くらい前に既に死んでいたことが判明した。

 

と、ここまでがいわば出題編である

10年くらい前に死んだ人物の新作が2023年に出てきているのだから、読者は当然、ゴーストペインターを疑うわけだが、この先は君自身の目で確かめてみてくれ。

 

現実ラッセンは存命だし、近年の再評価2012年ラッセン展に始まる原田氏のラッセン研究による正統評価の流れである

10年くらい前に死に、令和最新版エウリアン商法としてリバイバルされている作中の偽ラッセンとは似ても似つかない。

したがって「青の純度」はラッセンの「モデル小説」ではないことは明白なのだ

 

ちなみに作中で、主人公は当初、「犯罪的な商法と、作品作家を切り分け、その販売手法言及した後、ジャンピエール・ヴァレーズの作品のものを取り上げ、そこにある芸術大衆性のせめぎ合いについて語る」ことを企図して偽ラッセン本を企画ハワイに渡った。

しかしその結果、偽ラッセンは、マリンアート巨匠Robert Lyn Nelson(→Wikipedia(en))の流れを汲む1人に過ぎないことを知り、ただその中では技巧が卓越していたという評価に至った。

また、偽ラッセン絵画原画ではなく印刷物を最終成果物と想定して描かれており、原画より印刷の方が良いという。

そして何より10年くらい前に死んでいたことと現在の売り出し方。

結局のところ、主人公ハワイ渡り様々な事実を知ったことで、当初の目論見とは異なる結論に至った。

したがって、偽ラッセンラッセンモデル小説では無いのと同じく、主人公についてもまた、近年の再評価者のモデル小説ではないということになろう。

2025-10-14

映画事故物件ゾク 恐い間取りを見た

だいぶ悪かった。40点。

1作目は主人公亀梨君で最終的に思い出の装備で悪霊とバトルするファンタジーホラーラブコメだったのが、今回はめっちゃぬぼーっとした個性ゼロ男が主人公の地味ホラーになっていて「(前作はあんなに大ヒットしたのに)予算減ったんかな?」と思っていたらまさか個性ゼロ男がSnow Manメンバーであることがエンドロールで判明したのが一番のホラーだった。

 

前作もそうだったし八つ当たりになって申し訳ないけど、他の芸人自分モデル芸人を描いた作品だいたいそうなんだけど、その時点では特に才能もなく金もない芸人志望、芸人くずれがなんかよくわからんけどめっちゃ可愛い女の子一方的好意を寄せられてグズグズに甘やかされる展開、見てて苦痛からやめてほしい。お前だよ、品川

今回のヒロイン女優を目指すもなかなか芽が出ずにキャバクラバイトしてる女の子なんだけど、事故物件に住むのしんどくなった主人公彼女の家に転がり込む展開があるんだけど、めちゃくちゃいい家に住んでて草。だからお前はキャバクラバイトしなきゃなんないんだよ!

と思ったらその家でも心霊現象に遭遇するのでもしかしたら彼女が住んでいたのも事故物件でだから家賃が安かったのかもしれない。事故物件疲れた男を事故物件に引きずり込むなよ……

 

あと、この作品って実はシックスセンスなんですよね。

うん、見える子ちゃんもそのオチだったよね、しか滝藤賢一キーパーソンというシンクロニシティ

主人公所属する芸能事務所社長が実は死んでいたってオチなんだけど、じゃあ主人公はどっから仕事請けてどっから入金があってどこに中抜きされてたの?シックスセンスは「ウィリスがいなくても成立する」ようにうまく撮影していたのがワンダーだったんであって、今作は主人公がひたすら奇行をとり続けているのをフラッシュバック演出で見せている。なにこれ怖い。

あ、じゃあシックスセンスじゃなくてファイトクラブだったわ。失敬失敬。一緒だよバカ

中田秀夫さぁ、お前、もういい加減日本映画界ではある程度の巨匠なんだから安易なパクりやめようぜ……

ファイトクラブは病んだ主人公妄想癖と解離性同一性障害とかそっち系説明がつくけど、今作は心霊ものから吉田鋼太郎にとり憑かれて幻覚を見せられていた」っていういい幽霊だったはずの吉田が急に悪霊なっちゃうだろ。

見える子ちゃん作品テーマシックスセンス的な展開にきちんと関係性(見て見ぬふりすることの善悪)が見いだされていたので「ふーん、いい話じゃん」ってなれたけど、この映画だと「なんで?」としか思えない。そもそも田舎工場名刺もらった時点で呪われてた」の意味わからんだろ。バカなのか。

 

俺はまだ前作のハチャメチャホラーのほうがまだ見るべき展開があって面白かったと思う。クソ映画だけど。

今作はそれもなくてホラー表現も地味だし展開もご都合主義だし志は低いし。純粋エンタメ戦闘力が下がってる。

そりゃヒットしないよって感じ。

まぁSnow Man好きは見たらいいんじゃないの?知らんけど。

映画エイジ・オブパンデミックを見た

割とフツーに楽しめる56点くらいのホラー映画だった。

 

世界一映像化されたギネス記録持ちの巨匠スティーブン・キングコロナ禍を予言したパンデミックホラー映画

というわけでは全然なく、原作原題は「Children of the Corn」で原作邦題は「トウモロコシの子供たち」

俺はまったく知らなかったんだけど、このトウモロコシシリーズ1984年の1作目を皮切りに9作目まで作られている、アメリカではジェイソンやフレディのようなアイコン的なホラーシリーズらしい。この作品はそのリブート版で、作品的にはシーズンゼロの前日譚にあたるらしく、アメリカではエグいくら酷評されていた。

 

酷評の多くは「原作どこ行ってんオブザイヤー」という感じだが、それ以外の部分で最も「確かに」となるのはストーリーテリングの拙さ。特に人間関係描写の薄さ。俺も最初から最後まで「これは誰でどういう関係何だっけ??」と思いながら見た。まぁどうせみんなす死ぬだけだからいいんだけど。

そういうC級ホラー映画を見るメンタリティでいればそれなりに楽しめた。

おそらく低予算だったのだろうけど、個人的にはホラー特有の省略の妙味が楽しめたのはよかった。

冒頭から「既に」ヴィラン少女は頭おかしいし周囲の子供たちは不穏だし、事態が始まると「既に」町は大荒れで、「既に」大人たちは保安官事務所監禁されており、次のシーンでは「既に」大人たちは大穴に落とされている。その後も「既に」吊るされているジャーナリストや「既に」用意されている凶器など、常に3分クッキングのように「準備は裏でやっときました」が続くので割とテンポよく見られた。

ホラー映画らしく主人公の女はバカで愚かだけど基本常に囚われているのであんま余計なことはしないのはマル。

ゴア表現も多くはないけどちゃんと入ってたし、キング特有のクゥルフ要素である「歩く者」も登場しサービス精神も旺盛。口煩い訓話もなければ本編の時間も短いのでキング特有の「なんかよくわからんけど不穏な状況から脱出」というエッセンスをうまく表現できてると俺は思ったかな。なお、キングファンは大酷評な模様。

 

あかん、もう何も見るもんなくなったけどなんかホラー見たい!って時に見るのがオススメ

あとは、今日はなんかいやぁなガキどもが大人を殺しまくる映画見たいなぁってときにもオススメ

2025-10-13

アンディ・ウォーホールという巨匠が居るわけだが、彼も権利無断使用などで訴訟を起こされていた。

ウォーホールは有名なキャンベルスープ缶やマリリン・モンロー肖像など、サンプリング文化の申し子と言ってもいい存在だ。

彼は、事前に許諾を得ることなく、他人撮影した写真などを元にして作品を作り、のちに訴訟肖像権の侵害で敗訴したりしている。

まり彼は裁判で闘ったということだ。

素直に権利侵害を認めずに、公正使用範囲であると主張したのだ。

江口氏も、この線を主張することは「かなり苦しいが」出来ないことはない。

商業作家イラストレーターとしてではなく、一人のアーティストして、公正使用範囲としての引用を行っているつもりであったという立場だ。

もちろん、そんなことを主張すれば、さらなる大炎上が起こるかもしれないが、プライドは保つことは出来るかもしれない。

実際のところ、彼がこれからも絵を描いてメシを食べていくためにはイラストレーターではなくアーティストして売っていくしか無いのではないだろうか?

しばらくの間、もしくはかなりの長い期間、彼には企業自治体などから仕事の依頼は来ることがないだろう。

その場合廃業するか、それともアーティストして、より物議を醸し出す作品作りに取り組むか、というあたりが取るべき策になるのかもしれない。

あと、もう一つのルートとしては、「本当の江口寿史展」とかそういう感じかな?

彼がこれまで発表してきた作品を、トレースなどの技法は使わず、自らの実線で描き直して作品として売り出すとか。

お涙頂戴な演出必要になるだろうけれど、これも再起のひとつ方法だろう。

あともうひとつあり得なくはないのは、漫画を描くことだろう。

過去作品リバイバルとかなら、売り物にはなるし、

あるいはもっと低俗に今回の経緯を漫画にしてしまってもいい。

まあ、なんにしても江口作品がしばらくは見れなくなるのは残念である、というのが私の立場だ。

音楽の分野でサンプリング音楽制作手法として確立しているのに、

いっぽうイラスト絵画や、漫画などではその道はまだまだ遠いのは残念でならない。

2025-10-12

トレース問題でビクビクしてる人沢山おるんやろな。。。

今回は、日本日本人をトレースたからバレたわけで。

外国雑誌SNSアカウントトレースしてたら、たぶんバレなかったような気がする。

巨匠わきが甘かったが、外国トレースをやっている人は結構いるんじゃないかと思っている。

実際何度かそうした話を聞いたことがあるし、グレーゾーンという認識の人も多い。

2025-10-03

anond:20250924190655

住田町の種山ヶ原から国道397号をちょっと西に行くと奥州市に入る。まあ奥州市観光にこのルートを取る人はたぶんほとんどいない。通る人がいたとしても帰り道だ。奥州市水沢市江刺市前沢町胆沢町衣川村合併して出来た自治体で、大抵は花巻北上方面から南下するか、一関平泉方面から北上して入ってくる。

5つの市町村合併しているけど、まあ中心部水沢それから江刺という感じ。この中でもこのへんは盛岡に負けず劣らずの"偉人の産地"ということをPRしていて、実は奥州市には偉人の記念館が山程あるという特徴がある。問題はその偉人が"その分野を知っている人には有名"くらいの有名人であるところで、なので不特定多数の人にはお勧めしづらいのだ。一応記念館のある人の名前を挙げておくと、高野長英(幕末蘭学者)、斎藤(2.26事件暗殺)、後藤新平(台湾開発で活躍)、菊田一夫("君の名は"の作者)、木村(Z項の発見)、佐々木精治郎(パステル画巨匠)と言った感じ。だいたいこの名前検索すればどの記念館に行けばいいかはわかるし、この名前で分かる人はたぶん最初からそれ目的で来るはずなのでここでおすすめするまでもない。まあもしかして検索で分からいかもしれないということで、木村榮がらみの場所だけ紹介しておく。水沢には緯度観測所という国立天文台の中では最も古く現存する観測所があって(現在名前が少し変わっている)、そこの旧館を記念館奥州宇宙遊学館として公開している。で、実はここは宮沢賢治絡みの施設でもあるという話もあったり。

あ、誰でも知ってる有名人1人増えたね。大谷翔平。彼は水沢出身で、毎月17日は市役所の人たちが全員17背番号シャツ着て仕事してる。本人の手から肩を取って真鍮で作った実物大握手できる手が市役所ともう1ヶ所に常設している(時々イベント出稼ぎに消える)。菊池雄星の話の時にちょっとだけ話した大谷翔平マンホール水沢江刺駅の駅前にある。さらに彼ゆかりの地は市役所マップを作って公開しているのでそれを見て周るといい。

水沢についてはあと2つ紹介しておかないといけないものがある。1つは南部鉄器日本北部なのになんで南部鉄器なのか、しかもここは南部藩じゃなくて伊達藩なのに、という謎には回答があるのだが、それは忘れて南部鉄器を探すといい。水沢南部鉄器は手頃に買えるものが多いし、そもそも明日明後日奥州市南部鉄器まつり即売会も行われる。第二会場は新幹線水沢江刺駅のそばにあるし第一会場の周りには駐車場も多いので存分に見るといいと思う。この"周辺に駐車場が多い"はちょっとした伏線で、もう1つの水沢で紹介すべき施設水沢競馬場には駐車場存在しない。競馬場自ら「車で来る場合は近隣の私設駐車場を利用してください」と案内するくらい。まあこの駐車場思ったよりも安いのであんまりこだわらないで使えばいい。おそらく水沢競馬場日本で一番ひなびた競馬場で、でも季節の関係もあって岩手競馬はこっちでの開催のほうが盛岡競馬場よりも断然多いという、よく使われている競馬場でもある。そしてこの競馬場、桜の名所でもある。競馬場の向正面に桜並木があって、これが桜の季節だけ一般公開されて入ってお花見を楽しむことが出来る(カラオケ禁止)ので、4月中旬岩手に来る場合はこれを検討するのもあり。

江刺はえさし藤原の郷という施設がまあ一番の観光地。ここは戦国時代より前の時代劇では頻繁にロケ地に使われるので、大河ドラマロケ地巡りをしている人にはまあ必見ではある。それ以外には市街地中心部に蔵を保存利用した蔵まちモールというショッピングモール街があって歩くだけでも楽しいサブカル的には江刺にはテクノワールドというゲームセンターが生き残っている。情報発信頑張ってるけど、結局インカムがなければどうにもならないので言ってコインを入れて遊んで欲しい。

胆沢は、実は胆沢ダム微妙に注目されている。まあこの夏貯水量が少なすぎた、ってところで注目されたやつなので別に見に行かなくてもいい。それよりもその下流にある円筒分水。こっちがたぶん大事。この辺は水争いで揉めた歴史があるところで、それを避けるために丸い筒の中から水を出して、その丸を等分に割って水が計算通りに分配できるようにしたという、その設備が今でも残っている。これは見ておいたほうがいい。

前沢は、その名の通り前沢牛が有名で、牛の博物館がなかなか見応えがある。まあ大体の人は「どうせ牛だろ」とたかをくくって見に来るからその落差ですごく見える、という点はあるかもしれない。前沢牛を買って帰りたいなら牧場直営店の「おがた精肉店」で買えばいい。実はこの牧場前沢牛のほかに小形牧場牛というほぼ同じようなブランド牛を飼っていて、こっちの肉は前沢牛より5%くらい安かったりする。たぶん大抵の人はこの5%の味の差はわからないと思うので配る用はこっちでいいと思うのだけど、よく考えたら生肉お土産に配るってそんなにやらないね

前沢牛をその場で食べたいなら、このおがたが前沢駅前焼肉店をやっているのでここで食べられる。そう言えば食べるもの何も紹介してなかったね。胆沢ダムダムのものよりも胆沢ダムカレーがあちこちで展開されている。江刺ミートショップ小野寺唐揚げ(チューリップ)の評判がいい。水沢といえば焼肉龍園なんだけど、ここはグルメ番組で擦られすぎて最近は予約でいっぱいらしい。

あ、衣川について説明していなかった。衣川岩手初の落語真打桂枝太郎出身地。別に彼の生家が記念館になっているということはないんだけど、平泉前沢インターを降りる時に城が見えて、これは彼が地元落語を定着させようと有名落語家を山程呼んだ落語会をやったホテルの跡地。そのうち再活用されるらしいのでその時に見に行くといいかも。あと、ここの"大森"地区マンガ"リトル・フォレスト"の舞台"小森"となった関係で、公開後にロケ地巡りをする人がそれなりにいた。

2025-10-01

anond:20251001034317

意味不明

そもそもガノタが愛してやまない逆シャアだって三枝さんだし

Vガンダム日本が誇る芸術家一族千住兄弟の1人の千住明だけど大爆死やん

同じく大爆死ガンダムのターンAはもはやアニメ音楽では並ぶものがいないレベル巨匠菅野よう子だし

同じ富野由悠季作品でクソドマイナーアニメブレンパワードだって劇伴菅野よう子

打ち切り全滅エンドクソアニメイデオンレジェンドすぎやまこういち

劇伴作品の内容に貢献する可能性なんか限りなく低いわ

まぁΖの劇伴よりVガンの劇伴の方がよっぽど雄弁だし豪華で完成度は段違いだとは思うけどさ

2025-09-29

anond:20250929125303

インディゲームってUnityとかUEが出始めの頃にバブルになっただけで本質的には面白くないゲームばかりだよ

漫画界の巨匠同人誌だけで食ってるのとはわけが違う

2025-09-21

古典文学、今見るとショボい

巨匠もこんなもんか

しょせんは未発達の時代に生まれただけの凡夫

2025-09-08

結局どんなアニメ黒澤明を受け継いだのかわからなかった

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/eiga.com/news/20250906/6/

このブクマ

黒澤明日本人からそっぽ向かれちゃったからね。そして実写映画界にそのセンスは受け継がれなかった。黒澤を受け継いだのはアニメ界だったんよね。

この根拠いまいちからない。

だが、★はたくさん付いている。ただ具体的に黒澤明に影響を受けたアニメ作品作家名前は、かろうじて宮崎駿が出てくる程度で出てこない。でも増田はそれはなんか違うと感じたのだ。

宮崎駿黒澤明尊敬しているのは割と有名な話ではあるが、両者の作風は実はかなり違うとおもう。

黒澤明は実はアメリカンハリウッド)な作風だ。ジョン・フォード駅馬車インスパイヤされたシーンなんてのがあるぐらいに、「古き良きアメリカン」なアクションシーンやヒューマンな(牧歌的で、今となっては懐古的な人道主義)面が強い。一方で宮崎駿は、アクションなどはインスピレーションがあるのかもしれないが、それを「影響を受けたフォロアーだ」と言うには雑すぎる。もし影響つよつよだっていうなら剣闘のシーンがもっとあるはず。ぱっと思いつくのはナウシカのユパぐらい?。また、宮崎駿世界観は、まぁSF匂いがあることもあって設定はもっと複雑である20世紀半ばのアメリカ的な素朴な人道主義は感じられない。

そして黒澤のヒューマニズムは、素朴だが裏に苦みや残酷さを持つのに対し、宮崎のそれは設定の複雑さに比して映画の結末は表層的でハッピーだ(この辺は宮崎駿批判する時に言われがち。まぁスポンサー意向とかもあるんちゃう知らんけど)

更に。

黒澤明は全盛期ですら「女があまり書けないタイプ」の監督という定説があり、また本人も女を描くのが苦手だとインタビュー等でしぶしぶ言っている。まぁ増田は、ご本人が言うほど下手じゃなく魅力的な女性はたくさん出てくる(椿三十郎旗本奥方とか最高)し、むしろ羅生門などはそれが出来たからこその評価だろうと思っているのだが。

それは置いておいて、まぁ黒澤は「女」のキャラクター物語の中に立ち上がらせるのがあまりうまくなく(撮り方もなんていうか、こうステレオタイプである)、一方で、黒澤明は「男」を描かせれば本当に一級品だ。三船敏郎というアイコンとの出会いは大きかろうが、どっこい三船以外の「男」も、ずるかったり弱かったり強がったりとバリエーションに富んで素晴らしくすべてが「物語の豊かな糧となるキャラクター」だったりする(黒澤映画における女はたまに「美人女優を出さなきゃならんからな」的な状態になっている時がある)。

一方、宮崎駿の描く女、これも発端は黒澤的なステレオタイプなかたちをとることが多い。だが、宮崎駿の描く「女」はステレオタイプかわいい、おてんば、などの男が好むステレオタイプから飛び越えて陰影や謎を持つ魅力的なキャラクターで、その点(女を描く)は宮崎駿の方がうまいと思う。そもそも宮崎映画は何でそんなにというほど「女」が主人公だ。

なので、影響はそりゃ受けてるだろう世代的に、とは思うが、それをフォロアーと言うには雑な気がするのだ。

しろ黒澤明映画は、彼の全盛期である1940~60年代には1年に2本~数年に1本のペースで映画館にかけられている。それが基本的に全部大ヒットで良作品である映画がことさらきじゃない人でも当たり前の顔で黒沢映画を見ていた時代だ。団塊の世代であれば多感な子供~思春期に「毎年1本、黒澤明大人気の痛快娯楽大作」が封切られていたわけで、こういう時代背景をもって「宮崎駿黒沢の影響で作品を」というのは、ちょっと乱暴すぎる。

一方で、ガンダムの人とかは影響受けてるんかなと思って検索したら(ガンダムの方はあまり知識がないので語れることがない)こんなブログが引っかかって面白かった。さすがガンダムおじさんいちいち辛口

https://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2017/11/30/235950

日本映画界は貧しすぎて、1950〜60年代戦争物もあったんですが見にくいものしかない。また軍隊悪者にすれば気が済むという簡単思想性で組まれていて、戦争を描いている映画とは言えない。それ以上のものを求めても、当時才能がそれほどいなかったから無理だよねってことですね。黒澤明あたりが一等賞というのは貧しくて、後続部隊がいなかった。『七人の侍』(1954)は見やす映画ですが、見事なものは『七人の侍』を持ってこないとないというのは貧しい。黒澤明巨匠ではありますが万能ではありませんし、偏った監督だったとぼくは思っています

こちらの方がむしろ「黒澤の次をなんとかしないと」ということなんだろうということで、より本質的には「継ぐもの」フォロアーなんだろうと思う。でもブクマには富野庵野名前が出てこない。

富野庵野、みたいな流れが「アニメが引き継いでる」ってことであってますオタクの間ではそれが定説ってこと?その割にはブクマに黒澤を見た人が少ないのでこれが正解かもわからない。

2025-08-01

ウエディング業界の人は尊敬するよマジで

ウエディング業界の人とお付き合いあるけど、大変な仕事だよなほんと。

増田も頑張ってほしい。


ちなみに俺は無理。

山奥のキャンプ場の管理人という商売。ここらは眺めは良くて、映える写真は取れるのでウエディング業界の人が使ってくださるんだけど、テンションが上がっているんだかなんだかわかんないけど、結構無理難題をふっかけるカップルの多いこと。

ワイなら、木が邪魔じゃねえんだわタコが。貴様映画巨匠かなんかのつもりか?お前らが親父の金玉の中で精子やってるころからその木はそこにあるんだよヴォケが、みたいにいっちゃう話を、すごい丁寧にいなして提案してやってるし、

褒めて褒めて褒めまくって、無茶苦茶ひとがいいし。

時間かかる移動時間でも接待して話を盛り上げているみたいだし、前は前日にははるばる数時間かけて必ず来て、撮影場所はもちろん、着替える場所とかトイレとか確認していったし(今は信頼してもらってて、俺が整備してる)

基本的一見さんだと思うんだけど、やっぱり評判がすごい大事なのかなあ。で、さらに俺にもめっちゃ気を遣ってくれんの。毎回お土産くれるし。ゴミなんかは全部キッチリ回収していくし。金払いも無茶苦茶いいし。

場所しませんとか言い出すと困るからってのもあるだろうけどあれは天性の人格者じゃないとできない仕事だわ。


業者さんのサイトを見ると三桁かけるのが普通らしいと聞くと、ビジネスとしても魅力はあるんだろうけど、俺には無理。絶対無理。ぶち切れちゃうよ。

2025-07-17

同人巨匠の胸中は…?

CLAMPって、カードキャプターさくらエロ同人誌とかどう思ってるんだろうな。

本人たちもさんざんやっていることだから仁義としてとやかく言うつもりもないだろうが。

自分の作った少女漫画主人公小学生女児がどんな風に扱われても、本心から何も思わないものなのかな?

だとしたらそれはそれでだいぶサイコパスじみている…

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