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はてなキーワード: ギャグ漫画とは

2024-12-07

ドラゴンボールってギャグ漫画だったよな

キャラが死んでも頭に輪っかつけときゃいいしな

2024-12-05

anond:20241205150952

銀魂ギャグ漫画ストーリー(バトル)漫画か難しいトコだな

個人的にはギャグ漫画の括りなんだけど、一話完結じゃなく継続した物語だとどうしてもギャグ要素は減るよね

難しい

anond:20241205145312

かぐや様とかはギャグ漫画に該当する気がする

ただストーリーもあったしギャグ漫画でもストーリー展開するのが定番化されたはいるよなあ 銀魂とかもそうだし

anond:20241205145933

それこそワンピースだってギャグ要素多めだしな

ギャグ漫画の連載は大変だってよく聞くけど、漫画としてはコスパ悪いのかもね

最近話題ギャグマンガってなんかある?

昔は稲中とかすごいよマサルさんとかみんな読んでるようなギャグマンガってあったけど

最近ってそこまでのギャグマンガある?

漫画ブームアニメブームって言われてるけど、みんなストーリー漫画ギャグ漫画話題作ってなくない?

2024-11-21

anond:20241120215220

創作物においての絵的なものの力過小評価しすぎなんじゃないの?

デスノートだって小畑じゃなくてガモウ本人が作画までしてたらギャグ漫画扱いされてただろうし

2024-10-29

実際にいた、創作趣味の痛い奴

創作活動、とりわけ「一次創作(完全オリジナル)」の創作趣味な人で、こんな人を見かけたことはないですか?

 

キャラクター設定はあるが、肝心の「お話(本編)」がない。
マンガ小説等の形になった「お話」は無いが、設定だけは延々と語る。
他者が作ったオリキャラ(よその子)と絡みたがる。

 

今はもう見かけることは無いと思いますが、昔はこういうキャラしか作れない創作屋」がたくさんいました。
「うちの子厨」とも呼ばれ、界隈の一部からは「痛々しい」と影で叩かれることもありました。
かに、「創作」と言うよりかは、「ネット版お人形遊び」と言った方が正しいでしょう。


とは言えこういう人種ネット上だけの存在
……と思われるでしょうが現実でいました。こういう人。

ふと思い出したのでこちらに記しておきたいと思います
心当たりがある方に読んでもらえたら幸いです。

 

 

結論から言うと、まあキモかった。痛々しかった。

 

 

ちなみに女性です。この人を「A子」します。


A子と知り合ったのは、確か入学したばかりの頃、友達の紹介であったかと思います所属する部活動を選んでいる最中の時だったかすみません記憶あいまいです。
当時は私も恥ずかしながらマンガを描くのが趣味で、それで一度意気投合たかと。

 

そのA子の痛さを簡単にまとめると。

 

こちらの創作に口を出す。
自分オリキャラの話を延々と語る。
小説も書いてはいたようだがほんの序章しか書いておらず、それで読ませて感想を求めてくる。
④「合作しよう」としつこく持ち掛けてくる。

 


まず①について。


私が部活で短いマンガを描いたとき、読んでくれたはいものの、感想は無くA子は「この後はこうした方が良い」「この案はどうですか!?」ってすごい勢いで迫られました。
描いたのはただ現代日本部隊のほんわかな雰囲気ギャグ漫画なのですが、彼女提案した設定は「このキャラは実は侵略のためにやってきた異世界人」「異世界を救うためにやがては主人公をその世界に連れていく」等などのトンデモ話ばかり。苦笑いするしかなかったです。

 

②について。

 

A子の設定話は帰りのバスの中でよく聞かされました。しかも同じキャラクターの同じ設定の話を。私は虫が大の苦手なんですけど、そのキャラの虫に関する設定をだらだらと話していたのは覚えています
語り方も手をわきわき動かしながらで、今となっても本当にキモかった。
後は「このキャラは超美少女で暗い過去があって~」「このキャラは神と同等の力を持つ武器を持ってて~」と厨二病全開の設定祭りです。
異世界の話を盛りたがるあたりそういうのが好きだったんでしょうね。

 

③について。

 

A子も小説という形でキャラクターを動かしていたようですが、その話が原稿用紙1枚分程度の長さしかありませんでしたね。しかも序盤。
そんなもの読まされてもって感じなんですけど、いきなりそれ書かれた紙渡されて「読む?」って言われて…断れるわけないですよね。
突然クライマックスですが、何故そうなったのか、これから主人公はどうするのか、さっぱりわかりません。帰り道散々聞かされた設定は、どこにも記されていません。
起承転結も無い作文に「どう?」って聞いてくるものですから、何とか当たり障りのない感想を言ってあげました。

 

最後の④、これが本当にキツかった。一番ヤバかった。


ある日A子から合作しませんか!?」ってこれまた勢いよく言われました。
その時私は「まだ自分作品だって満足に作れてないのに合作は難し過ぎる」といって断ったのですが…
A子は「何で?二人で考えればいいもの作れるのに!」「案を出し合った方が効率もいいですよ!」「何でダメなんですか!?」的なことをまくし立てるように言ってきて、こちらの話には聞く耳持たず。さすがにうんざりしました。
合作はしなくて済みましたが、それ以来私はA子と距離を取ることにしました。

 

 


そしてA子はあの後どうなったか……


彼女携帯サイトを作っていました。今となっては懐かしいコンテンツですね。(彼女交流していた同じ部活内の人が教えてくれました)
サイトを作ってようやく創作活動を本格的にやり始めたのかと思いきや。

 

 

「イマジナリーフレンド」のサイトでした。

 

 

彼女の作ったオリキャラがイマジナリーフレンドとして掛け合いをブログに投じている。
鬱々とした管理人彼女)をイマジナリーフレンドが懸命に慰めている。

イマジナリーフレンドとは、小さい子どもが遊び相手として作る空想上の友達のことです。空想の一人遊びです。
普通であれば小学生までの子どもが楽しむもので、中学生のうちに自然消滅するものです。
初めて見ました、イマジナリーフレンドをネット上で公開するの。
彼女にとって、創作とはなんだったのか。ともかく距離置いて良かったなと心から思いました。
現在このサイトは完全削除されていると思います

 

 

 

最後にこの話、いつの頃の話だと思いましたか
中学生高校生

 

 

 

大学生です。

 

 

 

18歳を超えた大学生お話です。
冒頭で記した現実版「うちの子厨」の末路の1つです。
しかし今にして思えば、昔流行った「うちの子文化は、「イマジナリーフレンド」と紙一重存在だったかもしれません。

今でも「うちの子文化を楽しんでいる人がいるなら、彼女のような痛々しい人はいないことを願うばかりです。

 

 

今頃、彼女はどうしていることやら。イマジナリーフレンドは卒業していればいいですね。

2024-10-28

花とゆめ」史上最も重要マンガ10選 拾遺 ※この記事10作品を選んでおりません、ご注意

10選+他」、増田はまずは ↓ で言及しております

anond:20241026155810

上記記事に対して皆さまから寄せられたブコメトラバをまとめました! 27日27時ごろまでのコメント基本的には全て網羅した、元記事増田が挙げていなかった作品群です。みなさまの知見でリストが充実。気まぐれにひと言追加したりしなかったり。作品推しではないかも? の場合も、とにかくお名前は載せました。抜けがあったら申し訳なし。誤字はこっそり直してますので、ぜひご指摘ください。ありがとうございます。この記事について寄せられたブコメを拝見して、注釈追記しております

草凪みずほ暁のヨナ』がないのはありえん

大変失礼いたしました…。「ガラかめ」を殿堂入りにしてご用意した1枠にてお許しいただきたく(名案)

本誌「花とゆめ」のリストに入っててほしい(五十音順漫画家名のみ記載場合増田セレクト代表作を仮置き。仮置きしたものについてのみ、本記事にいただいたコメントで具体名が挙がったら差し替えます

愛田真夕美『マリオネットシリーズ

亜藤潤子『扉を開けて』

絵夢羅『Wジュリエット

遠藤淑子天使ですよ』この方も支持多し! なぜか別花の印象が強く。本誌でピックアップいたしました

喜多尚江『夏の王国

神坂智子シルクロードシリーズ』80年に楼蘭美女発見→81年『キャラバンの鈴』で仕事の速さとイマジネーションの豊かさに震えた

椎名橙それでも世界は美しい

柴田昌弘『紅い牙 ブルーソネット』。『タイタニック80』で「花ゆめ」に颯爽と見参。『第3の娘』含む1980年短編執筆数が一番多く、しかし白泉SF短編ほとんどが電書化されていないのはまさに損失…!『ブルソネ』は白泉社コミックス4巻カバー(訂正・3巻でした、すみません)の青いソネットが神々しい美しさ

高野まさこ『シュガーベビー

立花晶サディスティック・19』へいマン

仲村佳樹スキップ・ビート!』『東京クレイジーパラダイス

猫十字社小さなお茶会』Xに流せば2024年の新作で通用しそう。「ビン」の話が好き

樋口橘学園アリス

日高万里『秋吉家シリーズ

藤崎真緒『瞳・元気 KINGDOM』

藤田貴美『赤い群衆』たくさん作品がある中で、何故これを。何故これををを(歓喜

松下容子闇の末裔

南マキS・A

望月花梨『笑えない理由

谷地恵美子『すーぱぁキッド

山下友美DJシリーズ

山岸凉子アラベスク』『妖精王

山中音和『少年帝王

吉村菜由『政がゆく』

この漫画家ならこちらもよき

河惣益巳『風の城砦』『火輪』

川原泉『美貌の果実』 ( 『架空の森』推し)『銀のロマンティック…わはは』『森には真理が落ちている』『メイプル戦記』『食欲魔人シリーズ

佐々木倫子忘却シリーズ

師走ゆき高嶺と花

鈴木ジュリエッタ悪魔ドルチェ

日渡早紀『アクマくんシリーズ

星野架名『Kの告白』『ビリーエメラードシリーズ

山内直実『ざ・ちぇんじ』

山口美由紀『フィーメンニンは謳う』『音匣ガーデン』『おんなのこ季節』『V-K☆カンパニー

由貴香織里伯爵カインシリーズ

羅川真里茂いつでもお天気気分

和田慎二ピグマリオ』は金字塔

「別花」枠でノミネート

神谷悠迷宮シリーズ

森次矢尋高校生探偵 北詰拓シリーズ

少年ジェッツ」→「月刊コミコミ」ですよ

柴田昌弘ラブ・シンクロイド

LaLa」ですよ (「花とゆめ掲載作品だと思って挙げた方・「LaLa」なら〇〇が好き! と書きこんでくださった方、取り混ぜて拾っておりますリスト捗った!)

あさづき空太『赤髪の白雪姫

我孫子三和『みかん絵日記みかんといえば当時は逢坂みえこ永遠の野原』のみかん(犬)ではなく、こちらの方が知名度あったかな…。あの頃の「LaLa」一番手くらいに人気あったんじゃなかったか

天乃忍ラストゲーム

樹なつみ朱鷺三角』『パッションパレード』『八雲立つ』『Ozエピローグプロローグでもあった『ラヴ・ストーリィ』(『朱鷺三角』所収)。構成の妙よ。読みながら最後に「えーっ!」と声が出た

大島弓子綿の国星

可歌まと狼陛下の花嫁

木原敏江摩利と新吾

玖保キリコシニカルヒステリー・アワー』

桑田乃梨子『あぶないティーチャーシリーズ

坂田靖子バジル氏の優雅生活

篠有紀子『センシティヴ・パイナップル』( 「閉じられた9月」所収)←増田お気に入り

しばたひろこ『ムーンドロップ町のかしこうさぎさん』

縞あさと『君は春に目を醒ます

清水玲子『月の子

田中メカキスよりも早く

津田雅美彼氏彼女の事情

成田美名子エイリアン通り』『CIPHER

猫十字社『黒のもんもん組』

葉鳥ビスコ桜蘭高校ホスト部

ひかわきょうこ時間をとめて待っていて』『彼方から

緑川ユキ『夏目友人帳

森生まさみ感嘆符なしでは語れない』『聖・はいぱあ警備隊

山岸凉子日出処の天子

柳原望『まるいち的風景

やまざき貴子っポイ!

わかつきめぐみSo What?』

以下の作品群は、上記リストを見て「LaLa」に言及したくなった増田セレクトです

佐々木けいこ『信長日記みなもと太郎風雲児たち』(1979~)とほぼ同時期に始まった、おそらく本邦初の信長ギャグ漫画

かわみなみシャンペンシャワー1983年連載開始。南米プロリーグ舞台とした、サッカーワールドカップ出場を目指す物語

『日処』といい、ものすごい漫画が「LaLaから出るんですよね。増田の年齢的には森川久美南京路に花吹雪』も忘れ難く、当時の成田美名子は『エイリアン通り』を連載中、樹なつみブレイク作品マルチェロ物語』もこの頃で、「LaLa最初黄金期だったような。月刊誌(作画時間に余裕が出る・ページ数多くてOK)の性格上、先行の「花ゆめ」に対して大作路線に舵を切って差別化してたのかも。といいつつ増田はその少し前の高口里純トロピカル半次郎』が好きでした。歌って踊れる数学教師

80年代初頭はまだ「別冊」「増刊」がなかったせいか美内すずえが『ガラかめ』と『聖アリス帝国』『黒百合系図』、魔夜峰央は『パタリロ!』と『ラシャーヌ!』、高口里純が花ゆめでは『久美と森男のラブメロディ』を手掛けるなど「花ゆめ」「LaLa」掛け持ち組がいらした記憶

筑波さくら『目隠しの国』 『嘘解き』路線で別原作なら、ぜひこの作品実写化してほしい…!

ぶ~け」ですよ

竹坂かほり『空のオルガン

吉野朔実少年荒野をめざす』

清原なつの( 「ぶ~け」の印象が強いです)『花図鑑

講談社ですよ

末次由紀ちはやふる

秋田書店ですよ

青池保子エロイカより愛をこめて

パタリロ!」 ×同性愛→〇少年

これは間違ってはいけない単語でした。モー様案件は『スター・レッド』「AーA’』あたりが好きで『トーマの心臓方面に疎いのが、語るに落ちてしまった。また、作中にチラッと出てきた「ギムナジウム」より、パタリロといえば、の「クックロビン音頭」がそもそもモー様大リスペクトだったという。ご指摘深く深く感謝です。

LaLa」は雑誌を購読していなかったので断片的にしか語れず。寄せられただけでも10選は難しそう。後は頼んだ! みなさまありがとうございました!

2024-10-27

まんがタイムきらら系史上最も重要マンガ10

流行っているのでそのうち誰か書くだろと思っていたけど、誰も書かないので書く

定義は「芳文社萌え4コマ漫画誌まんがタイムきらら』とその系列誌(キャラットMAX・ミラクフォワード・COMIC FUZ)」

4コマではないフォワードとCOMIC FUZもここでは便宜上含む。

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

ひだまりスケッチ2004年4月号-)

芳文社萌え4コマの大看板元祖とも言える存在日常系4コマという一大ジャンル開拓者だが、アニメ蒼樹うめ新房昭之シャフトという組合せは後に「魔法少女まどか☆マギカ」を生み出しており、実はアニメ史的にも重要作品

なお2024年10月現在未完結。このリストに出てくる後発作品のほうが先に完結を迎えている。ゆの宮古卒業はいつになるのか。

けいおん!2007年5月号-2012年8月号)

涼宮ハルヒらき☆すたに続く京アニブームで一躍有名になった作品山田尚子出世作。また、近年の大ガールズバンド時代の前史、あるいは「おっさん趣味女子高生やらせる系」のさきがけとも言える作品

2018年より事実上の後継作品けいおん!Shuffle」が連載中。

キルミーベイベー2008年7月号-)

まんがタイムきらら系としては異色のシュールギャグ漫画キャラ4コマ中心のきらら系としてはやはり異色の登場人物2〜3人で構成される世界観

アニメ化で円盤が記録的爆死で話題になったり、出演声優麻薬逮捕されたりとその不遇さもネタにされつつカルト的に愛される作品

ゆゆ式2008年2月号-)

女子高生教室や部室、自宅に集まってしょうもない会話をしている」「男性が一切登場しない」「ゆるいボケにゆるいツッコミ」という、きらら系の様式の完成形。

きんいろモザイク2010年6月号 - 20205月号)

こちらもゆゆ式と同じく「女子高生のゆるい会話と日常」というきらら系の王道アニメED中塚武担当していてやたら洒落ていた。

ご注文はうさぎですか?2011年3月号 -)

こちらも「女子高生のゆるい会話と日常主体だが、世界設定が「登場人物日本人だが街並みが欧州の古い街」という独特の世界観

主人公たちが別々の学校で別々の学年で別々の店でバイトしているというのも、ゆゆ式きんモザと一線を画すところ。どちらかというとARIAかに近い世界観

現在絶賛終盤展開中。

NEW GAME!2013年3月号 - 2021年10月号)

主人公たちは社会人(途中で成人して飲酒するようになる)でデスマーチハードワークや仕事での挫折、昇進と後輩の入社プロジェクト危機とその克服などきらら系としては相当異色。「社畜おっさん日常可愛い女の子やらせる」系とも言える。きららSHIROBAKO

ゆるキャン△2015年5月23日 -)

おっさん趣味女子高生やらせる系」の完成形。フォワード掲載の非4コマストーリ漫画アウトドアブームキャンプブーム火付け役とも言われている。きらら系としては初の実写ドラマ化。

原作者あfろゆるキャン△以前はシュールレアリズム作風で、この作品が転換点とも言える。原作アニメドラマのいずれもロケハンと背景作画に莫大なコストを掛けている。

まちカドまぞく(2014年8月号 -)

主人公の魔族の末裔魔法少女が手を組み街の平和を守るという話。ギャグの走り方はいかにきらら4コマっぽいが、バックグラウンド結構暗くて、まどか☆マギカからバイオレンスを抜いてギャグを注入したような世界である

先日2.5次元舞台化が発表される。危機管理フォームはどうすんだろか。

ぼっち・ざ・ろっく!(2018年2月号-)

「大ガールズバンド時代」の一作品けいおんが「90年代J-POP(ラルクGLAY)の薄めの引用」、「陽キャコミュ強だけど楽器初心者主人公」、「学校軽音部で特にプロは目指していない」のに対して、ぼざろは「2000年代初頭の邦ロック(ロキノン系)の強めの引用」、「陰キャコミュ障だけど有名配信者の主人公」、「ライブハウス活動するインディーズバンド」と真逆の設定。大ガールズバンド時代はそういう空気であるガルクラとかMyGoもその傾向だし)。

少年ガンガン史上最も重要作品10

鋼の錬金術師」 荒川弘

ガンガン名前は知らなくてもこの作品を知らない人はいない。それくらいに大ヒットした漫画ガンガンのみならずスクエアエニックス漫画でこれほど売れた漫画は後にも先にも無い。

魔法陣グルグル衛藤ヒロユキ

初期連載陣の代表作、可愛いキャラクターシュールギャグに目が行きがちだが、伏線回収が見事で作者の構成力の高さが伺える

三度アニメ化され、今なおソーシャルゲームが出るくらい人気のある作品

ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章

初期連載陣の超代表作、ガンガンを創刊から読んでた人は、ドラクエ漫画が読みたいから買っていた。ガンガンという雑誌はこの作品のためにあったといって良い

ジャンプで連載されていたもう一つのコミカライズ比較されつつもややマイナーながら、そっちがドラクエ名前を冠していながらほぼオリジナルなのに対して、ⅢとⅠの間の時代を描く正統派コミカライズ

南国少年パプワくん」 柴田亜美

初期連載陣の超々人気作品、これもアニメ化は続編含めて二回している。鳥山明っぽい絵柄で独自世界観を描いたギャグ漫画。後半は割とシリアス

ジャングルはいつもハレのちグゥ」 金田一蓮十郎

中期の人気ギャグ漫画、そこはかとなくウェットな人間関係を感じる内容だった。

後にヒット作を何本も出し、実写ドラマ化も果たした「昨夜はお楽しみでしたね」や「ライアー×ライアー」の金田一蓮十郎先生デビュー

ハーメルンのバイオリン弾き

初期連載陣の中堅作品、明らかなファンタジー作品なのに実在作曲家の曲が出てくる。ギャグシリアス温度差が激しすぎるがしっかり少年漫画していた。

「清村くんと杉野小路くんと」 土塚理弘

作者はともかく筆が早く、月間で100P描いて、さらには別作品原作も平行で務めてた。

ギャグシリアスも上手くて漫画力が高い。

作者はガンガンで連載しつつジャンプ赤塚賞も取っていて、その読み切りでちゃっかりガンガン連載作品宣伝もしてて、事実上ジャンプを蹴ってガンガンを選んだようなもの

その点でも漫画史で重要だと思う。ジャンプが(一時期とはいえ少年漫画界における唯一絶対王者ではなくなった転換点として

ながされて藍蘭島藤代健

人を選ぶラブコメ作品。信じられないくらいの長期連載作品でありもうそれだけで歴史として語る価値がある。

666サタン 岸本聖史

作風、作者の名前含めて連載当時、ジャンプ連載のNARUTOとの類似点が多くパクリじゃないかと騒がれた作品

実は岸本聖史NARUTOの作者岸本斉史双子の弟である

わくわくマンガ家への道 魔神ぐり子

思いついたので追記

もともとジャンプで言うところのヘタッピマンガ研究所枠のコーナーだったが、独自の切り口が人気になり、漫画の描き方漫画からエッセイ漫画になった異色作

作者の才能を思わぬ形で開花させることになったという点では重要作品だと思う

あと一作思いつかなかったけどソウルイーターかになるのかな

個人的にはライオンハートゆでたまご)とかの王道少年漫画雑誌を作りたかった痕跡重要作品として押したい

結局今はマイナー雑誌として一定矜持を持ってやってると思う。なろうのコミカライズ主体もそれはそれでしっかり需要あるし決して悪いことじゃない

2024-10-25

俺の人生における最も重要漫画10

YAIBA青山剛昌

ドラゴンボール漫画ではなくてアニメから入ったので漫画の印象が薄い

一方でYAIBA人生初のめちゃくちゃ興奮した漫画

友人の家にあった本を借りて途中まで読み、その後はサンデーで読み漁った

ちなみに「うしおととら」も置いてあったが絵がキモくて読まなかった

コナンでもYAIBAキャラが出てくる度に1人ではしゃいでる

YAIBAの再アニメ化にはめちゃくちゃ期待している

SLUM DUNK井上雄彦

少年スポーツといえば野球サッカーかという時代に一大旋風を巻き起こしたバスケ漫画

陵南戦のメガネ君は忘れられないし

山王戦が始まる前の緊張感が半端なくて読んでて喉がカラカラになった

言わずもがなスポーツ漫画金字塔

火の鳥手塚治虫

ブラックジャックとかアドルフに告ぐ面白かったけれど、やっぱり火の鳥こそが手塚治虫ライフワーク集大成

小学生中学生高校生大学生社会人のそれぞれのときに読み直して新しい発見がある希有な作品

個人的に好きなのは乱世編かな

源義経悪人に描いていることに衝撃を受けたし、大人になってから読むと彼が可哀想にも見えてくる不思議

すごいよマサルさんうすた京介

冒頭の「わかめ高校」のところから衝撃的だった作品

平均的に毎回面白いだけではなくてクリティカルヒットを何回も飛び出す、ギャグ漫画として異常な作品

作画スタッフを増やせばどうにかなるかもしれないがギャグで毎週笑わせるのは本当に大変だったと思う

「チョ☆チョニッシーナマッソコぶれッシュ☆エスボ☆グリバンバーベーコンさん」はいつでも突っ込めるように覚えている

カムイ伝白土三平

父親が好きで全巻買ってきて読んでみた作品

どこまで忠実なのか知らないけれど江戸時代がエグすぎて軽くトラウマ

というか一部のラストのアレとか完全にトラウマ

小六のあのシーンとかが好きなんだけど分かる人が周りに全然いない

からくりサーカス(藤田和日郎

小学生の時にはキモくて読まなかった「うしおととら」だったけれど中高生ぐらいで読み始めてどっぷり漬かる

その流れでからくりサーカスを読み始めたが、10選の中でもトップ3には入る素晴らしさ

例の「べろべろばぁ」のシーンとか、「笑うべきだと分かったときは、泣くべきじゃ無いぜ」とか、非常に素晴らしいですね

天(福本伸行

福本作品カイジとかアカギが人気だけれどどう考えても天が至高

停電から九連宝燈はさておき、東西戦が最高に面白いし、その後の話も非常に良かった

「凡人が長生きしても暇なだけ」っていう台詞がめちゃくちゃ心に残ってるけど、あれって「銀と金」だっけ・・・

20世紀少年浦沢直樹

浦沢直樹作品HAPPYYAWARAMONSTERも読んだけど20世紀少年が最高に好き

こう言うと多くの人が「なぜ?」って言うけど、普通に全編通じて面白いよね

特に浦沢直樹っていろんなところの解像度が高いのが良くて、YAWARAだと富士子さんの赤ちゃんの顔とかがまさにそれ

20世紀少年は「普通の人が大人になったとき小学生時代記憶」に対する解像度が凄く高い

それを踏まえてのあのオチなのでめちゃくちゃ良かった

怒ってる人を理解できない

ジョジョの奇妙な冒険:第四部荒木飛呂彦

ジョジョで1つ上げろと言われたら間違い無く四部

これも「なぜ?」って言う人が多いけれど、三部のインフレから四部での能力バトルっていうのが斬新すぎて満足度が高い

ラスボスがド変態なのに好感度高いってのも凄いし、ラスボスを追い込むのが川尻隼人っていうのが最高

まぁ一番ラストを持って行ったのが承太郞なのはちょっとアレだけど、まぁいいんじゃないすかね

ファイアパンチ藤本タツキ

チェンソーマンとどっちにしようか迷ったけれどやっぱりファイアパンチ

最初凡作だったのに途中から傑作になった印象

ところが改めて読み直すと序盤から映画っぽさがかなり強いことに気付く

1コマ1コマ映画を見ている気分で見ていくのが良くて

特にドマの村のあそことか、凄いですわ

選外

銀河英雄伝説道原かつみ)はかなり影響を受けたけれど、途中で終わってしまったのが残念

ベルセルクもかなり影響を受けたが10選には入らないか

まぁ選外は上げ出すとキリが無いけれど、パッと見たところマガジン作品が入ってないね

ヤンキー漫画あんまりきじゃ無いっていうのはあるけど

GTOとか今日俺とか一歩とか大好きでずっと読んでたしMMRとか話題になる前から見てた(そして信じてた)

ただ人生10選に入れるか、って言われるとちょっと違うかなぁ

あと現在進行形青年誌系の好きなのはたくさんあるし、最近ジャンプジャンプラでも面白いのはたくさんあるけれど

なんというかコンテンツとして消化してしまって残ってない

それに対してこの10はいつまでも胃の中に残ってる感じ

近代麻雀史上、最も重要マンガ5選

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選 - https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241017235116

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241018225514

漫画アクション史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241020163403

週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241021181149

モーニング史上最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241023001913

ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選 - https://anond.hatelabo.jp/20241024031536

誰かがやるだろうと思って放置していたが誰も書かないので。

異論反論は大いに受け付けたい。特に1970年代2020年代はほとんど読めていないので追記があれば是非。

近代麻雀だけでなく、その前身の別冊近代麻雀やその他関係誌(近代麻雀オリジナル等)も含む。

思いついたままに描いたので順不同で。

麻雀飛翔伝 哭きの竜能條純一

当時(80年代)、麻雀イメージ裏社会反社)と表裏一体。それを舞台にしたものとして最も有名と思われるこれを選定。

「あンた背中が煤けてるぜ」

の名台詞を生み出しただけでも十分に価値のある漫画。何故「ン」がカタカナなのか、煤けているからなんなのかの意味はわからないがなにやら凄い説得力があり、当時の男子大学生がこぞって真似をしていた。

天和通りの快男児福本伸行

こちらも裏社会からで、福本伸行出世作

途中から完全にサブキャラアカギに主役が取って代わられ、スピンオフ作品の「アカギ」の方が長期連載・人気作になったのは御愛嬌

ただ、まがりなりにも完結させたのは他の福本作品よりも評価し得るのではないだろうか。

この後、近代麻雀以外でも「銀と金」(アクションピザッツ)、「賭博黙示録カイジ」(ヤングマガジン)など立て続けにヒット作を出し、人気漫画家となっていった。

あじゃんほうろうき(西原理恵子

西原理恵子が悪いお友達に唆されて麻雀を覚えていくマンガ西原理恵子はこの連載開始時は完全に無名漫画家だった。

絵もお世辞にも上手いものではなかったが、ギャンブルをする人には分かる悲喜交交は素晴らしく面白い

西原理恵子出世作であり、西原理恵子を世に送り出したのは功罪両面で影響が大きい。

お金をかけて麻雀をやったことがある人向け、ならば間違いなく西原理恵子最高傑作オススメできる(これ以降の西原理恵子が合わない人もこれだけは別、手に入るのであれば是非読んでほしい)。

車が買えるほど負けたと笑っていたら家が買えるほど負けていた、という笑えなく笑える漫画

ノーマーク爆牌党片山まさゆき

麻雀漫画第一人者、片チンこと片山まさゆきからはこれ。

出世作という意味では他誌だが「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(ヤングマガジン)、近代麻雀での出世作は「スーパーヅガン」の両ギャグ漫画かもしれないが。

本作も当初はギャグとしてはじまりキャラ勝手に動いていってストーリー漫画になった印象が強い。

本作に限らないが、裏社会との関わりがイメージされる麻雀を題材にしながら、ほぼそういったものを登場させずに描いているのも好印象で、今のプロ麻雀の隆盛に貢献していると思われる。

更に、麻雀漫画の主役敵役超能力じみた能力を持っていることが多いが、それを可能な限り排除しようとしているのも特徴的。

リアルな闘牌も見どころ(馬場裕一プロが協力していたそうな)で、他作品と一線を画す。

片チン自身はこのかなり後に描いた「打姫オバカミーコ」を代表作としているし、「牌賊! オカルティ」、「ミリオンシャンテンさだめだ!!」なども面白いが、新境地を切り開いたという意味でやはりこれで。

個人的には麻雀関係ないが「SWEET三国志」がかなり好き。

ムダヅモ無き改革大和田秀樹

どう見ても実在政治家モデル(主役が小泉ジュンイチローだし)にしながら、各種の政治的課題麻雀解決していく怪作。

大和田秀樹といえば「大魔法峠」や「ガンダムさん」の方が有名かもしれないが、個人的にはムダヅモの方が面白い

今やったら大炎上間違いなし(安倍シンゾーの切腹など)な政治ネタ満載だが、当時はおおらかな時代だったのだろう。

2017年から続編が発表されているが、登場人物の多くが過去の人になっているのも炎上対策なのだろうか。

「この作品フィクションです。実在人物とは“あまり関係ありません」

選外

フリテンくん植田まさし

知名度としては5選に入るべき作品だが、近代麻雀以外にも複数誌で連載した後に完全にまんがライフ誌に移籍してしまったので選外に。

近代麻雀発とは言え、近代麻雀作品と見ている人はほとんどいないのでは(「フリテン」という麻雀用語タイトルになっていることから名残はあるが。)。

哲也-雀聖と呼ばれた男(さいふうめい星野泰視

麻雀放浪記」で有名な阿佐田哲也色川武大)をモデル戦後すぐの社会を描いた作品

2000年に第24講談社漫画賞少年部門を受賞しており、間違いなく当時の麻雀人口の増加に貢献した作品だが、連載誌が週刊少年マガジン講談社)であり、選には入らない。

咲-Saki-小林立

麻雀漫画と言えば男ばかりまたは絵が個性的オブラート)な作品が多い中、メインに美少女を並べ裾野を拡大した功績は極めて大きい。

が、連載誌はなんとヤングガンガンスクウェア・エニックス)、近代麻雀連載なら間違いなく選に入っていた。

これ以降、近代麻雀にもかわいい絵柄の麻雀漫画が大幅に増え、影響は大きい。

むこうぶち(天獅子悦也)

安藤満プロ(連載中に逝去)の協力の元、バブルの頃の高レートを舞台活躍した「傀」を主人公に当時の世界を描いていた。

連載が長くなり間延びしている感はあるものの、「傀」の決め台詞である「御無礼」を真似て点棒を投げ付けられた人も多いのでは。

多数のスピンオフを生み出した人気作で面白いが、漫画として特筆する物があるとまでは思えないので次点で。

ムダヅモと入れ替える人も多いかもしれない。

かわぐちかいじ各種作品

何故か近代麻雀に多数の短編掲載していた。

当時は正直言って、絵も内容も箸にも棒にもかからない作品が多かったが、「沈黙の艦隊」(モーニング)で一躍人気漫画家に。

近代麻雀がなければ漫画家として成功していなかったかもしれない。

フリー雀荘最強伝説 萬(本そういち)、根こそぎフランケン押川雲太朗)、兎-野性の闘牌(伊藤誠)など

近代麻雀内の人気作ではあり、たしか面白いが、重要かどうかという点からは選外かと。

雀士麻雀打ち)桜井章一テーマとする作品

80年代から90年代にかけて異様に人気があり、雀鬼桜井章一を主役とする作品が大量に(1020ではない)作られた。その意味で、桜井章一麻雀漫画史に重要かもしれないが、見るべき漫画はほぼないと思われるので選外に。

追記

バード青山広美山根和俊)、鉄牌のジャン(西条真二

完全に忘れていた。選外の「近代麻雀内の人気作」に分類したい。

3年B組一八先生(錦ソクラ)

単行本にできない各種パロディ面白いし錦ソクラがシティーハンタースピンオフを描くきっかけになったという意味でも重要だけど、これを入れるならムダヅモを入れたい。

単行本化したら買うけどね

7選なら〜、10選なら〜

週刊少年ジャンプでさえ20選にまで絞ってるのだから近代麻雀なら最大にしても5選かなぁと。

7までひろげていいならむこうぶちと兎を入れたい

追記2

いろんな意見は大歓迎だけど本文を読めてないのは勘弁してくれ

本文に書いてあるとおり近代麻雀及び系列からラインナップになっているか天牌とかは入りようがない。

選外で取り上げても良かったかもとは思うが。

2024-10-24

anond:20241024122331

山上以前のギャグ漫画ってボケツッコミなんてない」

ここ、ほんとですかね?根拠としてるの

「「バカボン」とか読むとわかるんだけど」

これだけでは?

疑っているというより、大丈夫なんでしょうね?という気持ちです。内容は面白く読んだので。

日本漫画史上重要ギャグ漫画10選+40選」(私見

ギャグ漫画定義は難しいし少女マンガ系には弱いですが、50選

  

ギャグ漫画10選(1漫画家作品

  

赤塚不二夫天才バカボン

植田まさしかりあげクン

山上たつひこがきデカ

楳図かずおまことちゃん

鴨川つばめマカロニほうれん荘

魔夜峰央パタリロ!

吉田戦車感染るんです』

島本和彦炎の転校生

木多康昭幕張

サレンダー橋本『恥をかくのが死ぬほど怖いんだ。』

  

  

ギャグ漫画40選(1漫画家作品

  

森田拳次丸出だめ夫

谷岡ヤスジヤスジのド忠犬ハジ公』

みなもと太郎ホモホモ7』

吾妻ひでおふたりと5人』

内崎まさとし『らんぽう』

古谷三敏ダメおやじ

室山まゆみあさりちゃん

根本敬『生きる2』

どおくまん『熱笑!! 花沢高校

いしいひさいち元祖おじゃまんが山田くん

秋本治山止たつひこ)『こちら葛飾区亀有公園前派出所

蛭子能収『私はバカになりたい』

しりあがり寿エレキな春』

高橋留美子うる星やつら

さくらももこちびまる子ちゃん

新沢基栄『3年奇面組

のむらしんぼつるピカハゲ丸

えんどコイチついでにとんちんかん

佐藤正燃える!お兄さん

小林まこと『それい岩清水

漫☆画太郎珍遊記太郎とゆかいな仲間たち』

うすた京介セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん

相原コージ『コージ苑』

徳弘正也シェイプアップ乱』

喜国雅彦傷だらけの天使たち』

秋月りすOL進化論

佐々木倫子動物のお医者さん

遊人『究極のシェフ美味しんぼパパ』

まんひるめめおか『BE-BOP 海賊版

和田ラジヲ『ここにいます

なにわ小吉王様はロバ』

浜岡賢次浦安鉄筋家族

野中英次『魁!!クロマティ高校

中村光聖☆おにいさん

古谷実行け!稲中卓球部

風間やんわり食べれません

地獄のミサワカッコカワイイ宣言!

小山ゆうじろう/イーピャオ『とんかつDJアゲ太郎

宮川サトシ/伊藤亰『宇宙戦艦ティラミス

  

追記(肝心なの忘れてる)

長谷川町子サザエさん

永井豪『あばしり一家

anond:20241024122331

ヤングサンデー史上最も重要マンガ5選

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選 - https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424
週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241016182953
月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241017235116
月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241018225514
漫画アクション史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241020163403
週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241021181149
モーニング史上最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241023001913
ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選 - https://anond.hatelabo.jp/20241024031536

ヤンサンだけは、当時欠かさず購読していた俺が書かないと、という義務から書いた。

異論は受け付ける。順不同。

ザ・ワールド・イズ・マイン新井英樹

この作品を世に遺せたことだけでも、ヤングサンデーという雑誌存在した価値がある。世界規模で暴力正義等価値に描いた、怪作にして超名作。マクロ視点テーマ性や劇的なストーリー展開と、市井の人々のエゴディテールたっぷりに描いたミクロ視点の描き込みの両立が天才的。「宮本から君へ」はモーニング連載だが、この作者で一作だけ選ぶならこれだと思う。

殺し屋イチ山本英夫

のぞき屋」の頃から片鱗が見えてはいたが、変態的なキャラクター造形と淡々とした描写が素晴らしい。そして前作から画力進化にも驚く。海外でも評価が高い。この作風スピリッツ連載の次の怪作「ホムンクルス」へと繋がっていく。

Bバージン山田玲司

ヤンサンは、山田玲司を育てた雑誌でもある。個人的には『アガペイズ』の方が圧倒的に好きだが(最高傑作だと思う)、知名度重要作品としてはこっち。オタクモテ男に変身していくHowToマンガの側面もありつつ、純愛志向することでバブル期の軽薄な恋愛観へのアンチテーゼになっているメタ的な作品。ちなみに作者はヤンサン廃刊後、「山田玲司ヤングサンデー」という人気のYouTubeチャンネル運営していて(後から出版社公認に)、マンガ評論がかなり面白い

「ムジナ」相原コージ

共著の「サルまん」を除けば、これが相原コージ最高傑作だと思う。白土三平的な王道忍者マンガと、「勝手シロクマ」「コージ苑」的な不条理ギャグと、「サルまん」的な実験アプローチとを高度に融合して、両立どころか鼎立させた奇跡的な作品

ANGEL遊人

遊人は、青年誌エロマンガにおいて未到達だった性表現の境地を切り拓いたので、漫画史的にも取り上げる必要がある。散漫なストーリーはともかく、今見ても女の子の絵が抜群に上手いし、性的描写のお下劣さが限界突破している。新宿風俗店イラスト無許可で使われ続けてて可哀想

次点

最初ベスト10作品にしようかとも思ったが、逆に絞るのが難しかった。

本当は、柏木ハルコ作品を入れたかった。

原秀則作品

冬物語シーソーゲーム、SOMEDAYなど。ヤンサン看板作家だとは思うが、これといった新規性は感じられない。

柏木ハルコ作品いぬ、よい子の星、ブラブラバンバン

どれも安定した名作揃いで、ほぼ外さないのが凄いのだが、逆に言うとヤンサン時代には、まだ突出した作品がない。

海猿

他誌で『ブラックジャックによろしく」があるからなー。名作だが、ドラマ化されるまでは割と知られていなかった。

移籍した作品

アオイホノオおやすみプンプンDr.コトー診療所クロサギイキガミ土竜の唄などの名作・人気作が、廃刊と同時に他誌へと移転している。本当に、こんな良い作品が集まってた雑誌廃刊にするとか、何考えてんだよ……。

これらをヤンサン作品として見てる人はもういないだろう。

おしゃれ手帖

よくある不条理ギャグと思わせつつ、後半から哲学的ヤバい展開。しりあがり寿弥次喜多に通じるところがある。

長尾謙一郎作風は、ヤンサン以降の「ギャラクシー銀座」などで完成されたので入れなかった。

ちなみに作者は、最新作ではギャグを完全封印して、爽やかな青春空手マンガ三日月ドラゴン」を書いていて、これもめっちゃ面白い

お〜い!龍馬

前身の「少年ビッグコミックから移籍だし、代表作は他誌で『あずみ』があるからなー。

同じ月を見ている

土田世紀は他誌の「編集王」かなー。

デカスロン度胸星

ここは、かなり迷ったが、入れなかった。作者で入るとしたら、「へうげもの」「望郷太郎」かな。しかし、とんでもない傑作SFになる可能性を秘めていた度胸星を未完結で打ち切った当時の編集部の罪は重い。

北崎拓作品(なんてっ探偵アイドルクピドの悪戯など)

絵は可愛いのだが、どれも作品としては小粒。

月光の囁き

喜国雅彦は独特すぎて扱いづらい……。「月光の囁き」はシリアス路線作家史的には価値があるが、基本的ギャグ漫画。どうなんだろう。

他の作品ブレイクした作家の初期作

忘却のサチコブレイクした阿部潤帝一の國などで知られる古屋兎丸さそうあきらなども、漫画家としての初期は、この雑誌で育てられたという印象が強い。

anond:20241024122331

これ書いた増田なんですけど、山上たつひこ男性器を別のもの大根とかピストルとか)で表すってのを初めてやった人でもある(らしい)。

江戸時代春画かに前例がありそうではあるけど。

自分で書いといてなんだが、「日本漫画史上最も重要ギャグ漫画10選」というのは難しいでしょうな。

ギャグ漫画からベスト10人を選出する以前に、何をギャグ漫画というのかの定義が難しい。

私は大学時代に「ドラえもんギャグ漫画じゃない」と友達に言われたことがある(大学生の会話か)。

どうも彼の中でギャグ漫画というのは、漫☆画太朗作品や「すごいよマサルさん」のような読者を笑わすことだけに特化した漫画のことを指すようだった。

彼が間違っているともいえない。実際、なにをもってギャグ漫画とするのか、線引きはむずかしい。

Dr.スランプギャグ漫画だろうけど、じゃあ鳥山明ギャグ漫画家なのか。江口寿史はどうなの?福本伸行は?

ろくでなしブルース」も「カメレオン」も「今日から俺は!」も自分ギャグが好きなマンガとして読んでいたけど、じゃああれはギャグ漫画なのか。

よつばと!」のような日常系ギャグ漫画なのか?「彼岸島」は?「孤独のグルメ」は?

というわけで「日本漫画史上最も重要ギャグ漫画10選」というのは、どうやっても異論が出てしまう。

自信をもって10選に入ると言えるのは、山上たつひこ以外では吉田戦車ぐらいか

ちなみに一番好きなギャグ漫画家は澤井啓夫です。

日本漫画史上重要ギャグ漫画10選」書きたかったけど

そんな知識ないんで山上たつひこについてだけ書く。

突然だが、山上たつひこについて書く。

山上たつひことは誰だ。ギャグ漫画家だ。代表作は「がきデカ」。

なぜ急に山上たつひこについて書くのだ。

その直接のきっかけは

週刊少年チャンピオンマンガ10選(試案)」https://anond.hatelabo.jp/20241022172620

10選に「がきデカ」が入っていなかったからだ。

個人的には「がきデカ」はチャンピオン歴代漫画の中で「ドカベン」の次に重要マンガではないかと思う。

売上貢献的にも社会に与えたインパクト的にも、後進漫画家への影響でも、ブラックジャックより上じゃなかろうか。

まあそれはおいといて、悲しいのは「がきデカ」も山上たつひこも、若い人たちには知られていないことである

山上ギャグマンガ史の超重要人物である。「日本漫画史上重要ギャグマンガ10選」みたいな記事を作るなら、絶対入ってくる漫画であるしかし、令和の今においては、その功績に比べて、過小評価されているというか、全然知られていない気がして、この文章を書き残しておこうと思った。

なお、最初は本当に「日本漫画史上重要ギャグマンガ10選」を書こうと思ったけど、そんなに漫画のこと詳しくないんでやめた。詳しい人が書いてくれると嬉しい。とても読みたい。

さて、さっそく本題に入る。

山上たつひこは何をやった人なのか、なぜギャグマンガ史で重要なのか。

一言で言うと「漫画ボケツッコミを持ち込んだ人」である

これは単純にみえてすごい革命だった。

今の若い人は漫画ボケツッコミがあっても、なんも思わないでしょう。物心ついたときから漫画にはボケツッコミがあるから漫画ってそういうもんだと思っているから。でも、これって元をたどれば山上から始まっていることなのだ。

バカボン」とか読むとわかるんだけど、山上以前のギャグ漫画ってボケツッコミなんてないのよ。変な人が出てきて変なことをやるとか、なんかすごくシュール世界が繰り広げられてたりするのがギャグ漫画だった。

1972年山上が「喜劇思想大系」で初めて、ボケツッコミっていうシステム漫画に持ち込んだ。(ちなみに「喜劇思想大系」は山上ギャグ漫画デビュー作。それまではシリアス漫画を描いてた)

例えば、銀さんがぼけて、新八が「おいいっーーー!」て言ったり、ボーボボにビュティが突っ込んだり、ターちゃんにヂェーンが突っ込んだり……まあ、なんでもいいけど、こういうの基本的になかったのよ。こういうのの元が山上たつひこなんすよ。これ、すごくないすか。

山上ボケツッコミをどこから持ってきたかっていうと、これはもう明らかに吉本新喜劇をはじめとする、関西お笑いからだ。山上大阪育ちで関西の笑いに馴染みが深かったのである

それはともかく、山上漫画界にボケツッコミを持ち込んだら、すごい影響力があって、みんな真似した。というより、山上の真似であることも意識されないぐらい「ボケツッコミ」は浸透した。

山上の影響は非常に広範囲に及んでいる。例えば高橋留美子山上たつひこの影響を受けている漫画家の一人だ。がきデカを読んでから高橋作品ギャグシーンを読むと山上の影響がわかる。

一方で、「がきデカ」以降も、赤塚不二夫系統ボケツッコミ区分の薄い関東型のギャグ漫画もそれはそれで生き残っていた。「マカロニほうれん荘」なんかは関東よりのイメージだ。

追記:読み返してみたらマカロニほうれん荘結構、律儀につっこみ入れてた。だからこの記述無視してもらったほうがいいかも)

ギャグ漫画史を関東型と関西型のせめぎあい歴史として見るのも面白いと思っている。誰か詳しい人がいたら描いてほしい。

上記のとおり、山上が出てきてすぐに「ボケツッコミ」の天下になったわけではなくて、しばらくは南北朝時代みたいな感じだったんだけど、今ではギャグ漫画は圧倒的に「ボケツッコミ型」が多い。特に少年誌では。

これはうすた京介存在が大きいのかもしれないが、そのうすたも元をたどれば山上系譜である

もっとうすた京介が直接影響を受けたのは山上ではなく、ダウンタウンをはじめとするお笑い芸人なんだろうが)

今のギャグ漫画家は大体、山上の創始したボケツッコミ漫画をやっていて、山上チルドレンと言っても過言ではない。

もちろん、当の漫画家は山上なんて意識していないかもしれない。「がきデカ」なんて読んだことないという漫画家も多数いると思う。それでも、それらの漫画家が山上が作ったものの延長線上にいるということには変わりがない。

山上の作ったものフォロワーのもとで再生産され、世の中のスタンダードになる。そうすると、新しかった山上表現はありきたりなものになり、山上は忘れられていく。しかし、山上を知らない漫画家が作る漫画も、山上が切り開いた世界で作られた漫画だ。バッハを聞いたことがない作曲家バッハの影響を受けているのと同じことである

話が長くなったが、何が言いたいかというと、山上という漫画家がいたんだよということだ。別に山上尊敬しろとかはいわない(そもそも自分別に山上のこと尊敬してるとかではないし)。ただ、そういう漫画家がいたということを、なんとなく書き残しておきたくなっただけである

なお、これまで述べてきた通り、山上はすごい漫画なのだが、知名度がさほどでもないのは、山上自身漫画界と距離を取っていたことによるものだろう(長らく小説家に転身していた。最近たまに漫画も描く)。

こんなこと言っても詮無いことであるが、もし山上がずっと漫画を描き続けていたら、いまごろは永井豪みたいなレジェンド扱いだったんではないだろうか。

追記

・「本当に山上以前のギャグ漫画にはツッコミってないの?」

この疑問に答えるのは難しい。当たり前だが、この世の中の全部の漫画読んでいるわけじゃないし、特に昔の漫画については知らないことのほうが多い。

何をもってツッコミとみなすかについても、定義がないか主観的判断するしかないし。

細かく探せば、山上以前のギャグ漫画にも、ツッコミに見えるコマもあるんだろうとは思う。

ただ、それらは作品中に出てくる頻度がすごく少ないし、作者としては狙ってツッコミを描いたわけではないんじゃないかと思う。後世の我々から見たら、これはツッコミになっていると判断できるというだけなんではないだろうか。

意図的に「ボケツッコミ」をやり始めたのは山上で間違いないと思われる。

もっとも、今では名前の残っていないマイナー漫画家がやり始めて、それを山上が真似した可能性はある。

しかし、その場合でも世間への影響度からみて、「ボケツッコミ漫画」の創始者山上と言ってよいのではないか

・この文章を読んで「ボケツッコミ型」のギャグ漫画のほうが面白い、とか新しいとか、私が主張しているのだと思われた方がいるなら、それは否定しておく。そんな意図はない。

ツッコミのあるなしに関係なく、面白いギャグ漫画はいっぱいある。「伝染るんです。」や「稲中卓球部」をはじめツッコミほとんどないギャグ漫画にも面白いものはたくさんある。

・今ではギャグ漫画は圧倒的に「ボケツッコミ型」が多い。特に少年誌では。

この書き方はおかしかったかもしれない。「ボケツッコミ型」が多いのはあくま少年誌であって、青年誌少女漫画を見れば、昔から今までずっと「ボケツッコミ型」じゃない漫画のほうが多い気がする。

2024-10-23

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-10-22

週刊少年チャンピオンマンガ10選(試案)

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241017235116

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241018225514

週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10選 https://anond.hatelabo.jp/20241021181149

モーニングから10作品選ぶとしたら https://anond.hatelabo.jp/20241016210231

漫画アクション史上、最も重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241020163403

コミックボンボン史上最も重要マンガ20選 https://anond.hatelabo.jp/20241017225814

ブームに便乗。自分ブログがあるのでそちらにあげてから転載。昔の作品に疎いのでウィキペディア週刊少年チャンピオンのページを参考にしつつ、書いてみた。カバーしきれていないので叩き台にでもしてください。コミックボンボンの人くらいのテンション。ちなみに自分週刊少年チャンピオン2006年ごろから15年ほど購読していた。

物言いがついたのでタイトル変えた。

10

がきデカ山上たつひこ

 死刑!のネタ一世を風靡した。

ブラックジャック手塚治虫

 伝説医療マンガ週刊少年チャンピオンが瞬間的に週刊少年誌の部数トップになった時代を牽引。漫画家、手塚治虫再生させる。

恐怖新聞つのだじろう

 有名なホラーマンガ。新聞媒体にした読者の日常作品世界接続が良いと思う。

ドカベン水島新司

 野球の細かいルールに詳しく、実際の甲子園プレーにも影響を与えた。

・本気!(立原あゆみ

 ほんきと書いてマジと読むのはこの作品の影響?

グラップラー刃牙板垣恵介

 総合格闘マンガに絶大な影響を与えた。ネットミーム化も。

浦安鉄筋家族浜岡賢次

 ロジカルギャグマンガネタ出しの過酷さで潰れやすいと言われるギャグ漫画において非常に長命

覚悟のススメ山口貴由

 強烈なグロテスク描写のあった作品TSなどは先進的?

鉄鍋のジャン!(西条真二

 主人公側がなんでもありの料理マンガ

弱虫ペダル渡辺航

 女性ファンチャンピオンに呼び込み、ハリガネサービスや魔入りました!入間くんが人気になる土壌を作った。

次点

侵略!イカ娘安部真弘

 誌面の雰囲気ライトに変えた。以降のチャンピオン作品が安定してアニメ化する道筋を作った。

・フルアヘッド!ココ(米原秀幸

 ワンピースに先行する海賊主人公冒険活劇ファンタジー。

アクメツ田畑由秋余湖裕輝

 世直しの名のもとに政治家を殺しまくったヤバい作品。今連載したら炎上しそう。同じ作者コンビニンジャスレイヤーコミカライズで、ブラック企業ディストピア描写アクメツの影響を感じることがある。

BEASTARS板垣巴留

 食うものと食われるもの、殺し殺されの苦しみの解決には至らなかった。そこが描ければ10選に入るのだろうが、ハードルが高すぎる。

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話作画手代木史織

 かつての蟹座少年たちの魂を救済した。

スクライド戸田泰成

 アニメはいろいろ異なるコミカライズという道をひらく。

プラレス3四郎牛次郎・神矢みのる)

 名前は稀によく聞く。

・Let'sダチ公(積木爆木村知夫

 40周年記念の読切掲載で出てきた。「タイマンはったらダチ!」に衝撃を受けた。

チャンピオンからデビューした近年の重要マンガ家(作品を挙げなかった代わりに)

施川ユウキサナギさんバーナード嬢曰く。等)

 内向的思索プロレベル、絵は味がある。

桜井のりおみつどもえ、僕の心のヤバイやつ等)

 みつどもえを描いている時はつい触ってみたくなる女児が描きたいなどとギリギリなことを言っていた。

阿部共実空が灰色だからちーちゃんはちょっと足りない等)

 えぐりこむプロットもさることながら、ハチャメチャな脳内を絵にする能力も凄いと思う。

増田英二実は私は、今朝も揺られてます等)

 初の短期中連載で実姉とのベロチューを描いたことが個人的に衝撃を与えた。独特のエグみがある作風から技術的に上手いラブコメへのコース桜井のりおと似ているような……。

・たばよう(宇宙怪人みずきちゃん等)

 ガチヤバいのか、ファッションヤバさなのか、ライン上にあると感じる。たまに作品ブクマを集める。

立原あゆみ先生名前修正しました

がきデカを入れて、イカ娘次点に移動(場当たり的な対応ではダメそう?)

次点より下は最初からまり年代に幅をもたせてなかった

ドカベン1972年開始なので10選の中である程度、年代を散らせているつもりだった

(いや、1990年代が多いか…)

マガジンだった「三つ目がとおる」を消しました…

2024-10-21

週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241017235116

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241018225514

モーニングから10作品選ぶとしたら

https://anond.hatelabo.jp/20241016210231

漫画アクション史上、最も重要漫画10

https://anond.hatelabo.jp/20241020163403

モーニングだけブコメ少ないぞ!まあタイトル統一されてないのが悪いが……。

さあサンデーだ。1959年創刊、65年の歴史からたった10作選ぶなんて無茶だ。しかし無茶をやる。批判歓迎!

1.おそ松くん(赤塚不二夫)1962-1967

 •現代ギャグ漫画はここから始まったといっても過言ではない。60年代前半、サンデー日本一雑誌だった。その時の三本柱が『伊賀の影丸』『おそ松くん』『オバケのQ太郎』。牧歌的ユーモアから狂騒的なギャグへ。赤塚不二夫世界を変えた。なお'67年で一旦終った後もまた続くのだが説明がややこしいので省略。

2.オバケのQ太郎(藤子不二雄)1964-1966

 •今読むとQちゃんのおおらかさとのどかさに癒される。FとAそして石森章太郎合作サンデー以外にも学年誌に連載された。この連載形式は『ドラえもん』につながる。藤子不二雄特に藤子・F・不二雄週刊少年サンデーの創成期の功労者であり学年誌守護神でありコロコロコミック創造主である小学館にとってこれより重要漫画家は他にいない。

3.漂流教室(楳図かずお)1972-1974

 •サンデー楳図かずおは『おろち』も『まことちゃん』も名作だがこのノンストップサスペンスを選んだ。読んでいると続きが気になって気になって仕方がない。特に主人公母親狂気紙一重の行動力には圧倒された。最近フランスでも翻訳され評判になっているようだ。

4.男組(雁屋哲池上遼一)1974-1979

 •70年代の暗いサンデー代表格。マンガの中の学園が魔境になったのはこのあたりからだろうか?雁屋哲の何考えてんだかわからないデタラメな展開と池上遼一の美しい絵がぶつかって異様な迫力を見せる。

5.うる星やつら(高橋留美子)1978-1987

 •説明不要説明不要だということが偉大さのなによりの証だ。アニメOPは「Dancing Star推し

6.タッチ(あだち充)1981-1986

 •野球マンガの達成として評価するなら『H2』だろう。今の目で見ると最高傑作は『クロスゲーム』かもしれない。しかあだち充の一作を選ぶとなるとやはり本作だ。ありま猛あだち勉物語』を読むと、達也和也はあだち兄弟投影しているのかもしれないと思えてくる。「達也はそんな男じゃない」

7うしおととら(藤田和日郎)1990-1996

 •少年漫画とはなにか。それは『うしおととら』のことである

8名探偵コナン(青山剛昌)1994-

 •国民的、いや世界メガヒット作。本作が凄いのは、志の低い二番煎じ本家を追い抜いてしまたことだ。マガジンの『金田一少年の事件簿』を他誌も後追いするが死屍累々、本作とマイナー誌の『Q.E.D.-証明終了-』が生き残った。モブから出世した高木刑事佐藤刑事パロディキャラが大化けした安室透と赤井秀一、今年になってやっと恋人同士になった平次と和葉などキャラクターの成長が人気の秘訣。そういえば『Q.E.D.』の燈馬君と水原さんも今年になって……。

9.MAJOR(満田拓也)1994-2010

 •お世辞にも完成度の高い作品とは言えない。いきあたりばったりでツッコミどころが多い。だがコナンと本作が無かったらサンデーはとっくに休刊していたかもしれない。長い暗黒期を支えてくれた大恩人。続編『MAJOR2』は2015年から連載中。

10.葬送のフリーレン(山田鐘人、アベツカサ)2020-

 •生まれたと同時に古典になる作品というものがある。第一話を読んだ時の感動を忘れられない。あれだけでも充分名作だった。しかし本作は更に高みへと昇ってゆく。今日本で一番面白いマンガサンデーの長い夜は明けたのだと信じよう。

さてこの10作でいいのだろうか?実はよくない。なぜなら私が最も好きなサンデー作品は『機動警察パトレイバー』だからだ。本当は『MAJOR』を外したい。しかし『パトレイバー』がなくても今のサンデーはあるだろうが『MAJOR』がなかったら今のサンデーはなかったかもしれないのだ。サンデーにとって重要なのはパトレイバー』より『MAJOR』だ。

やはりいくらなんでも10作は少なすぎる。もし20選だったら次の10作も入ってくる。

11.伊賀の影丸(横山光輝)1961-1966

 •山田風太郎と白土三平の影響があからさまだが日本一立役者

12.がんばれ元気(小山ゆう)1976-1981

 •『あしたのジョー』とは正反対の設定にすることで梶原一騎破滅美学を振り切った。この姿勢は実にサンデーらしい。

13.六三四の剣(村上もとか)1981-1985

 •剣道マンガ金字塔。この緻密な絵で週刊連載とは、と改めて驚く。

14.ふたり鷹(新谷かおる)1981-1985

 •新谷かおるの魅力をどう伝えればいいのだろう。忘れられつつあるのではないか無力感に襲われる。

15.機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ)1988-1994

 •一推し。あのなんともいえない空気感ギャグからシリアスへの呼吸、理性的議論先進的なジェンダー描写、全てが好きだ。

16.帯をギュッとね!(河合克敏)1989-1995

 •「サンデーらしさ」なら本作が一番ではないだろうか。

17.今日から俺は!!(西森博之)1990-1997

 •同じヤンキーギャグでもサンデーでは本作になりマガジンでは『カメレオン』になる。これが雑誌空気の違い。

18.GS美神極楽大作戦!!(椎名高志)1991-1999

 •二推しGS試験編〜香港編がギャグアクションバランスがよく一番面白かった。

19.かってに改蔵(久米田康治)1998-2004

 •久米田節が確立したのは本作。

20.ハヤテのごとく!(畑健二郎)2004-2017

 •綾崎ハーマイオニー永遠に不滅です。

さらにもし30選だった場合……

21.スポーツマン金太郎(寺田ヒロオ)1959-1963

 •創刊号から連載。清く正しく美しい。

22.どろろ(手塚治虫)1967-1968

 •手塚作品で一番好きかもしれない。

23.銭ゲバ(ジョージ秋山)1970-1971

 •あのラスト人間讃歌のように思える。

24.サバイバル(さいとう・たかを)1976-1980

 •さいとう作品は本作と『雲盗り暫平』が好き。

25.TO-Y(上條淳士)1985-1987

 •80年代しか成立しなかった物語だと思うとなんだか切ない。

26.ガンバ!Fly high(森末慎二、菊田洋之)1994-2000

 •体操テーマにしてアニメ化まで果たしたのは本当にすごい。

27.め組の大吾(曽田正人)1995-1999

 •サンデーに多い「お仕事もの」の代表格。

28.金色ガッシュ!!(雷句誠)2001-2008

 •編集者所業を考えるとこの枠で名前を出すだけで失礼なのかもしれないが、傑作。

29.結界師(田辺イエロウ)2003-2011

 •イエロウの根暗空気に惹かれる。

30.銀の匙 Silver Spoon(荒川弘)2011-2019

 •駒場は今?幸せでいてほしい。

最後に。もし50選になっても入らないだろうが、浅山わかび『ラストカルテ-法獣医学当麻健匠の記憶-』を紹介したい。静かな感動が押し寄せてくるマンガだ。この大傑作が大ヒットせずアニメ化もせず連載終了したのは正直悔しい。いつかアニメになるよう願っている。

(ブコメを読んで追記)

・確かに皆川亮二は入れるべきだった。『ARMS』を入れて『結界師』を外すか……。

島本和彦は入らない。本人のキャラクターと『アオイホノオ』の影響は大きいが『炎の転校生自体は小粒な佳作で、こうしたオールタイムベストに入れる性格作品ではない。

2024-10-19

コロコロコミック漫画とか教育番組ってどういう感性だったら作り続けられるんだろう

ギャグ漫画ばっかり書いてる人は病みやすいって話を聞くけど

小学生向けの悪い言い方だけどその子たちに合わせた「幼稚」である事が求められ続ける媒体って

大人が作ってると精神病んできたりしないのかな

ちょっと難しい物だしたらこんなの子どもには分からないだろ!って怒られるだろうし

キン肉マンってキャラクターとしては脇役なんだよな

もともとの出発点がギャグ漫画として始まったか主人公になれてるだけで。

そういう脇役が主人公を張って人気漫画になったというのはちょっと特異な点だと思う。

2024-10-18

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241017235116

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上記シリーズが好きなので、コロコロ大好きっ子の自分も書いてみた。

コロコロ小学生ターゲットとしているため、「自分子供の時に読んだ時代作品が一番で、それ以外の作品そもそもほとんどor全く知らない」となりがちと思われる。そのために「なぜこの作品が入っていないんだ!」という感想を抱かれやす可能性はあるかもしれない。なるべく公平に選んだつもりだが、あくま独断偏見による10であることをお断りしておく。

掲載年代順で、数字順位ではありません。

先達にならい、1作家最大1作品のみとしています

殿堂入りドラえもん/藤子・F・不二雄 連載期間1977年

いきなりの番外扱いで申し訳ないが、コロコロコミック自体が『ドラえもん』の総集編本として創刊された歴史があり、以降現在に至るまでコロコロコミックにとって『ドラえもんはいつの時代特別存在である。他の雑誌にこのようなスペシャルofスペシャル作品存在している例ってあるのだろうか? その存在感と功績は他と比肩できるものではなく、殿堂入りという形で別枠とさせていただく。

ちなみにコロコロコミックに掲載された『ドラえもん』は基本的に「小学一(~六)年生」といった学年誌などで発表された作品の“再録”で、藤子Fの生前コロコロ向けに新作が描かれたのは実は数話のみである。(『大長編ドラえもん』についてはコロコロコミック描き下ろし)

1 ゲームセンターあらし/すがやみつる 連載期間1979年1983年

コロコロコミック史だけでなく、マンガ史に燦然と輝く画期的な「ビデオゲーム漫画の始祖。

単に「ビデオゲーム」を題材とした作品というだけでなく、その後コロコロコミックは「ラジコン(RCカー)」や「ファミコン」「ミニ四駆」といった子供向けホビーを題材としたヒット作品を多数生み出すが、その礎を作った記念碑作品である企画コロコロ編集部発案によるものだが、この題材をすがやに描かせた慧眼も光る。

2 つるピカハゲ丸/のむらしんぼ 連載期間1985年1995年

「つるセコ」などの名台詞を生み出し、アニメ化もされたのむらしんぼ最大のヒット作。元よりギャグ作品の多かったコロコロの中でも当時際立ったヒット作となったが、この作品画期的ポイントとして「4コマ漫画」という点も見逃せない。当時でも4コマ漫画は“古典的”な形式と見られており、当時では新聞はじめ大人向けマンガ以外で見かけることは意外と少なかったが、児童誌にこのフォーマットを定着させた功績は大きい。

3 おぼっちゃまくん/小林よしのり 連載期間1986年1994年

後に『ゴーマニズム宣言』などの大人向け作品で名を馳せる小林よしのりだが、言うまでもなく元はギャグ漫画である常識外れに大金持ちのおぼっちゃま主人公で、ち○こやウ○コなど下ネタも多く小学生男子ハートをガッシリと掴む。「ともだちんこ」「こんにチワワ」などの茶魔語子どもたちの間でブームとなり、平成初頭のコロコロコミックを牽引する大ヒット作品となった。

4 ダッシュ!四駆郎/徳田ザウルス 連載期間1987年1992年

ホビー漫画に力を入れるコロコロ田宮模型タミヤ)とのつながりは深く、同社とのタイアップによるメディアミックス戦略は『ラジコンボーイ』(大林かおる/1983~1989年)を嚆矢とするが、その戦略が大きく花開いたと言えるのがこの作品田宮模型の「ミニ四駆」も、そしてこの作品もお互いの相乗効果で大ヒットを果たした。当時のミニ四駆ブームを牽引。

5 炎の闘球児 ドッジ弾平/こしたてつひろ 連載期間1989年1995年

熱血主人公の多いコロコロコミックだが、シンプルスポーツを題材とする漫画は意外と少ない。

その中で、スポーツ漫画といえば「野球」「サッカー」が多くを占めていた時代に、小学生には非常に馴染み深い「ドッジボール」をテーマにした新規性は、意表を突かれながらも「なるほど!」と唸らせられる。アニメ化のほか、ファミコンスーファミゲームボーイPCエンジンメガドラゲームギアと、当時発売されていたありとあらゆるゲーム機ゲーム化もされている(すげえ)。

6 スーパーマリオくん/沢田ユキオ 連載期間1990年~連載中

コロコロコミックにゲームコミカライズ作品は非常に多い。ヒット作も数多いが、その中でコロコロ代表する作品をどれか一作を選べと言われたら、これしか無いだろう。

任天堂の人気キャラスーパーマリオを題材とした沢田ユキオの超ロングランギャグ作品。連載開始は1990年で、なんと現在も連載中である昭和末期~平成以降に生まれ子どもなら、きっと誰もが一度は読んだことや目にしたことがあるであろう。

7 コロッケ!/樫本学ヴ 連載期間2001年~2006年

コロコロ歴史を語るうえで、80年代から活躍し『江戸っ子ボーイ がってん太助』『学級王ヤマザキ』などアニメ化されたヒット作も数多い樫本学ヴ作品を外すわけにはいくまいが、その中からコロッケ!』をセレクト。一話完結ギャグタイアップ作品の多いコロコロコミックとしては珍しい、連続冒険ストーリー漫画である。2年にわたるアニメ化、そして樫本学ヴはこの作品小学漫画児童部門を受賞した。

8 絶体絶命でんぢゃらすじーさん/曽山一寿 連載期間2001年~2010年(続編連載中)

21世紀コロコロコミックの『顔』である。じーさんと孫が織りなす子供向け不条理ギャグの大ヒット作品表題作2010年で連載終了しているが、続けざまに『でんぢゃらすじーさん邪』『なんと!でんぢゃらすじーさん』と20年以上に渡りコロコロ看板作品として現在も続編が描き続けられている。

9 ケシカスくん/村瀬範行 連載期間2004年~連載中

強烈で個性的文房具キャラクターが繰り広げるギャグ作品2004年連載開始、現在も続く超絶ロングラン作品であるでんぢゃらすじーさんと並び、長らくコロコロの2大ギャグマンガとして君臨。一話が短めでサクッと読める。SNSを見ると、コロコロコミックは卒業しても、このマンガだけは読み続けているという声もちらほら見られる。

10 怪盗ジョーカー/たかはしひでやす 連載期間2008年~2017年

どんなものでも盗み出す怪盗ジョーカー主人公としたたかはしひでやすのヒット作。魅力的なキャラクターたち、一部では強引とも評される(?)トリックも含め子どもたちの大きな支持を得た。

別冊コロコロに連載開始され、その後月刊コロコロ移籍。根強い人気でアニメシーズン4まで続く。別コロ時代を含めると10年以上という長期連載で、連載開始時に小学校高学年だった子どもは連載終了時にはもう大人だが、最終話は見届けられたのだろうかと気になる。

次点

作家作品縛りのため選外としたものも含め、次点作品を挙げておく。他の方の意見も聞いてみたい。

・とどろけ!一番(のむらしんぼ)1980-1983

ラジコンボーイ(大林かおる)1983-1989

がんばれ!キッカーズながいのりあき1984-1989

ファミコンロッキー(あさいもとゆき)1985-1987

あまいぞ!男吾Moo.念平)1986-1992

かっとばせ!キヨハラくん河合じゅんじ)1987-1994

ビックリマン竹村よしひこ)1987-1990

おれは男だ!くにおくん穴久保幸作)1991-1996

・爆走兄弟レッツ&ゴー!!(こしたてつひろ)1994-1999

爆球連発!!スーパービーダマン今賀俊)1995-2001

学級王ヤマザキ樫本学ヴ)1995-2001

ポケットモンスター穴久保幸作)1996-2002

超速スピナー橋口隆志)1997-2000

・うちゅう人 田中太郎ながとしやすなり) 1998-2004

ドラベース ドラえもん野球外伝むぎわらしんたろう2000-2011

ペンギンの問題永井ゆうじ2006-2013

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