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2024-12-09

ズボラな妻に言いたいこと

お前に言われたくないとキレられるから言えないので、ここで吐き出させて欲しい。

あのな、片付けや掃除ができないズボラはそれを認識して、できるだけ楽できるように生活しなくちゃいけなわけ。

俺は片付けとか掃除とか大嫌いだけど、ずっと実家暮らしだったお前より、その点のノウハウはあるわけ。

例えばな、布団は毛足があるものを買うな。

埃が出る。

密度に織られてダニが入れない布団カバーにするべきだ。

毛布は捨てろ。衣類も同じだ。

ツルっとしたものしろ。モフモフの服は買うな。

それから、フードついた服は買うな。

乾かない。綿100%スウェット生地特にだ。

生地言及しちゃったが、モフモフや綿ディスしたので意外かもしれないが、俺は天然素材推しだ。

羽毛と同じ暖かさで洗える中綿とか、全部嘘だ。どうせズボラは洗うことはない。

アクリルよりウールのほうが毛玉にならない。毛玉が成長するより前に繊維が切れるからな。

洗えるセーターなら、手洗い指定無視しても大丈夫だ。オシャレ用洗剤じゃなくても大丈夫だ。

毛髪とか陰毛とか石鹸くらい平気なように、羊毛だって多少は平気だ。ダウンだって洗える。ケラチン舐めるな。

ただし、漂白剤だけはやめろ。

漂白剤ってのは、塩素系だけじゃなく、ワイドハイターとかオキシクリーンとかも全部ダメだ。

毛は多少手荒くしても平気だが、シルクは丁寧な扱いが必要だ。天然繊維でシルクだけは避けろ。

シルクパジャマとか枕カバーとか、着てるだけで汗のプロテアーゼで痛む。

挽肉は買うな。切断面が多いほど汚染リスクがあるし酸化も速い。ズボラはすぐ痛ます

捨てるはずの脂身で増量されてる。

安全を捨てて、なおかつ蛋白質摂取量を減らして脂肪摂取するという愚策だ。

食費はいくらでもケチれるが、栄養は考えろ。

コスパだけ考えるなら全食菓子パンにすりゃいい話で、そうじゃないだろ?

蛋白質100gあたりの単価で考えろ。

ボディビルダーみたいなストイックな飯にしろとは言わないけど、楽で健康にいこう。

魚焼きグリルに入れてタイマーか、鍋に入れてタイマー、それで完結する料理を増やせ。

待ってる間に他の家事ができる。

一汁三菜とか諦めろ。

一汁または一菜アンド白飯力士みたいに365日鍋でいい。

水道水を飲め。浄水器塩素抜かれたフィルターなんか定期的に交換しなきゃすぐ細菌の巣だ。シャワーノズルすら洗わずにすぐピンクにしちゃう我が家不用

子供水筒水道水でいい。いや、水道水がいい。

洗い忘れて翌朝急いで洗うような我々に麦茶なんか無理だ。

すぐ出しっぱなしにするんだから麦茶はやめろ。

水道水が嫌なら毎回熱湯を注ぐ緑茶のほうがマシだからそれにしよう。

平日に酒は飲むな。

家事嫌いが酒飲んで気持ちよくなって皿洗いなんかできるわけないだろ。

とにかく床にモノは置くな。棚に入れろ。

平置きは重ねると下のモノがみえいから、とにかく立てろ。

整理しなくていいから、それだけ守れ。

風呂場は乾燥させろ。

残り湯がもったいないから洗濯にとかたいした節約にならん。日本で水を節約したところでサハラに雨が降るわけじゃない。

ズボラ毎日洗えないんだから珪藻土マットにして、定期的に捨てろ。

休日掃除しろ休日に遊びに行けるのは、平日に家事を怠けないものだけの特権だを

休む日とかい休日だ。

一日は貯めた家事をして、もう1日は自堕落に休む、それが正しいズボラの土日だ。

植木はどう考え直せ。

柑橘とかマジでやめとけ。

願わくばフェイグリーン妥協して鉢植えがいいとこだ。

2024-12-03

ロングコートダディ人民の敵になるか

心配である

あくま準決に向けたワイルドカードだが、ハライチさんが勝ち上がった2021年の敗者復活、オズワルドさんが勝ち上がった翌2022年の敗者復活と同じ匂いを感じた人は多いと思う。

二年連続で「人気投票じゃねえか」「入れた奴ネタ見てねえだろ」とあまりに叩かれすぎて、2023年に大幅にシステム刷新されるに至ったあの悪夢

あれら事件が、明確に当事者となった芸人さんのイメージ悪化させた……あるいは、それまではそこまで顕在化してなかったヘイトが一気に噴出するきっかけになったのは間違いない。

とくにハライチ岩井さん。我が家さんの面白くないYouTube企画でひとり気炎を吐いて舌鋒鋭く場を盛り上げて賞賛され、ゴッドタンブイブイ言わせていた彼が、あの敗者復活(と、共演者サブカルいっちょがみ未成年に下手すりゃ中学生の頃から手を出してたんじゃないかというロリコンぶりが発覚したこと)を契機にここまで凋落したのだからゾッとする。

M-1甲子園のような感覚で観ているファンは多い。運営側も、「そういうもの」として演出していることは多くの方が指摘する通りだと思う。夢に向かって努力する男の子たちの感動のサクセスストーリーを見せるのだと。

これはMおじ武智氏やMおじ川瀬氏らが折に触れて言っているところだが、それゆえにM-1の客は「漫才劇場お笑いにひたむきに見える人」「まだテレビ露出など一般的認知度は低い人」を応援し、「(ネタ番組・お笑い番組でない)テレビの人気者」「漫才の外から来た人」には冷たいという傾向がある。「俺たちの」M-1戦士じゃないと嫌だというわけだ。

その点に関して、野田クリスタルさんが令和ロマンさんの戦略凄さを語っていた。「メディア露出を抑えて舞台にたくさん立つことで劇場人気をキープし、M-1の客に嫌われないように立ちまわっている」。

M-1漫才を本気で愛して、本気で向き合ってますよ」というポーズを上手に取れることが重要なわけだ。

ロングコートダディさんはこれまで確実に「俺たちの」サイドを歩いてきた人たちだった。実際にはテレビにもいっぱい出てる売れっ子なのだが、賞レースで歴々、華々しい結果を残し、特に堂前さんが「ストイックネタ師」というイメージをしっかりとキープできていたのがデカい。もちろんめちゃくちゃ面白いしね。

だが、それら実績が今回のことで一気に、「ラストイヤーの人気者が、大してウケてもなかったのにファン投票で上がっちゃった」に反転してしまった。

ご本人たちが「当日の15時に集まってから4時間くらいで作った卸したことない新ネタ」「ギャンブルしたくなった」「やったことないからガタガタ」「しっかり滑ってた」とラジオ公言してしまっている(もちろん実力者なのでつまんないわけではないが、確かに粗いし、ああい無茶振り大喜利みたいな笑いって、「ネタを用意してきましたよ」じゃなく当意即妙にその場で答え合うみたいな形で見せてもらった方が楽しいんだろうな…とは思った)のも、こうなるとなんだか後味が悪い。

「そんなナメた態度で出て、人気投票で勝ち上がりですか」に見えてしまう。もちろんそんな意図はご本人たちにはないけれども。

まぁとはいえハライチさんの時の金属バットさんと男性ブランコさん、オズワルドさんの時の令和ロマンさんとは違い、今回「嘱望されながらも行けなかった人たち」は赤ちゃんニューヨーク阿部寛なので、そこのヘイトは軽微なものだとは思うけど……

anond:20241203015059

自分的に何か許せん」とかなにストイックぶってんの

なんでもかんでも「どうでもいい」

他人をきょろきょろ見ては「あいつは怪物から自分とは違う」

お前は昔っからこうだろ

2024-11-19

M字させられた

開脚までつなげて書くのがしんどい

マッサージと手コキがあるお店

体感まだまだ時間余ってそうだし、なんか新しいポジションとかないのかねとか思ってた矢先

(初回は言葉責め等が刺さりすぎてかなり時間を余らせたセラピストさんの2回目。想定が甘すぎる)

特に説明もなく、足をぐいぐいと動かされて、M字開脚させられました

「この体勢が一番興奮するの💗」

負けそうになったが抗ったが無理だった

なんかもう挿入れられると思った

その後は、お店のルール(かなりソフトサービスなので)的にできることは限られてるが

ほんと腰を振らないのが精一杯というか、腰を振ろうとすれば向こうがその気配を察して先んじてこちらに主導権を渡さないように握力を強めたり速度を……

あ、これマウントポジション取られてるやつや と今思った

そもそも騎乗位とかでも、どっちも気持ちいはあっても、向こうは平気の平左でこっちだけイキそうみたいなのはかつてなかった

あったんだろうけど、相手気持ちよいフリをしててそれがうまかった

一人、ストイックに己が気持ちいいところに当たるのを探す人居たけど、それも見つかったから攻守のバランスはどっちにも傾かなかったし

なんせ恥ずかしかった

2024-11-11

松本人志あんなにかっこよくなかったらな

全部個人感情

松本人志は、昔めちゃめちゃかっこよかった。口を開けば「そのときそう言ったら一番面白い」という言葉が飛び出したし、権威への忖度が少なくとも表面上は見られない自由闊達な振る舞いも爽快だった。

CMや歌などにうつつを抜かす暇があったらそのリソースで笑いをやれ」だとか「ファッションなんかにうつつを抜かす暇があったらそのリソースで笑いをやれ」みたいなことも言っていた記憶がある。それもすごくストイックでかっこよかった。だから歌ったりCM出たり筋トレして金髪にしたりを見た時は悲しかったんだよな。

そういう、「かっこいい松本人志」が好きだったひとは、たくさんいたんじゃないかと思う。

今回の件では、そういう人の相当が「ダセェことすんなよ」って思ったんじゃないのかな。どこからどこまでが真実でどこからどこまでがデマなのかは、あまり明らかになってはいないので、その点でダサいダサくないを言うのは避けるけど、少なくともTwitterの使い方と訴訟の仕方はすごくダサく感じた。ダサいダサくないは個人感覚なので、「ふーん、お前はそう思うんだな」と言われれば、それまでの話ではある。だからこれでなにかを断罪したいわけではない。ただ、「過去あんなにかっこよかった松本人志が、あまりにダサくてがっかりした。最近そういう傾向はずっとあったけど、今回その失望が決定的になった」という「昔のファン」は多いんじゃないかなあ、なんて思っている。もし昔あんなにかっこよくなかったら、ここまで失望されることもなかったのではないかって気もちょっとするんだよな。

2024-11-10

ふつう軽音部」第45話 感想戦

おいお前ら表題の件につきまして、ご覧になりまして?

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567256672633938#

・このマンガは鳩っちという陰の者、なれどストイック求道者がそのストイックさで衆生に影響を与えることがメインのプロット

・たまきn先輩がらみのバンドには銀杏BOYZを取り入れてるが、流石にキラキラカワイイ系のたまきn先輩に銀杏BOYZはエグみが強いだろ、と思ったら、たまきn先輩の人生のものがエグみが強くて銀杏BOYZを当てることがニンニクしょうが並の、カロリーを臭みで消す二郎レシピになってる

・出内先生の、クワハリ先生表現したいことへの理解力と、キャラ作画だけではなくモブや背景、物品オブジェクトに至る全てがクワハリストーリー文脈ドンピシャにハマっている

・そしてこの回で不敵に嗤う鶴先輩(と怪僧厘ちゃんさん)

ふつう軽音部」の「ふつう」とは何か、ふつう高校生衆生が触れるのは、般若心経ならぬどんな「軽音」なのか、はたまた「恵音(Amazing grace)」なのか。

ふつうの」青春群像劇から宗教的説話に跳ね上がるターニングポイント回だったと思う。

ところで宗教用語っぽいものを散りばめているが、「スヤスヤ教」ぐらいの娯楽と思ってね。たかRock'n'Roll(Acid Black Cherry)だもの

2024-11-05

日本プロ野球の発展に貢献した引退選手10

日本野球界の黎明期から現代に至るまで、各年代活躍し、日本プロ野球の発展に貢献した引退選手10人をバランスよく選出しました。

1. 沢村栄治 (Eiji Sawamura) - 1930年代

理由: 日本プロ野球の草創期における伝説的な投手1934年日米野球では、メジャーリーグオールスター選手相手三振を奪う大活躍を見せました。彼の名を冠した「沢村賞」は、日本球界の最高の先発投手に贈られる名誉ある賞として知られています

2. 藤村富美男 (Fumio Fujimura) - 1940〜50年代

理由: 「初代ミスタータイガース」として親しまれ、強力なバッティングと圧倒的なリーダーシップ阪神タイガースを牽引。1949年には打率.362で首位打者を獲得し、後進のプレーヤーに大きな影響を与えました。

3. 金田正一 (Masaichi Kaneda) - 1950〜60年代

理由: プロ野球史上唯一の400勝投手として日本球界に大きな足跡を残した左腕投手。力強い投球と独特の投球スタイルファンを魅了し、投手存在価値を改めて示しました。

4. 長嶋茂雄 (Shigeo Nagashima) - 1958年デビュー、1960〜70年代

理由: 日本の「ミスタープロ野球」として巨人の中心選手として活躍長嶋カリスマ性とプレー球界全体に影響を与え、彼の存在日本野球界の人気を底上げしました。監督としても巨人軍を率い、数々のタイトルを獲得しました。

5. 王貞治 (Sadaharu Oh) - 1960〜70年代

理由: 通算868本塁打という世界記録を持つ、野球界の不動の存在。王の卓越したバッティング技術勝負強さは日本野球象徴であり、引退後も監督野球指導者として多くの後進を育てました。

6. 張本勲 (Isao Harimoto) - 1960〜80年代

理由: 日本プロ野球史上最多の3085安打を記録し、巧みな打撃技術歴代最高のバッターの一人とされます。その記録は多くの選手にとって「打撃の到達点」として目標となり続けています

7. 山本浩二 (Koji Yamamoto) - 1970〜80年代

理由: 広島カープの中心選手として、通算536本塁打を記録し「ミスター赤ヘル」として親しまれました。日本代表監督としても指導力を発揮し、国際舞台での日本野球の強化にも貢献しました。

8. 江川卓 (Suguru Egawa) - 1980年代

理由: 「怪物」と称される実力で、特に三振を奪う圧倒的なピッチングファンを魅了しました。巨人軍のエースとして活躍し、彼のピッチングは多くの日本投手の手本となりました。

9. 野茂英雄 (Hideo Nomo) - 1990年代

理由: 日本プロ野球からMLBへ直接進出し、新しい道を切り開いたパイオニアトルネード投法大リーグでも成功を収め、その後の日本選手メジャーリーグ挑戦を後押ししました。

10. イチロー (Ichiro Suzuki) - 2000年代

理由: 日米で計4367安打を記録し、MLBでの成功日本プロ野球での実績の両方を持つ数少ない選手。彼のストイックプレースタイルと実力は、野球界に新たなスタンダードをもたらしました。

時代を通じて、日本プロ野球の発展に貢献したこれらの選手は、それぞれの時代ファンに愛され、日本野球歴史に深く刻まれています。また、彼らの活躍次世代プレーヤーたちに多大な影響を与え、日本球界現在地位に導く力となりました。

2024-10-25

生活習慣を改めることにした

30歳を過ぎたあたりから、「あれ?なんか最近体が重いな…」と感じることが増えてきた。

20代の頃は多少無茶してもなんとかなってたのに最近は寝起きの疲れが抜けなくなったり、少し夜更かししただけで翌日のパフォーマンスがガタ落ちすることが増えた。

これってもしかして「年齢のせい」なのかな?いやいや、まだ30そこそこだし、それはさすがに早すぎる。けどもしかして…と思ったのが、生活習慣を見直すきっかけだった。

まず手をつけたのは食生活

これまではファーストフードを週三日なんでいうのはざらで、基本コンビニ弁当。深夜にお菓子つまみながらネットサーフィンなんてのも定番だった。

でもさすがにこれは良くないと反省し、まずは食事から改善することに決めた。

とにかく野菜を多めにとることを心がけ、加工食品お菓子を極力控えるようにした。

最初の1週間は「これ、ほんとに意味あるのかな?」なんて半信半疑だったけど、びっくりするくらい早く効果が出た。朝の目覚めがすごく良くなり、いつもの気だるさが減ったんだ。

「これはイケるかも?」と手ごたえを感じので、次に夜の過ごし方を見直すことにした。

これまでは仕事から帰宅した後、ついついダラダラとスマホをいじったり、YouTubeを見たりしてた。

でも、それをもったいないと感じるようになったんだ。

そこで資格勉強を始めることにした。毎晩30分だけでも机に向かって勉強することを日課にしてみた。

これが意外と楽しくて、徐々に勉強時間も増え、今では1時間以上集中して取り組めるようになった。勉強することで「自分ちゃんと成長してるんだな」って実感できるのが、なんだか心地よい。

あとは過激ポルノを辞めて、健全ポルノを観るようにした。

ここまで生活習慣を改めてきて気づいたことがある。それは自制することで得られる満足感が思った以上に大きいってこと。もちろん、最初は辛かったし、友達からは「何ストイックになってんの?」って茶化されたこともある。でも、自分の体調や気分がどんどん良くなっていくのを感じると、「これで良かったんだ」って確信が持てるようになった。そしてなにより、毎日の小さな変化が積み重なっていくと、それが自分の自信にもつながってくるんだよね。

例えば朝の目覚めがスッキリすると、出勤前に少し早起きしてコーヒーを飲みながらニュースを読んだり、軽くストレッチをしたりする余裕ができた。

こういう些細なことが、実は一日を有意義にするカギなんじゃないかって最近思えるようになったんだ。

2024-10-11

ぬるま湯アカデミアとJTCを駆逐したい

最近Twitter(X)で「アカデミアはぬるま湯だ」と嘆くツイートを目にして、思わず共感してしまった。ああ、私だけじゃないんだな、こう思っているのは、と少し心が軽くなった。

正直に言うと、私はアカデミアが苦手だ。「頑張る」のハードルが驚くほど低く、しか特権意識だけは人一倍強い。生産性を感じない人が多い。

大学時代から私は研究が好きで、文系分野でトップを目指して走り続けた。修士課程の頃には実績の数も抜きん出ていて、周囲から「優秀な若手研究者」として評価されていたし、私自身も博士課程に進んでからもこのままトップを走り続けるのだろうと、漠然と信じていた。

博士に進んでからは、視野を広げるために積極的に他分野の講義民間企業インターンに参加し始めた。就活はしない予定だったが、アカデミアでのポジション確立されたら外の世界を知る機会はもうないだろうと思い、社会勉強のつもりで足を踏み入れてみた。

そこで私の人生は一変した。

まず最初に、インターンでは今まで出会たことのないような優秀な学生出会えた。全国から集められた優秀な学生たちはキラキラとやる気に満ち溢れていて、ストイック能力が高かった。今までアカデミアで出会たことがないタイプの人たちだった。彼らと出会って、外の世界にはこんなに優秀な人たちがいるのかと驚いた。

私はアカデミアにいる人が好きじゃなかった。なんだかじめじめしていて、ガッツが足りず、本気を感じない。コミュニケーションもどこかおかしいし、全体的にバランスいびつで、言葉は悪いけど「社会不適合者」が多い印象だった。

インターン出会った人たちは爽やかで元気よく、アベレージの高い人々だった。頭も切れて体力もあり、歯を食いしばってでも努力して大きなことを実現してくれそうな雰囲気だった。

できない理由を並べ立ててはすぐばてる、「精一杯頑張っている」と言いながらそのハードルが低いアカデミアの人たちとは全く違った。

私はこのインターンを通して、外の世界の魅力に気づいてしまった。

他分野の講義では文系学問の舐めっぷりを実感することになった。理系講義では内容が濃いのはもちろん、毎回の課題の多さと試験がしっかり行われている点に驚きがあった。

私のいる文系分野では毎週の課題基本的になく、期末に既成事実作り程度の2000字のレポートが1つ出るくらいだった。まさか「しっかり勉強している学部」では1回の講義で3000字のレポートが出たり、期末が試験プレゼンレポートの3つでセットだったりするとは思わなかった。

理系と比べて文系は本当に「何もしていない」に等しいなと痛感した。大学時代でかなり差が開いているだろうなと思った。もちろん、他の文系学部ではしっかり勉強しているところもあるのだろうが、私のいた学部はゆるかった。

他分野の講義を受け始めた当初は、あまり実学っぷりに、世の中にはこれほど社会に役立つ学問があるのか…と驚いたりしたものだが、そのうち理系にも世の中の役に立っていない(と言われそうな)分野はあるのだなと気づきはじめた。今まで文系ばかりが「役に立たない」と批判されがちだが、理系にも似たような問題を抱えている分野があるのだと知った。「文系理系わず、役に立たない学問はある」と結論付けた。

このように過ごしていると、今まで身を置いてきたアカデミアがだんだん矮小に見えてきた。

本気をやっていないな、と思うようになった。

表向きは研究価値を声高に主張するものの、実際にその価値説明する能力に欠けているところ。「学問価値自明のものだ、蒙昧め」と言わんばかりの閉鎖的な特権意識。外の世界説明責任を感じておらず、接点を持とうとしないところ。

もっとアカデミアは外の世界に開かれるべきだし、適切な評価基準に基づいて判断されるべきだと思う。しかし、現実はそうならないだろう。これ以上頑張りたくないだろうから自分たち権利を守るために、自分たちが頑張らなくて良いように抵抗するんだろうな。

外の世界では、世の中を実際に良くするために歯を食いしばってでも本気をやっている人がいるのに。

最終的に私は、アカデミアの甘さが嫌になり、博士課程まで進んだにもかかわらず民間就職することに決めた。しかし後悔はない。外の世界の方が、優秀な人はたくさんいるって分かったから。

民間就活ではJTCにも嫌気がさした。

社員たちは平々凡々で自立心がなく、組織従順自分から何もしない。それでも特権意識だけはある。一体今まで何を成し遂げてきたんだろう、と疑問に思うようなふわふわした話し方と、しまりのない表情の社員が多かった。私は自立して明確な成果を出しながら走りたいと思った。

結局、私に初めて衝撃を与えたインターンから内定をもらった。そこは世界舞台に、本当に優秀な人たちと働ける環境だった。

出会った社員たちは全員がストイックで、甘えがなくて、数多くの修羅場をくぐり抜けたかのような覚悟と本気を感じさせる人たちだった。この場所なら、ベストを尽くしてもっと強くなれると思った。そして世の中のために実際に役に立てるような気もした。

研究とは離れてしまう。これから人生どうしようかな。

私は今まで研究に本気だったから、何をしていこうかまだ分からない。

本当のことをいうと、アカデミアがもっと優秀な人たちがいる環境だったら、残りたかったな。研究自体は好きだったから。

アカデミアに優秀な人間が集まるようには、私の仕事ではできないだろうから、せめて外の世界アカデミアがもっと開かれるように、そして甘えた人々が引き締まるような働きかけをしていこうかな。それに加えて、JTCの社員たちにももっとシャキッとするように変革を起こせたらな。こういう仕事ならきっとできると思う。

でもこれって、闇落ちだよねと思う。アカデミアやJTCを許せないというネガティブ感情で動くのだから社会のためにも私のためにもならないな。

これから私、どうやって生きていったら良いんだろう。

2024-10-07

高校までは一度も学校をサボらなかった。サボってみたかった。

過去高校時代なんて今や他人事から学校サボるってなんかエモーショナル体験だよな〜〜

サボり」の実績解除をしときたかったけどもう取り返しがつかないぜ〜〜

くらいの感傷なのかもしれない。

それでも時々、そういう青春テンプレート勲章への未練ではなく、その時その瞬間に抱く感情ってどんなものだったんだろうなって思う。

高校まで、青春エモーションとかそういうのが嫌いだった。青春とか口にする大人が大嫌いだった。

過ぎ去った時間への感傷を、今まさにその瞬間を生きている他人に向けて気持ちよくなってんじゃねえよゴミカス。テメーの後悔も懐古もテメーで抱えてろ。って思ってた。

もし自分がそうなってしまったら死んでくれと今のおれに呪詛を送っていたけど、受け止められなかったな。すまんこ。でもお前のせいで色々損もしてるからな。

まあそれも含めて、テメーの生き方の全てを肯定したい。まさにそういうのが滅茶苦茶嫌われそうだけど。

当時の自分サボりを求める心はそういう「青春体験」を意識したような、どこか俯瞰的で冷めてるものではなかったと思う。

もっと目の前の生活に根ざした気持ちだった気がする。

サボるという発想自体は無い訳でもないけれど、自分の行動コマンドの中にはない。

学校から家に連絡行くのも怖かった。

コケ脅しと分かっていても、「誰のおかげで」「お前の意志で通ってるんだろ」「嫌なら辞めても良いんだぞ」みたいな言葉は胃が痛む。

よりもいの1話は本当に刺さった。友達に欠席の偽装工作を頼んで、意を決してサボろうとしたけど結局サボれずに遅れて学校へ行ってしまう。まさに自分が思い浮かべていたような、でも結局実行は出来なかった、等身大描写

きっとおれが本当にサボれていたとしても、居心地は悪かったと思う。

遊ぶにも遠くへ行くにも金はいる。そもそも学校辟易してサボっているのだろうから、そんな気分にはなれないだろう。

きっと着信に怯えながら、せいぜいブックオフ立ち読みでもして、マック図書館にでも籠もって、これなら学校行ってた方がマシだったと思ったのかもしれない。それか、開き直って楽しむ事も出来ない自分が嫌になるか。

まあそういうサボり方だったとて、それはそれで実行出来ていれば美しく脚色された後暗くもエモーショナル青春の思い出になってたのかもしれない。

実際部活をサボって多摩川チャリで下ったり高尾山登ったり、都心を目指して線路沿いを延々歩いた思い出は今も輝いてる。ただ当時の気持ちをしっかりと思い出せば、それも悶々とした気持ちを抱えながら歩いてた。

マンガ主人公みたく、河川敷にでも行って空を眺めるような生き方は出来なかったな。

それは別に「マジメ」だからではなかったと思う。

マジメをよいこと、ストイックであること、誠実であることとの言い換えを可能にするような意味合いで使うのなら。

でも単に怒られるのが嫌だからではなかったのかもしれない。

実際大学ではサボりまくった。サボったけれど、冒険は出来なかった。

電車に揺られながら、このまま根府川にでも行って電車から海を眺めようか。いっそ鈍行で長野まで行って蕎麦でも食ってやろうか、という衝動に駆られはしたけれど、一度も実行には移せなかった。

突発的なサボりの日は大抵ゲーセンにでも吸い込まれるか、そうでなければ家で過ごした。都内を少しだけ遠出することもあったけれど、悶々とした気持ちが膨らむばかりであまり楽しめなかった。

今も上野とか行くと、衝動的に新幹線のってどこかへ行きたくなる事がある。でも行けない。

今も昔も、怒られたくないとか金や時間がないとか、もっともらしい理由はいくらでも挙げられる。ただその遠くへ踏み出せなくなるような重力の発生源は、もっと根源的なところにあるような気がする。

それのおかげで人は「まとも」に生きられるのかもしれないけど、たまには振り切ってみてえよ。

2024-09-18

完全偏見!ラン速度別に見る体型の特徴

「走る」って言うのを日常に取り入れて8年くらい経つ。

街ランから始めて、その後は公営ジムを週3程度。コロナ中はジム自粛してたけど、最近はフルリモート勤務なのもあり毎日の街ランor散歩ベースに週1頻度で公営ジムに通ってる。

ジムで走りながら人間観察を続けてなんやかんや数年。実体験と周りのランナーを見てると「走る速度とスタイルの良さは比例するな」とつくづく感じるので、その詳細を書き記したいと思う。

 

観測範囲公営ジムのみ。ガチ勢から健康重視のご年配者までいろんな人を観測した結果なので、ゴールドジムとかとは事情が大きく違うと思う。

※私は何の専門知識も持たない素人なので下記に書き記したことは完全に偏見。噂話以下に聞いてもらえれば。

 

ちなみに私の現スペックは162cm50kg。年齢は30代半ば。ランニングは30分で4.8km。時速9.6kmレベル

長年走り続けてるおかげて何食べても特に太らん状態になってる。ほっとくと痩せるのでめいっぱい食べる。

 

走り始めた20代後半の頃は56kgぐらい。食べた分だけ太るので痩せたい時は食事コントロールしてた。

当時より若さは失ったけど、日常満足度は今の方が圧倒的に高い。

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▼時速5km台で30分走る

人によっては早歩き程度。脚めちゃ長い人とかせっかちな人は徒歩くらいの速度。このスピードだと相当長い時間走らないと「痩せる」「体が変わる」には至らないと思う。全く歩かないとかよりは断然よい。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

最近運動を始めたばかりって感じの人が圧倒的。筋肉よりも脂肪が目立つ体型の人が多い。ふにふに。それはそれで可愛いけどね。殆どの人がこの後続かず消えていく。私も最初はここからだった。

余談だけど、足腰が丈夫でない高齢者の方は2〜4km台でバー持って歩いてる人が多い。

 

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▼時速6km台で30分走る

6km台になると早歩きだけでは少し難しくなってくる。6.3、6.5…と数値が後半になるほど走る体制に入る人がほとんどのはず。全く運動してない人は、まずこのへんを無理なく30分できることを目標にするのがオススメ。時速6.5kmを数十分走れるようになると何かしら変化を感じるようになると思う。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

よく運動してるおじいちゃんが多い。あとは会社帰りにちょこちょこ来る感じの人。この速度で走る層はそれなりの継続オーラがある。筋トレ前のアップとして走る人もここらへんで走ってることが多い。「太ってるな」とか「ふにふにやな」感じる人の率は格段に低くなる。

 

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▼時速7km台で30分走る

走り慣れてる人の域。このスピードで無理なく走れるならどんどん痩せていくと思う。痩せてなくても、筋肉絶対いい方向に変わってる。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

ジム常連かつ40代下の人はこのレベル以上で走ってることが多い印象。太ってるとか、だらしないみたいなイメージがまるでない。ここまでくればダイエットは既に成功してるはずだ。

 

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▼時速8km台で30分走る

まあまあしんどい速度。わー!こんなに早く走れるの!?って域。ここまで来たらもうスタイル抜群になれてるか、もしくは体力が明確についたと自覚できてるはず。まだ太ってる人はむしろ才能だ。おめでとう。素早いデブ称号を与えよう。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

性別わず運動してそー!って感じの体つきな人が多い。あと自己管理がしっかりできてるからか「仕事できそー!」って感じの人も多い。私は旦那に「一緒に歩きたくない」と言われるほどクソダサいロウェアを着てるが、ウェアもおしゃれな人が多い。運動を楽しんでる層のイメージ

 

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▼時速9km台で30分走る

私はイマココ。この速度レベルになって膝を痛めたり筋痛くなったりする頻度が上がったので、割としっかりとした基礎筋肉必要何だと思う。運動前の柔軟も念入りにね。

あくまで私の場合はだけど、ここまで来ると「食べても太らんしほっとけば体重が落ちる」感じなのでもうダイエットのもの必要とはしてない。周りの反応も「痩せたねー!」のオンパレードだ。大切なのは、ここで辞めずに前後の速度をキープしながら暮らすこと。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

都心部に住んでた頃はこの速度の人も結構多い印象だったけど、現在ちょっと外れた地域には何故かあまり存在しない。(ストイック領域なのかもしれない)

私が現在通ってる公営ジム中高生の利用率もそれなりに高く、若くて運動の子はだいたい時速9km以上で走ってるイメージ学生の頃に戻りたい!!的な若返りを狙うならここまで来てみるのもあり。

 

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▼時速10km以上の早さで30分走る。

私はここまではいけてない。だだ、今のところは現状に満足してるしいけなくていいかなと思ってる。

 

▷このレベルで走ってる人の特徴

完全に何かを明確に目指してるか、ランニング大好き勢。フルマラソンとか出る人はこの速度で走るイメージ

 

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余談だけど、時速12km以上で走り続けてる人は滅多に観測しない。ゴールドジムとかはわからんけど、一般的にはこのへんが限界なんだなと思う。

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スピード別に体の変化を書いてみたけど、いかがだろうか。時間を30分に限定してるのは、大体の公営ジムは1回30分で制限をかけているからだ。

 

ちなみに、私的オススメランニング速度は「時速7.2kmを30分」!

性別年齢に関わらず、スタイルのいい人はだいたい7.2km以上のスピードキープしている印象なので、「走る」メインでスタイル良くなりたい人はぜひここを目指してみてほしい。

もちろん、無理は禁物なので異変を感じたら続けちゃダメだよ。無理ない範囲でやりながら、少しずつスピードアップを目指してね。

 

さらに、なかなか速度が上がらない人にオススメしたいのは「インターバル走」。

検索すりゃすぐ出てくるけど、◯分ごとに早・遅のスピードチェンジする走り方。例えば、時速5kmが走り続けて苦しくないスピードなら、5分だけ時速6kmで走って5分4kmで走る…みたいなサイクルを繰り返すの。そうすると段々体が6kmの速度を覚えてきて、早く長く走れるようになるよ。

あ、あと公営ジムはめちゃおすすめ!基本料金が安いし、都度払いできるところがほとんど。地域によるだろうけど週1ならコンビニジムより断然安い。退会の必要もないし、忙しいとか金欠なら月1に調整してもいい。最高。住民税払ってる甲斐がある。

 

めちゃ長々と語ってしまった。これ誰の役にも立たなかったら虚しすぎる。

ジムで走ってるのに痩せないなー」って人はぜひ参考にしてみてね。うそ素人情報なので本気では参考にはしないでね。

2024-09-10

ニンテンドースイッチの発売直後の人気のなさはすごかったよな

すごかったよな

とは言ったけど買ってない人の方が多かったわけだから、お前らの大半は当時の状況知らないだろ?



前世代機

前世代機のWii Uがぜんぜん売れてなかったせいでSwitchに対する期待が低かった

終盤スプラトゥーンが出たことで少し盛り上がりがあったくらい

原因はさら前世代のWiiとの違いが消費者に伝わっていなかったからと言われていた

うちにはWiiがあるんだからWii Uいらないでしょ!って全国の親御さんが言ってたんだろうな

ローンチソフト

ゼルダのブレワイがローンチされてたけどWiiU版との同時発売だった

他のソフトはパッとしなかったから、じゃWiiUでいいやという人も多かった

おれもその一人

ARMSの死

スイッチ発売の3ヶ月後に鳴り物入りで発売され、ネクストスプラトゥーンとして期待されていた対戦格闘ゲーム

ジョイコンの振りとキャラパンチが連動するのが特徴

キャラクターのデザインもいいし、面白そう!ではあった

蓋を開けてみればスプラトゥーン比較してストイックすぎるゲーム性、1対1という責任の重さ、ジョイコンを振らずに普通コントロール操作のほうが良いなどの要素が相まって早急に飽きられて今ではほとんど語られることのないソフトになってしまった





そんなこんなでスイッチは品薄のイメージが強いけど、2020年コロナ禍と半導体不足で品薄になるまで3年あるんだよな

2024-09-04

国会って東京でやらない方が良くない?

増田は以前、田舎に住んでいたんだ。

で、仕事の都合で数年前に都心引っ越した。

まず驚いたのはカップル率の高さ。前に住んでいたのは本当に田舎だったのでそもそも歩いている人が少ないというのはもとより、カップルを見かけることも稀だったんだ。

都会となると全く逆で、平日でも歩いていて見かけるのはカップルばかり。

そう言うのを見るとさ、ようやく独身であることへの焦りとか、恋人欲しい…って思ったわけだ。

それに東京はお店が多い。百貨店からニッチなお店まで多種多様に揃っていて、ちょっとした小道を歩いても面白いお店があったりして楽しい

良い事なんだけど、東京に出てきてから物欲が爆発した。

以前だったら絶対に買わないだろ…みたいなものでも勢いで買ってしまったり、現物で見ると物欲を刺激されるというのは間々あることだ。

そこで思ったんだけど、国会って田舎でやった方が良くない?

上記したように東京はとにかく魅力に溢れている。それは良い事かもしれないけど、別の言い方をすればノイズにもなる。

国会田舎で行うようにして、国会議員田舎に住むようにする。

国会以外には何もないレベル田舎にだ。

そうすれば議員基本的には政治の事しか考えることがなくなり、住まい議事堂のすぐ傍にすれば寝不足で居眠りもなくなるだろう。

高級料亭での会食もなくなることで税金無駄使いも減るはずだし、良いことづくめだと思う。

ものに溢れる環境は豊かもしれないが、それが大きな障害になることをそろそろ真剣に考えてもいいはず。

そして政治家は、もっとストイックになるべきだと思うんだ。

2024-09-02

格闘家試合に負けた時に引退を口にしてしまう心境も、

撤回したくなる気持ちもよくわかる。

 

特に格闘家なんて、自分たちよりもはるかに厳しいストイック生活を送っていて、試合人生を賭けている部分が大きいと思う。

名前が売れるまでは格闘家に限らず、アーティスト作家俳優コメディアンももちろん含む)全般で食べていけない人も多いし、その試合のためにどれだけ努力をしているか計り知れない。

それが、試合で運悪く、もしくは自分の思っていたパフォーマンスが出せない状況で敗れてしまうと、これまでの努力が水泡に帰す気持ちになって当然ではないか

 

特にその試合に向けてずっと準備をしてきて、それでも全く手が届かない絶望感のようなものを味わうと、立ち直れなくなるんじゃないかという想像もできる。

肉体的にあれほど厳しい練習を重ねても、精神疲弊してしまうのではないか

 

中には引退に向けてずっと追い込んで、これで開放されると決めて引退に臨む選手もいるだろうし、それならもう後悔はないかもしれないが、

その後練習していて思い通りに動けたりすると、まだやれるんじゃないか? やれるはずじゃないか? と考えるのも当然だし、

食べていくために別の仕事をしなければならないと考えると、「食べていくために細々と続ける」という選択肢が出てくるのは当然で、

この選択肢に限ってはサラリーマン自分でもよく理解できる。

何より、自分ができない、限界だということは到底受け入れ難く、辛い。

それが杞憂で済むならそうでありたいと思うのも真っ当な話ではある。

 

 

ふとそんなことを考えたが、自分が一番これで引退撤回しようとしたのは一人スノボだった。

世の中がセンシティブだった数年前の時期を挟んで今年無理やりスケジュールを入れてみたが、最初全然滑れなくなって引退文字がちらついた。

もちろん誰に宣言するわけでもないが。

もっとも、30分もしないうちに当時の低レベル状態にはすっかり戻り、まだまだ引退は早いななどと、クソどうでもいいことを考えたのだった。

2024-08-30

anond:20240830120805

この増田のように、ロジカルじゃない人間が人の上に立っているのはおかしい!ロジカル社会じゃないのはおかしい!というロジカルバカ一定数いて、なぜか男のほうが目立つのだが(それこそQkの伊沢の免許話題で湧いてた有象無象もそうだね、何なら掛け算の順序もそうかも)、世の中はロジカル基準に回っていないのはイスラエルロシア中国、何なら運転免許試験問題過去問を見ても明らかである

ロジカル全能主義は上のような文章を見て悪文であると見做すだろうが、これこそがロジカル全能主義欠点である。思えば文章テスト問題を見てわかりにくいといった指摘をしていたのも彼らだった。曰く、このような悪文を読めることには意味がない、このような悪文を解かせることは一種虐待である、云々。

論理的思考力は必要であるが、絶対ではない。論理的整合性優先順位第一位に据える人々はこの事実を受け入れられない。論理的社会において無駄思想文化感情包摂する多様性存在し得ないのだ。人々の揺らぎこそが余分であり、それは整えられるべき脂肪しかない。ある意味で彼らはストイックであり、マッチョイズムの体現者であり、パターナリストなのだ

2024-08-27

推しeスポーツ選手引退してしまった件

ZETA DIVISIONのLazさんが選手引退した。

夕方ニュースだった。

自分のXはLazさん一色になった。

https://x.com/zetadivision/status/1827979293747449953

Lazさんは、5v5の爆破系FPSであるVALORANTで日本トップチームZETA DIVISIONに所属していたプロeスポーツ選手だ。シーンのレジェンドであり、日本におけるVALORANT、ひいてはeスポーツブーム立役者の一人……などと紹介されるが、彼が何を成し遂げたのかは、ネット上で十分に語られているからここでは省略。

最近見ておもしろかった言葉に「VALORANTの人気の3割はZETA DIVISION、4割はCrazy Raccoon、3割はLaz」というものがある。ちなみに、LazさんはZETA DIVISIONの顔なので、過半数がLazさんに依存しているということになる。これは流石に誇張があると思うが、一方で「日本のVALORANTプレイヤーの7割がLazを尊敬している」と言ったら、むしろ低すぎるとさえ言われるのではないか


自分はかつてeスポーツ競技シーンに打ち込んでいた。多くの人と同じように、誰にも負ける気はしなかった。しかし、世界選手たちと対戦した時、その圧倒的な実力差に打ちのめされた。同じゲームをしているとは思えなかった。そこから、何かが切れたように競技シーンから離れていった。

そんな自分が、ふとしたきっかけで約10年ぶりに5v5爆破ゲーム配信を見ることになった。2021年のことだ。VALORANTの人気が爆発する直前だった。どうやら今流行っているVALORANTはTwitch配信されているらしい。そこではプロゲーマーも日夜配信しているとか。

配信

プロゲーマーが?

練習をしないで大丈夫なのか?

そんな疑問が浮かんだが、とりあえず一番同時接続数が多い配信者を開いた。


「えらいイケメンだな」


それが、Lazさんを見た時の最初の印象だった。同時に、

「なるほど、プロゲーマーじゃなくて配信者か」

と思った。今思うと、それは勝手偏見だった。ルックスだけで人気があるのだろうと決めつけていた。

「どれほどのものか見てやろう」

そんな軽い気持ちで視聴を始めた。

すぐに、言葉を失った。

正直に言うと、チートだと思った。

多分、普段FPSプレイしない人がLazさんの配信をはじめに見たら、誰もが同じ感想を抱くだろう。

反応速度エイムの繊細さ、判断の速さ。そうした圧倒的な才能はすぐにわかった。でも、Lazさんはそれだけじゃなかった。これは、自分経験者だったから感じ取れたかもしれない。どれだけの鍛錬を積んだかが、プレイを見れば嫌というほど伝わってきた。

そこから自分がLazさんの配信のヘビーリスナーになるまでの時間は一瞬だった。仕事が終わると、Lazさんの配信を見るのが日課になった。

Lazさんのストイック姿勢に打たれた。明らかに異常な練習時間集中力。VALORANTの前にプレイしていたタイトルでは、プロチームに所属せずに賞金だけでプロ生活をしていたと知った。どれだけ世界で叩きのめされてもその糸を切らさずにいたことに、衝撃を受けた。

配信を欠かさないのは練習をサボっているのではなく、ゲーム普及のためであることも知った。自分が見ている期間だけでも、マウスの設定について数十回は聞かれていた。毎回嫌な顔一つせずに答えていた。

Lazさんが出ている大会があると、次の試合が毎回楽しみになった。何日後の何時からか、ふとした瞬間に意識するようになっていた。

Lazさんと比べたらたいしたドラマのない自分人生だけど、Lazさんの試合を見た後は、自分も少しは毎日を頑張らなくてはと思えた。

次第に、Lazさん以外の選手にも興味が湧いてきた。でも、Lazさんが一番好きな選手だった。だからLazさんが、ZETA DIVISIONが勝つとスカッとした。負けると、悔しくて、悲しい気持ちになった。

もちろん、自分もVALORANTをはじめた。昔はそれなりにFPSが上手かったはずなのに、全然勝てなかった。それでも、プレイすることが楽しかった。しかし、それ以上にLazさんのプレイを見るのがそれまでよりも楽しくなった。自分がある程度プレイできるようになっていくと、観戦していてより深いところまでわかるようになった。

とはいえ、Lazさんと日本チームが大会で常に勝てるわけではなかった。

しろ世界大会日本チームはずっと苦戦していた。日本チームが海外の強豪に勝つのは難しく、その状況は昔と変わっていなかった。自分自身の熱が高まるにつれて、大会日本チームが敗退した際の悔しさも増した。LazさんのいるZETA DIVISIONも、大きな再編に迫られた。

そんな中、日本でのVALORANT人気自体じわじわと人気が増していっていた。日本PCFPSがこれほど人気になるのは驚きだったが、コロナの影響もあっただろう。

さて。この文章最初で、Lazさんの経歴についてはネットを見てほしいと書いた。それでも、一つだけ具体的に書かなければいけないことがある。

レイキャビク奇跡」についてだ。

https://x.com/zetadivision/status/1536279711206105088

2022年に起きたこ出来事奇跡と呼ぶのは大袈裟かもしれない。でも、あれはやっぱり奇跡なのだ2022年アイスランドレイキャビクで開かれた世界大会で、Lazさん率いる日本ZETA DIVISIONが世界の強豪チームを打ち破り、3位に入った。

もちろん、奇跡なんかじゃない。

でも、歴史を知っている人間からすると、そんなことが現実に起こるなんて「奇跡」以外の言葉表現できないのだ。実況キャスターが、そしてLazが試合後のインタビュー言葉を詰まらせたあの時、自分モニターもぼやけた。

そこから、VALORANTの人気が爆発的に高まった。さいたまスーパーアリーナの観客席を、5v5爆破系FPSイベントが埋め尽くすなんて、誰が想像しただろうか?

もちろん自分は、自分青春を捧げたこジャンルは、間違いなく面白いと思っていた。こんなに面白いのに、なぜみんなが気づかないのかと不思議に思っていた。きっとLazさんやその周りの人間だって、そんな人間ばかりだ。それでも続けてきた人たちがいるからこそ、今がある。

LazはZETA DIVISIONを背負ってきた。

Lazが背負ってきたのは日本eスポーツだ。

Lazは日本eスポーツ歴史を変えた。

そんな風に言われているLazさんが選手引退し、これから日本のVALORANT、あるいはeスポーツ未来心配する声がある。

でも、自分心配していない。

Lazさんはスターからだ。

かつて日本eスポーツ特にFPSは暗闇に包まれていた。そこにはたくさんの可能性が転がっていたが、それらを照らす光はなかった。スター存在は、自分だけではなく周囲をも照らす。Lazさんというスターは、日本eスポーツを明るく照らした。彼によって、多くの選手たちがスポットライトを浴びるようになった。次のスターが、次々と発見された。コーチアナリストなどのスタッフにも注目が集まった。

なにより不思議なことに、自分たち観客さえも、応援している時は自分が少しだけ照らされているように感じた。

先月開催されたVALORANT日本大会オフライン会場も、大勢の観客で埋め尽くされていた。特に若い男女が多かった。これから歴史は、あの場にいた人たちによって作られるだろう。

Lazさんが、選手スタッフファンが築いてきた歴史は、いままさにeスポーツ熱狂する彼や彼女によって、さらに続いていく。

長い時間をかけて舗装され、Lazさんたちが照らしたその道を、また次の世代が歩んでいく。

Lazという物語によって人生を変えられた人々が、また新しい物語を作っていく。

Lazさん、おつかれ様でした。

2024-08-25

男向け同人の黒ギャル堕ちが嫌い。ついでにegg読んで出直してこい。

人の性癖は人の勝手だとはわかってるが、男向け同人にたまにある黒ギャル堕ちという概念が嫌いだ。

ギャルからこそのエロさも、アニマルトークにあるような濃厚なエッチギャルに求めるのもわかる。オタクに優しいギャル幻想も仕方ない。

しかしだ。黒ギャル肌色ストイックに維持しているのに、黒ギャル『堕ち』呼ばわりとはどういうつもりだ。己の美意識を追求する黒ギャル馬鹿にするな。

それとだ。オタクの描きがちなギャル微妙にダサくて嫌だ。なんだよ、その小学生みたいなツインテール小学生みたいなビーズゴムは?令和なのに涙袋があるギャルがほぼいないのはなぜ?egg読んで出直せ。

2024-08-21

anond:20240818224420

夫は自分ストイックさを妻に求めるタイプの人だと思う

少しずつ不満が積み重なって爆発した感じ

体脂肪16%は無知ゆえの発言だけど

再構築できるかどうかはわかんない、人生パートナーを失うのは惜しいかもしれないけどあまり今後もつきあっていけるとは思えない

2024-08-20

anond:20240820121513

そんな事いったら最近少年漫画劣化しすぎでは?

ちゃおみたいな目デカしかおらんし、そいつらが乳ブルンブルンさせて終わる

ストイックとか男気みたいのが消えた

2024-08-11

メンギフおじさんにギフトもらったかアイドルライブを観に行っ

私には推しVtuber個人アイドルではない)がいる。

その推しに一晩でメンバーシップギフト

1000投げた人がいた。

その人の名を仮にメンギフおじさんとしよう。

私は自分の最推しを盛り上げてくれるこのおじさん(以下メンおじ)に少なからず恩義を感じて

日々過ごしていた。

ある日、そのメンおじから

別のVtuberギフトが2つも来たのだ。

そしてそのギフトの二人は同じアイドルグループに入っており、メンおじはどうやらそのグループ箱推しをしているようであった。

いつものお礼にともらったギフトチャンネル登録と高評価をしに覗きにいくと、ちょうどライブ配信中であり、そこでなんと再来週の日曜日Vtuberなのに顔出しでリアルライブを行うとのことであった。

最近そういうのも増えたよなーと思いつつ

メンバーチャンネル確認してコメントをみて

いるとやはりというか、どうやらメンおじも参加するようであった。私の最推しは、イベントとかをするタイプではないのでファン同士で交流する機会があまりなく、できたら自分推しについて語り合いたいという下心もあり、メンおじに会ってみたいな、せっかくなら箱推しのこのメンバーについても知っておこうと更にチャンネルを観るようになって、すっかりこのグループにハマってしまった。

そんなこんなでやってきたライブ当日

場所は5,6年前にMrs. GREEN APPLEを見たとき以来の渋谷CRAWL

ライブはとても良かった。

もちろんテレビに出てるアイドルとは

比べ物にならないが

人は、成長を楽しむのだ。

自分のみならず、人の成長も

素晴らしいコンテンツ

エンタメになる。

色々酷いところもあったが、周りの人は

1stよりだいぶ良くなってるという。

1stはどのくらい酷かったのかとも思うが

その成長こそが、醍醐味なのだ

うまくなればなるほど、簡単にはうまくならないし

それを分かるには見てる方にも

熟練度が求められる。

からどんな素人でも成長が分かる

上手い下手が分かるというのは

けがえのないコンテンツなのだ

新オリ曲ありの各々ソロ曲ありの。

メンバーファンも節々で泣いていた。

泣けるのは素直でいいことだ。ストレスも減る。

色々理屈をつけるが突き詰めると結局人は

快か不快しか判断しない。

まりライブはとても良かった。

私のメンバーの印象は下記

紹介はソロ曲

桜色の方

センター

全てのアイドル基礎能力が高く

特に配信での返しはかなりの技術をもっている。

自己プロデュース力も高く

踊りも歌も努力の跡が多々見られ

素晴らしい。

ただし言動はどこか欠けてて

サイコパスみを出すことも。

ただ私たち

不完全なものに恋をするのだ。

お母さん衣装良かったよ

青色の方

リーダー

歌と踊りが上手い

このメンバーの中では

名実ともに支柱

支柱というか大黒柱

唯一ヒノカミカグラが踊れる柱の中の柱

彼女がいなければ

ぶっ壊れてた歌も結構あるはず。

完全無欠の歌姫アイドル

このあふれる能力をもってして、なお

もたざるものにも優しい。

能力も高いが

本人の目標はより高く

それに向けて頑張る自他ともに

認めるストイック努力家。

ソロ途中のアカペラは圧巻でした。

お母さんの衣装良かったよ2

橙色の方

完全に枠外の

悪い意味で爆発力あり

なんとかしてしまう力

突破力はあるが

収拾つかなくなることも多々ある

ソロ曲は他のメンバー含めて

一体我々は何を見せられているのだ

と思わせながら沸かせて成立させたのは

さすがの一言。倒れたファン

真っ先に駆け寄って声掛けしてたのは

なかなかできることではない。

配信もうまく2週間で500人くらい

登録者を増やしたこともある。

泣き虫だが、それがいい

白色の方

人形のような色白

手足長くて

ホス狂いしてそうな

可愛い顔と細さ

声も可愛いくて

甘えん坊かと思いきや

意外としっかりしてる。

ちゃんと歌えばうまい

やる気になったら凄い。

顔と声可愛い

重要ことなので2回言った。

ソロ曲よかったよ。

背の高い美人さん。

蓬色の方

多分一番器用

いい意味で爆発力あり

笑顔が一番可愛い

配信だけでは伝わらないのがもどかしい

やる気がないと、何もやらない。

メンバーの中でたぶんメンタルが一番強い。

この一点において

もっとも伸び代が大きいし

今後もっとも期待できる人材

個人的には思ってる。

なんとかしてもっと良さを広めたい。

ギフトは既に限界まで投げた。(投げてもらった)

書いてもいいよと言われたので書くが

そもそもきっかけをくれた

メンおじにもお会いできるかと思い

事前に聞いていたサーモンランのTシャツを来た方を探したのだが、ついぞ見つけられなかった。

メンおじはまぼろしだったのだろうか。

海外に住んでると言っていたのだが

このためだけに帰国してるのだろうか。

改めてDMを送ったが既読になることはなく

本当に参加していたのか、より謎は深まった。

他のVtuberyoutuberにも大量にメンギフしてるのでさすがに運営側ということはないと思う。

2024-08-06

anond:20240804001616

治ってはないけど重度の猫背から軽度になった。

ピラティスを数年続けたのが大きいと思う。

もっと週2,3回とかストイックにやってればもっと短期間でもっと良くなってたかも。

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