『菅公聖蹟・船待神社』
堺市堺区西湊町に鎮座する船待神社である。
道真公が大宰府へ左遷され赴任する時に、道真公の祖先である天穂日命(あめのほひのみこと)を祀るこの神社に参拝し、船を待つ間に松や榎を植えて立ち去ったと云われる。
道真公が亡くなってから、道真公の子孫がこの神社に道真公を合祀し、船待天神社、船待天満宮となった。
境内には道真公の腰掛石祀られている。
また境内には少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る瘡神社(かさかみしゃ)や水掛不動明王などが祀られている。
裏の参道には寺院のような門が建てられている。
神宮寺であった安楽寺の寺門であったものである。
尚、この神社へは、路面電車の阪堺電気軌道の御陵前駅が最寄である。