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大阪メトロ谷町線 谷町四丁目駅:越中井・聖マリア大聖堂への訪問

 関西の鉄道駅で思い付きの気ままな途中下車をして、近隣のミニ探索を実施している。
 今回は、「大阪メトロ谷町線」の「谷町四丁目駅」で下車し、駅の東方向の「難波宮跡」の更に向こうにある「細川忠興・ガラシャ」に関わる「越中井」・「聖マリア大聖堂」を訪ねることにしている。

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 「谷町四丁目駅」で下車する。
 駅ホームは地下で、2面2線の相対式である。
 そして地上に上がると、そこは「中央大通」が東西に通っている。
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 東方向へと進み、「上町筋」との交差点を渡ると「難波宮跡」である。
 これを斜めに横切る。
 左側(北方向)に「大極殿基壇」が見え、その向こうに「大阪城天守」も見える。
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 そして、「難波宮跡」の南側の道路を東方向へと進む。
 少し歩くと、大聖堂の白っぽい建物が見えて来る。
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 交差点「玉造2」の北東角に「聖マリア大聖堂」が構えている。
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 大聖堂の正面である。
 左手には「高山右近像」、右手には「細川ガラシャ像」が建てられている。
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 前庭の広場には、「天主公教會」の石柱、「ファチマの聖母と羊飼い」のモニュメント、そして小屋の中には「キリストの生誕シーン(?)」であろうか人形が並んでいる。
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 大聖堂に入ってみる。
 入っての直ぐの右手には十字架の像がある。
 そして礼拝堂に入る。
 多くのステンドグラスが並んでいる。
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 礼拝堂の中央付近まで進んでみる。
 こちらにも、頭上に十字架像が掲げられ、正面には「聖母マリア」の像が掲げられている。
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 この「聖マリア大聖堂」の正式名称は「大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂」、「カトリック玉造教会」とされている。
 この建物は明治時代になって建築されたが、昭和の大阪大空襲で損壊し、昭和38年に建築されたものとされている。

 教会を後にして、北へと進む。
 右手に公園が見えて来る。
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 「越中公園」という。
 「細川越中守忠興」の屋敷があったことから、この名づけであろう。
 「青刻昆布発祥の地」の石碑も建てられている。
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 公園の斜め北側には「越中井」の史跡がある。
 「細川越中守」の屋敷跡で、井戸が残されている。
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 地蔵堂も祀られている。
 そして石柱には、「関ヶ原の戦い」の前哨戦で、「石田三成」に襲われ、屋敷に火を付け、炎に巻かれ最期となった妻「細川ガラシャ」の辞世の句「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」が刻まれている。
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 余談であるが、この「越中井」の道路を挟んで東側に「越中雄の塔」が建てられている。
 新しいもののようである。
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 そしてこの地点で、「谷町四丁目駅」を下車しての、「細川ガラシャ」に関わる史跡などの探索を終了したのであった。

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藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
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よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
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併せてよろしくお願いします。

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