『この時期の大柄の花』
この時期、街角では沢山の種類の花を見ることができる。
中でも大柄のボタンは一層艶やかである。
中国西北部が原産とのことであるが、わが国でも古くから栽培され、襖絵などによく描かれている。
「立てばシャクヤク、座ればボタン」のシャクヤクも咲いている。
シャクヤクはボタン科ボタン属なので、ボタンとよく似ていて見間違う。
クレマチスも大柄の花を付けて人目を引くが、もう終わりに近い。
風車とか鉄線との呼び名がある。
詳しくは、風車は日本原産で花びらは8枚、鉄線は中国原産で花びらが6枚とのことである。
シャクナゲも派手な花を付けている。
遠目にはツツジと見間違うこともある。
花は良く似ていて同じツツジ属であるが、花の付き方が違う。
石楠花という漢字が当て嵌められるが、葉の薬効から来たものだそうである。