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叡山電鉄鞍馬線2・八幡前駅は三宅八幡宮

 京都市の洛北を走る「叡山電鉄叡山本線」に続いて「鞍馬線」の各駅を途中下車で訪ねてみる。
 「鞍馬線」は、京都市左京区の「宝ケ池駅」と「鞍馬駅」を起終点とするが、乗客の利便性を考慮し、列車は「出町柳駅」から「叡山本線」の線路を運行する。

2305o叡山電鉄鞍馬線 (2)

 先ずは、スタートの「宝ケ池駅」の風景である。
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 今回は、起終点の次の駅である「八幡前駅」の周辺のミニ探索である。
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 「八幡前駅」で下車する。
 駅ホームは、2面2線の相対式で、駅舎は無く下屋のみで、出口は北側にある。
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 駅前の通りを東へと進み、交差する広い道路「府道 岩倉山端(やまはな)線」を北へと進む。
 少し進んだところで、右手に石の鳥居が見えて来る。
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 「三宅八幡宮」の西方向からの参道である。
 入口に「鳥居」、「社号柱」が建つ。
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 参道を東方向へと進む。
 突き当りは「三宅八幡宮」の西入り口である。
 ここにも「鳥居」が建っている。
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 南方向へと迂回する。
 こちらは正面の参道である。
 ずっと南の「高野川」の畔の朱塗りの「鳥居」から北上してくる参道である。
 「一の鳥居」、「二ノ鳥居」を潜って進む。
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 参道を進んで行くと、左手に「大楠公像」、そして「三ノ鳥居」、右奥に噴水の「神池」がある。
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 そして「三の鳥居」には扁額、両手前には狛犬ならぬ「狛鳩」が祀られている。
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 「八幡宮」では、「鳩」は、宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に、白い鳩が道案内をしたと伝えられ、以来、「神様の使い」 として大切にされてきている。
 特に「三宅八幡宮」では、「神鳩」として敬われているとのことである。

 「三の鳥居」を潜り、石段を昇ると舞台風の「拝殿」である。
 また、その左手には、「神楽殿」がある。
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 そして正面は「本殿拝所」である。
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 「拝所」背後は「本殿」である。
 「本殿」の祭神は、「応神天皇」とされている。
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 この「三宅八幡宮」は、飛鳥時代、遣隋使の「小野妹子」が隋へ渡航する際に、九州で病気となり、「宇佐八幡宮」に平癒を祈願し、回復後、隋へと渡り、無事に勤めを果たしたことから、自らの所領であるこの地に、「宇佐八幡宮」を勧請したのが創建とされている。

 境内には、鳩のお守りが並べられている風景は多い。
 そして、「本殿」横には「神具庫」も祀られている。
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 また「三宅八幡宮」は、子供の守り神としての「かんの虫封じ」、「夜泣き」、「安産」、「学業成就」に御利益があるとされ、虫に関連して「害虫駆除」にも御利益があるとされ、別名「虫八幡」とも呼ばれている。

 神社を後にして「八幡前駅」へと戻る。
 そして、やって来た「鞍馬」行の電車に乗って、「八幡前駅」のミニ探索を終了したのであった。
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藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
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よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

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