今年の祇園祭
京都では、本日7月17日は、例年だと「祇園祭・先祭」の山鉾巡行の日である。
巡行は中止となったが、「山鉾建て」は行われたので、山鉾を見ることはできる。
場所は、「京都市下京区」の京都市地下鉄の「 四条駅」、「阪急 烏丸駅」の周辺である。
「四条駅」で下車する。
地上は「四条烏丸」の交差点である。
銀行の建物やビルが並ぶ通りに、「鉾」も見える。
常に山鉾巡行の先頭を行く「長刀鉾」である。
この鉾だけは「烏丸通」の東にあり、近づいてみる。
特に、「懸装品(けそうひん)」の「前掛」、「胴掛」、「見送」の優美な織物が見事である。
この鉾にのみ稚児が乗ることになっていて、「注連縄切り」が行われ、神域へと山鉾が巡行することの行事が行われる。
また、鉾の由来は、平安時代の名工「三条小鍛冶宗近」が娘の病気平癒を祈って「祇園社」に奉納した長刀とされている。
また、「天王座」には、鎌倉時代の武士「和泉小次郎親衡」の人形が祀られている。
「四条烏丸」の交差点を西へと行く。
今度は「函谷鉾(かんこぼこ)」である。
この鉾は鉾2番目で巡行する「くじ取らず」の鉾である。
中国の戦国時代に「斉」の宰相の「孟嘗君」が「函谷関」で、家来に鶏の鳴き声を真似させて関門を開かせ難を逃れたという故事が由来となっている。
そして、「天王座」は「孟嘗君」である。
更に西へ行き、「室町通」を渡ると、「四条通」の南側に「月鉾」が建っている。
「月鉾」は「山鉾」の中でも最も大きく、重い鉾である。
そして、鉾を飾る、「懸装品」も細部に至るまで素晴らしく、動く美術館と云われている。
鉾頭に「月」を装備し、「天王座」には「月読尊」を祀っていることから、「月鉾」と呼称されるようになったと云われる。
「室町通」を南下する。
右手に「池坊短期大学・文化学院」が建っている。
そしてその南隣には「鶏鉾(にわとりぼこ)」が建っている。
名称は、中国の故事によるもので、唐堯の時代に天下がよく治まり訴訟用の太鼓も用がなく苔が生え鶏が宿ったとのことによる。
また、「天王座」には航海の神といわれる「住吉明神」が祀られている。
「四条烏丸」周辺で見つけた山鉾は、ここまでである。
今回の「山鉾建て」は、34基中の17基が建てられたとされている。
来年は、是非とも「山鉾巡行」の開催を願うものである。
巡行は中止となったが、「山鉾建て」は行われたので、山鉾を見ることはできる。
場所は、「京都市下京区」の京都市地下鉄の「 四条駅」、「阪急 烏丸駅」の周辺である。
「四条駅」で下車する。
地上は「四条烏丸」の交差点である。
銀行の建物やビルが並ぶ通りに、「鉾」も見える。
常に山鉾巡行の先頭を行く「長刀鉾」である。
この鉾だけは「烏丸通」の東にあり、近づいてみる。
特に、「懸装品(けそうひん)」の「前掛」、「胴掛」、「見送」の優美な織物が見事である。
この鉾にのみ稚児が乗ることになっていて、「注連縄切り」が行われ、神域へと山鉾が巡行することの行事が行われる。
また、鉾の由来は、平安時代の名工「三条小鍛冶宗近」が娘の病気平癒を祈って「祇園社」に奉納した長刀とされている。
また、「天王座」には、鎌倉時代の武士「和泉小次郎親衡」の人形が祀られている。
「四条烏丸」の交差点を西へと行く。
今度は「函谷鉾(かんこぼこ)」である。
この鉾は鉾2番目で巡行する「くじ取らず」の鉾である。
中国の戦国時代に「斉」の宰相の「孟嘗君」が「函谷関」で、家来に鶏の鳴き声を真似させて関門を開かせ難を逃れたという故事が由来となっている。
そして、「天王座」は「孟嘗君」である。
更に西へ行き、「室町通」を渡ると、「四条通」の南側に「月鉾」が建っている。
「月鉾」は「山鉾」の中でも最も大きく、重い鉾である。
そして、鉾を飾る、「懸装品」も細部に至るまで素晴らしく、動く美術館と云われている。
鉾頭に「月」を装備し、「天王座」には「月読尊」を祀っていることから、「月鉾」と呼称されるようになったと云われる。
「室町通」を南下する。
右手に「池坊短期大学・文化学院」が建っている。
そしてその南隣には「鶏鉾(にわとりぼこ)」が建っている。
名称は、中国の故事によるもので、唐堯の時代に天下がよく治まり訴訟用の太鼓も用がなく苔が生え鶏が宿ったとのことによる。
また、「天王座」には航海の神といわれる「住吉明神」が祀られている。
「四条烏丸」周辺で見つけた山鉾は、ここまでである。
今回の「山鉾建て」は、34基中の17基が建てられたとされている。
来年は、是非とも「山鉾巡行」の開催を願うものである。