ＰＨＯＴＯあっちこち　　　　　　　藤白　怜

　「なかもず駅」と「江坂駅」を起終点とする「大阪メトロ御堂筋線」を各駅下車で訪ねてみる。
　合わせて、「江坂駅」から先の「北大阪急行電鉄」の各駅も加え、「千里中央駅」までとする。
　今回は、その起終点の「なかもず駅」から１５番目の駅で、大阪市北区にある「中津駅」である。



　「中津駅」で下車する。
　駅ホームは、１面２線の島式である。
　そして、地上へと出る。
　　　　　　　　

　地上は、梅田方向と、「城北通り」を結ぶ道路である。
　「市道 中津太子線」という。
　その梅田方向、そして北方向の風景であり、北方向へと向かう。
　　　　　　　　

　道路は、「梅田貨物線」に突き当たったところで右にカーブして「城北通り」へと入る。
　直ぐに、「新御堂筋」の高架橋を潜り、更に進む。
　　　　　　　　

　今度は「ＪＲ東海道線」の高架線路が見えて来る。
　その手前を左折する。
　両側に、「ＪＲバス」の車庫があり、「梅田貨物線」の高架を潜ると、左手は神社の社頭である。
　　　　　　　　

　「豊崎神社」である。
　社頭には、「鳥居」、社号柱」が建つ。
　　　　　　　　

　「鳥居」を潜った両側には、一対の「狛犬」が祀られている。
　そして参道の両側にはショップのテントが建っている。
　「豊崎じんじん」という「市」の日だそうである。
　　　　　　　　

　正面はに「拝殿」、その背後は「本殿」が祀られている。
　祭神であるが、主祭神は「孝徳天皇」、配祀神は「素盞嗚尊」、「應神天皇」とされている。
　　　　　　　　

　この神社の地は、36代「孝徳天皇」の「難波長柄豊崎宮」の跡地とされる。
　そして、平安時代の１０世紀の終わりに、「藤原重治」が「豊崎宮」の跡地に、小祠を建立して「孝徳天皇」を祀ったのが創始とされている。

　幾つかの境内社が祀られている。
　鳥居を伴った「鹿島神社」、そして「厳島神社」、「東照宮社」である。
　　　　　　　　

　更に、「恵美須社」、「稲荷神社」である。
　　　　　　　　　　　

　他にも、「参集殿」、「神具庫」なども備えられている。
　　　　　　　　　　　

　そして神社境内を一巡したところで、「中津駅」のミニ探索を終了したのであった。